たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

今朝のトピックです♪

2009-10-31 01:29:52 | Weblog
 小学生の頃だけにとっての「悪いこと」を初めてする時は、いつだって、楽しくて、刺激的だ。特に、小さい頃、イイ子ちゃんであればあるほどだと思う。まぁ、さして、誰でもみんな、イイ子なのだけどね。

 中学生になって、初めて毎日駅に出るようになって、初めて、駅ビルのゲーム置場みたいなとこに友達と寄り道した時は、『校則でダメって決まってるのに、悪いことしちゃってるけど…、楽しい。大人みたいやん。』っと、思ったもんだ。
 初めて、マックに行って、チーズバーガー食べた時も。
 初めて、歌広行った時も。
 初めて、学校帰りに、ラーメン食べた時も。
 初めて、大きなゲーセンに行った時も。
 初めて、コンビニで、カップ麺買って、たむろして食べた時も。

 そういった意味では、中学2年~高校2年くらいってのは、めちゃめちゃ楽しかった。
 大学に入ってからも、確かに、初めてお酒飲んだ時も、朝までオールした時も、楽しかったなぁ。でも、あの時期の特有な楽しさではなかったな。徐々にこのハードルを越えてきたから慣れ過ぎてたのかもしれない。それに、悪いっていう感覚が殆ど無かったし、もっともっと継続的に、生きていく上で大切なモノで、しかも楽しいモノを見つけたから(一応注意しておくけど、学問などの、くだらないモノではない)。

 こーいう「悪いこと」依存の楽しさは幻である。だって、やがて、そのめちゃめちゃ楽しい事も慣れてしまって、今度、それが無いことが信じられなくなってしまうんだから。そういう継続じゃないモノ楽しさは、本当の楽しさとは、言えない。
 こーいう楽しさが幻であることに気がつくのに、たいていは時間がかかってしまうんだと思う。何か、事件やキッカケがないと、なかなか。

 でも、そーいう「悪いこと」依存の楽しさだけで、ガチで楽しめるのは、幸せなのかもしれない。実質的には、危険だけどね。

 オトナになっても(20歳を超えても)、それしか楽しさが見出せないなら、ちょっと寂しいし、最終的に、麻薬に手を染めるまでいってしまう、危険性が十分にある。

 そんな想いを抱えながら、買い食いした小学生を優しく叱るのは、複雑だった。

 何故いけないのか?なんて、考えだしてみても良いけど、理屈じゃない何かが、それをどーでも良いことであるかのように頭の中で消えていき、そういう行為が何故悪いか?じゃなく、だからって、「悪いこと」が楽しいと思っちゃってることが悪いって正論を頭で分からせるにはあまりにも幼すぎるんだから、この子以外の誰が悪いのかとか、この件についての対応が他のみんなはダメだとか、どーにかしなきゃっという気持ちのほうが、先行していった。
 きっと、何かのサインなんだから、広い心で抱えてあげないと。

 もっともっと、寛大さが欲しい…、俺と同じ大学生に対しても、年上や大人に対しても、生徒や後輩に対しても、子どもに対しても。
 そんなことを強く感じた、1週間でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その分野の目標と価値

2009-10-30 01:21:00 | Weblog
 価値って、どの視点から見るかで、どんどん変わってくる。

 「おー、どこの研究室になったの??」
 『BEC(ボース-アインシュタイン凝縮)の研究室です。っま、僕は、フェルミオンなんですけど。』
 「あれ、でも、大学院は違ったよね?」
 『そうですね、生物系に行くことになりました。』
 「あー、そうだそうだ。そんなこと言ってたねー。」

 「っていうかさー、ベックってーのは、ボソンの粒子を詰め込んで、凝縮させるわけでしょ??」
 『はいはい。』
 「この下の研究室でもこの前できたみたいでさ。んでさ、確かに、ド・ブロイ波長が重なって、一つの波で書けますよーって…」

 俺は、その瞬間、まさか、っと思った。

 「…んで、巨視的な量子状態が記述できてよかったね、って、はいはい、理論通りになったなったー、ってやるけど、それで??って思うんだよね。。」
 『っと言いますと、それ以降のもっと理論的な研究内容があっても良いじゃないかと?』
 「うん、それもそうだし、まだ研究の余地があるのかもしれないけど、外部の人から見ると、いったいこんなのが何の役にたつのかなー?って、思ってしまうんだよ。」
 『…はっはははは(笑)。素粒子やってるんですよねー??素粒子の研究者が、そんなこと言っちゃうんですかー??(笑)』
 「いやー、だってさー、ベックの理論がある程度確立されて、実験的にも成功して、20年くらい経ってるでしょー。そろそろ何かの分野に応用しようとする動きがあってもイイと思うんだよねー。なのに。。」

 この辺が、他の教授とは違う、この人の売りなんだと思ったりする。理学系の教授から、何の役に立つの?、なんて言葉聴いたの、無いぞ。

 『だから、僕、この分野の最終目標って、よくわからないんですよねー。』
 「うんうん、そうね。」
 『例えば、素粒子なんかは、わかりやすいじゃないですか??』
 「うん?じゃぁ、この分野の最終目標なんだと思ってるの?」

 やべ、相手、素粒子のエキスパートやん。この人、っぽくないから、忘れてた。あー、失敗した。でも、まぁ、思ってること、ぶつけてみっか。

 『えーっと、物とは何か?空間とは?時間とは?存在とは?を、明確に定義し、解明することだと思うんですが。。?』
 「まぁうん、そーだね。」
 『その点、BECとか凝縮系とかって、わかりにくいと思うんですよね。今、Latticeやってますが、…。と言う風に、価値があるみたいですが、どーもつかめなくて…!』

 『僕、別に、物理学も好きですし、楽しいんですけど、いや、ホントに申し訳ないですけど、、物が何か?がわかるよりは、遺伝子治療のが、明確にヒトの役に立つと思うし、同じ頑張るなら、役に立つほうがイイと思っちゃったんですよ。。』
 「はははははっは(笑)。そりゃそうだよ。それでイイと思うし。モノが何かなんて、研究が何十年遅れても全然問題ないけど、そっちは、実際に、何人か助けられる可能性が上がるからね。そりゃ、そっちのが大事だよ。」

 だったら、卒研から、生物やればいいじゃないか、っと思われる読者もいるかもしれないけど、、それは違くて、物理学を武器としなきゃいけないから、研究分野まで、つまり、第一線まできちんと経験しとかなきゃなんですな。っと、この先生自身が、2年くらい前に言ってたのを、実行してるまでなんだけどね。

 『ただ、実際に、器具をいじった経験が少ないので、その辺が不安ですけど。。』
 「大丈夫だよ。卒研でやることなんて、どーせ大したことじゃないんだから、そこまで影響しないって。」

 あれ??

 いや、わかってますよ、それとそれは、違うってんでしょ。そうだと思うけど、言葉だけ拾うと、矛盾だよね。(笑)

 勘違いされてはいけないので、一応書いときますが、科学のどんな分野も研究のし甲斐は、絶対にあると思うし、楽しいと思います。
 ただ、度合の問題。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聞きたくないっ!!

2009-10-29 03:17:31 | Weblog
 たった「一言」で、俺の誰かへの信用が極端に低くなるような事ってーのが、この1年多い。別に今日は重要なことでそういうことがあったわけじゃないけど、どーでもいい小さいことで感じた。
 最小で7文字、最大で20文字くらい。それを聴いた瞬間に、「それは無いな。どーにかしなきゃ。」って思って、下手すると、「コイツないわ。」って思う。

 それは言いかえると、その「一言」を言わなかったら万事良かったってことだけど、それ以前から引っかかってることが頭のどこかにあって、その原因がその「一言」で、すべて証明されてしまうんだと思う。

 感情が爆発し、怒りとも悲しみとも収束しきれない、複雑な心境になる、その一瞬、どんなに練習しても、演技しきれず、目を細め、独特な笑みを浮かべてごまかす。
 そのあとから、冷静に、見極めておいた相手が褒められたい部分を褒め、認めた上で、その「一言」に、悲しさを覚えたと嘘をつき(悲しさではないから、嘘である)、論述する。
 だけど、誰にでも、その「一言」だったんだ、っと言及するんだから、親切でしょ??

 言葉は最終的なところで強力な一手となる。しかし、その「一言」以前に引っかかっていた内容は、その人の細かい空気に依るところなんだと思う。
 どんなに言葉を教科書通り並べても、どんなに演技して相手の好きな自分を作っても、自分がどーしても出してしまう空気と、襤褸が出てしまう「一言」のせーで、たいていは、見抜けるもんだ。

 たいていは、ね。

 その「一言」について、どんなことでも、改善してくれることを願っているし、俺が寛大でないなら、そうなれるようになることを、願っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神様がくれたもの

2009-10-28 01:32:45 | Weblog
 今さらだけど、教育実習は楽しかった。いや俺の学校とクラスが最高なんだな。今から、来年の文化祭が楽しみだ。君らと出会ったその瞬間に、よみがえった懐かしい気持ち。
 それと同時に重なった大学院入試。それも、いろんな意味で、運命だったと思う。君らのおかげで、僕はまた変われる。自分らしさを確実に取り戻せる。あの時、確かに放り投げちゃった数々の夢のカケラを、同じあの場所で、確実に自分の手で拾い集める日々であった。

 一番大切なことも確認できた。
 まず、勝手気ままな、根拠のない自信を持つこと。他人や先生や大人がとやかく言ってこようが、『いけんじゃね?』っていう高揚感を持つこと。
 そして、『神様願いを叶えて』と、自分は何もせず祈るだけでは、絶対ダメ。ただ夢を見てるばかりなら、誰でもできるから。どんなにすごい発想があっても、どんなにすごいヒトが周りにいても、どんなにすごいキッカケがあったとしても、決めるのは自分自身であり、頑張るのは自分自身だけ。一歩を踏み出せなきゃ、何も変わることはない。
 最後に忘れちゃいけないのは、誰かのために出来ることもするってこと。見返りを期待せず、Give&Give。そうすれば、ちょっと感謝されるだけで、嬉しいからね。

 そうすれば、なりたい自分に、ありのままの自分で、変わっていける。

 だって、学校は、夢を叶えるプロセスやキッカケを、掴んで帰るところであって欲しいから。

 それが、今日の、研究作業の、小さい小さい成功の原因だったと、思います。

 (SKELT 8 BAMBINOの3rdシングルのカップリング。すげー前向きな曲で、大好き。最近、毎日聞いてます。
 最近のグループの中で、一番期待している。どの曲もランキングはあまり良くないけどさ。この曲もそうだけど、歌詞が、すげー本音なのと、ポジティブなのと、特にサビでメロディーラインがキレイ。声や歌い方は、あんまり好きな部類じゃないけど、何か変えてほしいな、ってところで、期待してます。って、他人に期待してばっかでは、いけないんだけどね。) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最終目標と目先の目標と、あなたは、どっちが大事??

2009-10-26 03:16:24 | Weblog
 俺は、目的がないことに、時間を使うのが、一番嫌い。頼むから、みんな、俺に、無駄な時間を、強要しないでくれ。
 んでね、こーゆう注意しなきゃだから、言葉って非常にめんどくさいんですが、、「俺にとって無駄な時間」という意味じゃない。総体的に考えて、誰も得しないような無駄なこと、もしくは、俺がいなくてもその目的が達成されそうなこと、ってのは、強要しないでください、お互いに、時間の無駄だし、って意味。もうひとつ、目的がないって言ったけど、何も大それたことではなくて、目的が「楽しい」みたいな単純なモノで全然良い。
 とにかく、なーんにも目的ないのは、いや。もしくは、その目標が、俺が生きている間には、到底達成されないようなモノは、なるべく控えたい。

 さて、ある程度、大きな仕事なら、どんなことでも、最終目標がある。最終目標の価値に差はあると思いますが。。
 俺は理系なので、理科系しかわかりませんが、思いつく限りやってみましょう。(実は、大学入りたての頃、一度、ふざけて、各学部学科の最終目標書いたんですが。。)
 高校の範囲で考えてみます。

 物理学…すべての自然現象について、一本の方程式で記述できるようになること。(正確に言うと、ミクロからマクロまでのすべての自然現象についての、各オーダーで成り立つ方程式について、きちんと関係性が説明でき、それぞれについても正しいと示すことが、理論構築され、それが実験的にも示せるようになること。さらに、それらを統合して、結果的に、一つの方程式になるなら、文句無しの、終了。)

 生物学…生物とは何か?が明確にわかるようになること。(生物とは、生命現象とは、何をもって定義するのが良いのか?が、明確になること。そして、物理法則もしくは化学反応との決定的な相違があるならば、そこにどのような作用が働いているのかを解明すること。)

 っと考えてみると、化学の明確な最終目標って、よくわからん。勉強が足りないせーもあるかもしれないけど。。化学は、物理学の掴みにくい部分、つまり、ミクロすぎる、もしくは抽象的すぎる部分を、日常スケールの手頃なオーダーまで引き上げたり、具体的な例にあてはめたりしているに、過ぎない気もする。。モルの定義も、化学反応についての手頃な原子の数、と決めているに過ぎないし、その化学反応だって、たいていは、量子力学や電磁気学で説明がつく。
 例えば、配位子場理論やFriedel-Crafts反応など、無機化学や有機化学などで特有に思われるものでも、基本は量子力学などを基礎とした近似法や法則化であり、応用しているに過ぎない気がする。

 以上をまとめ、化学の最終目標を書くなら、

 化学…多少厳密さを欠いても、物理学で扱う系よりも、より我々にとって身近な系に対して、物理学もしくはその近似を応用することによって、もしくは実験的に確認することによって、目に見えるほとんどの自然現象について、まとめること。

 であるのではないか。。

 物理学→抽象化(一本化)
 化学→具体化(多様化)

 ってんで、話がすっきりつくな。そして、生物学が、どちらかと化学に近いのも、なんとなくわかりますね(化学を、さらに具体例である生体にあてはめてるんだから、そりゃ、そっちの気質が強くなるよね。ホントは生物学自体は抽象も具体も、どっちも大事なんだけどさ)。
 いつも通り、地学は無視(笑)。。

 目的がない、典型は、「数学」だ。数学は、自然科学の分野で唯一、自然現象を記述する道具そのものの役割しかしないものだし、定義するのも自由。
 物理学の場合は、それまでの内容がどうして正しかったのか、どうして上手くいっちゃってたのか、を言わない限り、新しい分野に踏み出せないが、、数学の場合は、違う。まったく新しい数学の一分野を作っても、流行るか流行らないかは分からないが、正統的には、認められる。

 でも、もちろん、定義すりゃーいいってもんじゃなくって、定義するには、意味をもたせなくてはいけない。
 定義だから絶対覚えなきゃ、ってのは、ちょっと安易だ。その定義を導入する必然性を考えれば、定義すら覚えなくてイイシーンもある。
 しかし、目的を持って、数学者さん達が、研究を行っているとは、とても思えない。純粋に、理屈フィールドが好きな人しか、無理だと思うな。
 パズルくらい目的があれば僕も好きになれるんですが、「パズルの目的よりも目的のない、非常に厳密な理屈争い」ってのが「数学」ですから、僕は専攻できません(完全に、誰かさんへの攻撃ですけど(笑))。

 まぁ、究極までいったとして、算術というモノによってのみ、この世界が支配していると仮定するなら、数学こそ、自然科学の真髄なのかもしれませんが。。僕は、もっともっともっと(「数学→物理→化学→生物」分)、目先の結果主義ですね。


 自然科学を知っていく術は、実験にある、と言われる。いろいろな自然科学の方程式は、自然現象に上手く適応させるように記述していってるだけ。だから、「実験は理論に先立つ」などと言われる。果たして、本当にそうだろうか??
 俺は、あんまり、そうは思わない。

 それは、実験と、自然をそのまま観察すること、を混同している。
 確かに、最初の最初は、自然をそのまま観察し、それを方程式化したかもしれない。その意味では、「実験は理論に先立つ」。
 だけど、今や、理論が提唱されてから、その後で、実験で、その理論に合うように装置を組んで、検証されることが多い。どちらかというと、今までの理論からの推論によって、新しい理論が確立されて、実験検証ってのが主流なんだから、「理論は実験に先立つ」んじゃないのだろうか。
 ちなみに、数学は、この実験データにあたる、紙と鉛筆でごちゃごちゃやった試行錯誤というモノが、論文や教科書として発表されることは、ほとんどない。これも、数学の特質の一つである。

 理論に合うように、系を設定し、自然から特異的に物質等を抽出する。
 ちなみついでに言っとくけど、だから、薬品ってーのは、危ないのだ。
 1つ1つの薬品は、自然界と同じ割合くらいなら、なーんにも怖くない。一酸化酸素だって空気中にどれくらい少ないかを考えてほしい。だけど、人為的に、それだけを抽出してるから、めちゃめちゃ危ないのだ。 
 お酒やお薬なんてーのは(お薬はダメよぅ)、感情を前にだしてくれるようなモノと普段は勘違いしてるけど、逆だ。人間が頭によって作り出した産物を用いた、頭に依る規制でしかない。だって、お酒飲むと、頭や心のどっかに「お酒飲んでるから、ここまでやっちゃっても、大丈夫だろぅ…!」っていう思考が入るでしょ??それに、対して「自然体になっちゃって…(笑)」って突っ込んだりするけど、むしろ、機械的で不自然な状態だよね。

 話がズレまくったけど、戻すと、理論から実験検証っていうのは、目先の目的がなんだか、すげー曖昧になる。だって、その作業って、最終目標から、だいぶ遠いと思わない??
 特に今の研究は(っと書いたが、ほとんどの理学系の研究で、同じようだと期待する)…
 『作為的に物質を持ってきて、こーゆーような複雑な状態を作ってやると、こんな不思議な現象になるはずで、方程式はこんな風になると考えられます。だから、実験屋さん、この状態、複雑ですけど、作ってくれませんか??』
 「えー、なんて、めんどくさい。。しかも、それ意味あるの??って、それ言っちゃおしまいか。。やりますよ、それが研究だから。。」 

 その内容も、手法も、行為も、分野も、とてもじゃないけど、最終目標に近いとは思えないのだ。どーしても、目標のない、一貫性のない、積み木をしている気がしてならない。
 そりゃ、そういうのは必要だと思うし、大事だ。だけど、もっともっと、大切なことをやりたい。それこそ、同じだけ頑張るなら、もっと価値のあることがある気がしてならない。

 だから、大学院での研究は、遺伝子治療って明確な目標を入れることを要求したんだけどさ。

 しかも、物理学をはじめとする、理学系の自然科学の最終目標って、「頑張る」ことの全否定だって、気がついてた??「意思」みたいモノの明確な記述化なんてできたら、つまんねーじゃん?
 例えるんなら、遅刻ギリギリっぽいから、電車の乗り換え案内をケータイで見て、間に合わないことを知ってしまって、頑張って急がない感じ(次元が全然違うけど)。
 
 こーして、理学部出身の俺は、工学、特に命や健康に関わる工学にこそ、価値があると、見出してしまったのだった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳密と曖昧

2009-10-24 01:02:22 | Weblog
 なんか、数学やってるときは厳密過ぎるやろっと思い、化学やってるときはテキトー過ぎるやろっと思うので、習慣的に、僕は、物理学専攻なんだと思います。物理学はいつも俺の味方。
 習性ってのは怖いですね。

 例えば、量子化学なんてやってると、いやいや、そんなに、演算子と複素共役について曖昧じゃ、量子論の意味がないでしょ、、って思ったりする。でも、そんなこと、俺が言わなくても、誰かが絶対に考えてるわけで、それなのにここまで成立しちゃってるんだから、たぶん、それほど厳密にならなくても良いんだろうなって思う。けどっ、いくらなんでも、、って思っちゃう。
 ロルの定理→平均値の定理→テイラーの定理の証明を確認して、それぞれに対して、明らかだろ、って思うけど、これをちゃんと証明しないといられない数学の気質からして、こんなにも厳密さが必要なんだろうと思う。けどっ、いくらなんでも、、って思っちゃう。

 ちなみに、経済学なんて、生化学なんかより、もっと曖昧。需要と供給の「黄金のクロス」だって言ったって、ケインズ派?古典派?なんて言ったって、そんなの推論の域を出ない。あくまで、推論やん(なんか、すっごい反論がきそうやけど)。
 でも、学問的知識として存在し、重宝されているように見える。。

 こういう風に、どの学問分野も、そんなんでいいの?っと思うのは、実は、勉強できない発想なのさ。

 だって、それは、俺が、ある程度は理解した物理学を引きずっていて、無用な知識があるからこそ生じる疑問なわけで、その新しい学問に入ったら、とりあえずそれで頑張るってのが、成功の方程式。(俺は、物理を適応して研究したいから、イイのかもしれんけどね。)
 そう、何も知らないほうが、詰め込みやすいのだ。乾いたスポンジみたいに、知識や独特の概念さえも、ぐんぐん吸ってくれる。

 だからって、知らないほうがイイとは言わない。だけど、新しい分野や新しいスタートをするときは、知らないと仮定して、学習すると、効率は良い。
 中途半端に、間違った知識を持っている方が、それをいちいち否定しないといけない分、効率は悪い。

 あとは、たかが効率と思うか、されど効率と思うか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張ることを決めたあなたへ

2009-10-23 03:17:01 | Weblog
 ただ頑張ればイイってもんじゃない。同じだけ頑張ったとしても、頑張りにもランクがある。

 予備校の先生の誰かが言ってた。
 「頑張れ。どんなことでも良い。ただし、くだらないことで頑張っても意味ないんだよ。けん玉とかで、すげー頑張るより、そりゃ、それと同じだけ勉強で努力する方が、良い結果は得られる。だって、けん玉は、遊びだからね。」

 っま、そりゃそうよね。
 でも、同じ遊びでも、例えば、何かを企画したり、計画したり、っていうのは、その努力に、ある程度の価値があると思う。でもでも、遊びって、忘れちゃいけないけどさ。

 とても切ないことに、努力していることを認められたいがための努力は、例え、どのような事象であっても、価値が極端に低くなる。何か目標にむかって、本当に、自分自身で、心から、がむしゃらに立ち向かっている努力に対してなら、少なくとも俺は認める。
 だって、好かれたいがための可愛さって、一番、可愛くないじゃん?逆に、どのようなことでも(これは「けん玉」でも)、がむしゃらに、一生懸命になってる姿に、人は感動するのだ。本気であれば本気であるほどね。
 そして、価値があるかどうかは、それはまた、別問題ということ。

 目標について、その人がホンモノの憧れを抱いている必要はない。俺は、いつも、本当の志望理由を糧にしてきた。
 大学院は研究室で選ぶべきだとか、どんなにブサイクな子でも超性格がよければイイとか、偏差値よりも校風や就職率で選ぶとか、そーいう類いのキレイゴトはどーでもいい。そんなキレイゴト並べても、意欲にならん。それよりも、学歴上げたいっしょーとか、最低限のルックスは大事だろがとか、そういう理由で頑張る方が、やる気がでる。
 だから、人に、ある程度、本気で、志望理由を聞いているときは、そういう本物の感情を聞きたい。それなのに、たいていの人は、無難にキレイ事を並べてくるから、途中から、もう半分も聞いてない。

 本音を並べりゃイイってもんじゃないけど、世の中に比べて、もう少し、本音でいたいと思うことが多い。

 頑張り続けたら、誰でも、どっかで、夢と現実のギャップに落胆する。だけど、そんな時こそ、夢の実現に10歩くらい近づいたってこと。だって、ちゃんと夢と現実を比較して見れている証拠だし、誰でもみんな、そこから、またスタートしているんだから。
 絶対に無理だって思ってからが、本当の勝負。ヤバいっと思えた時こそ、成長なのだ。

 ささ、確認したら、ひきつづき、頑張るなり。

 最後に、ビックリするくらいのキレイゴトに聞こえる言葉を並べて応援しておこう。キレイゴトにしきっちゃったとしても、これほど良い言葉はないかもしれない。
 「いつでも、今までの人生の中で、今が一番、最高。」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当たり前のことを当たり前のようにできるヒト

2009-10-21 04:40:15 | Weblog
 俺は、何をするんでも、どんな系でも、立場を弁えていない人は、選ばない。
 こーいうこと書くと、先輩にはへーこらして、上司には齷齪して、敬語をきちんと使いましょうって聞こえるかもしれないけど、そうではない。むしろ逆で、そーゆう肩書や、もともと持っているモノに驕りを持ち過ぎてしまい、自分自身が、選ばれる側の人間なんだって、わかっていない、愚か者を、俺は選ばない。最近(といっても、長いスパンの最近)、そういうヒト達が目につく。

 だから、俺自身も、常に自分がどっち側の人間で、失礼になっていないか、アピールができているか、この人選で大丈夫か、判定基準がおかしくないか、ってのをちゃんと考えていきたい。相手を見定める時と相手に選ばれる時を、きちんと意識するし、お互いに選びあうっていう状態も、沢山あるよね。
 基本的に、いつだって、オーディション。モラル的な正しい意味での「謙虚」な気持ちや、身分としては低い人達に選ばれる時などは特にだけど、相手の立場にたつことを、忘れないでいれば、たいてい大丈夫。

 いやー、別にそれほど重要じゃないでしょーって思うかもしれんけど、俺は、この立場を弁えてない人を選ぶことは、絶対に無い。そういう人と何か一緒にやっても絶対に上手くいかないってわかってるし、いくら能力があっても、ステータスが高くても、どっかで歯車がずれてしまうので、最終的に、優秀や有能、もしくは綺麗じゃないんだよね。

 っま、実は、その、どっちが選ばれる側かってーのは、案外、判定が、難しいんだけどね。1対1ならわかりやすいかもしれないけど(それでも複雑な時もある)、1対1対1、みたいに1人が2人以上に関与してるときは、半端なく難しい。
 でも、その、思考があるかどうかが、問題なのです。

 さて、全然関係ない話題で、終わりにしときましょう。


 最近の俺の、2大疑問。

 ・「八ッ場ダム」って、「ッ」が入ってるのに、なんで、「ん」って発音するんだー!?

 ・今も、10年前も、小学生の「俺」の発音が、「お(↑)れ(↓)」なのは、どーしてやー!?

 誰か、知ってる人、教えてください。
 ってか、どっちも発音ですね(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひらめきの瞬間

2009-10-20 04:15:52 | Weblog
 時間が無い時でも、なるべく俺は、本屋に行くようにしている。一般向けの本や雑誌はもちろん見るし、自分の2つの専攻以外も含めての自然科学の専門書、大学受験参考書、んで、特に最近は、ビジネス書や経済・経営学みたいなんも見るので、2日に1回くらい本屋に行っても、全然飽きない。週に5回くらいは、本屋、まぁ、生協含めてイイなら、日曜以外は全部、本がある場所に行っているな。

 しかも、だからって、そんなに買わない(笑)。暇な時読む用の本と、絶対に必要な参考書くらい。
 あーでも、数年前に比べて、いつからこんなに本を見るようになったのかなぁ、って思ったりもする。必要な本しか読まないっていう信念(?)みたいなんもあったけど、今は必ずしも、そうじゃないか。

 そーいえば、このページ内でも前に言ってたと思うけど、音楽を聴きながら本を読めなかったんですが、最近できるようになりました。
 うむ、どっちの世界も受け入れる。自分に音楽も本も同時に依存させ、縮退させる。すると、両方、いっきに楽しめて、時間の節約にもなるわけだ。音楽聴きながらお勉強はできるんだから、やってやれないことはないか。

 ちなみに、院試勉強の時も、あえて音楽聴きながらテストしてみたり、うるさい環境に身を置いて過去問を時間計って解いたりしました。確かに集中力は落ちますが、集中力落ちたなかで、どれだけやれるかが知りたかったし、本番で、必ずしも最高の環境ってわけじゃないからね。少なくとも、緊張はしてるわけだし。

 そんなわけで、本を読むとか、音楽を聴くとか、一見、無駄なんですが、頭の休息や活性に、これほどいいものはないと思います。深く考えて、カリカリやりまくって、すばらしい思考がいきなり発生するってことは、そんなにないからね。たいていは、その後で、歩いてたり、本を読んでたり、とにかく別のことをしているときに、「っああー、あれー!!」ってなることが多いですよね。

 それは、本番にも活かされるわけで。。

 『(…??なんだ、これ?ソレノイドだよな。1番は余裕。Amperian Loop定義してAmpereの法則からすぐでる。途中で動径方向を無限大にぶっ飛ばすことを忘れないようにっと。体積電流密度はわかってるんだよね。むむ、んで、電位は、このガウスから積分でどーにかなりそう。。でも、次の、抵抗??なんだ?どーやってだすんだ??わかんないから、とりあえず、先やろ。。)』

 『(はー、マジ、疲れたな~、長いわ。て、この1番、頑張れば、高校の内容で解けるやん。カリカリ…)』

 『(えーっと、確認、確認。うむうむ。えーっと1番は。。あれ??さっきのって、電流密度出てたから、電流でるよな。体積積分するだけだし。したら、まさか…!!)』

 『(やっぱりっ、オームの法則。これしかない。ここで、いきなりオームの法則かよっ。。調子狂うわ。しかも、高校や中学で習う、一番簡単な表示じゃねーか。こりゃ、やられたな。)』

 みたいにね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポケットの中にまだ残ってる言葉

2009-10-19 04:10:14 | Weblog
 後期最初の進捗報告のスライドを作り終えた。まだまだわからないことが多いけど、なんとかアウトラインは掴んだし、これからミスに気がついたりするかもだけど、とりあえずは落ち着いた。

 疲れたな。でも、心地よい疲れだ。力を出し切れなかったときの、あの、いやーな疲れとは違う。んで、間違えなく、楽しかった。
 来年まったく使わない物理学なのに、、なんで、そこまで意味の無いことに、本気になっちゃうんだろう、ってちょっと考えるけど、でも、きっとこれで正解なんだって、思いはじめた。

 頑張ったって、頑張んなくたって、さして結果はカワラナイ。いつだって、大して、良い結果は得られない。

 だったら、頑張らないほーが得じゃん、って考えても面白そうじゃないから、俺は『だからこそ、頑張るんだよ』って、一見アホな発言をしていこうと思う。
 だって、結果だけを気にしてたら、人生なんてつまらない、ただ時間を浪費していくだけなんだから。最終的なところまで考えたら、どんな結果だって、すげーくだらない。だから、結果は、大切じゃないんだよね。その瞬間、その瞬間で、どこまで本気になって、楽しめるかが、大事。
 っま、今回、とても良い結果が出た俺が言っても、説得力がないけどさ。

 言葉の表面だけ削って、沢山取ってきて、現状の自分を肯定するために貼り直していた。真実を知らずに、知ろうともせずに、言葉のすげー薄い表面だけをとってきて、それに縋っていた。
 学習面だけの例を挙げるなら、

 【青チャートの例題、全部やって、早稲田の理工に受かったヤツがいる。】
 『(したら、今までどおり、青チャートやっていれば、大丈夫だろう。)』

 《大学院入試は、学部より、全然簡単だからねー。》
 『(じゃー、テケトーに勉強してて、このままでいっか。)』

 ≪基礎がとても大切。基礎をおろそかにしてはいけない≫
 『(っじゃ、この問題集の、応用問題は、とりあえず、解かないっ。)』

 そして、そーいう状況の時ってーのは、何に対しても、卑屈になるし、批判的になる。それぞれ、言葉の本当の意味を知るのは、だいぶ先。
 青チャートの例題を全部ちゃんと完璧に解くことができるようにするための勉強をし続けることがいかに難しいかということ、大学院入試は、単純な学習だけがすべてではないという意味では確かに学部より簡単だけど、それだけではないし、現状の大学生を想定するに、言われるほどではないということ、基礎が大切というのは簡単な問題を解きまくれば良いということではなく、基礎を極めることが結局一番難しいということ。

 そんなんだから、逆に俺が言葉を残さなきゃな時、慎重になるし、その人の3年後くらいは、想定してしゃべるようにする。

 でも、だからって、こんな時の俺が、無駄だったとは、まったく思わない。
 誰かとその敵の怖さを知りもしないで無邪気に立ち向かって楽しんでいた日々も、大切なことをくだらないことをしまくることによって誤魔化しつづけた日々も、一人っきりで悔やんで泣いてもがいた日々でさえも、全部、必要だった。

 その時期、その瞬間で、本気だったからこそ、無駄じゃないって、思えるのだ。

 そんなわけで、ナインの宝の地図を探すのも、本気になってしまうわけで(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとり

2009-10-18 04:32:14 | Weblog
 卒研のテーマは、光格子中にトラップされた調和振動子型ポテンシャルにおける密度バランスがとれていないフェルミ粒子達の振る舞いのシミュレーション、って感じです。なんの役に立つんですか?っとか聞いちゃダメ(笑)。
 なんか、いろんな意味で、最後だなって感じます。そっと過ぎ去ってくなかで、何をやっても、総決算だなって思うのです。って、院試の前にも同じようなこと言ってた気がするけど(笑)。

 これが、終わると、この2つの場所をもった世界とも、お別れか。他の人より、2か所ある分、2倍以上楽しかったと思う。だからこそ、別れも、2倍以上、悲しい。ずっと、こんな風にして、いろいろな場所に別れを告げてきてけど、それぞれみんなが思っているよりもずっと、俺が少しでも関わった場所は、愛している。
 だからって、実質的には、そのとき胸に積もった幾度の想い出さえ音もなく溶けてゆくように、なっちゃうから、他にあるんだな、って思われたり、興味ないんだなって思われるんだと思う。その行動が重要なんだとしたら、それで正解かもしれない。

 勝手なことだと百も承知の上だよ。だけど、ただでさえ、信用できなさすぎなのに、団体名や関係名をつけることによって、いきなり信用なんてできないから、仕方ないのかもしれない。
 言葉なんて脆いもんだ。どんなに作っていても、言葉の端端に襤褸がでるし、剝れていく。しかも、その言葉が崩壊したとき(卒業や別れ)、自分たちの信用していたモノの脆さを、直に感じてしまう。言葉なんて。。

 だから…っ。

 (久々の歌記事。最近の曲をなるべく紹介しようと書くんですが、ダメですね。それこそ、俺は、曲に対してでさえ、信用するのに3年くらいはかかるのかもしれないです。
 「雪の華」の2人の続きとして作られた、中島美嘉の「ひとり」は、前作があるだけに、悲しさを増大させる1曲です。信用していたヒト、信じていた愛や生き方の概念、それらがすべて崩壊して、この曲の終りまで、その失意が続く。立ち上げてくれ、さらに続きを作れ、っと思うのは、俺だけでしょうか…。曲はここで終わりでも、生活はずっと続くんだから。
 んなわけで、僕は、勝手に、「雪の華」→「ひとり」→「WILL」と聞くと、すーっとお話として納得できて、しかも、成長してるなって感じとれるんですが、いかがでしょうか??そういう意味で、俺は、「WILL」に特別な想い入れがあるんだろうな。。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Scissors Modeへの長い道

2009-10-15 03:12:09 | Weblog
 学習活動(何か勉強に関わること)をしているとき、いくつかのモードがある。理解モード、計算モード、シッタカモード、教えるモード…。分類できないほどあるけど、自分のなかで確実にあるし、それが転移する瞬間もわかる。さらには、人が今、どのモードにいるのかも、解析できるようになる。

 教育実習中や塾講師のバイト中は、ほとんどの時間が、もちろん、教えるモード。でも、たまーに、俺を、ガチ学問モードへする、スイッチを入れてくるアホがいやがる。その瞬間、ちょっとムカつく。研究授業公表会の時も、一人、そんな教員がいた。

 【えーっと、僕は、わかりにくかったと思うねぇ。運動方程式っていうのは、本来、あーいう意味ではなくって…。それで、あの実験っていうのは、どーやっても、重力質量しか測定不可能なわけだし。。物理学というのは、定量的であって、どこまでそれを…。】
 『(このやろー、俺にガチ物理で、ケンカ売る気か?!たかが教員で。こっちとら、現役で、研究の端くれしてんだぞ!こっちがシタテにでて、高校生サイドで物理やってやってりゃー、いい気になりやがって。良いだろう、ガチ物理で、うけてたつ!!)』

 教員らしいところの、教え方の面で、授業の組み立て方での、指導をしろよ、って思ってしまうわけです。そこを習いに来とるんやねん。んで、2週間ほどお休みしていた、ガチ物理のスイッチが入った俺は、捲し立てちゃう。スイッチ入れたのはてめーだからな、ってね。
 でも、高校生に、そーされそうになると、逆に、広い心モードに入っちゃうんですけど。

 【意味わかんねー。だって、グラフ、原点通らないじゃん。】
 「だから、誤差が、利いてきてるから、それで良いんだよ。」
 『そうそう、その誤差の議論を、次で、説明しよっかなーって思ってたんだー。』
 「ですよねー。」
 【あー!!でも、こいつ、先生のこと、批判してましたよ!!】
 「バカっ!!」
 『おー、そうかそうか。受けて立つぜ!?どんな物理的内容、もしくはやり方で、俺が間違ってたと考えてるの??』
 「そんなー、無理っすよー。(笑)」

 俺を、ガチ数学、ガチ理科で、論破してくれる高校生がいるなら、歓迎しよう。自分の高校の高校生なら、特にだ。いつでも、きやがれ。っと嬉しくなっちゃうんだよね。
 年下や後輩に対して、生意気だから、どーにか、ねじ伏せてやれ、っという気持ちがあまり起きないのは、幸せだ。俺はそーいうことされることは多かった気がするので、普通はそっちの感覚なのだと思う。俺は、こんなんは、カワイイとしか、思わないな。。
 だって、後輩が、自分より超えていかないと、集団全体としてダメなわけだし。こーやって、つっぱって、ホンモノになっていくのだしね。

 どーしても、教えているときというのは、シッタカモードになりがちだ。しかも、俺のシッタカモードは普通より性質が悪くて、本当に知っていることで、でもギリギリ知っていることを、さも当然のように話す。これは、知らないことを知っているフリをするより、ホンモノなだけ、性質が悪い。
 このシッタカモードになってしまう自分に気がつけるのは、空気しかない。だから、相手の反応をよく見る。そして、しばらく気をつければ、純粋な、教えるモードに戻れる。

 現状から抜け出して頑張ろうとしていたり、どーにかこの状態に慣れようと頑張っている姿を見たら、その人を助けたくなってしまう。自分が、いつもそうやって、もがいて、どーにかやってきて、しかもいつも助けられてるから、こいつにも、途中で投げ出して欲しくないって、思って、助けてしまう。
 そんな純粋な気持ちを忘れなければ、ねじ伏せようとか、シッタカしようとか、思ってる余裕はねーんじゃねーかな。

 でも、現状を1コ抜け出して、超えてしまえば、いつも、『こんなもんか』って思っちゃう。
 この場所も、すごく憧れていた頃があったっけ。。ってことは、どんなすごい場所でも、そうってこと。

 最近、憧れで頑張るの、飽きたので、しばらく(何年だろう(笑))は、別のモチベーションで、頑張りたいと思ってます。
 どんな現状だって、もうすでに、幸せや楽しいコトは沢山あるはずでしょ??そっちに目を向けてやる時間がきっと必要。

 んで、2つとも大切ってして、いつか、ものにしてやるぜ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学院入試キセキノート(まだ途中。)

2009-10-15 02:03:26 | Weblog
 大学院入試が、終了した。これで、きっと受験ともお別れだろう。でも、人生はいつだってオーディション。こんなんは結構ザラにあるのかもね。
 この記事では、俺が特に役に立ったと思う各科目の参考書と概要を紹介しようと思う。ちなみに、前にも参考書紹介みたいなんをやっているが、重複する…。その昔の参考書紹介のほうも随時更新したいと思っている。
 後輩のためになれば、幸いっす。

 まず、大学院入試で一番大変なことを言及しとこう。それは、一般の大学生が勉強していない時期に、割とガチで勉強しなきゃいけないことだと思う。ただでさえ勉強しない日本の大学生。それに加えて、就職決まってるヤツもいる。遊ぶラストチャンスやー!!言うて、遊びまくっているヤツもいる。その最中、演習問題を解くのは、よっぽどの勉強馬鹿でない限り、苦痛であろう。
 しかし、まだ実感を持ててないが、それ以上のベネフィットが返ってくる。大学受験でいう偏差値が今いるとこより上の外部に行こうとする(一般に、「ロンダしようとする」というらしい)人は、特にね。それに、遊ぼうと思えば、いつだって遊べるしね。

 もうひとつ、院入試は、学部の定期試験と同じで、情報戦でもあるということ。
 理系のどの分野であっても(文系もかも(法科大学院などは除く))、メールでアポとって、研究室訪問して、そこでお話をさせていただく。。この作業をめんどくさがらずにどれだけできるか、が本当に勝負です。僕は、マジで、説明会での訪問含めて、16研究室ほど回りました。第7希望の研究室でも、訪問をすべきです。そこに通う可能性が1%でもあるなら、行く。そういうスタンスが、大学院入試での偏差値upを意味すると思います。
 こーゆーこと言うと、すぐ、楽じゃーん、って勘違いする方がいらっしゃるので、厳しいこと言っときます。情報は力ですが、使わなければ意味がありません。例えば、その辺にいる超遊んでそうな頭悪そうな高校3年生に、俺が、来年のセンター試験と東大の問題と解答解説をあげたとしても、絶対に東大には入れない。答えを丸暗記する努力すらしないだろう。だから、絶対に入れない。カリカリ、コツコツ、頑張ることは、それらがよっぽど習慣化している人以外は、意識的に必要です。

 僕は、東京大学の某研究科(理系)に決まりました。詳しく知りたい人はこのページ内を探索してみてください。

 では。科目別に。。

 [外国語(英語)]
 すべての、少なくとも理系の、大学院入試において(きっと、文系も)、最重要科目である。他科目と違って、イイワケが言えないからである。
 例えば、専門科目、統計力学でも有機化学でも、大学でそんなのやってないもんっ、っというイイワケは理屈が通っている。学習指導要領がある高等学校と違って、高等教育というのは自由だからね。だが、しかし、英語は、あなたが物理系だろうが化学系だろうが、理系だろうが文系だろうが、関係はない。4年間も大学にいて、英語をやらない人はほとんどいないはず。だから、絶対にできなければならない。それが良いことか悪いことかは置いておこう。ほとんどの場合の大学入試でも最も重要になってくるように、英語が院試でも最重要となってくる。
 だけど、要求されるレベルは、さほど高くはない。最難関の大学受験レベル(理系なら京都大かな?)を裕に下回る。いかに、大学生の頭が弱いかわかる。なので、参考書も大学受験のモノで充分。ってか、そのほうが安いしね。
 ちゃんと英語が得意なら対策はほとんどいらない。俺みたいに、そこまで英語が得意でない人、もしくは、3年間でさぼっちゃった人へ。

 『データベース英単語・熟語4500&5500』…高校でもらった英単語帳をココまで使うとは思わなかった。単語帳一冊完璧にしとく。ポイントは、簡単な単語の完璧マスター。1つ1つはみんな知っているような簡単な単語だが、自分にとっては知らなかった簡単な単語、ってのは意外に多い。それを、恥ずかしがらず、反省して、完璧に覚える。多義語、語法という意味でも、完璧に。4500は全部。5500は3章までやりました。これに加えて、僕は、ターゲットなどもやりました。

 『英文読解 スマートリーディング Advanced Book(山下良徳著)』…英文読解をする上でのテクニック集って表現が適切だと思う。扱っている英文は非常に簡単だが、長文を読む良い指針になる。立ち読みだけでも、価値があると思う。クジラ構文がどーも苦手な人は、是非。

 『英文 要旨要約問題の解法(駿台受験シリーズ)』…大学受験においては、ほとんどの人が必要でない本だと思う。内容は、東大の1問目である要約問題がひたすら載ってるって感じ。要約は、英語力はもちろん、要約するわけだから国語力も必要である。採点基準がしっかり書いてあるので、その辺を養うには、良い本だと思う。

 『英文和訳演習[上級篇](駿台受験シリーズ)』…大学受験でこのレベルまで必要な人はいないと思う。普通は中級で全然オッケー。英語が難しいと言われる京大や一橋でも、ここまでは要らないと思うんですが。。正直、外大とかを受けない高校生がここまで英語完璧にするくらいなら、他科目やれっと思う。これはいくらなんでもレベルが高いですが、院試のために完璧にするんだ!!とか、自信をつけるため!とか、なら良いと思う。僕は半分くらいまでしかやってません。

 『実践編 英作文のトレーニング(z会出版)』…難関校において、単語はみんな最低ラインは覚えてくる。英文法だって、試験前に不完全なヤツは、ハナっから論外。長文だって、普通に文脈とれるくらいは、みんな対策する。だとしたら、英語で差がつくのは、動詞の語法をきちんとしてきたかどうか、と、英作文だ(それ以上のレベルになると、純粋な単語力≒英語力)。この問題集を、1問こなすのが、直前期の日課だった。英作文は対策しにくいが、この本は独学ができるので、英作がでるところを受ける人は、おススメ。これが難しく感じる人は、あまりに英作をしてこなかったか、文法の基礎がなっていないので、別の本をまず使うべきだと思うけど、がんばって、知ってる単語で英文を書けば、そんなもんか、っとなってくるはず。解答が複数でていて、よくある間違えと、なぜ間違えか?、が載っているのが嬉しい。

 ちなみに、東大の多くの理系の専攻科では、TOEFL-ITPです。良い参考書も多いですが、iBTなどと間違いないようにしないと。
 リスニング対策が大変だと思います。本当に早いスピードですから。シャドウィング(聞こえてきたものを、とりあえず、ひたすら、発声するという対策)が効果的だとよく聞きますが、僕は2週間でやめました(笑)。それよりじっくり聞いてたほうが、点数とれるんですが、、努力が足りないんでしょうか…。
 そして、文法問題に対する素早く正しい解答をだす術を身につける必要があるでしょう。

 英語は、大学受験時代が、結局一番できたなー、ってなってしまっている、大学生は、案外多いじゃないだろうか(特に理系)。。大学院を受ける人で(本来は、就職するんでも、なんだろうけど…)、そのケースなら、一回プライドを捨てて、ゼロから出発しなきゃいけない。同じことでも、できてないわけだから、高校生レベルに戻って、やり直さなきゃなのだ。
 その、自身の弱さを受け入れ、それでも頑張る強さが、受験では一番大切なのではないだろうか。

 [数学]
 僕は院入試で数学という科目はありませんでしたが、物理学を学ぶ上で、どーしても必要となってしまう数学、程度の数学、っということで、まとめてみます。

 『青チャートIAⅡBⅢC』…(大学レベルでは)簡単な積分計算や基本事項の確認に、案外、開いた回数は多いです。今だに、僕の本棚の左端にあります。もう、ぬしさまです。公式集みたいな感じで使ってました。高校生と接したり、教職をとってるお陰で、計算力はほとんど鈍ってませんでしたが、入試の有名問題など(で必要そうなもの)は忘れていたのもいくつかあったので、カリカリ解きにはいきませんが、確認はしていました。

 『大学への数学 微積分 基礎の極意』…青チャートと同じ理由。ちなみに、高校数学の微積はこの本で完成できる。数Ⅲはなんだかんだで暗記と有名問題のマスターだからね。

 『演習 ベクトル解析』『演習 微分積分』(サイエンスライブラリ演習数学)…あの黄色ヤツです。大学での座標系を確認したり、1年生で習う微積や微分方程式を復習するのに良いです。そーいう、簡単なものを確実にしていくことから、すべてが始まる気がします。

 物理数学とかで、留数計算などが出ないなら、数学はこれくらいでいいんじゃないでしょうか。線形代数とかフーリエ解析とか、数学ががっつり出るとこの対策は、まったくしていないので、わかりません。
 使う数学っという意味では、きっとこんなもん。

 [専門科目(物理中心)]

 『∑BEST 理解しやすい物理・化学・生物(文英堂)』…この3冊から学んだモノが俺は一番多いかもしれん。こんなにも高校理科が大切だと思わなかった。まだまだ高校レベルで知らないことがあるな、っと思った入試でもあった。なんでもそうだけど、簡単なことでも完璧にするのってすごく難しいんだね。特に僕は生物を高校でやってなかったので、結構、読みました。神経やセントラルドグマなど頻出項目は入試前にチェックしておくだけで、安心感は違います。

 『大学演習 熱学・統計力学(久保亮五編)』…この本の5章の必要な範囲は完璧にしました。試験ではミクロカノニカルが一番、出題しやすいです。こういうとこで、同じものを含む順列ってなんだっけ?とか、nCrとかnPrとかを忘れちゃってると青チャートに戻る必要がでてくるわけです。量子統計、熱力学も、これを使って、演習したりしました。っま、本番で、この努力は報われず、予定外の化学をとるわけですが(笑)。

 『Introduction to Electrodynamics(Griffiths著)』…唯一の洋書です。Quantum MechanicsのGriffithsは、使ったけど、解答が見つからなかったので。。電磁気は、色んな本を触れにいきましたが、総体的にいって、Griffithsが一番わかりやすい。入門コースの例解でも砂川先生の理論電磁気学でも、表記が複雑になり過ぎているが、Griffithsは表記がとっても単純化されていると思う。ただし、電気双極子を多重極展開から説明しているので、電気双極子は他のもので。あと容量係数なども載ってないです。もう、この記事に書いてあることをだいたいわかるあなたは、英語だから、ヤダっとか言ってる場合じゃないです。

 『量子力学Ⅰ・Ⅱ(猪木慶治著)』…たぶんだけど、量子力学はこれで勉強している人が多いと思う。だから、重要。みんながやってることをちゃんとやらないといけないのが、受験だからね。生成・消滅演算子や重心・相対座標系、ハイゼンベルグ描像など、この本から直前で学んだことは多いです。摂動論や変分なども(変分法はこの本にはでてません)、過去問で出てなくても、量子力学がでてるなら、やっといたほうが無難かも。

 『演習 大学院入試問題[物理Ⅰ,Ⅱ]』…よく売ってる黄色い本。書店によっては、大学受験コーナーにある。これは、持っているだけで良い(理系東大院受験は必須)。なぜ持っているだけで良いかと言うと、大学教養課程ってのは、どの公式を覚えれば良いかすらあまり明確ではない。それがある程度は明確になる。その視力検査として、持っておくべき。でも、理論系の研究室なら置いてあると思いますから、いらねーかも。僕は買いましたけど。

 『統計力学を学ぶ人のために(芦田正巳著)』…山口大での講義ノートがそのまま書籍化されたもの。ミクロカノニカルの扱い方に関して、(少なくとも日本の)どの本よりも明快。試験のための勉強、に対して、とても有効。学生がこーやって間違えるみたいなもんも入っているし、解答をこう書くと教授陣は嬉しい、と言ったことも、非常に参考になる。

 つづく。。今回は、専門科目については、特に大事なものだけを載せました。新しい記事で、この下に書きます。



 【んで、それで、これからどうすんの??】
 『え?あー、そうね…。終わったら死んでもイイかもって思ってるから、今はまだ、何ともいえんけど…。』
 【なんかさ、何かを目指してた方が、良いんだなって。何も目指してなくて、それで、遊んでても。。】
 『そりゃーそうだって。明確な目標もなく、プラプラしてるほーが、よっぽどストレスがたまってて、暗いって。それは、経験者である、俺がほしょーする。』
 【うーん、そっかぁ。。】

 明確な、わかりやすーい目標が達成された今、虚しささえ感じている。第一希望って初めて受かった気がするけど、喜びよりも、安心感のが遥かに強い。やっぱり、人生の一番輝かしい時は、失意と絶望の中から、自分の人生に、本気でチャレンジしようと、胸中に湧き上がるのを感じるときなのだなっと思う。

 まぁ、ちょっとゆっくりもしたいので、何するのかは、まだわかりません。。
 国家Ⅰ種でも目指してみるかっとか思ってたけど、同じ道を歩んでくれた後輩がとっちゃったし、流石にもう、試験を受けるということにも飽きが来てるしね。
 アカペラ…、うん、それもしたいけど、時間があわないだろうな。アプローチはするけど。

 『カワラナイまま、か…。それは無理やな。。』
 ≪それはそうでしょう。だって、どんなにイイモノだって、そのままで良いはずがないじゃない??≫
 『…(笑)。確かにー。』

 でも、それでも、カワラナイまま、思い描く自分になっていきたい想いもあって…。
 明確な目標のせーで、何か大事なモノを落としてきてしまったなら、拾いにいけば良いだけの話。受験と一緒。全部投げ出しても、拾っちゃえばカワラナイ。

 そういうふーにして、明確な目標じゃない、すげー抽象的で曖昧な目標を、叶えにいこう。
 どっちもとって、どっちも成功させないとね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素朴な発想

2009-10-13 02:31:08 | Weblog
 テレ朝の「お願い!ランキング」でやってる、「答えあわせ占い」が、面白い。よーわ、終わってしまった今日について、占いはこうでした、っとやって、反省する、という主旨らしい。無駄に、ちゃんとした、占い師の先生まで、加わっているらしい。

 うお座の皆さん、普通の日でしたが、楽しめましたか??(いや、まぁ。)
 今日のラッキーアイテムだった青い色のハンカチは持ってたかなー??(いやいや、先、教えろし(笑)。)

 んなわけで、突っ込みを自分で入れられる人は、めちゃめちゃ面白いと思う。

 てか、なんつー、番組やねん。絶対ゴールデンにいけないコーナーだよね。しかも、これを企画した感じみたいなんも、想像できてしまう。

 きっと、どっかの、冴えない放送作家が…。

 ………

 2330~

 あー、今日も仕事、疲れた。メールは…っと、うぎゃ、これだけケータイ開いてなかったのに、誰からも来てねーしっ。うーん、でも、ケータイ開いちゃったしな、周りの目もあるし、ニュースでも見とくか。メール来てて、返信してるフリでもして。うわ、もう、2330だってーのに、まだ今日の占いでてる、しかも、無駄に1位やし。何々、今日は絶対ハッピー、良い連絡が来るでしょう、だと??アホか。誰からもメール来ねーし、しかも、怒られっぱなしだったってーの。はぁあ。こんなん、なー。。
 でも、こーやって、もう今日が終わる直前の占い見るシーンって、結構、みんなもあるはずだよなー。。これ、番組にしてみたら面白いかもな。もう、ダメもとでも、プロデューサーに言ってみるか。企画書、書くのなんて、大した作業じゃないし。。

 『あのー。すいません。』
 「なんだ!村井か。どした!?」
 『えーっと、こんな企画持ってきたんですけどー。』
 「また、しょぼいネタじゃねーだろな??」
 『あ、っま、ちょっと考えてみたんですけど、えーっと、新しいランキングで、答えあわせの占いなんてやったら、ウケルかなー、…なんて。』
 「答えあわせ??!占いで、答えあわせして、どーすんだよ!」

 「いや、まぁ、見てみましょうよ、川戸P。」
 「そか??……うん、うんうん。。悪くない、こりゃー、深夜としては、上出来だ。」
 『有難う御座います。』
 「再来週から、とりあえず1週間、やってみちゃいましょうか??」
 「ちょうど、あの枠、あいてたよな。」

 やべー、あの時の、占い、ちょっと正解じゃんっ!!

 ………

 ってな感じで、テキトーなノリの、テキトーな空気で、決まったんやろな、完全に俺の勝手な想像だけど。
 業界のことは全然知らんけど、結構、あってると思う。ちなみに、名前もテキトーにつけました。

 んなわけで、ここまで読んでしまったあなたは、きっと、この番組が見たくなってしまったはずだ。俺は、答えあわせ占いのコーナーしか見ないけど(笑)。

 こんな、アイディアは、なかなか、無いと思いますので、是非。
 あー、俺も、色んな意味で、アイディアが欲しっ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根拠はないけど本気で思ってるんだ♪

2009-10-12 04:11:57 | Weblog
 俺は、運命みたいなモノを期待することはあまり無いけど、すでに起きてしまった過去に対して、運命を感じることは沢山ある。別に意識してなかったけど、これってベストじゃね??

 あの時、まだ彼らといると、決めていたら…??そのまま、彼らといたら、違いすぎる道を進んでいただろう。
 現役で大学に入れてしまっていたら…??きっと、もっと、本当の意味でバカになっていた。
 その1年後、はじめっから飯田橋にいるとしたら…??今いる人達と、それは飯田橋での人達も含めて、今いる人達と出会えていない。
 あの日、何があっても絶対に言わないという選択肢をとっていなかったら…??ヤツも言っていたとおり、この栄冠をきっと掴めていない。

 ってか、その時、その瞬間は、最悪~って思っているコトが、後々、「運命」的に、良い方向へ向かっている。これを書いてて、やっぱり、転んでる時こそ、勝負なんだなって思ったりした。

 DNAと周りの環境は、どれほど、その人の決定に、影響するんだろう?
 もし、DNAとその周りの環境が絶対的に支配しているんだったら…、それらに従うことが運命であるんだとしたら、この地球はなんてつまらないんだろうって思う。だって、ある一本の方程式にずーっと乗り続けられたら、どっかでぶつかっちゃいそうだし、それを降りたくなるのが普通なんじゃないかな。

 どれだけ「意志(will)」に依っているか、どれほど偶然の支配じゃないかが、大切。だって、選びやすいモノを選ぶことを、歩きやすい道を歩くことを、意志とは言わないから。それは選択ではない、とまで、言えてしまいそう。
 ある物理の問題に対して、プログラミングで数値計算した結果だけでは、重宝されないらしい。C++は便利だけど、ほとんど何も過程を見出さず、numericalに、ふんっ、て答えがいきなり出ちゃうのは、物理的意味が損なわれてしまうから、活かしにくいらしい。それと似てる。
 でも、苦労しないと、得られるモノの、価値も低いって、ホントかな?もっと難しい、でも正確な言い方をするなら、判定の質や制度の高さは、判定しているモノ自体の価値の高さに比例すると思って、本当に、正しい??

 まぁ、その時点では情報が足りてないとき、もしくはその時点ではそんなに重要だと思ってないときで、最悪な事態が起きてしまった後に、意志によって、やっぱりこっちであってたって持っていくのが、「運命」なら、そんなにカワラナイか。だって、別に、当然のことじゃないっすか。最悪なときこそ、その後に価値を見出そうって、がんばるのは。

 これでよかったんだ…!!って心から思えるわけじゃないけど、それが仕方ないって仮定するんなら(あくまで、仮定)、これでベストの生活だとは思う。殆どは、物理現象なんだから、これで、仕方ないのかもしれないけどね。
 だからこそ…、意志も含めての、やっぱり選んできたんだっ、の運命を期待してしまう。科学的根拠はいっさいないけど、意志由来の運命の存在を、きっとあると思っている。

 したら、最初の一文を変えなきゃな。

 俺は、運命みたいなモノを期待してはいけないと思っているけど、、ってね…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする