たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

賢さの代償

2009-09-30 03:06:30 | Weblog
 頭が良くなれば、先は読めるし、考えられるし、イイことが多いと思っていたが、そのせーで、できないことがたくさんあるようになってしまう。そのせーで、何かが足りないと思ってしまうのだ。
 こいつの問題と、やつのムカつく原因も、根本はそこかなって思った、今日の久しぶりの彼らとの再会は、嬉しくも悲しくもあったし、申し訳なさも楽しさも感じた。俺が、これほどまでに信用している、この4人で会う機会が、これほどの長い期間無かったと思うと、本当に忙しかったんだなって、実感できる。

 その種々の問題と対策は、また次の記事にします。
 あの、決定打(いや、決断を引き延ばす、決断)であった、スベテを否定する発言に対して、『バッカヤロー!!』っと怒鳴り散らす事すらできなくなっている賢すぎた俺を後悔しているから、さらに賢くなってしまった俺は、せめて、この彼らにだけでも、感情を出した方が賢いんだっと、頭で判断していることの矛盾と問題に、彼ら自身が気がついてくれているのだろうか??

 それに気がついてくれていたとしても、もっと根源的な問題を抱えていることを、他の集団から、それは家族の域だ、とまで言われた、このメンツに対しても、まだ言えていない。
 それほど、なんでも話しあえる人を、作りあうのは、難しいことなんだなって、思う。

 (今月中に、ブログの名前くらいは変える、って言ってましたが、しないっぽいですね。来月ですかね。
 変える予定ではありますが、なんとなく、まだ、その時じゃない気がします。ブログ名変えるときでも、アドレスは、たぶん変えないですから、もし定期的に見て下さっている方がいらっしゃいましたら、どーぞ、ブックマークしておくことをおすすめします。)
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ニンジンと渦巻きの由来

2009-09-29 01:31:25 | Weblog
 学部で物理学、大学院で生物化学系に転向するほど、幅広く理科が好きな、そのキッカケは何だろう?っと思い返してみると、万物創世紀や200xなどのテレビ番組と、中学3年間教えてくれた、理科(第2分野)の先生が面白かったのくらいしか、思いつかない。
 っま、テレビ番組は置いといたとしても、学校の先生ってのは、各個人に長い期間影響を及ぼすもんだなーっと思う。

 中学の理科の第2分野は、今も同じだと思うけど、生物学と地学である。天文学以外の地学の内容はあまり関心を持たなかったけど、生物学は、この先生のせーで、面白くなってしまったとこはある。むしろ、小6のときなんかは、理科は嫌いだった。

 この理科2の先生は、俺にとって、本当におもろくて、授業が楽しみだった。ってーのは、飽きないのだ。飽きる前に、次の話に行ってしまう。んで、どーでもイイ、関係ない話をしだす。
 それが良いかどうかはわからないが、少なくとも、もろに影響を受けて、その授業を受け続けた4年後、理科系の大学に入学し、8年後、最高峰の大学で研究を始める人物が1人いるのだ。中学の理科の成績なんて、どーせ低俗なものなんだから(だからって、真剣であってほしいけど)、意欲を持たせ続けるというのも、結果と対等くらいでイイのかもしれない。

 ホントに関係ない話をしだす。その話が好きだった。
 腐ったコッペパンの話とか、ミリオネアに出場するかもみたいな話とか、どっかの工事現場の袋がイイ匂いがするとか、酔ってお風呂場で3時間寝たとか、水族館の裏事情を知れるツアーがあるとか、どーでもイイことばっかり。今から思えば、なんであんなんが良かったのかちょっとわからないところもあるけど、単純に面白かったし、俺はこの先生のテストで、85点以下を1回も取らなかった。

 その授業で、1度、日本神話の話をしたことがあって(理科なのに…)、興味持った人がいたら、古事記読んでみてねーっと言ってたので、借りて読んだことがあった。俺しか借りてないその本は、古い割に人の手に触れられてない独特な感触があった。
 当然だけど、中学2年生の俺が、んなもの読めるわけがない。100ページにとどく前に飽きて、返したと思う。

 でも、モチベーションみたいなものは、飽きないおかげで、ものすごくあって、授業でほとんど覚えちゃってるから、試験前にちょこっと勉強すると、すぐ学年で一桁番がとれちゃうのだった(それがイイとは思わないけど)。

 だから、なるべく、授業では、多くのくだらない話をするように心がける、変な決めごとが、俺にはあったりする。
 本当は、まったく関係ない話なんて、1つもないのだ。印象づけようとしてただけ。

 『どーでも、いいけど、等速直線運動は~、英語で、…uniform linear motionです。』
 『えーっと、関ヶ原の戦いが1600年だから、その87年後だね。』
 『変なヤツを変っていうために、一番必要なことって、なんだかわかる??……自分が変じゃないという確固たる自信だよ(笑)。それと、同じ。これも、それと同じだよ。』

 『あー、よく覚えてるね、んな話。』
 【なんか、覚えちゃうよね、そういう話。】【関係ない話ほど、覚えてるもんですよー。】
 『そっかー。そういうもんか。。』

 って、筋書き通り。これぞ、教案通り。

 あの先生は、今どうしてるんだろう??年賀状はいまだに出しているけど、もう、教員じゃない彼女は、そっちの世界でもきっと活躍できているんだと思う。年が近くなって、色んなことが、またさらに、見えてくる。

 「今日はこれくらいにしとこっか。」
 『ありがとうございました、関係ない、歴史まで。』
 「いえいえ。………、あのさぁ、マイペースだねって言われない??(笑)」
 『え?』
 「人が、こーやって、ドア開けてるのに…、待ってるんですけどー。」
 『ごめんなさい(笑)。ってか…』

 『また、お願いします。ありがとうございましたm(__)m。』
 「はい。んで、髪、ちゃんと切ってきなさいねー。」
 『はーい。』

 私立中学から公立高校を受験しようとしている、塾に通ってなかった、俺に、個別で授業までしてくれたこの先生は、本当に賢く、本人曰く、数学と体育以外、なんでもできる、と。
 教員になりたいんじゃなくっても、今だに、この賢さに憧れを感じる部分が、確かにある。

 ドアひとつで、防災システムまで、語り合えてしまうような、その賢さに。

 色紙の中に、

 【あのマーク、なんか好きです。】

 ってのがあった。直接言ってきてくれた子もいた。
 たった3週間でも繋げたぜ??
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頑張っても変えられない弱さを認める強さ

2009-09-28 02:30:55 | Weblog
 ヒトは、自分のことだけ考えて生きている。自分自身を一番優先している。 
 いくら、あなたが、「私は違います。」と言っても、ダメー。だって、世界のどっかで大地震があったって記事と自分のちょっとした健康の不調だったら、自分の不調のほうを心配するでしょ??誰かの人間関係のモツレより、自分のヘアースタイルのほうが気になるはずだ。

 今日はそんなお話。

 『え?だからこそ、俺から言ったんだよ。』
 【確かに。】【先生が言わなきゃ、なかったかもねー。】
 『んで、ちゃんと行き渡るように、各集団の一番、力がありそうなヤツに言うことにしたの。(っさ、反応はどーかな??(笑))』
 【(笑)。サイテー!!】【っま、うちのクラス、ぐちゃぐちゃしてるしね。(笑)】
 『仕方ないじゃん。そうじゃなきゃ、なかったんだから(笑)。』【まぁね。】
 『それに、教壇に立って、お前ら見てるとさー、手を取るようにわかるんだよね、人間関係が(別に、教壇からじゃなくても、普通にわかるけど)。コイツとコイツは別に仲悪いわけじゃないけど、アイツがコイツと仲悪いから、気を使って、しゃべらないんだなっとかね。』
 【あー、あるある。】
 【…私さー、喋りたい人と、喋ればイイと思うんだよね…。】
 『俺もそう思うよ。』

 みんながみんな、それくらいの、捨て身にも似た、勇気があるなら、きっとそうしたいはずだ。賢いから、そうなる。群を作るってことは、ある程度、賢いって事だからね。でも、半端な賢さだから、イジメになる。

 あ、ってか、勘違いしてる、バカヤローがいたから言っとくけど、俺は人間関係のごちゃごちゃ自体、好きじゃねー。さらにごちゃごちゃにしてやろーとか1ミリも思わねーし、こーいう派閥があるとか、そんなん自体そのものは、大っ嫌い。
 ただ、解析するのは好きかもね(笑)。

 どんな集団でも、人間関係ってのはぐちゃぐちゃしてるのが常だ。群の存在に対するぶっちゃけ、しかも俺みたいに優劣を示唆するような言い方の反応として、「確かに。(笑)」とか「まぁね(笑)」っと笑ってるのは、全然、いいほう。ダメなのは、「そんなのないですよ」とか「ホントに、みんな仲イイですよ。」とか「誰もそんなに考えてねーよ」っとか言うほう。上の例みたいにぶっちゃけることに対して、暗に「その発言はルール違反ですよ」っと伝えているに過ぎない。
 人間なんて、派閥作る生き物なんだから、それを一度認めることができる集団のほうが、なんか深い気もする。

 集団内で作用する主な力は、「気を使う」ことだ。
 それは、サラっと見ただけじゃわからない、2種類の要因がある。「世間体を気にして、任意の人に嫌われないようにする想い」と「他人に迷惑をかけてはいけない、他人のためになりたいという想い」である。

 この2つの想いは面白い。だって、普通の行動は、ほとんど同じなんだもん。
 人が嫌がる仕事をやったり、他人に合わせて行動をとったり…、それに、人を一番怖がっているという点でも酷似している。
 あなたは、任意の人が、どちらのタイプで「気を使っている」のか、瞬時でなくても、1年間という長い期間を設定したとしても、見破ることができるだろうか??

 ちなみに、これも勘違いしそうな人が多そうだから、言っとくけど、どっちも、そのまま、行動すれば、「勝手」だ。
 相手に嫌われないように、ってーのは、どっかで必ず襤褸がでる。つまり、全員に嫌われないようにするなんて中々難しいし、それこそ自分より地位(上司、部下等の社会的地位のことではない)の低い人を貶すことによって、自分の地位の向上を図ろうとするのが彼らの常套手段だから、それは系全体としてみると、勝手な因子だ。
 一方、他人のためになりたい、というのは、一見、よさげに見えるかもしれないが、おこがましさを含むことも忘れてはいけない。こないだも言ったとおり、他人のためになるというのは世界の種々の分野の中でも、最高に難しい内容だ。誰かと一緒に墜落していってしまうことは、助けるということではないし、かといって、都合の良い時だけ助けるってのも、違う気がする。

 よーわ、自分の感情を一番の優先にしている限り、勝手は勝手でしょ??
 誰でも、どっちの気持ちも持っていると思います。いきすぎてるのは良くないってことね。

 『お前さ、いくらなんでも、世間体気にし無さ過ぎだろ。だって、………で、…って、思うんでしょ??』
 「えー、あ、そっか。うーん。」
 『俺は、めっちゃそーいうの気になるから、いや、っま、だから、そんな自分がダメだと思って、他人と違うことをなるべくやってるつもりだけど、ちょっとお前みたいなんは、正直わからないわ。いくらなんでも、真面目すぎるやろ。』
 「それなんだよねぇ。それ気がついたの最近だし。」
 『遅すぎ(笑)。でも、他人に対して、時間因子から、仕方ないじゃないか、っとは思うでしょ??』
 「あ、だから、それは他人だから。俺じゃねーし、しょうがないかなって。」
 『馬鹿だな。それは自分に対してもそうなの。仕方ないじゃん。頑張ったって、どーにもならないことだってあるんだって。』
 「努力によって、改善されるって、信じたいんだよね。」
 『その本能をも?』
 「ああ。」
 『あのさっ、教室でも、他の周りの人にでも、俺は、たいていの事は努力でなんとかなる、なんでもあきらめるな、って言ってるし、そう思って、自分自身も色々やってますよ。でも、それは諦めがちだからであって、お前にはマ逆のことを言うわ。なんでもかんでも、努力なんてもんで、超えられると思うなよー(笑)。』

 そんな自分勝手という本能そのものまで変えようとしなくてイイ。おかしくなっちまう。
 自分勝手っていう本能まで変えるのは、それは、俺の大学院での研究テーマにしておこう。遺伝子治療でどーにかなるかもしれない(笑)。研究しとくよ。

 大切なのは、ごまかさないこと。そんな気持ちがあるんだって、そんな派閥があってしまっているんだって、まず認めることだ。自分自身と認めあうことも必要だし、系を大きくするなら、他人同士で認めあわなくちゃならない瞬間もくるだろう。
 カワラナイためのルール違反なら、ごめんだけど、無視するわ。 



 もちろん、本能や感情だけで突き進んで、上手くいく個人や関係や集団の存在を、信じたい気持ちはある。
 でも、それじゃ上手くいかねーから、頭悪いヤツが自然淘汰されていくんじゃねーの??そうやって、進化してきちゃったんじゃないのかな。。

 『だから、下手に言葉使わないほーがイイってことでしょ??』
 「うーん、そうだけど、そうじゃない(笑)。そうじゃないとしたい。だって、それだって、絶対どっかで、なんでホントのこと言ってくれないの?ってなるはずだよ。」
 『じゃぁ、完全に言葉、使わないのは??よーわ、いきなり、…ちゃうとか?』
 「K君、捕まるから(笑)。」
 『知ってます。これでも頭いいですから。』
 「だから、バランスよくだなー。」
 『しかも、それを感情だと思ってるやつが多いから、ムカつくんだよー。それは、絶対、別格だって。』
 「うん、そうなんだけど、でも、確実に、それはだしていかないといけないんだよね。」
 『だから、いきなり…』
 「捕まるから(笑)。」

 頭悪いとかじゃなくって、バランスが悪いと、自然淘汰されるらしいです。
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先生フィルター

2009-09-26 00:04:36 | Weblog
 授業にちょいちょい出て、やっぱ、俺は、生徒側のほうが、向いているのかもしれないと感じている。
 
 教育実習で、学んだ事は、大きかった。実習ノートには決して書けない、「ある程度、本当のキレイ事」じゃない、勉強になったことを、少しづつ、このページに記していこうと思う。

 …ねぇ、大好きな君へ、笑わないで聞いてくれ、愛してるだなんてクサイけどね…
 …ただ、泣いて、笑って、過ごす日々に、となりに立っていれることで、僕が生きる意味になって、君に捧ぐこの愛の唄…

 【愛唄とか、懐かしー】
 【だよなー、マジ、なついな。】
 『(っけ、懐かしいって(笑)。カワイイなー。この曲聴いて懐かしいって、ついこないだちゃうの??)』
 【あー、ホントに、懐かしいね。】
 『俺は、GReeeeNだったら、「またね。」が好きかな。』
 【「またね。」ね。確か、入ってる入ってる。】

 GReeeeNの「愛唄」は、確か、2007年の6月頃発売だったと思う。そうか、そういう意味では、俺は、少し若さを失っていた気がした。
 たった2年、っと思ったが、この子たちにしたら、中学生になっちゃうんだもんね。そりゃ、ナツいわ。

 俺は、特に好きな曲であればあるほど、曲に対して懐かしいという感覚はあまり持たない。例えば、宇多田ヒカルの「time will tell」という曲は、俺が小学生の時に発表された曲だが、俺はこの曲がとても好きで、定期的に聞いてしまうので、この曲をどっかから不意に聴いたからって、中学受験時代を思い出して懐かしいっとか思うことは、まったくない。
 だから、そこまで好きじゃなくって、でも、その時期はまぁまぁ聞いてた、って曲のが、懐かしむことができる。好きだと、弾いちゃったりするしね。

 そして、愛唄は、その時期はまぁまぁ聞いてた、ってカンジ。それなのに、2年くらいじゃ、懐かしいーとは思わなくなっている。確かに、高校の頃は、思ってたかも。テキトーな2年前くらいの曲で。

 いや、んで、何が勉強になったのですか?っと思われている方々がいらっしゃると思います。お答えしましょう。

 10年くらい経ったら、今懐かしんでいることも、統一化されてしまうんだろうなって思うのです。
 高校時代を思い出して、今、懐かしいっとか思うけど、もっと経ったら、

 『っけ、同じ、学生時代だろ??あのとき、俺、何、懐かしんでんだよ??』

 って、なるんちゃうのーん?

 《20代の時は、生徒と近いですから、若いままでいけるんですけど、30代、40代になると、、、気持ちは、若いままでいようと思ってるんですよ、でも、どっかで、違う部分がたくさんでてくる。》

 の言葉の、違う部分の前兆のひとつだな。

 こっちは、そっちサイド(高校生)と対等になってるつもりでも、本音を出して、こっちのことも言ってるつもりでも、時間因子によって、そうじゃないケースがあるんだろうな。
 だとしたら、俺が多少ムカつく、変に先生フィルターをかける、教員達やそのタマゴ達のが、よっぽど、よかったりして。なんで、ムカつくかって、自分も、薄いフィルターを罪悪感を持って、かけてるからですけど(笑)。それを、あからさまに恥ずかしげもなくやられると、多少イライラするわけで。って、この論理は「嫌い」とか「ムカつく」に関する一般化ができますけどね。
 
 はぁ、もう、トシなのか。。まだ、22なんだけど。

 でも、こないだ、

 「えーっ!東大と○○○○しか、受けなかったのーー??」
 『はい、まぁ。だって、分野変えるから仕方なかったんですよー。。』
 「受かったから良かったものの、落ちたらどーするつもりだったの??」
 『…さぁ?あんま、考えなかったです。』
 「そりゃ、若気の至りだな。」
 『すいません。』

 って、言われたから、っま、いっか。若気はあるんでしょ。うむうむ。ってか、落ちた時のこと、考えないわけないでしょ。。

 うーん、もっともっと、生徒サイドに行ってみてもイイですが、こっちの、教員サイドとしての役割(授業をしたり、という当たり前のことだけでなく、ね)を果たすことも、非常に大切な気がしました。
 でも、生徒にタメ語でしゃべられるほうが多いし、フィルターはちょいかけちゃうけど、タメ語とか友達感覚とか、嬉しいからね。いや、そんな教員だけじゃダメなのはわかるけど、一人くらい、そんなんがいても、いいじゃん。俺にとって、自然体がそっちなんだよね。

 え??ってか、教員になる気あるのかって??

 ないよ。(笑)
 なんで、こんな本気なのかって言われたら、わからんけど、、

 「この不安定な世の中、教職を担保として考えようというのは、わかりますし、大いに結構です。
 ですが、皆さんも、学校教育を12年くらい経験されたなかで、どーしようもなくダメな先生ってのは、いたはずです。そして、実際に、本当に被害を受けている生徒、生徒のその後にまでも悪い影響を与えてしまう、なかなか見つけにくい、ダメな先生というのはいたはずです。そんな先生、その被害にあってしまう生徒を作らないためにも、教職をとるからには、担保として考えている人も、教員になりたい人と同様に、教職、そして学業に対して、本気であってください。
 1%でも教員になる可能性があるなら、本気であってください。
 特に、皆さんが、教採を受ける年は、団塊の世代が、一斉に辞めて、受かりやすい年のはずですから。」

 っという、おそらく本音で伝えようとした、この言葉は、3年経っても、俺を、良い意味で、縛りつけた。

 少なくともここまで、そして3週間は、約束通り、本気でやってるっしょ??残念ながら、フルパワーじゃなかったけど、教員志望の平均値よりはスゲー考えてる自信があるんだけどなーー。
 
 だって、そもそも、俺は、教育に対して、憎しみと感謝の気持ちを、入り混じって、持っているから。
 憎しみの部分は、間違いなく、先生フィルターのせいだったことは、言うまでもない。
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俺の頑張れる理由

2009-09-24 01:49:34 | Weblog
 まるで、何事もなかったかのように、学校が始まる。

 前期が終わってから、本当にいろんなことが変わった。いや、もっと前からかな…。
 考え方も環境も能力も行き先も、ほとんどが変わった。変えたくて変えにいったモノ、変えたくないけど仕方なかったモノ、いつか変わるとわかっていて誰かに変えさせたモノ。
 幸運なことに、俺のことを何も知らない人達は、成功だと称えてくれるだろう。俺自身も、今は、そう思う。

 しなくてはいけないことがあるから、頑張れる。
 それが受験かもしれないし、目の前の卒研とかかもしれないし、生活するための何かかもしれない。その中で、今、俺は大きな負担を失った。なんでかわからないけど、こーなってみると余計に、何か具体的なモノを目指している自分のほうが、すごかった気がする。そんなこと、必死に、いろんな事を理解していく過程でも、わかっていたはずなのに、こーなんにも無くなってしまうと、どーしたらイイのかわからないくらい、切ない。
 大学受験から、編入し、大学院入試まで。。ここまで歩いてきて、最終的に成功して、本当に良かった。努力は必ず報われるって、本当の意味で、よく分かった。

 これから、やらなきゃなことは、意外に多い。まず卒研、問題ありな英語、生物系に変わるのだから、分子生物学や、まだ終わっていない有機化学。
 でも、義務じゃないだけ、全然違う。あ、卒研は義務か(笑)。

 誰かのためだから、頑張れる。
 助けるというのは、トライすればするほど、この世で一番難しい行為なのではないかと思う。大前提として、自分がある程度しっかりしていないといけないし、向こう側の立場を想像し続けないといけない。それに、中途半端だと傷つけるだけだしね。
 キレイ事だけじゃなくって、人が人にしてやれることなんてほとんど無い、とか、自分一人精一杯生きてりゃ人の世話なんてできねー、とか、おこがましー、とかの、超現実的な思想も大切。
 でもさ、頭と心だったら心を、考えと感情だったら感情を、できる限り優先したくね??

 だから、最近の、いくつかのヘルプも、成功の保証はしねーけど、精一杯取り組みたいとは思っている。

 まるで、何事もなかったかのように、学校が始まる。



 あ、一週間前から始まってるよ、ってツッコミは、なしで(笑)。
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『信じてよー。こっちは信じてるから。』

2009-09-22 22:00:44 | Weblog
 【…ボイパーとか??あー、できたらスゴイよね。】
 【確かに。】
 『え?俺、ちょっとでイイなら、できるよ。』
 【マジっすか??】
 『ドゥップツッカー、ドゥドゥキツーキャ、ドゥップツッカー、ドゥドゥキツーキャ、ドゥルドゥルツトゥフトゥフ、ドゥーッキャ。んね?』
 【!??へー、あ、初めて聞いたー。】【すげー!!】【手のクラップがカッコいいっすもん。】
 『いやいや、そんなことないよ、マジで。これくらいなら、ホント、いくらでもいるから。』
 【いやいやいや、んな、無いっすよー。】
 『だって、カタカナで言って、っぽくしてるだけやし、そもそも、俺、ちゃんと練習したの一晩くらいだよ?』
 【じゃーやってみよーぜ、みんなで、一晩で、どこまで行くか。】【(笑)】
 『ホント、簡単だって、これくらいならね。ツはいいっじゃん?キャは、こーやって息を上にあてて、ッキャって。』
 【っきゃ?っできねー。】『そりゃー、流石に、1回じゃ無理だよ(笑)。』
 【スゲーと思うよ、俺は。】【うんうん。】

 そうか。。高校生って、これくらいやもんな。。んなもんで、イイ、んだよね。一晩くらいの努力でも、そいつに、縋れる。して、周りも、それで、納得できちゃう。
 例えば、僕は、勉強できないし、スポーツできないし、友達も少ないけど、ギターは弾けるもん、みたいなね。こんなもんで、縋れる自分を思い出していたりした。その後、さらに、俺は、調子のったりしてた。

 人は、何かモノに対して、そいつに「すがる(縋る)」性質がある。大きく3つに分けるなら、「ヒト(家族や友達や恋人など自分の周囲にいるある程度の縋れるその他の人)」「能力」「地位」などに縋るのである。努力して得たモノなら、余計だ。
 例えば、こいつらに、

 【洋書で理科を勉強するなんて、別に大したことじゃねーよ。】

 っと言えば、それはそれでまた驚愕するのだろう。こいつは、先ほどと同様、「能力」だ。

 「地位」はさらに2種類にわけられる。
 
 【バンドリーダーだよ。】

 っていうような種と、

 【年収1000万です。】

 みたいな種。どちらも「地位」には違いないが、ちゃんと読者に2つ想像して欲しいから、わけておこう。
 「ヒト」は、多くいればイイと思う人もいるだろうし、深さが大切って思う人もいるだろうし、ただ1人でもいればよいと思う消極的な人も増えてきている。

 人は、縋りたくて仕方ない生き物なのである。
 それは、自分の生を維持するためということもあるし、大切な誰かへの想いを理由づけするためでもあるだろうし、「…がないから」っと言って、何かをできないモノを諦める酵素にすることもあるだろう。

 俺は、たいてい、そんなんでイイの?って思うことが、多い。何に対しても、どんなことへも。
 もちろん、高校生のときは、いっさい、んなんこと思わなかったけどね。アイツはなんとかがあって、カノジョにはなんとかがあって、自分は??って必死だったときもある。ホントは、そんなの、なくったって、どーでもイイのにね。

 そんな、何かの証や、何かの能力や、縋れるヒトなんて考えてないで、もっと目の前のことに必死になったほうが、本当は利口だ。そして、聡明にも近い。
 そうしていれば、おのずと、知らず知らずのうちに、「地位」も「能力」も「ヒト」も得られている。得ようとして得にいく美学、みたいなのも確かに好きだけど、目の前に必死なほうが本質的であると思う。
 
 『その瞬間、すげー迷ったんだけど、その日の最初に、今日はまだだって決めてたから、だから。。』
 「そっか。でも、なんで最初にそー思ったの??」
 『単純にいえば、まだ、信用できなかったから。』
 「え?でも、それはさ……。」
 『わーってるよ、そんなこと。俺に経験が少ないだけだって(笑)。でも、結果的に、その直観のおかげで…。』

 カッコウは托卵をすることで有名だ。
 托卵されるほうのオオヨシキリは、自分の子供を殺されたこともわからずに、赤い口の中を見せられ、せっせとカッコウの子の世話をする。カッコウのヒナもヒナで、他の卵を巣から落とす。

 俺はこの話を聞くといつも思うのだが、幸せなのはオオヨシキリのほうだと思う。だって、何もわからないわけだし、本能のままに一生懸命になっているわけだから。
 不幸せなのはカッコウのほう。托卵じゃ効率は悪いし、よそに自分の子を任せなきゃいけないのだし。カッコウは何も怠けたいから托卵をするわけじゃない。変温動物である爬虫類の進化の影響を直に受けているカッコウは、自分の体温調節が上手くできず、卵を温めることができないのだ。

 だまされていても、信じきれるなら、幸せだ。そう思わない??

 そんな結論にはしねーけど(笑)。

 「能力」でも「地位」でも「ヒト」でも、何か信用していたモノが、現実に、さほどそーではないと知ってしまったときこそ、あなたの本当の力が試される。 
 そこで、それに対して、もしくは他のモノに対して、今できることを考え、ゼロから頑張るか、まだ何かで理由づけして信用し続け、幻想の世界へ入るか、どっちかだ。
 
 だから、俺は、たいていのものに対して、そんなんで、イイの?って思う。そこで、結論づけている時点で、それほど凄くは無いんだよ。重要なのは、上がり具合であって、微分係数(傾き)であって、加速度であるのだから。

 さっきの話には続きがある。
 托卵を見破って、カッコウの卵を巣から落とすオオヨシキリが、最近はいるんだ。そんなオオヨシキリは辛いよ。でも、自分の子供を殺された、辛すぎる現実を受け入れ、いっそ、このニセの卵を育てしまいたいという本能に打ち勝ち、ニセの卵を巣から追い出して、残った自分の子供を必死に育てるオオヨシキリのほうが、向上心があって、素晴らしいと思わない??

 そんなカッコウは、新しい托卵先のオナガを見つける。オナガが、向上する日は来るのだろうか。そして、カッコウ自身も、他の方法を思いついたりする日が来るのだろうか。

 本当に信用できるのは、そいつの上がり具合によるっという結論にしとこう。
 でも、単純に本能のまま、信用しちゃうほうが、楽だし、ロマンチックだし、運命的っと感じると結論づけるほうが、世の中多いし、俺の頭では違うけど、心では確かにそう思ってしまっている。
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強さの理由

2009-09-20 03:32:08 | Weblog
 教育実習が終わった。3週間楽しかったが、その間、自分と自分の周りの環境がガラっと変わり、本当に生まれ変わった気分。その何ヶ月か前から、変わる前兆はたくさんあったが、具現化したのは、この3週間だろう。

 課題が残る、3週間となったな。それは、いろんな意味でね。

 まず、単純に、授業センスというか、そういうのについて考えさせられた。幼いころに植えつけられたトコロってのは強いようで、中学のときの先生みたいになっている自分を感じた。何かあの記号に宿るモノがあるのかもしれない。
 注意したり、チャイム直後に座らせたり、そういう自分は最後まであんまり好きになれなかった。注意みたいなのはやりたくないから口調が強くなり、一方で、説明やお話はやりたいから丁寧になる。そのギャップは、生徒にしたら、どちらも強いのだと、わかった。それに、「誰にでも個別に優しい」を加えて、それがベストだということも。

 院入試と重なったので、そっちも課題が残った。第一志望の大学の第一希望の研究室に受かったが、課題は山積みである。
 一番は、英語力がまだまだ、ってこと。あれだけやっても、まだ足りない。数学や理科はかなり好きで、英語はどちらかというと好きくらい、そんなんだから、差がでちゃうんかな。
 今回の入試で助けてくれた、主に2人の先生に、特別な感謝をしたい。1人の先生はどん底から手を差し伸べてくれ、もう1人の先生は喜びの絶頂のときに油断するなっと助言してくれた。もちろん、他にも助けてくれた先生や友達はたくさんいたが、こういう行為ってーのは、本当に愛されてるなって感じるとることができる。
 友達に対しては、ともに戦う仲間、みたいなちょっとしたキレイ事も好きだけど、受験は最終的にはたった一人で勝負しているんだっという現実も大切だと思う。もっとも、1人で戦えるのは、友達のおかげなんだけどね(ムジュン??)。

 3つめは、学校の課題が見え過ぎた3週間だった。お世話になっといて、おこがましいけどね。
 教員の問題点、制度の問題点、その中で俺ができることはあまりにも少ないなって思うし、諦めすら感じる。これが諦めのほーに針が振り切れたとき、一般にオトナになったと言うんだとしたら、本当に世の中腐っているな。
 それでも、俺は、実習生という範囲内で、できる限りの改善を図ったつもりでいる。生徒達が諦めることを習慣化しないようにしたし、ギャンブルするみたいならまだしも宝くじを買うみたいに人生を決めるのはいけないと暗に教えたつもりだ。かといって、過去の功績のみによって行われる判定基準も、やはり、あまり好ましくないとも言及した。伝わっているかは知らないけど、でも、案外、予想以上に、影響を与えられてるんだと思う。

 重なる。3週間の間、ずっと、時間と場所の両方に関して、いろいろなモノが、重なっていく…。

 そして、さようなら、学区第2位の、俺の出発点、って2回目だね。世界第19位の新しい場所に行ってくるよ。

 助けたいとか守りたいとか改善したいとかの、抽象的な目標しかなくなった今、新たに、東大に行ってやるとかTOEICで何点とるとかみたいな具体的な目標を探してしまっている。
 それが見つかったとき、また受験前の俺に戻ってしまうかもしれないから、6年ぶりにやってきた今の自分を守るために、抽象的な目標のみで最強に頑張れる、ありのままの自分を積極的に探している。そろそろ落ち着いたらほうがイイと思うし、その中で見えてくるモノも、沢山あるだろうし。

 っま、世間からしたら、これで、もう、やり過ぎなんだろうけどね。
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唯一の平等

2009-09-11 22:34:33 | Weblog
 さあ、また、ここから、始まる。人生は、いつも、今がスタートだから。

 最高の受験だった。どの意味でも。
 まず、最高の結果であるということ。この国の学びにおける最高のブランドを手にした今、まだ、実感がわかないけど、それに恥じない研究をしないといけないと思っている。それに恥じない頭でありたいと思う。
 ドラマチックであったということ。どの事象も、このために、作られてきたのではないかと思うくらい、ドラマチックだった。それは、躓きと恐怖と苦しみを乗り越えた結果だったと思う。

 そして、一番は、あきらめずに努力すれば、どんなことでも必ず達成できると、証明できたこと。
 何度もあきらめそうになった。実際、投げ出したことも、本当にあった。でも、自分が投げたモノを、拾い続けた。立ち上がり続けた。本番の試験でも、そのあきらめそうであきらめなかった道具を使う、問題がでた。本当にあきらめなくて良かった。最終的に、投げ出さなくって、良かった。出ないっしょー、っと、あなどらなくって、良かった。

 本気で勉強し始めてから6年という、長かった戦いに幕を。。

 まだ、下ろすわけにはいかない。そう、終わっても、今できることを考える必要がある。

 今できること。それは、伝えること。少しでも、現実を受け入れることがいかに大切か、その中で過去にも未来にも想いの拠り所を作らず、今できることを考え、そして、努力したことではなく、努力していることに、自信と誇りを持つことがどんなに大切かを、伝えなきゃいけない。そのために、ドラマチックにも、今、この場所にいる。

 I.T.U.

 勉強をするキッカケをくれたこの場所に恩返しをするために、まだ、幕を下ろさない。

 頼られること、助けることが、こんなにもパワーになることを知ったからという勝手な理由を言う事もできるけど、ただ、単純に、助けられるだけ、助けたいから。

 ありがとう。俺の周囲の、すべての人たちに、心から感謝をしている。こういうのは、キレイ事みたいだけど、本当に、そう思っている。

 一般入試の制度も、推薦入試の制度も、AO入試の制度も、イイとは思っていない。悪いと思っているさ。
 でも、この腐った社会の唯一の平等である受験制度の存在にも、今一度、感謝をしたい。
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また同じようなタイプ

2009-09-08 22:49:56 | Weblog
 振り返ってはいけない、未来にすら縋ってはいけないっと言いながら、過去の地で未来に想いを馳せる日々が続いている。でも、それは、スタートでいえば、クラウチングスタート。あえて1度屈み、より強く力を入れるための後退であるっ、…と思いたい。

 あの時の場所にいると、不思議に、ダブってくる。2つの意味で。
 まず、最近仲良くなった友達が少し幼く隣にいるような錯覚を受ける。この集団、あの集団…。今その発言と言動は自分の地位を確かめるためだったな、とか、だからどっちも結局不安なんやな、とか、察すれば察するほど、今、自分の周りにいる色んな人達が、どういう軌跡を描いて、俺と出会ったのかが垣間見ることができる。
 そして、もちろん、当時の自分の環境の真実が見えてくる。冷酷に、間違えないように、本当に冷酷に、時間をゆっくり戻してみる。あの時の自分と少しでも似ているなら、もしくは当時の友達の誰かの性質に少しでも近いと、執拗にかまいたくなってしまう。ある意味で、絶対に、意味がねーのに…。

 本当はこんなにも悲しい真実を、ちゃんとした意味で、きっと、誰もわかっていない。それくらい上手すぎるのかもしれん。俺…じゃなくって、人間がね。

 『優秀だよ。こっちの思う以上にね。ただ、お前みたいなのがいるんじゃないかって、それだけが本当に怖いや。』
 「そりゃー、いないでしょ(笑)」
 『なんじゃそりゃ(笑)、自分はめったにいねーって、そー言いたいんかい??』
 「違うけどさー。っま、いないでしょ(笑)。」

 その意味では、むしろ、きっと、いると思う。陽に現れないから、俺が気が付かないだけでね。
 だけど、もっと拡張した意味でなら、彼と、そしてその後の行く先々でみつけた何人かと、それから俺自身も(であると今なら、言うことができる)、きっと、そうそうはいないであろう。Extraordinaryをさらに超えたInterplanetaryとしても、言いすぎでは無いっしょ(『Love don't cry』より)。
 ただの能力と痛みとプラスして、所有できる、その力は、教える立場の人…、いやヒトが一番持っていなければならない、俺が固執している、あの想い由来なのだと思う。
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助けたい気持ち-演技間相互作用

2009-09-06 22:33:41 | Weblog
 ≪どーしても、余裕がなくなっちゃうんですよー。≫
 【ああ。その余裕がないってか、焦ってる感じが、みんなに伝わっちゃうのは、一番よくないよね。】
 ≪ですよねー。≫
 『余裕ぶるしかないっしょ。余裕ぶってると、それは、ホンモノの余裕に変わるよ。』
 【それは、あるな。本当に余裕になる。】
 ≪なるほどー。そうかー。≫

 それで失敗したばっかりなのに、人に薦める俺って、性格悪い??でも、そこまで考えられる余裕が、俺にはなくって。。
 この系でも、俺が相対的に失敗した系でも、そもそも、焦ってる感が伝わっちゃうのは、悪い事じゃねーんじゃねーの?だって、それだけ、本気だって、伝わるってことじゃん。必死で、精一杯なんだってね。

 そういう意味では、俺も、パネーくらい演技力があるのかもしれない。まるで普段していることのように演技する力、まるで当然のことのように振る舞う力。でも、演技由来だから、いつも脆くって。しかも、傷つくときは、演技しなかった以上に、痛い。マジだって伝わってないから、痛いことすら、伝わらないからね。

 だから、この大切な1つ1つのヘルプに応じることを、決して、演技しない。それ以上に大事だったはずだけど、今、俺ができることは、それだからだ。

 物理Ⅱをとるか化学Ⅱをとるか、数Ⅲをとるかとらないか、なんて、今の俺の迷いに比べれば、どーでもいいくらい小さなこと。だけど、彼ら彼女らにとっては、一大事なのだ。そして、この子達にとっての、一大事を、本気で大事にしてあげなくてはいけない。それに対して、相談を受ける俺も、その子自身も、本気でなくてはいけないのだ。
 だって、その一瞬一瞬の、その時その時の、一大事や、ターニングポイントを大事にできなきゃ、この先に待ち受けている、絶対的には、もっとデカイ迷いに対して、本気になる術を身につけられてないことになるから。
 だから、本気であることをみせる。本気になっている演技はしてしまうかもしれないけど、あなたを本気で助けたいんだっということを、アピールはする。

 そして、大事なのは、答えを、決して言わないこと。
 魚を与えるのではなく、釣り方を教える。それが、教育的に、本当に、助ける、っということだと思う。あくまで、教育的にね。

 いつからだか、闇雲に、誰でもイイから助けたいって、おこがましい感情を、持ち続けている。それが不利益になることも多々あるけど、ウザすぎるその感情のおかげで、この忙しいと言われている毎日は、予想以上に快適である。
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フィードバック促進

2009-09-03 22:38:13 | Weblog
 変なことや特別なことについて正しく理解するためには、平凡なことや当然のことについて、よく知らなければならない、っか。確かにな。
 自分が作った言葉を、誰かに通してから、自分自身にフィードバックしていく。それは、多くの面で、ある程度、正しいと思う。

 ここまで、重大な2つで、高校生の頃から蓄積してきた自分の理論が正しいことが、よくわかった。あくまで、今日の、この瞬間まではね。でも、この理論はあくまで、現象を記述するってことでしかない。そう、ちょうど物理学と同じであって、工学的な、どーにか解決しようというところではない。
 でも、知の獲得が知の開拓に繋がるのと同じように、理学はそのまま工学に繋がり得る。だから、もちろんそれだけじゃダメだけど、がんばれる余地はある。

 っさ、まだ結果待ち。季節は違えど、桜咲け。
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自由と規律

2009-09-01 22:39:21 | Weblog
 っま、なんとか時都志友について、いろいろ喋りたいことは山ほどあるんですが(笑)、ここで言うのは、そのすべてが終わってから。どんなんか、聴きたい人は、直接どうぞ。

 さて、明日で、入試はオーラス。
 この千載一遇のチャンスを逃す手は無い。ここまでの道のりのが大変だったからといって、甘くはみない。決して、なめない。あなどらない。きちんと(最近、この言葉好きだな~(笑))、良い意味での緊張感とリラックスを持って、落ち着いて、自分を出そうと思う。

 またまた、ドラマチックなこともあるもんですねぇ。最高な喜びを感じたときこそ、最悪の状態のときと同じように、いったん冷静にならないといけない。みんなも喜んでくれて自分も喜んでるからこそ、自分の頭だけは冷静で、して、その冷静さで、ある程度自分を支配しなきゃなのだ。

 最後まで、走りぬこう。俺は、横のタイムをチラ見したり、流して走って世界新取れるほど、優秀ではない。
 ただし、そのラフさ、楽しさは、買う。
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