おそらく普通には知るはずのない真実を悟ってしまったときほど、厄介な事はない。賢いという事も、ほどほどが良いということだ。それだけでなく、普通には察知できないある極特殊な一般には感じるはずもないレーダーを察知してしまうことも、同様に厄介。
しかも、それが、悲しい真実であるとき、奴等はそれを何が何でも隠そうとするから、こちらはそれを見切っているんだぜ??ってのを、バレないようにしなければならない。
んじゃ、もぅ、知らないフリしちゃやー良いんじゃないの?って思うが、俺の無駄な優しさがそれを邪魔する。
感情を持って生まれてきた事を恨むくらいに悲しく、思考を持って生まれてきた事を非常にムダだと思うくらい切ない。
でも、でもでも、きっと、この苦しさは、良いことなんだよね?っと自分に言い聞かせたりする。
最悪の真実と、最悪の運命は、重く重くのしかかってくる。その中に光を感じなくはないけど、もっと普通になりたいなっと思うのである。
俺は、こっちのが幸せだ、っという答えしか出せないわけで、いつまでも羨ましがってもいられない。さぁ、戦うぜ。