『もうやばいなーって思うはさ、2010年になるってーのに、何にもわくわくしないんだよね(笑)。ほら、あったじゃん、年末って、うぉー新年になるんだーって。』
「あー、まぁ、確かにね。あれじゃない、年賀状書かないっていうのもあるんじゃない?」
『僕、別に、年賀状書きますよ。』
「マジで?」
『僕、そういうのは、マメですもん。』
と言いつつも、割と、年明けに対する期待感は、同じ世代の中では、あるほーだと思う。あくまで、同じ世代の中ではね。
はぁぁ、でも、なんてーか、ちょい前に比べて、全体的に、本当に夢がなくなってきたなーって思う。俺だけじゃない、俺らの世代だけじゃない、と思うんですが。。
レコード大賞もつまんなかった。今年の年末の音楽番組見てると本当に思うけど、過去の映像や昔の曲で、ごまかすんじゃねー、って思う。数字とれないから仕方ないのかもだけど、もっと今年の曲で勝負できるようにならんといけない。
エンターテイメントで期待できるものが少ないな。お笑いも飽きたし、来年のw杯くらいじゃん?ランク的に予選敗退かもだけど、期待はあるよね。
こりゃ、ちょっと、心がおかしくなっても仕方ない時代でっせ。
かといって、一人一人の問題であることを認知しなきゃだけど。だって、みなさん、早く結果が出るものしか頑張らないもんね、俺も含めて。しかも、その頑張りのレベルが高くない。
よく考えもしないで物を選ぶからブランド志向になるし、辛抱強く無いからお薬も蔓延するし。加えて、youtubeなど、すぐ欲望が満たされるモノで溢れている。
薄っぺらいわー、ホント、薄っぺらい。
『えーっと、マジ、予定合わないねー、、っていうか、この辺、やってろよー、予備校だろっ!』
【えぇー、だって、その辺は、大晦日でお正月じゃないですかーー。】
『もぅ、関係ねーだろ。』
【そんなことないですよー、テレビみてー、美味しい物食べてー。新しい年が来るんだーってワクワクするじゃないですかー!?】
『あー、まだ、ワクワクしてんだー。いいね、なんか、年齢差を感じるわ。』
【どうしてですかー?】
『もぅ、俺らなんか、あれだからね、ただの数字の羅列の変化にしか感じないからね。コロって変わるだけやろって。』
【そんなー。】
……(中略)……
【だからちょっと、将来が不安です…!】
『今からー?!まだ高校生じゃん!もっと、今のことを考えて、生活したら?』
【文系のほーがイイのかなーって、経済とか金融とか学んでー、そっちのが役に立ちそうじゃないですか。】
『(あー、まだ大学を養成所か何かだと思ってるのか)あのねぇ、俺なんか、これでも、超がつくくらい、真面目な部類の大学生だぜ?なのに、何時に起きると思う?最近なんか、9時だったら、早いほーだからね(笑)。(ホント、ここ最近だけど。。)』
【えー、そりゃ、先生は。。】
『それに、企業つったって、ほとんどがむしろ、理系だろ。カードとかは別にしたって、たいして真面目に勉強してもいないミクロ経済学の知識なんかより、実際の技術のが役に立つと思わんか?(わりーけど、マクロだってミクロだって、経済学ぐらいだったら、たいてーのヤツより余裕で俺らのができるぞ、きっと。)』
【じゃー、銀行とかはどうですか??】
『あー、銀行もいたなー。うん、だから、そんなに学科名に振り回されなくっても大丈夫だって。』
【本当ですかー?】
『絶対、大丈夫だから。文系就職も、学科の名前と関係ないとこ就職も、できるから。大丈夫だから。』
なんか、絶対大丈夫やからツアーみたいになってるけど(笑)。終いには、スネギロチンとか出てきそう。
うーん、どーも、目先の結果を求めるくせに、すげー先の起きるかすら分からない将来について、不安がって、考えて、きっと半年もすれば、その未来を拠り所にする。それじゃぁ、ダメだって。
すごい先の将来に想いを馳せるなら、すごい辛抱強く頑張らなきゃいけないし、目先の結果を求めるなら、今できることをきちんと考えないと。俺は後者のほうが賢いと思うけど、まぁ、バランスだよね。一番ダメなのは、過去に想いの拠り所を作ることだけど。
みんな、無駄に、賢い。たいていの大人のサンプルをみて、『あー、頑張ったとしても、あの程度なら、頑張らないほうが得かも。』『超頑張ってもあれなら、あんまり大人になりたくないなー。』ってなる。そりゃ、勉強する価値を見いだせなくなるし、大学時代に遊べーってなるわな。
それこそ、昔はまだよかった。音楽とか芸能的に輝いている大人がいたから、希望を失わずに済んだ。でも、今や、それすら、縮小されつつある。
別に俺も、あんまカワラナイ。だって、
「いや、不幸は幸せだよ。だけど、そこから学びとれたら、幸せじゃん。不幸だけどさ、不幸じゃないのより、幸せじゃん。」
って聞いて、『いやいや、不幸なぶんだけ、心が損だし、別に学ぶために生きてるわけじゃねーし。』って思っちゃうし。『なーんにも知らないで、迷惑かけたことも気がつかず、不幸な人の気持ちが組めなくても、絶対的には小さい悩みを抱えながら、実際生きている人間は、たーっくさんいるんだから、そっちのが幸せやろっ』てね。
でも、俺は、まだ夢はあるし、楽しめる。楽しいじゃなくて、楽しめる。
どーにかして、楽しめるように持っていくマニュアルだって、いくつかある。だから、おかしくならなくて済んでいる。
その夢を一番曖昧に言うなら、もっと全体的に改善できるだろっ、ってとこ。前みたいに、俺が世界を救うんだー、助けるんだー、ってほどの元気はなくなっちゃったけど、少しずつでも、ある部分だけでも、貢献したいな。
しかも、うれしいことに、これについて、同じことを思っている人が、周りにいる。少ないけど、いるにはいる。自分のことだけで、精一杯な世の中のはずなのに、貢献したいだなんて、傲慢で現実味がないよな(笑)。
だが、実は、理屈的には間違っていない。だって、自分だけで精一杯だからこそ、他人のことを考えることで、自分のことを考えなくて済むからね。そして、元気がこっちにフィードバックされる。つらい時にあえて他人の荷物を持つことは、実は理にかなっている。
そんな奴をみると、もしくは、そうなりそうなヤツをみると、希望のカケラだなって、思えるのだ。そして、俺が、一番、そういうヤツに助けられている。
一対一で真剣に話している時、もっと大きな、概念的な、物理的じゃない、社会みたいなモノと戦っている自分に気がつく。その瞬間に、無駄に賢くなって、こんなんじゃ何にもカワラナイんだよね、って思ったりもするけど、ミクロなモノがマクロなモノにつながっていることは間違いないんだから、今、この瞬間だって必死じゃなきゃ、って立ち直る。
今年は、院試で、いろんな研究室を見てきたけど、どこでも、「役に立つか」と「理学興味」の価値の線引きにわさわさしていたと思う。生物系では、特にだと思う。極端な話、数学科では、この観念すらないもんね。
この系では、俺は、目先の結果のほうが、大切だと思うから、そういうテーマでお願いしたけど、、まぁ、実践的に活躍してる人から言わせたら、ぜんぜん役に立たない仕事なのかも。
教育実習でも、院試でも、卒研でも、誰かと話していても、自分や他人や制度の問題点は、よく気がつくし、その点だけは慧眼だったと自負しているけど、実質的に具体策が何も浮かばないし、浮かんだとしても、無力だったなって思う。
本当に、「問題を発見したら解決したも同じ。(by Einstein)」かな?
それにしても、今年は、いろんな意味で、勝率が、低かったなっ。目先の結果を求めるんなら、院試を除いて、惨敗。今までよりも、もっと大きい問題や根源的すぎる問題と戦っているからだろうけど、それでも、やっぱ、負けたくない。
勝つまでやめなければ、必ず勝てるはずだから、まだまだ、懲りずに、ちょっとずつでも、改善しようと思う。
まだ頑張ろうっと思える理由は、理屈じゃないからこそ大切な部分の存在を信じているからなんだと思う。
ではでは、みなさん、きっと、よいお年を。
「あー、まぁ、確かにね。あれじゃない、年賀状書かないっていうのもあるんじゃない?」
『僕、別に、年賀状書きますよ。』
「マジで?」
『僕、そういうのは、マメですもん。』
と言いつつも、割と、年明けに対する期待感は、同じ世代の中では、あるほーだと思う。あくまで、同じ世代の中ではね。
はぁぁ、でも、なんてーか、ちょい前に比べて、全体的に、本当に夢がなくなってきたなーって思う。俺だけじゃない、俺らの世代だけじゃない、と思うんですが。。
レコード大賞もつまんなかった。今年の年末の音楽番組見てると本当に思うけど、過去の映像や昔の曲で、ごまかすんじゃねー、って思う。数字とれないから仕方ないのかもだけど、もっと今年の曲で勝負できるようにならんといけない。
エンターテイメントで期待できるものが少ないな。お笑いも飽きたし、来年のw杯くらいじゃん?ランク的に予選敗退かもだけど、期待はあるよね。
こりゃ、ちょっと、心がおかしくなっても仕方ない時代でっせ。
かといって、一人一人の問題であることを認知しなきゃだけど。だって、みなさん、早く結果が出るものしか頑張らないもんね、俺も含めて。しかも、その頑張りのレベルが高くない。
よく考えもしないで物を選ぶからブランド志向になるし、辛抱強く無いからお薬も蔓延するし。加えて、youtubeなど、すぐ欲望が満たされるモノで溢れている。
薄っぺらいわー、ホント、薄っぺらい。
『えーっと、マジ、予定合わないねー、、っていうか、この辺、やってろよー、予備校だろっ!』
【えぇー、だって、その辺は、大晦日でお正月じゃないですかーー。】
『もぅ、関係ねーだろ。』
【そんなことないですよー、テレビみてー、美味しい物食べてー。新しい年が来るんだーってワクワクするじゃないですかー!?】
『あー、まだ、ワクワクしてんだー。いいね、なんか、年齢差を感じるわ。』
【どうしてですかー?】
『もぅ、俺らなんか、あれだからね、ただの数字の羅列の変化にしか感じないからね。コロって変わるだけやろって。』
【そんなー。】
……(中略)……
【だからちょっと、将来が不安です…!】
『今からー?!まだ高校生じゃん!もっと、今のことを考えて、生活したら?』
【文系のほーがイイのかなーって、経済とか金融とか学んでー、そっちのが役に立ちそうじゃないですか。】
『(あー、まだ大学を養成所か何かだと思ってるのか)あのねぇ、俺なんか、これでも、超がつくくらい、真面目な部類の大学生だぜ?なのに、何時に起きると思う?最近なんか、9時だったら、早いほーだからね(笑)。(ホント、ここ最近だけど。。)』
【えー、そりゃ、先生は。。】
『それに、企業つったって、ほとんどがむしろ、理系だろ。カードとかは別にしたって、たいして真面目に勉強してもいないミクロ経済学の知識なんかより、実際の技術のが役に立つと思わんか?(わりーけど、マクロだってミクロだって、経済学ぐらいだったら、たいてーのヤツより余裕で俺らのができるぞ、きっと。)』
【じゃー、銀行とかはどうですか??】
『あー、銀行もいたなー。うん、だから、そんなに学科名に振り回されなくっても大丈夫だって。』
【本当ですかー?】
『絶対、大丈夫だから。文系就職も、学科の名前と関係ないとこ就職も、できるから。大丈夫だから。』
なんか、絶対大丈夫やからツアーみたいになってるけど(笑)。終いには、スネギロチンとか出てきそう。
うーん、どーも、目先の結果を求めるくせに、すげー先の起きるかすら分からない将来について、不安がって、考えて、きっと半年もすれば、その未来を拠り所にする。それじゃぁ、ダメだって。
すごい先の将来に想いを馳せるなら、すごい辛抱強く頑張らなきゃいけないし、目先の結果を求めるなら、今できることをきちんと考えないと。俺は後者のほうが賢いと思うけど、まぁ、バランスだよね。一番ダメなのは、過去に想いの拠り所を作ることだけど。
みんな、無駄に、賢い。たいていの大人のサンプルをみて、『あー、頑張ったとしても、あの程度なら、頑張らないほうが得かも。』『超頑張ってもあれなら、あんまり大人になりたくないなー。』ってなる。そりゃ、勉強する価値を見いだせなくなるし、大学時代に遊べーってなるわな。
それこそ、昔はまだよかった。音楽とか芸能的に輝いている大人がいたから、希望を失わずに済んだ。でも、今や、それすら、縮小されつつある。
別に俺も、あんまカワラナイ。だって、
「いや、不幸は幸せだよ。だけど、そこから学びとれたら、幸せじゃん。不幸だけどさ、不幸じゃないのより、幸せじゃん。」
って聞いて、『いやいや、不幸なぶんだけ、心が損だし、別に学ぶために生きてるわけじゃねーし。』って思っちゃうし。『なーんにも知らないで、迷惑かけたことも気がつかず、不幸な人の気持ちが組めなくても、絶対的には小さい悩みを抱えながら、実際生きている人間は、たーっくさんいるんだから、そっちのが幸せやろっ』てね。
でも、俺は、まだ夢はあるし、楽しめる。楽しいじゃなくて、楽しめる。
どーにかして、楽しめるように持っていくマニュアルだって、いくつかある。だから、おかしくならなくて済んでいる。
その夢を一番曖昧に言うなら、もっと全体的に改善できるだろっ、ってとこ。前みたいに、俺が世界を救うんだー、助けるんだー、ってほどの元気はなくなっちゃったけど、少しずつでも、ある部分だけでも、貢献したいな。
しかも、うれしいことに、これについて、同じことを思っている人が、周りにいる。少ないけど、いるにはいる。自分のことだけで、精一杯な世の中のはずなのに、貢献したいだなんて、傲慢で現実味がないよな(笑)。
だが、実は、理屈的には間違っていない。だって、自分だけで精一杯だからこそ、他人のことを考えることで、自分のことを考えなくて済むからね。そして、元気がこっちにフィードバックされる。つらい時にあえて他人の荷物を持つことは、実は理にかなっている。
そんな奴をみると、もしくは、そうなりそうなヤツをみると、希望のカケラだなって、思えるのだ。そして、俺が、一番、そういうヤツに助けられている。
一対一で真剣に話している時、もっと大きな、概念的な、物理的じゃない、社会みたいなモノと戦っている自分に気がつく。その瞬間に、無駄に賢くなって、こんなんじゃ何にもカワラナイんだよね、って思ったりもするけど、ミクロなモノがマクロなモノにつながっていることは間違いないんだから、今、この瞬間だって必死じゃなきゃ、って立ち直る。
今年は、院試で、いろんな研究室を見てきたけど、どこでも、「役に立つか」と「理学興味」の価値の線引きにわさわさしていたと思う。生物系では、特にだと思う。極端な話、数学科では、この観念すらないもんね。
この系では、俺は、目先の結果のほうが、大切だと思うから、そういうテーマでお願いしたけど、、まぁ、実践的に活躍してる人から言わせたら、ぜんぜん役に立たない仕事なのかも。
教育実習でも、院試でも、卒研でも、誰かと話していても、自分や他人や制度の問題点は、よく気がつくし、その点だけは慧眼だったと自負しているけど、実質的に具体策が何も浮かばないし、浮かんだとしても、無力だったなって思う。
本当に、「問題を発見したら解決したも同じ。(by Einstein)」かな?
それにしても、今年は、いろんな意味で、勝率が、低かったなっ。目先の結果を求めるんなら、院試を除いて、惨敗。今までよりも、もっと大きい問題や根源的すぎる問題と戦っているからだろうけど、それでも、やっぱ、負けたくない。
勝つまでやめなければ、必ず勝てるはずだから、まだまだ、懲りずに、ちょっとずつでも、改善しようと思う。
まだ頑張ろうっと思える理由は、理屈じゃないからこそ大切な部分の存在を信じているからなんだと思う。
ではでは、みなさん、きっと、よいお年を。