たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

試合開始!

2009-07-31 04:13:30 | Weblog
 さて、うちの大学の院試が明日なんですか。ふーん、俺は関係ないから、どーでもいいけど。

 なんで受けないの?って聞かれますが、いや、単純に生物系がないからです(あるけど遠いし)。物理で受けても良かったんだけど、あんまり無駄なこともしてられないのでね。今いる研究室が決してイヤなわけじゃないんですが、ぶっちゃけ、やっぱり、物理そのものの研究は僕には向いていないと思います。(あれ?なんか、イイワケばっか(笑))
 あー、でも、なんてーか、もっと違うことを理由にしたいな。

 『っふ、はじめから、100パーセント勝てる試合をする気はねーよ。俺ほどの強敵がいない事に感謝するんだなっ。がっはっはっはー。』

 とか。うぜ。マジ、こいつ、うぜ。んでも、言いたいね、あ、こっちを理由にしちゃうか。
 マジ話、内部生でも、ホントにけっこー落ちるらしいので、一人でもいないのは空気読めてると思うんですが、こんな読み方じゃダメっすか??

 俺自身は、ここ2週間くらい、ずっとガチです。もう、完全に、大学受験の時のガチ度合はもちろん、転学のときの勉強密度を超えたと思います。
 そーねー、サイヤ人で例えると、英語がやっと超サイヤ人にはなったかな。今まで、界王拳10倍くらいしか無理だったからな。もちろん、今回の試験のためのって条件をつけて良いなら超サイヤ人2くらいにはなったと思う。超サイヤ人の状態を当たり前~、みたいになるように修行して、さらにパワーをあげて、身体への負担を減らすんですよね。
 理科は、思考力としてはあんま変わってないですね。ただ、知識とその理解は以前に比べ、確実にあがった。
 ふぅ、これくらいのパワーを持つための修行を普段からしとけよって話ですが、なかなか直前にしかできないですよね。強大な敵がいるからこそ、悟空も強くなり続けていたのです。たぶん。っあ、でも、あの世での修行ん時は違うか。。

 っま、それでも不安はぬぐいきれないし、落ちるかもしれんけど、こんな頑張って落ちるんなら仕方ないっしょー。もう、縁がないんやなって思うな。
 そんなことより、受かったらって、考えていく。院生かー、早く、テストとか配りたいなー、あと、TAもやりてー。研究しろよって声が聞こえてきそうですが、そりゃもちろんね。それに付随することも案外おもろそうなんだから、良いじゃねーか。

 っさ、皆さんは、いざ、ガチ勝負へ!
 俺はまだまだHang In There。
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解答ロボットと人間の固溶体

2009-07-30 04:22:10 | Weblog
 ここ最近、いろんな事を思い出す。本当に色々なこと…、飯田橋に来てからのこと、運河にいたころのこと、横浜にいた頃のこと、そして高校時代のこともね。
 変われない自分自身を先回りして見破って、変わるために移ろうとしているから、能動的に変換点のときのことを思わなきゃって思ってるのもそうだけど、それ以上に、もともと『所属』なんていう曖昧すぎる形態をとることが好きじゃないんだなって感じ取る。だって、所属という鎖から解放されたときに、ほとんどと言っていいほど相互作用がなくなっちゃうじゃ、意味ないっしょ??って、ずーっと前から思ってたことじゃん。
 それが、こんなに時間が経っても、まだそう思うなんて、子どもってのはナメられんもんやなー。

 もちろん強い人なんてこの世にいないから、だからって強いわけじゃなくって、人一番弱い。でも、人を傷つけて強い気になったように自分自身を誤魔化しきれる自信がないから、そんなことをするつもりもなくって。。根源的にその想いが誰にでも確実にある生き物としての諦めは半端ないけど、だからって無機質でも、もしくは逆に有機質すぎても、つまんないから、これでちょうど良いんだと思う。どっち付かずだから、ヒトとして完璧なのだ。
 それを認められるのに、どーしてそうも、完璧じゃないとイヤなんだろ。完璧じゃないから素晴らしく良いってことだってあるだろーに。

 しかも完璧なんてこと求められてないのに。完璧にしていかないと不安になるから?それとも習慣化しすぎちゃって、忘れているとか??
 んなくだらないことを考える時間はほんの少しで、あとのほとんどの時間は英語の要約問題とかミクロカノニカルとかオートファジーとかについて考えてたりする。でも、人とからむとき、すーっと戻っていける自分がいたりもします。

 そんな風に、輝かしい未来繋ぐこの時間を、過ごしていって。。
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一切れのケーキを作りましょう。

2009-07-29 05:07:26 | Weblog
 理科の中で一番嫌いな地学をなんとか勉強し終えた。さて、試験開始まであと4時間ほどだけど、我ながら、この最中、よくぞここまで効率よくやったと思う(笑)。もうそれだけでも、Aくれ。

 今日よくわかったのは、少なくとも理科の勉強の仕方としては、共通項がたくさんあるなっと思った。っま、まだ結果出てないから何ともいえんけどね。
 それは、やっぱり、『こー考えれば、簡単じゃん』って思考が相当良い働きをする。どんなに難しい現象でも、この単純化というのが一番大事とすら、思える。物理の場合は、それ以前の計算力がものをいうこともあるけど(それは、俺らはラクなのです)、それ以外は定性的理解ってのがどれほど大切かということだ。あと、暗記も必要かな。
 あれ??なんか、結局、計算と暗記な気も…。いえいえ(笑)、んなこたーありません、簡単化が大事です。

 それによって、見えてくるものが多い。深く解析する場合でも、表面をさらうときも、有用な処方箋だと思うのだ。例えば、入試そのものというような、具体的な現象でもね。
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『最善フォーメーション』へ

2009-07-28 00:51:47 | Weblog
 ホントに入試演習ばっかしてる日々なんですが、こんなんで俺は大丈夫なんか?…いや、人として(笑)。っま、人とのインタラクションも無いわけじゃないから、いっか、直前くらいこんぐらいで。

 研究室にいると、学部の3年生以下が訪れてきたりして、面白い。あっ、いつも僕、そっちサイドなんですけどね、みたいなんが、自分自身でウケる~。でも、質問自体が『はぁ~??』みたいなんで、ちょっと一緒に思われたくない気持ちが働いたりもする(笑)。そんなんで質問来るんだったら、俺もっと行くわ、みたいなね。でも、まぁ、いくら先生があとでコソっといろいろ言ってきたって、例えどんなことでも来るだけマシなんやねん、っと思っている。もっと悲惨な状況があるのを、彼はまだ知る由もないのであった…(笑)。

 なんてーか、学力低下、学力低下って、みんな、学生自身が悪いように言いすぎている気がするな。うむ、確かに、紙の試験では、下に行くほど、あほーになってますけど、それはその世代の人間が一番最初っから馬鹿だったわけではない。教育が悪いのだ。っと抽象的なことを言っても何も始まらないわけで…。

 う?、じゃーなんなんだよ!!って言われると困るんですけど…、やっぱり怠けた分だけ、あほ呼ばわりしなきゃな気もするのですが(特に負けた時はね)、みんな、フォローが足りん。『でも、さ、っま、君ら(この子ら)が悪いわけじゃなくって、今までこーゆーこと言ってくれたり、やらせよーとしなかった、周りのせーもあるんだけどさっ。あ、だからって、がんばんなきゃ(がんばらせなきゃ)ダメだけどね。』みたいなんが欲しいよね。おー、大人ー、いけめーん、みたいなんが。ただ「最近の学生は、ホント、ふつーの微分もできないんだから…」って言ってても、偉ぶりたいだけに聞こえちゃうしね。同じ、ぶるなら、せめて、余裕ぶってくれ、っと思う。
 最近じゃ、偉ぶりたいっていうその心をも考慮する心広い老人のようになってきてもしまいましたが、でも、そこまで俺が大人ぶる必要もないか。

 先生と呼ばれる立場で一番大切なのは、『自分の生徒達は今は自分以下の能力かもだけど、近い将来、もしかしたら自分よりも、優秀になりうるんだ』っと信じ切ること。これがない教員は、真の意味で教員ではない。たとえ、どんな立場の先生でもね。
 これがないと、優しくっても、与えるだけの教員になってしまうし、頑張っていても、歪んでしまう。ナメないこと、みくびらないこと、今もうすでに超えられているんじゃないかと不安に思うこと。その中で、できることをやるしかないのだ。人間が人間にできることなんてそれくらいなのだ。

 んなんをわかっているなら、もっとフォローがあってもいいのでは?っと思えてしまう。んなん現状を言ってるだけだったら誰でもできるし、んなん言ってる暇に、ひとりでも多くの気になる生徒達の経歴でも調べることをして欲しいってね…。
 いつでも、たとえどんな状況であっても、「今できること」を考えて、それを行動することしか、その問題に対してポジティブに立ち向かう術は、ない。あれこれ過去や未来に想いを馳せる前に、現在の状況をきちんと把握し、一つでも、とにかく、行動することだ。
 そして、たとえどんな状況でも、っという言葉を忘れないように、自分自身に言い聞かせていく。

 そう、この言葉をヤツが放ったとき、『言語化されなくてもそんなんわかってるし、言語化されてなかったからこそ、ゆらぎを持っていて強みなのに』っと思ったが、具体的に現実に活かせるというメリットも含んだ変換であったと今さら思う。
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なんでっ!?

2009-07-24 03:41:22 | Weblog
 はぁ、教職科目、邪魔。いつものくせで、ある程度、ちゃんとやっちゃったしな。無駄な時間だったかも。
 っま、でも、仕方ないか。免許来るのも大事だし。それに、結構、重要な再確認もあったしね。

 それは、食塩水の濃度計算の問題。といっても、もちろん、計算問題そのものじゃなくて、生徒が解くことを前提にしている。
 この濃度計算の問題は誰でも1回はみたことがあると思う。この計算で一番大切なのは、質量は保存するはずだっということ。100gの水に20gの食塩を混ぜたら合計で120gっという知識がない小中学生が多いという記事が話題になってたことがあったけど(リファへ)、そういう知識がないと解けない。

 教育論の教科書に書いてあって一番大事だなっと思ったのはこの後の言及で、「質量が保存することを疑う、疑問視して先に進めない生徒は、疑問視しない生徒より、きっと問題は解けない。だが、理科という科目は特に、そういう疑問を持つことが大切であり、疑問を持ったことによって、自信をなくすような風にならないようにしないといけない。」と書かれていた。

 それはまさに、そのとおりで、質量保存がホントなのかは、ちょっと疑ってみるべきである。「はぁ?質量保存なんて、あったり前じゃん?」っと思ったそこのあなた。それは、必ずしもそうではありません。
 例えば、中性子は約10分で崩壊して、その質量を失います。もちろん、あなた自身を構成している中性子もね。質量保存がいつも必ず成り立つと先入観を持っている人が多かったからこそ、クラインゴルドン方程式は誤っているとされた。むしろ、子どもの発想や直観のが、あたっている可能性もあるんですな。

 「濃度の問題ってこったー、古典論だ。そんな微視的な要請は無意味。」という非常に正しい意見も、それ以前に、「だ・か・ら、演習の問題だから。学習のためのねっ!」っていう意見も、俺はよくわかるし、もちろん賛成する。
 だけど、その演習によって、ただでさえつまんねーのに、もっともっと、どんどんどんどん、つまらなくなって、結果、勉強しなくなっちゃったら、どーしようもないでしょ??だからこそ、疑問を持ったことを、しっかり褒めることが大事なんだと思う。というか、実際エライし。
 この辺は、俺は、いつも心がけるようにしているつもりだ。

 今、俺自身が入試演習をする中で、理科以外の科目でも、俺はとても優秀なので(笑)、数々の疑問を持つ。だけど、その疑問視した感情をすべて捨てて先に進むことも多い。そうじゃないとやっていけないほど、おかしいことが沢山あるし、何より時間が足りない。
 疑問に思った心を、実際に解答や言語に見せなくても、手法を覚えていれば、やっていけてしまうのだ(最低限の「なんでー?」はもちろん必要。)。

 そこの見えない心の部分を、俺が見せなくてもぜーんぶ読んでくれて、評価を下してくれるんだったら、いいなーって思うけど、現実にそんなすげーことできるわけもないということも、知っている。

 Reference : http://news.goo.ne.jp/hatake/20071128/kiji377.html?pageIndex=1&sort=desc
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直前にしかできない学習

2009-07-22 01:34:47 | Weblog
 切羽詰まっていないと気が付かないことはたくさんある。だからこそ、こっからどうスタートするのかの依存性は半端なくデカい。もちろん、量だけでいけば、ここより前の期間のが大切だが、こっからは、どう頑張るかで、すべてが変わる。

 「直前にしかできない対策」。それをしようとする時、非常に恐れを感じる。もう絶対に、失敗ができない期間だからだ。
 そういう時こそ、冷静じゃなきゃいけない。だからって、現実を冷酷に受け止め、その結果最終的に無理だったら、諦めろってことじゃない。今回に限っては、頭だけの判断でもきちんとやれば必ず…!!って解析されるけど、頭の解析がもし本気出しても無理っ!!ってでたとしても、諦めてはいけない。
 冷酷ではなく、冷静だ。頭も心も使う難しい状態。冷静に、絶対に諦めず「今できること」を一つひとつ挙げていき、実行すること。それが何より大切。

 具体的に、この直前期、何をすべきなのか、気持ちの持っていき方の作法はもちろん、絶対に勝てる攻略手法は、もうわかっているはずだ。どうすればイイのか、俺自身が一番わかっている。本気でヤバい時、しかも直前期ならではの、いつもの手法。それを解放するしかない。
 人よりも、確実に1回か2回は、多く、人生を決める試験を体験してるはずなんだし、大丈夫。それも、もう、流石に、ラストでしょ。

 あ、ちなみにカンニングじゃないっすよ(笑)。ってか、今回の試験で、どーやってするんじゃい。。
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最後のチェックワンツー(For English)

2009-07-21 03:32:26 | Weblog
 俺は英会話を2年からずっととっている。最初は、別になんとなくって感じだったのだが、いつしか面白がってとっている自分がいた。英語がっつりっていう人以外、あんまとらない感じなのね。出席してりゃ、単位確実なのに…。
 最初に比べればできるようになってきたと思うけど(最初の年がメンツも先生も超厳しかったし…)、まだまだ、表現に困ることが多々ある。例えば、

 『あー、いやいや、んー、そういう意味じゃないんだけど、(っま、伝わらないんだったら、そこまでの話じゃないし)、なんでもないっすよー。』

 っとか英語でサラっと言えない。頑張って今、言ってみっか。

 『Ahh, No No, mmm, i didn't mean to. …but…, it doesn't matter that i said.』

 とかかな…?
 実際は、んなん、でてこず、いっつも、『no no no. please go next!!』とかテキトウにごまかす。なんか、極めて失礼そうな表現だよね。
 下手すると、ジェスチャーで手を振ったりする。

 あと、考えてもわかんないんだけどさ、『っていうかさー』って英語でなんて言うの?
 完全に違う話題に行く時の『っていうかさー』は『By the way,』って言やー良いんだけど、完全じゃなくて、別の視点から話をしたい時みたいな。『On the other hand,』とか?でもなんか、ニュアンス違う気がするのだよね。。

 同じような表現ばっか使っちゃうのも、俺のダメなとこなんだよね。めっちゃ『おっけー』とか『Crystal Clear!!』とか使うのはまだいいとしても、相当の頻度で、『fundamentally~』って言う。『例外とか、その他の事とか、そりゃいろいろあるかもしれんよ?、だけど、基本的にはさー』っというのを、『fundamentally』に押し込める。それに気がつくと、『basically』を使ってる(笑)。
 あとね、『i think that~』でいっつも、超止まる…。

 あんま、日本語で、そんなんばっか言ってないけどね。あ、でも、『俺的には―』ってのが、『i think that』なのか。そんなに変わらないかな。

 こんなんでも成長したんよー。最初は、先生が、[you know~(≒えーっとね~)]って言うたんびに、『え?俺、なんも知らないよ?』ってなってたんだから(笑)。

 英会話は入試に意味無い気もするけど、しかしこの修行のおかげで、たぶん、英作文の対策が楽なのだ。さらっと、簡単な日本語に直せるのと、英語独特の表現になれつつある。これが大事だと思い、続けたってのは、ひとつにある。
 っさ、その他も含め、英語の対策具合は大丈夫か確認しまくって、ついに、第一関門、本番間近っ!!
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4、高校数学 - モノサトリ、バケマナビ、ナマモノ、チマナビのIntroduction

2009-07-19 04:48:58 | Weblog
 ごめんなさい、まだ、地学は勉強しきれていないので、あとに回して、番外編として、大学で自然科学を理解するのに最低限必要な、高校数学を4番目に持ってきてみました。このシリーズは、いつまで続くのでしょうか…、自分でもわかりません(笑)。

 高校に入って数学が飛躍的にわからなくなったという人は多いと思う。実際、教えてても、高校から、簡単なのならイイんだけど、ちょっと捻られると無理ってなってる生徒は多いです。それは、きちんと自分で手を動かさないといけないのと、大学での意味わかんない数学の一端に触れているからだと思います。
 どーいう風に、数学と向き合っていったら良いのか、というのを僕なりにまとめてみたいと思います。

 まず、計算が全然できない人、中学の数学すらちょこちょこ危ういヤツは、計算を機械的にこなすことを心がけましょう。授業聞いてわかんないなら、ほっぽって授業中に演習しまくるのも手です(僕は中1~高2とそうでした)。これはこー、あれはあー、と言ったふうに、作業みたいにしてやっていくと良いと思います。
 高校数学の教科書とかって、開くと、下に問題、上に例題とかなってるやろー?例題見ながら、解答パクって、そのまんま問題解け。何?発想力や解析力が身に付かない?そんなことより、慣れろ、一刻も早く。大学の先生も言ってた「うーん、って悩んで考えて解けるより、よくわかんないけど自然に解けるほうが、エライ」ってね。
 具体的に言うと、三角方程式なんて、だいたい両辺2乗しときゃー解けるんだよ!文字つきの二次方程式の解の存在範囲の判定基準は、右辺をfとおいて、判別式、軸、f(範囲の値)。もちろん、それらの解法に理論的説明はできる。でも、そんなんは、もっとできるようになってからしろ。まずは、慣れること、解けること、そして、それを楽しむことだ。

 数Ⅲが一番簡単だっていう人は、数学ができる人かもな、って俺は思えてしまう。何故かと言うと、上の作業みたいな対策だけで、入試レベルまである程度こなせてしまうのだ。数Ⅲはとっつきにくいのは確かだが、パターンが多いからな。逆に、数Ⅰの確率や整数論が簡単っていう人は、数学できてねぇなって思う。あの辺の範囲はとっつき易さはピカイチだけど、作業も触りだけで終わっちゃってる感が否めない。
 どこまで行っても、まず、この作業数学ができるようになることが、先。大学で新しい数学が出てきても、俺はまず、計算や問題がスラスラ自然に解けることを目指す。そっから、意味だとか、なんでそういう発想があるのかを学びとれば良い。この作業数学が、数学の中で一番つまんないけど、でも、これを怠って良いほど、甘くはないのだ。

 これをマスターした後、まだ数学の力が志望に対して足りないと考える人、感じる人は、思考力や解析力を養うために、ある良さそうな問題を自分への課題としてみる(自分にとってよさげな問題がわからない人は作業数学が足りません)。んで、慢性的に考える。そうね、最低でも3日間くらい、問題を頭の中に常にひっぱりだせる状態にしておく。いつでも考える。そして、答えをなるべく見ないように、解答までもっていく。そんな勉強法もする。
 また、基礎的な事項について、作業ではなく、深く考えてみる。例えば、案外できない理系がいたりするのだが、∑k^2の公式を導けるだろうか?そんな公式、みーんな覚えている、1/6の~なんとかかんとかになるやつでしょ??うむ、だけど、導ける人は少ない。(k+1)^3-k^3を使えば良いじゃん、って、発想できただろうか?知っていただろうか?そういうことをみみっちいヤツみたいに、いちいち考えてみる。みみっちいヤツが、最後に残るのが、数学なのだ(笑)。

 どんな範囲でも、今までで、この方法で、無理だったところはないな…。っま、少なくとも、高校数学では絶対に。こんなに効率よく数学の学習が進むことは少ないだろうけど、頭だけで思考するんだったら、こんなんかな。これじゃ、あんま面白くないから、必ずしもこれで教えないけどね。作業数学やってても、ある程度は意味も求めるような、知的空腹感は必要だと思います。

 数学科の学生でない俺は、数学はどーしても、ただの便利な道具であるとしか思っていない。だから、数学そのものを学ぶ価値とか意味とか、よくわかんない。けど、思考力は人一倍つくと思う。日常に変換できるスペックを持ってればね。
 理学ですら、あんまり意味を成しているモノとは思えなくなってしまった。空間とは何か?時間とは何なのか?生命とは?物質とは…?そんなことを一番の興味事にしていた頃もあったけど、それより今、俺は、何がヒトの役に立つか、何が応用できるか?、もっと言うと、どうすればこの病いを治せるのか?どうすればこの人を救えるか?というほーに興味を持ってしまった。なんか、そっちのが、本質な気がして。

 そう、数学なんて、量でいえば、8割近くは役に立たないものだと思う。でも、残りの2割にとてつもない価値がある。本当に、とてつもなく、恐ろしいくらい、強力な価値がね。(無駄に見える8割も、これからの自然科学の進展で役に立つ可能性が十分にあることは言うまでもない)
 こんなことを高校生の生徒に言うと嬉しそうだ。「そうか、この人は、今、自分達がやってる数学の無価値さに気がついてくれてる。数学なんて勉強しなくていいよねー?」って顔で。
 ちげーよ、アホが、お前や俺らがやってる数学なんて、役に立つ2割の中の半分にも満たないだろう。ましてや高校数学なんて、基礎中の基礎じゃっ!!それに価値がなくっても、役に立たなくても、一生使わなくても、高校数学はきちんとやっていたほうが、良いと思う。
 そう言うと、残念そうに、演習に戻る。そんな顔を見て不安を抱いた俺が『っま、でも、やっぱ、つまんないよねー』って言うと、またちょこっと嬉しそうな顔をする。
 本当は、俺自身もこの2つの量子状態なことを隠し続けてね。
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Baby I Love You

2009-07-18 02:30:40 | Weblog
 院試間近やのに、期末試験が3つもありやがる。しかも、2つは、教職的に、絶対落とせない。うち1つは結構落ちるらしい。がーん。

 『あれー??今、学修簿見てみたら、理科免も、あと4科目で来るじゃーん。』
 〈何言ってるの?そうだよ。おまえは、これとこれは取れないから、中学はこないけどねー。〉
 『マジかー。ほら、俺2年からだから、あんま気が付かなかったわ。』

 っと気がついちゃったが運の尽き。もう、数免だけでイイんですけどね。ってか、教免すら…、あ、それはヤバいヤバい、なりたいなー、教員に、どーしてもっ(笑)。
 高校の時も、卒業試験が行く手を阻んだ気がする。あれ?そんなことないっけ?もぅ、忘れちゃったな。。

 でも、ここ数週間で、偏差値が急激に上がった気がする。ある程度は、英数物化生とすべて、扱い方をコントロールし始めたと思う。この独特な試験に対して、って条件は入るけどね。して、失っているモノも、きっと気が付かないだけで、多いんだと思う。
 【何か一つを極めるということは、他のすべてを捨てるということだ。】とまで大袈裟なことは言えないけど、要らないモノはすべてっという点では、あってるかもしれない。きっと、ねぇ、きっと…。

 ≪捨ててはいけないモノのひとつが仲間や≫っと言ったりするけど、あなたの、それは本当に本当のホンモノ??言葉そのものはあってるけど、定義が違う気がする。
 だって、友達間で、マクロに考えて、誇りとか、その一瞬の一回の言葉だけでも、怪しいな(笑)。。でも、俺だって、『大丈夫?頑張ってね』っと心配してるのを見せながら、実質的に何もしないから、冷たいのかもね。

 それも、大事な人にまで、ついつい自然とやってしまったりする。結構、親しくても、大事にしてたりしても、無難な対応を、最近は、とりがちな気がするな。こないだ、

 『この傘は忘れもの??』
 「なんか、素直じゃないなー。素直に『貸してっ』って言えば、貸してあげるのに。」

 って言われた時に、『いやいや、それくらいの入りが、普通だろっ』って本気で思っている自分がいたけど、確かに数年前だったら、あなたのようにもっと素直な自分がいた気がするな(笑)。

 っま、もっともっと、重症な方もいらっしゃるから、別に気にしてないけどね。
 優しい気持ちで言ってるのか、無難な対応に慣れ過ぎているのか、どっちかわからないくらいにね。それに対する俺の対応と言葉が、冷やかな忠告であることに、まだ聡明とは言えない賢明な、彼は気がついているのだろうか??後付けでイイから、いつかね。

 本音(心)と優しい心からでる確率論的なウソ(頭)、どっちも、同じくらい大切なんだと思う。
 どっちも、ずっと、そぅ、ずっと、優しい気持ちでいさせて。

 (大学2年の終わりに、あるライヴでBaby Booがこの曲を歌ってたのを一度聞いただけであったが、1年半ほど経った今、ふっ、と思い出し、探し当てられたほど、印象的な曲。歌詞は素朴なラブソングなんだけどね。確か、あのときは、生声で聴いて(マイクを通さず)、ちょっと感動したんだったなー。
 サビに入ったときに感じる意外性が、さらにキレイさをかきたてている。やっぱりもう一回ちゃんと歌(アカペラ)をやろうって思う一曲である。)
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Tha Moon Will Eat Tha Sun!!

2009-07-17 01:32:15 | Weblog
 7/22は日食です!!東京の方は、9時55分33秒~12時30分20秒らしいです。結構長いのね。

 入試前最後の日食か(だからなんだ(笑))。大学という場所に所属してる時期、最後の日食かもな(だからなんだってんだ…)。次に日本で日食が起こるのは、2012年5月21日なんだって。その頃には??
 うーん、ってか、それ以前に、日本にいなかったりしてね…。

 ふん、たかが、日食。太陽が月に隠れて消えるだけっしょ。だいたい、天文ってのは、消えるってーのに、敏感すぎるんだよな。よく土星のリングが消えるみたいなフェアーやってたりするけど、望遠鏡でとか、一般ピーポーである我々はそんなに見ないんだから、むしろリングが見たいんやっちゅうねん(ちなみに明日7/18、消えるらしいです)。
 っま、だから、彗星とか流星群のが感動するっつーの。
 え?じゃぁ、今回の部分日食見ないんですか??………みーるーっ(笑)!

 さて、日食見よっかなーって皆さんに注意です。直接見たり、双眼鏡で見たりするのは避けましょうね。どーしてもちゃんと見たいって方は、遮光板(小学校ん時使ったでしょ??)などを利用して、間接的に見て下さいね。

 Reference: 国立天文台 http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/
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筋書き通りを部分利用

2009-07-16 00:25:04 | Weblog
 失敗しちゃいけないって思うのは、それが負けちゃいけない相手だから。頭にきてたり、なんか抗議しようとしてたり、よく知らない相手だったりすると、完璧なんて求められてないのに、完璧にしたくなってきてしまう。
 それが、俺だけのことならイイんですけど、これが複数で、の場合、この想いと迷惑かけちゃいけないを相殺しなきゃいけない。
 でも、なめられるの、ムカつくじゃん??実際、俺ら、最初っから、なめられてたりするからさ。。

 ヒトのおもい込みってのはスゴイ効力を発揮する。俺はすげーんだすげーんだっと毎日勘違いしていれば本当にすごくなるし、病的なことばっかり考えていれば本当に病気になったりするし、今日はイイ事あるんだって朝からずーっと思い込んでいたら何かしらイイ事が本当に起こる。なんで、勘違いなのに、本物になってしまうんだろう??

 これはちょっと怖い面も持っていて、ダメなんだって誰か一人でも思っていたら、自分にもちょっと降りかかってくるってことだ。
 もちろん、それを思っている人によって、影響力に差は、明らかなくらい、わかりやすく現れるけど。

 だから、みんなっ、高橋慧は、すげーって、ずーっと、勘違いしてね(笑)。
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ピーチかレモンか。

2009-07-14 04:09:30 | Weblog
 さて、試合が終わった人も若干いるみたいですが、こっちとらー、願書出して、こっからが勝負。
 この戦いに入って、初めて、試験受けてる夢見たわ。うわぁ、めっちゃヤバいやん、時間配分間違えたかもしれんっ!!みたいな夢だった。長丁場の試験でそんなミスは無いと思いますが、なんか、俺、受験生っぽーい。って、受験生ぽいどころか受験生そのものなんですけどね。

 って、今更ですが、読者の皆さん、申し訳ない、ここしばらくは、ずーっとこんな感じで、試験だとか受験だとか、将来だとか夢だとか、対策だとか本当の実力だとかのお話になりますが、許してね。。
 でも、っま、夢とか未来とかに向かってったほーが、ないよりゃ、イイっしょ??
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ガツガツと超冷酷

2009-07-13 05:13:12 | Weblog
 どーでも良いけど、記事数と日付に相関性がある(笑)。なんというキセキ。昨日のもそうです。712記事目は7/12に、713記事目は7/13に。こりゃ、なんか、毎日更新せいっていうことですかい??
 この頃、過去記事を見ることが多くって、自分の考えの変化に驚くことも少しはある。って言っても、ほとんどはカワラナイなって思うけどね。

 たとえばね、2008.4.30.の記事で、俺は『俺は、勉強は、どこまで行っても、「したいときにする」モノだと思う。「勉強=嫌な事」という方程式があるヤツで勉強家ってのは、自分を過信する。こんだけ、嫌な勉強に耐えたんだから、自分は偉いってね。』って言ってるけど、いや正しいねんで、だけど、ちょっとだけ補足したいな。受験勉強とか試験勉強は、そりゃイヤなことも入ってくるでしょう。オチまできちんと読むとその視点だけじゃないよねって書かれてるんだけど、でも、対等に重要って面では、過去の自分と相違があるな。

 ある程度、義務の中の学習も必要なんだよね。それによって、どれくらい入りたいのか、イヤなことをやってでもこの場所に来たいんだよね??って確認が、受け入れ側でできるし、自分自身でも、本気度を確認できる。
 よく、「試験のための勉強とか、一番嫌いだし、したくないんだよね。だから、しないや。」って人がいるんだけど、それは正しい感情だし、俺もそう思うけど、最終的に、でも、しろよっ(笑)って思う。だし、案外楽しいぜ?、試験のためのテクニックみたいなのを見つけるのって、ゲームみたいで。それだけじゃやっぱりダメだけど、このテクニックみたいなんを見出して暗記しつづける能力も、求められているんだよね。

 だから、愛すべき未来のために、もう少し、辛いことでも、頑張ってみません??って、思うのである。

 あの時は、たるんでたんかもな。多少、現実を見なくて済んでいたからかな。
 また、受験生の時や1年生の冬の頃みたいに、ガツガツした感情を持ち、超冷酷な対策をする自分が復活してきた。緊迫感のない自分と今の自分、どっちがホンモノなのかわからないけど、とりあえず、この自分を取り戻したことに安心感をも感じている。

 でも、種類はあの時と同じでも、うちに秘めているところと感情と考えの度合が半端なく大きくなったと思う。多角的というとこもね。
 さらに強い自分で、さらに強い敵を倒しに行こう。 

 それに、もう、一人じゃない。
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希望する研究分野および内容

2009-07-13 03:36:32 | Weblog
・物理学及びその考え方を活かせる分子生物学の研究。
・医療看護に貢献できるような研究内容。
・生物を観察することによって、新しい物理法則を見出す研究。
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1955.11.12.のようかも??

2009-07-12 02:26:05 | Weblog
 土曜に学校行くのは苦痛…。なんでやろ、別に他の日休んでるからチャラなのに、なんか土曜は早起きがイヤなんだよね。しかも、実質、出席書いて終わりみたいな感じで、いちいち学校まで行くのがダルくなってしまうのだ。はぁー。
 理由は実はわかっている。みんながやってないのに、なんで俺らだけ、みたいなんが働く。

 進学のこともそう。一般のみんな、ふつーの大学生は就活も終わりだして、なんで、俺らは、まだまだ英語の過去問とか計算の演習問題とかやってるんだろーって考えだしたりする。考えても答えは出ない問いは問い自体が間違っていることが多いけど、これもその典型で、単純に人は人、自分は自分だから??
 でも、そんな理屈を遥かに通り超した感情が人間にはあるわけで、そんな風には思えなかったりする。一方で、人とは違うことや、まだこのラストチャンスが残ってることを嬉しく思え、頑張ろうって感情もある。
 だから、総合して、理論展開による頭の部分が半分、感情を掌る心の部分が半分だとしたら、やりたくない自分1/4とやりたい自分3/4で動いている。いや、実際行動しちゃってるから、もっとかな。

 この頭と心は、どこまでいってもテーマだなっと思う。

 例えば、みんなに優しいのは誰にも優しくないのと同じって思われちゃうなら、上手に差別してみれば良い??でもそんな風に感情制御してると冷酷過ぎる自分が嫌になるから、自然体で…、って自然体って言ってる時点で、自然体ではなくってね。やろー…。。
 本当は、単純に、好きな人も嫌いな人もどーでもイイ人にさえも、全員に、最終的には、優しくするのが、優しいんじゃねーのか。そんなことをわかってくれる人は案外少なくって、だったら単純にそこの心のまんま、好きな人にだけ優しくしても、良いんですけどね。でも、この妥協だけは、確かに、俺には一生できっこないかもな。
 っま、それ以前に、八方美人の振る舞いをしてしまう気持ちと集団の中の自分の地位を高いまんまでいたいって気持ちは、完全に別もんだってことを、あの子はわかっているのか、時々不安になったりする。

 これらはきっと、後々、失敗してもどーでも良いことだったってなるだろーけど(笑)、そのために、ターニングポイントを逃す価値はない。
 試すからいけないんだよ??バーカ、そんなに強くねーんだよ。
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