たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

とにかく継続しなきゃ

2010-04-20 00:21:48 | Weblog
 夜は、やけに、やる気が高まってくることが多い。

 そんな時、きっと将来は、間違いなく、総理大臣になれる、ノーベル賞が取れる、国連に入れる、宇宙飛行士にだってなれるだろう、って、勘違いする(こーんなに、度を超えた勘違いをする人もいないと思うけど(笑))。
 そして、その最高の気分のときの、最高の将来を、最短で起こすためのベストな明日を想像する。こんなんやって、あんなん買って、んで、何十時間か努力して、それから、こういうところにアプローチして、ってのを毎日繰り返せば。。

 っさ、じゃぁ、明日のために、寝るか!っとなって、起きたら、アウト。そのモチベーションを思い出せない。っというよりも、夢見がちな夜と違って、朝はとっても現実的になるので、無理だな、って痛感するのだ。
 っま、いいやー、ってなっちゃえば、それはそれでイイのだけど、どこか違うな…、なんで、あんなに輝かしい未来が想像できていたのに、今、自分は何もできないんだろう、って思うんだったら、それはピンチでありチャンスだ。

 はるか先の全体的な将来以外にも、誰だって、あらゆる事象(どんな事象でも良い)に関する、数ヵ月~1年後くらいに起こりうる、ベストな状態を想像する。そして、そのベストな状態への最短を目指すための、自分ができうるベストな明日を想像する。
 ただ、こういうベストな状態を想像できるときというのは、めちゃくちゃ調子がイイときで、そっから、たった明日、で、状況は一変する。うわー、できないっ、ってね。

 そんなとき、この思考が一番大切です、『今日、昨日の目標の2割でも達成できたら、スゴイ。1割できたら、拍手。』。

 浪人が決まって、予備校に入って2日目、英語の先生が新浪人生に対して、
 ≪君らの目標は、そこに一年間座っていることだからね。それを忘れるんじゃないよ。≫
 っと、言った事を、今でも鮮明に覚えている。そのときは、よく意味がわからなかったけど、1週間くらい経ったら、よくわかった。うゎ、当初のイメージと違いすぎて、すべてを投げ出してぇー、ってね。そこで引き止めてくれたのは、最低ラインの目標の大切さだった。

 凄まじい目標、ものすごい理想の高い夢、輝かしすぎる将来、に関して、想いをめぐらすことは、非常に大切だ。さらに、その目標に向かって、明日できることを考えることも、大事。だけど、次の日になったら、あの目標の2割だけでも超えられたらスゴイってことを念頭において、すべてを投げ出す前に、今できることをしてみることだ。
 そして、もし、1割でも達成できたなら、目標の1割をきちんと超えられた自分を褒めることができる器のデカさは、もっともっと、非常に大切。
 これを繰り返すことで、人は精神的に、スゴイ領域に達することができるんだと思う。そして、最短でなくても良かったじゃん、ってことを、本当の意味で、知ることになるんだと思う。

 「成功するまで続けるから、いつも成功できる。成功するまで諦めないから、俺が成功ばっかしてるように見えるんだよっ。」
 誰かに迷惑をかけない範疇なら、非常に正しいと思います。

 あ、なんか、全体的に、将来とかを想定させがちな感じの記事だけど、それだけじゃないよぉ。
 もっと、一般的に、ってことです。
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