職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

立った腹はどう座るのか

2024年06月20日 | ヤスさん日記
腹が立つ
こともある。
とゆうよりも
私はいつも
何かに腹を立てている人間
なのかもしれません。
いや
しかし
昨日は
独立して初めてのことで
びっくりもしている
のだろうと思います。

お祝いに看板をつくってほしい
との依頼で。
図案を出して確認を取り。
製作して
写真を送らせてもらったら
お店の雰囲気に違うとオーナーから
言われたと。

権威化されたり
尊敬されたりしなくていいのです。
でも
ものづくり対するリスペクトがない
ことに
とても悲しみを感じました。
リスペクトとは
上下がない意味で使われるわけで。

立った腹は
なかなか座らない。
けど
歳を重ねてくると
こんなときでも
自分の慢心があったのではないか
と考えられたりもするわけです。

そして
その方向へと
自分の考えを修正することも
できるようになるわけです。

でも
それでいいのか
とも思うのです。
怒りは
美しくあらねばならない

太郎さんも言っていましたが。

製作したものは
自分が呑み込むことになるでしょう。
お祝いとして使えない以上は。
これも勉強代。
立った腹は
まだまだ座らないでしょうけれども。
それと
社会とのやりとりは
一種別のもかもしれません。

大人になったのか
世の中をあきらめるようになったのか。
これでいいのか

改めて今日も
銅板を叩きながら考えたいと思います。
今回も
丹精込めて完成させたものを
目の前に。
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