職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

本物の幸せ

2011年08月31日 | ヤスさん日記
久々に
小野リサさんのボサノバを。
初秋の候
などと手紙に書き始めたと思ったら
昨日からの空は
南の海を思わせる青さ
そんな中
アトリエやカフェに
ボサノバを響かせるのも
いいものです。

こちらも
久々に
湯沸しの製作に入ったのです。
そしてらですね
私はこの作業が好きだな
と心の底から感じたのです。

暑さに焼かれて
汗だくになり
Tシャツを変え変えしながら
それでも
目の前の作品が
お客様が喜んでくれる姿を
思い浮かべて
製作する。
製作できる
って本当に幸せですよね。


本物の幸せって
ここにあると思ったんです。
幸せだと信じきれる時間が在る
ってことに。
それは日常でも
非日常でもいいのですが
本当に幸せだと思える時間。
それですよね。

世界に想いを馳せれば
戦争もある
日本に想いを馳せれば
放射能の影響もあるだろう
けれども

目の前のコトで
自分の幸せを育むコトができる。
んですよね。

それが在るから
世界に
日本に
目を覆いたくなるコトに
また向き合える。

世界は確実に変わってますよ
ながさん。
本物の幸せに深く関われるのです。
ものづくりがもつエネルギーや
その人が作るもののエネルギーが
救えるモノが増えています。
ながさん
まだまだ暑いですが
なかなか会えないですが
やりましょうね。
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生きる力

2011年08月30日 | ヤスさん日記
「生きる力」
今の文科省の学習指導要領の理念とか。
3月11日
日本人に突きつけられた
「生きる力」は
実際上の生きる
ということを教えてくれた
のだと思うのです。

大切なことは
目の前に在ることで
その大切なことを守るためには
未来を見つめながら
日々を選択してこなければならなかった。

歴史を省みれば
沢山の人々で
この日本も成り立っているわけで。
その人々の人間模様が教えてくれる事を
学ばなければ
歴史にはならないのだと思うのです。

これからの子供達に教える
今までの子供達にも
「生きる力」は必要でしょう。

至って平和に見える東京からの帰路。
生きる力を失ってしまった人達の目を
忘れる事ができません。

今の子供達に教える
という事は
私たちも
「生きる力」を持っていなければ。

自立
自律
時立

始めるのに
遅いということはないはず。
今からですよね
ながさん。
今この時から立つ人達と
手を取り合ってゆきたいと思います。


「我々はこれからの子供たちに必要となるのは、
いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、
自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、
よりよく問題を解決する資質や能力であり、
また、自らを律しつつ、他人とともに強調し、
他人を思いやる心や感動する心など、
豊かな人間性であると考えた。
たくましく生きるための健康や体力が不可欠である
ことは言うまでもない。
我々は、こうした資質や能力を、
変化の激しいこれからの社会がを「生きる力」と称することとし、
これらをバランスよくはぐくんでいくことが重要である
と考えた。」
Wikipediaより
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進み続けよう

2011年08月29日 | ヤスさん日記
歩みを止めないで
進み続けよう
と思う今日この頃。
ながさん
いかがお過ごしですか。

生きていれば
辛い事も
苦しい事もある
けれども
私は
ですね
歩みを止めずに
進み続けよう
と思うのです。

確かに
止まる事も必要だったり
する人もいるでしょうし
私自身も
止まるときもあるかも
しれません

今は
進み続けよう
と思うのです。

もっと学んで
もっと実践をして
ただただ
私で居られるように
と思うのです。

先日
虚ろなときには
圧力鍋を棚から落とし
把手を壊してしまいましたが
そこにも
奇跡はあったのです。
奇跡的に
把手の部分がクッションになってくれて
圧力鍋本体は無傷だった。
そんな事を
出来るだけ早く
気付けるような
私でいたい
と思うのです。

「日常の瑣事にいのちあれ
 生活のくまぐまに緻密な光彩あれ」

気付ける事こそ
そこに行き着く鍵
なのでしょうね。

ながさん
誕生日おめでとうございます。
今日は新月ですよ。
今度の一年に
素晴らしい願いがかけられ
叶う事を祈ってますよ。

アップル(Apple)CM クレイジーな人たちがいる
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光に包まれて

2011年08月28日 | ヤスさん日記
地中海を思わせるcafeにて
青空と白とicecoffee。

人生は一度きり
一瞬も一度きり
なのだなと
改めて。

大きな窓の光の多いcafe
心地よくて
時間を忘れて。
天に召される時は
こんな心地で
迎えられたらと思うのです。

いつ
その日がくるのか。
明日かもしれないし
数十年後かもしれない。
けれども
それは必ずくるのですよね。
誰にでも平等に。

経験を刻む魂は
今この時に私に何を求めている
のでしょう。
どんな経験をしきって
天に帰れというのでしょう。

そんなことを
思う光の中です。

大切な仲間のお父様が
天に召されました。
受け渡されたバトンを
仲間がどう受け取って
どう過ごしてゆくのか。

私にはなにができるのだろ
と思う職人なのでした。

肉体を離れても
変わらないってものがあると
信じます。

ながさん
今日の東京は夏ですね。
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鏡の中の自分

2011年08月27日 | ヤスさん日記
鏡を見る
って
大切だなと思う朝。
一日の基準をどこにおくか
確認するのには
自分を見直すには
とってもとっても
大切で
気を付けなければならないコト
だなと思ったのです。
パリッとしているかどうか
自分で自分を見直す。

なんとなくなんとなくで
始めてしまうと
それに慣れてしまう
基準のずれは
大きな怪我の元
なのですよね。

鏡の中にいる自分を
見つめて
見直して
大切にしてあげる。
これに欠けていたなと。

走って走って走って
自分が今どの辺りの位置にいるのかを
把握しないで走って
危うく転ぶ前に
気づきをもらえたのでしょう。

そうでした。
Michaelの歌にもありました。
変わるのは鏡の中の自分
しかいない。
どこにいるかがわからなければ
変わることもできないですよね。

ひとつひとつを丁寧に
今日という日を始めれる儀式を
しっかり
毎日のことにしたいな
と思う職人でした。
東京に旅立つ朝
身支度を整えながら
久々のアイロンをかけながら
の思考の流れの一コマです。

そろそろ
東京の空が見え始めてきましたよ。
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虚ろな一日

2011年08月26日 | ヤスさん日記
虚ろ
故に見えるもの

あったのかもしれません。
今思えば
目にチカラが入ってなくて
なにか
霞がかったような
今思えば
ですが。

故にですね。
普段の自分が分る
ということでした。

先を見通しながら
目の前のコトに集中する
ってことを
やっていたのだと思うのです。
行動ひとつをとっても
先に繋がるように
と。

虚ろな時間は
それを
しておらずの
失敗が多々ありました。

こうすれば
こうなるのに
こうしてなかったから
こうなってしまった。

本来なら
こうなるはずだから
こうしていた
はずですが。

こうした方がいいのに
こうしない自分
というやつが
虚ろな自分
だったのです。

さて
何故それに気がついたかというと
…。
なんなんでしょう。
お店の床掃除を一生懸命
しているときに
気がついたのですが
その前段で
どんな思考の流れがあったのか。

ものごと
ひとつひとつに意味がある。
そして
その意味付けをするのは
自分
なのですよね。

虚ろな自分の上に起こった事も
未来の素敵なコトに置き換える
そんな意味付けができるのです。

時間は過ぎ行くもの。
楽しい時間も
人生も
すぐに終わりが来てしまうものですしね。
それまで
しっかりと学びましょう。

さて
明日は湯島聖堂での学びです。
久々の東京を
楽しんでみます。

CRAZY KEN BAND-てんやわんやですよ(PV)
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印象

2011年08月25日 | ヤスさん日記
印象
ってありあすよね。
ある講演をする男子は
印象を残すために
いろんなアクションをするとか。
印象派なんて画法もありますが
印象
ってなにかってことを考えます。

例えば前出の派手さで
印象をつけたとすると
次に会った時
もしくは
もっと派手な人がでて来た時に
薄まってしまう
ものかもしれません。

そして
派手ではないけれども
いつまでも
残る印象
というものもある
わけで。

岸田劉生の切り通しの図
なんてのは
いつまでも私のこころに
残る絵ですが
なんともない風景を
鮮やかに切り取ってますよね。

あとは
何年か後に
ふと強烈に思い起こされる
印象。

支那大陸の
理想の政治は
天子が誰かもわからない
民はただ幸せに
日々を過ごすこと
だとか。

ふむふむ
と考えながら
印象。
意識しなくても
自然と溢れだすものは
日々の生活から醸されるもの
なのでしょうね。

雨の新潟。
今日は市民の力が集まる講演会が
いろんな開催の仕方があり
それぞれの魅力を
今日は感じて見たいと思います。
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あの坂をのぼれば海が見える

2011年08月24日 | ヤスさん日記
「企業は公器である」
という考え方ありますよね。
確かにそうで
応援できる企業は公器としての
動きがあるもので
だから
公器の後押しができない
という考え方は
ひるがえって
企業=私
という考え方が広がっているから
なのでしょうね。
これは人にも言えることで
公とか私とか
そこを突き抜けたところに在る
自分でいたいな
と思う今日この頃です。
まだまだ
先は長いですが
一歩を踏み出さなければ
あの坂の向こうに何があるのか
みえないですものね。

「あの坂をのぼれば海が見える」
中学一年生の国語の教科書の題目。
「あの坂をのぼれば海が見える」
特段好きな先生でもなく
どちらかというと近寄りたくない先生
の授業でしたが
「あの坂をのぼれば海が見える」
という言葉だけは
時々思い出すのです。

あの坂の向こうに信じるもの
があるのなら
登り切ってみようと思うのです。
白い羽を手にしたのなら
その先にたとえ山がまだまだ
連なっていようとも
「あの坂をのぼれば海が見える」
という呪文はかき消されることはできません。

きっかけになった
白い羽を見つけられるのも
少年の才能なら。
こころの中の羽を
現実のものにするのも
才能のひとつでしょう。

「あの坂をのぼれば海が見える」
少年が踏み出した一歩の重みや
諦めないこころの強さ
また葛藤。

「あの坂をのぼれば海が見える」
私を貫く少年が見た青さは
きっと公にも通じるのだと思います。
私の信じるもの道を貫ける様に
こころの中の羽を大切にしたいな
と思います。

ながさん
今週末は湯島の聖堂。
暑くなりますかね。
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なんかな日

2011年08月23日 | ヤスさん日記
今日は中国語の飛び交う
喧騒の食堂に。
どんなことを話しているのか
厨房とレジの前で買わされている
私の知らない言葉。
この空間にいる限り
わたくしは異国人であり
目の前のごはんを食す以外
ないのですが。
こんな空間の孤独が
好きだったな
と。

そう
今日は出来るだけの
情報を遮断して
目の前のことに没頭する日
だったのかもしれません。

喧騒の中
って
集中できる時
ありますよね。
自分には興味の湧かないコト達が
頭の上を行きかう様な。

なんか
なんか
なのですが
こんな日は
なんかな日です。

なんかもう一歩踏み出せそうな
なんか眠りこけてしまいたい様な
なんか走り出したい様な
なんか空を見上げていたい様な。

だから
なんか喧騒の中でいるコトが
心地よいのかもしれませんね。
そんな
なんかな日。

それでも
一日は同じ一日を刻むのですね。
明日はどんな一日にしようか
なと。
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仮説

2011年08月22日 | ヤスさん日記
職人をしていると
ふと。
すっと。
落ちる時があります。

なんか
すっと
落ちた。
ナニカ
自分の中に在った
引っ掛かりが
すっと
落ちる。

作品に向き合っているようで
自分に向き合っている
とは
このことかも
しれませんね。

作品を前には
振れを
隠せませんものね。
自分が成長することで
作品達も成長してくれる
はず
と思う今日この頃です。

仮説
を追ってみようと思うのです。
Aの器とBの器
同じものをいれても
味が変化するのは
その器が持つ力だと。
戦国武将が
競って茶器を買い集めたのも
その力の作用を
欲しかったからだと。

さて
目には見えないものですが
実感としてあるもの

どう周知できるように
確立してゆくか。

作用をしそうなものを
ひとつづつ書き出して
ひとつづつ検証して。

さて
秋への変化が感じられますね。
東京行き
湯島の聖堂に伺うことになりそうです。
あそこでも
大きなナニカを感じてこよう
と思います。
ながさん
温かくお過ごしくださいね。
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