職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

足下を照らす

2009年06月30日 | ヤスさん日記
蝉の声が聞こえ始めた新潟
夏の夜の夢
というような時間は
そこがどこでも
空間に溶け込むような印象で
私たちを迎えてくれるものです。
美の探求を始めたら
もう
やはり
止め処も無い情熱があふれてくるものです。
それが
どんなカタチかは
それぞれのカタチでもあります。

月が私を照らしてくれています。
いや
地球を照らしてくれている
のでしょうし
沢山の仲間も照らしてくれている
のでしょう。
どちらにしても
同じような光が
私の足下を照らしてくれています。

私の足下
そこには沢山の宝物があり
ひとつひとつ輝いていて
それが在る
ということが
今ここに幸せが在る
ということが
次の一歩を踏み出すきっかけにも
なるわけです。

なにかをすれば
それがあったのではなく
もうすでに持っていたものを
発見したのだな
と。

時間や空間を超えて
きっと
持っているものを
ひとつひとつ発見する
そんな今日この頃です。

月光


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峰々

2009年06月29日 | ヤスさん日記
連なる峰々の美しさ
何遍も通っていた道も
新しい発見は
こころに刻まれるきっかけを
くれるものです。
かすみかかり
あわあわとしたそれらは
悠久に
どっしりと
腰を下ろしている時を
感じさせてくれるものです。

立山に望む
私がここにたっている理由を
考えさせてもらえます。
そして
どんな動きができるのか。
足下の大切さが
世界の広がりの中で
とても重要になってくるのだな
と。

いろんな表情の山々
それらが連なり
ひとつの連峰としての表情を
表しているということが
とても深いです。

ひとりの様で
ひとりではない。
そんなことを感じさせてくれる
週末なのでした。

海を眺め
山を眺め
蝉の声を聞き
鳥の声を聞き
仲間がいる

3時間や4時間なんて時間は
すぐ
という表現に変わるものだな
と思う職人なのでした。
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美しいコト

2009年06月28日 | ヤスさん日記
今日も素晴しい朝日
小鳥のさえずりと
新鮮な空気
新緑の香り
これぞ朝起きのありがたさ
ですね。

美しいということは
見た目の奥の奥にあるもので
それを見通すということが
ものづくりには
必須だなと。

それは
美味しい料理や
美味しいワイン
素敵な空間の中にも。
目の前に在るもの
に込められた想いを
しっかりと味わい尽くす。

美しい人なら
それはその人の人生の深さを
感じさせてくれるもの
なのかもしれません。
時間の関わりとは別の
その深さは
滲み出てくるもの
として
その人たちを包んでくれるようです。

そして
そんな美しさを肌で感じるコトで
自分の中のに在る
美しさを求める心は
耕され育つもの
だなと。

誰にも奪われない幸せ
それを持てる人の創るモノ。
もっと
肌で感じたいな
と思う今日この頃です。

薄い雲に覆われたオレンジが
今日も穏やかに
始まりを告げてくれます。
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BREAK OUT!

2009年06月27日 | ヤスさん日記
暑さが続く今日この頃
炎天下のアスファルトは
脳みそまで溶かしてゆくようです。
このままの日差しでは
BREAK OUTしそうです。
恵みの雨が欲しいな
と。

長い長いと思っていた北陸路も
京都、大阪、福岡と
いろんなところに足を運んでみると
近くに感じるものです。
自分のスケールが
変わるとき
一歩の踏み出しも
その大きさが変わるのかもしれません。

だからこそ
その一歩の間の
様々なことがらを
大切にしたいな
と。
時には高速道路を降りて
風の香りの変化を
潮の流れの音を
土の味わいの違い
山々の変化を。

スケールの変化と
足下の大切さ
そのバランスを
大切にしたいな
と思う職人なのでした。

美味しい一杯の水
今日も素晴しい一日です。
それが広がりますように。


相川七瀬 BREAK OUT!


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暑い日々に

2009年06月26日 | ヤスさん日記
海ももうそろそろかな
と思う今日この頃。
ナガさん
コンクリートジャングルは
いかがお過ごしですか?
そよそよと風に吹かれて
昼下がりのicecoffeeは
何とも言えぬ贅沢な一品です。

時間に自分をあわせるか
自分に時間をあわせるか
とても興味深い事柄です。

どうも私は時間に合わせるのが
得意ではないようで
そのずれを
受け入れる必要があるようです。
それが
どんなリスクでも
私という時間を持つ以上は
全てを穏やかに受け入れる
ということかもしれません。

今この時に
しておきたいことは
やはり
しておきたい
ですよね。

もし300年
待ってた事柄と
出会ってたとしたら
それを真剣に味わい尽くさずには
いられないってことで。
またね
と言えることは
どんなに幸せか
と思う職人なのでした。

さて
今日も一日
素敵な風に吹かれながら
新潟を過ごしてみますね。
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黄金の雫

2009年06月25日 | ヤスさん日記
トマトの茎に
きらきらと黄金の雫が
膝を折り
はさみを片手に
大切に実を包み
きらきらとした雫を
眺めながら。
知らない世界に飛び込んだ
アリスのように
尽きぬ探求の旅は
どこまでも続くものですね。

誰にも消せない炎が灯ります。
それは
私のこころの中に
いつまでも
私自身が消すまでは
誰にも触れることのできない炎です。

存在がそこにある
ということだけで
満ち足りた気持ちになれる
人間には
そんな可能性も
あるものです。

ただそこに在るだけで
優しい気持ちになれる
ただそこに在るだけで
穏やかな気持ちになれる
そんな感覚がいいな
と思う今日この頃です。

梅雨の合間の青空のもと
きらきらと光る雫は
やさしく茎を包み
ほのかなあたたかみを
与えてくれるものですね。
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水たまりススメ

2009年06月24日 | ヤスさん日記
ナガさん
東京はいかがお過ごしですか?
穏やかにじかんがすぎる新潟
ここしばらく
覗き込む
なんてことも無かったな

水たまりを探しに
散歩もいいものです。

探してみると無いもので
以前の記憶の中にあったそこも
いつの間にやら
アスファルトに固められていました。
一様に灰色になった
そこは確かに歩きやすく
足の裏に感じる砂利も
どこへいったのやら。

靴を履いていても
足の裏に感じる
土や石
それらが
頭の中を整理するには
ちょうど良い
刺激になってくれたのですが
今度は
どこまで散歩にいけばいいかな

また探検の始まりです。

水たまりに映る青空
子供の頃に見たそれを
どんな風に
伝えられるかな
と思う今日この頃です。

あの
きらきらとした青が
目に映るのが
好きですね。
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新月を迎えに

2009年06月23日 | ヤスさん日記
いつ頃から始めたのか
日々のことを徒然に
書き留め始めて
1000回目時を迎えるようです。
今夜の月を迎え
送り出せば
1001回目
この日この時にこれを迎える
なんてことは
決めていなくても
決まっていたのだろうな
と思う今日この頃です。

えにし
どの方向に
視線を向けるか
手を伸ばすか
足を踏み出すか
いろんな方向に繋がっていて。

朝目が覚めたとき
新年を迎えるとき
満月と新月の交代のとき
誕生日を迎えるとき
空を見上げたとき
etc
歩きながらでも
立ち止まってでも
見回してみると
ああ
やっぱり間違いなんてものは
なくて
あるとしたら
自分で作っているのだな
と。

縁が引っ張ってくれているようで
私が張り出していっている
のかもしれません。
素直に自然に
心地よい方へ。

今夜は新月
どんな新しい世界に
どんな一歩を踏み出すのか
楽しみな職人なのでした。
梅雨空の新潟
今日も雨は続きます。
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夏至

2009年06月22日 | ヤスさん日記
昼の司りと
夜の司りが
交代をする
夏至。
全国各地で
キャンドルの炎のもと
穏やかな時間が
広がっているようです。

100万人のキャンドルナイト

私が関わらせてもらっている
Candle Night 1pi:ce
原爆の火
平和の火

人間には
大きな可能性が
あるようです。
憎しみや怒りを
平和の祈りへと
変化できるような
大きな可能性です。

自分というひと鎖に届いた
いろんなコトや
いろんなモノや
いろんな自称を
どう解釈し
どう次に繋げて行くかで
大きく変わるのではないかな
と。

ここに灯っている火は
私のこころを移すかのように
様々な表情を見せてくれます。

日々変化する
いろんなこと
そこに意味をつける私が
穏やかであれば
と思う今日この頃です。

こんな機会を与えてくれた
仲間に感謝です。
そして
夏至に灯った
沢山の火が
それぞれのこころの中で
穏やかに灯りますように。
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自転車旅行

2009年06月21日 | ヤスさん日記
久々の自転車の小旅行
走りながら思うのは
十数年前の身体感覚を
思い出させてくれます。
あの時の
あの経験は
自分の奥深く流れる水脈が
枯れることのない
多くの樹木を植えてくれるような
そんな経験です。

筋肉の心地よい疲労感と
身体の熱さ
染み入る水の味

そんなことを
今この瞬間も
こころの奥底で流れ
その水に足を浸してみると
その清涼感に安堵を覚えるものです。

自分の身体を頼りに
一歩一歩
暑さにしたたる汗も
見ず知らずの声援も
一歩一歩の糧になるわけです。

久しぶりに思い出した
その感覚
をもう一度。
秋頃
まだ野宿ができる時を目掛け
今年は自転車旅行に
でてみようかと
思います。

今度はどんな感覚が
私を包んでくれるのか
楽しみな
職人なのでした。

ナガさん
夏至の夜は
いかがお過ごしですか?
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