ギアチェンジ

ものづくりの脳
って
とっても不思議なときありませんか。
もしくは
会社員の方や
いろんな職種の方々も
あるのかもしれませんが。
睡眠
食事
等々をとらずとも
全ての神経が
そこに集中しているとき。

今ではそれが
作品と生活全般のバランスを
とりつつある
ようです。

弛緩と集中の間に
横たわっていた大きな溝が
なくなった
というか
５速のギアが６速になった
というか。

とにかくスムーズに行き来できる
といった状態。

これを続けられるスイッチを
作ってみようと思います。
そしてそれも
ものづくりに昇華してみよう
と思う今日この頃です。

アリエッティの親父さんの
背中はまだまだ遠いですが
その分の成長を楽しんでみます。

Overjoyed / Hands two Hands

贈る言葉

過去の自分にさようならと
いってみるよりも
過去の自分に大丈夫だよと
声をかけてみよう
と思う今日この頃。
大丈夫。
いろんなコトがあるけど
幸せに近づいているよ
って思う訳です。

そして
そんなコトを仲間にも
こころを込めて
言ってきたはずだろう
と自分に問いかけてみました。

根拠はないけれども
自信はあるって
曖昧な表現ですが
頭の上からやわやわと
そんな感覚を覚えるわけで。

過去の自分を癒してあげれば
それは今日の糧になる。
それを気づかせてくれた
仲間に感謝です。

ながさん
光も闇もひっくるめて
全身全霊を傾けてみましょうね。

贈る言葉　海援隊

自分を投げ出す

いつかの私から見た今の私は
どんな風に映るんだろう。
まだまだやれる
ここはこうした方がよい
なんて声が聞こえるようです。
先々の私は穏やかに若いながら
あたたかさに包まれて
私に微笑んでくれます。

今がどんなに困難なときでも
その先のは光に溢れています。
先は光に
そこにたどり着く為の今は
何をすればいいのか。

そして今は秋に向けて
アイディアが溢れ出し
それを抽出して
ひとつのうつわに。

うつわに光を集められるように
自分を投げ出してみよう
と思います。
自分を投げ出す
という表現が
自分を大切にする
ということに繋がるな
と思う今日この頃。

ながさん
秋をお楽しみに。

2%

水魚

どうしようもなく溢れてくるもの
って
ありますよね。
それを周りからみると
どうしようもなくてどうしようもない。
しかし
どうしようもなさが強ければ強いほど
周りからの関係性を越えて
光る場合もあるのです。
それがいいか悪いか
で判断してしまえるものなら
そんな世界なのでしょう。
でもそれを越えた所に美しさがある
はずです。
そんなコトを想う今日この頃。

久しぶりに太郎ちゃんに会いたいな
と思いながら。

「今日の芸術は
　うまくあってはいけない。
　きれいであってはならない。
　ここちよくあってはならない。」
ここに示されているメタファーは
いつまでも光るものなのだと思います。
世間との関係性の上で
そのまま受け取れば
飛躍しすぎているのかもしれませんが
メタファーは光る。

魚は清い水の中では生きていけないもの
されど濁りきった水の中でもいきていけないもの
されば
その性質を持った上で
どのような場所を求めるか。

さて
満月あけからは
あたりまえの様に新月に向かう
しかし
新月に向かっているという意識の中で
今日を生ききれれば
と思う職人でした。

ながさん
東京も暑いでしょうね。

人生を変える言葉

人生を変えるような言葉
ってあるもので
それは
強烈な印象を与えるもの
もありますが
じわじわと
沁み入るように
こころを染めてゆくもの
もあるようです。
私の出会った言葉は
３５歳からの私を輝かせてくれるでしょう。

ありがたいご縁のお陰で
９月に富山で催事をさせて頂くことになり
それにしっかりと答えられるよう
精一杯を向けています。

それは
来場の方に解り易く伝えられるようにと
映像をつくろうと
仲間達と集まっていた時のこと
音楽担当の仲間に
最初に降ってきたイメージが
「うつわ」
「宇宙和」
だったとか。

宇宙からの光を集めて
うつわをつくる
なんてイメージを
もっと具現化できるように
日々精進だな
と思う今日この頃です。

人生を変える言葉
それは
いつまでも指針になり得る
ものです。

太郎ちゃんの
強烈な言葉も好きですしね。
そんな言葉達を糧に
今日もいきます。

水無月

さて
今日の満月は昼の１０時過ぎ。
月のイメージは夜
しかし
昼でも月は
そこにあるのですね。
なくなったように見えても
そこに在るもの
感じられたらいいなと。

ながさんおすすめの
「借りぐらしのアリエッティ」
観てきました。
宮崎駿さんの今の地球に住む
私たちへのメッセージが
深く
この題名に刻まれている
のだろうなと。

満月を思いながら
私たちが満足する
ってのは
いつごろくるのだろう
と思う訳です。

これからは
本物
が残る時代になるでしょう。
金属が無機質に
見えてしまうのは
掘り起こされる前の
銅塊を知らないから。
目の前にある
精製された板の前には
踊るような生命体であった
ということを
深く明記しておきます。

さて
今日も暑くなりそうです。
いい汗流しましょう。

添え役として

ながさん
舞い戻ってきた東京はいかがですか。
４０℃越えするんじゃないか
という勢いですね。
きっと
コンクリートに囲まれた世界は
暑さもひとしおでしょう。
だからこその
素敵なコトもあるのでしょうね。

今年後半のものづくりは
添え役としての品物
に注力してみようと思います。
作品や彫金額等々は
それだけで
空間を満たしてくれます。
また湯沸や鍋は
その使いようによって
歴史が刻まれてゆくものです。

使い続けられた鍋が
次の世代への架け橋になれば
親と子の絆の深まりの
添え役になれれば嬉しいなと。

そして
それに伴い
作品も２点は作りたいなと
私の奥底にあるものを
もっと
引っ張りだして
対峙する時間もとってみようと。

がっつりとしたもの
つくりたです。

遠くの蝉は
人間としては短い寿命ですが
生ききっているからこそ
沁み入るのでしょうね。

モノに思いを込める

モノに想いを込める
それを
根っこから表現したいな
と思う今日この頃。
一枚のハガキが一生の宝物
になったり
もらったお薬が
こころごと癒してくれたり
摘み取られた野草が
新しい生命を与えたり
そんなことを想います。

代々受け継がれてきた器
を見ても
その歴史や
どれだけ大切に扱われてきたか
モノが喜んでいるか
がわかるものです。
祖母から母へ母から娘へ
受け継がれてゆく鍋
お祝いごとに来客に
床の間に顔を出す飾り物
大切に大切にを
モノを介して伝えられる
ってありがたいなと。

モノを通して
依頼してくれた方の
今そこにある歴史を
刻み込めれば
次世代
次々世代までも
歴史が繋がる
のだろうと思う訳です。

と
父親が私が中学のときに
作ってくれた
coffee用の湯沸かしを見て
思い返しました。
あのときの
誰にも知り得ない世界を
解放してあげよう
とも。

ながさん
映画館で映画を
久しぶりに見てみますよ。
ありがとうございます。

月下をぶらぶらと

月下をぶらぶらと。
男子って
映画に影響を受けやすい
と思いませんか。
私などは特に。
それ故に落ち込んだ時などは
それを利用して
浮き上がることもできる
でしょう。

そうだ
今だからこそできることを
してみよう。
そんな気持ちになるものです。

仕事を始めた時の
ワクワクドキドキ感を
取り戻しました。
あの時の
ただ銅板を触っていれば
嬉しく楽しい時間。

その延長線上に
使ってくれる方々の
笑顔も在る。

月下をぶらぶらとしながら
少しクールダウン
明日に向けての睡眠を
しっかりとれるように。

そして目覚めたら
また
ワクワクドキドキと。

ながさん
最近いい映画ありましたか。
また映画談義に花を咲かせますか。

年輪

足下がぐらついている
時って
ありますよね
自分で目をそらしているとき。
何事にもつけ
モノの根本をしっかりと
捕まえていなくては。

この大好きな仕事を
続けていく上で
なにのためで
だれのためで
どんな価値を受け取ってもらえる
ことができるのか。

おじさんが先日
人間国宝に任命され
お祝いに行きました。
おばさんの笑顔が
きらきらと眩しく。
そうだ
おじさんを支えていた
おばさんの年輪が
ここにあるのだ
と思った次第です。

「継続は力なり」
大好きなことを
続けてゆくってコトを
考える今日この頃です。

年輪
ですね。