職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

ハチドリのひとしずく

2011年01月31日 | ヤスさん日記
ハチドリのひとしずく。
「なぜそんな日々を送るのか?」
そんな問を受ける時もあります。
私も
今の生活の動機
を考えてみると
きっかけはありますが
その継続して行く志を
考えてみると
直感的なもの
が大きい様に思います。

もしかしたら
私は
直感に対する動機付けを
日々しているのかもしれないな
と思う今日この頃です。

昨日もyasutacafeのイベント。
手作りで商工会議所を
あったかい空間に変える
というひとつの作品。
様々の人が関わってくれている
お陰で
それも可能になってゆく
のですね。
いろいろな色が
重なり合って
いろいろいろいろな色に
なってゆく。
重なった部分に光を当てる
それだけで
いいのです。

私の中を飛んでいるハチドリは
そんないろいろな色が好きのようです。
私は私にできることを
日々淡々とやっているだけ。

直感に従って。
ただそれだけのコト。

さて
今日は作品搬入の一日です。
こちらも
作家のいろいろな想いが
重なり合う場所。
この空気を味わって
また
走り出すとしますか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変化

2011年01月30日 | ヤスさん日記
瞬間てどんどん変わってゆきますよね。
その変化に対応しあえる。
って大切ですね。

ひとつのmailが届かないだけで
ひとつの電話が届かないだけで
どんどん
変化は募ってゆきます。

それは
善き方向でもあり
悪き方向でもあり。

ただ
どんどんと
その方向へ向かって
進んでゆきます。

ただ
それだけのこと
ですよね。

今日も素敵な一日です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落とし穴

2011年01月29日 | ヤスさん日記
あと一歩

その一歩は
いつも葛藤ですね。
果たしてそれでいいのか
それとも
いいと思い込ませようとしているのか。
最後の仕上げには
落とし穴がいっぱいです。
いっぱいだけに
私との対峙が
とても大切です。

いいよな。
いいはず。
いいだろう。
そんな言葉たちが
よぎってきた時には
やり直しのサイン。

しかし
そこにまだ葛藤があるってのが
まだまだ未熟な証拠です。

ひとつひとつの積み上げには
しっかりとした土台
が必要です。
それを掘り下げられるほど
屋根も高くなる。

焦らず気負わず
完成を目指したいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着地

2011年01月28日 | ヤスさん日記
今日の雪は
人差し指のピアノ。
とつとつと
あちらこちらに
翻ってゆきます。

出品作品も
あと一歩。

「春と修羅」

「高田屋嘉兵衛」

もう一歩踏み出すには
いいモチーフが
降りてきてくれました。

数年前と同じ作業
久しぶりに
取り組んでみましたが
手間ばかりかかっていた
あの頃から
少しは進歩したようです。

同じ場所着地するにも
すっと
着地できるような
そんな今日です。


バタバタの着地もいい。
すっとした着地もいい。
それぞれの味わいが
あるのですから。

さて
あと一歩を
しっかりと踏み込んで
みたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅生門

2011年01月27日 | ヤスさん日記
羅生門観ました。

思い込みってやつが
世の中を動かしている
のかもしれません。
私の真実が
貴方との真実とは
時間と共にかけ離れてゆく
可能性が
多分にある
ということを
再確認しました。

だからこその
話し合い
共有
なのでしょうね。
それも互いに投げ合い
受け止めあえるような。

三人三様で
それぞれに
きっと
自分の思い込みに従って
本当に本当のコトを語っている。
けれども食い違う
そこに落とし穴がある
のでしょう。

三人三様で
どこに反省があるのか
成長があるのか
ということです。

自分のどこに改過する部分が
あるのか
それを探求すること
をやめてしまっては
その出来事があったということ
も無為に帰してしまいます。

お釈迦様と弟子の問答で
お釈迦様が弟子に
知って犯したる罪と
知らずして犯したる罪の
どちらが重いかという問い。

さて
どちらか。

今の刑法なら前者が重いでしょう。
けれども
知らずしてずーっと知らない人間と
知って犯してそれにもがき改過する人間
に置き換えた場合は
どちらか
ということも考えます。

さて
人間の脳構造は
とっても都合の良いようにできている
ようです。
そこ
なんでしょうね。

新潟は真っ白ですよ。
本当に美しい世界に包まれて
作品づくり
5日後の搬入まで
やりきますね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大切に囲まれながら

2011年01月26日 | ヤスさん日記
万年筆
ずっと欲しかったモノ。
私を可愛がってくれたおじいちゃんが
いつも使ってた万年筆。
筆まめで葉書や手紙を
よく書いてました。

私にも
大切な万年筆が。
こんな季節は
あったかいコーヒーを飲みながら
机の上で手紙を書いたり
するのが
とっても
心地よい時間です。
あの独特の線で
しっとりとした質感で
丁度良い重みで
私の想いを
つらつらとカタチにしてくれます。

大切にしてるって
大事にしてるって
いつも傍で
出番を待ってる
その気持ちに応えてあげるコト
なのかもしれません。

大事だいじに
使ってあげれば
喜んでくれている
そして
いつかの私に繋がるはずです。

おじいちゃんも
きっとどこかで
そんないつかを見てたのでしょうね。
次の私のいつかは
どんな人なんだろう
って思いながら。

大切な大切な万年筆で書く文字
大切な大切なうつわで入れたcoffee
大切なに囲まれながらの新潟。
今日は大きな窓越しに
牡丹雪がゆっくりと降りてきてます。
ながさん
こんな新潟も見にきて下さいね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空想

2011年01月25日 | ヤスさん日記
「いつだって その輝きに
 真っすぐに 熱くなれたら
 なんにだってなれるぜ
 どこだって行けるんだぜ」

人生に於いて
遅い
なんてコトは
ないのだろうと
思います。

もしかしたら
という
空想。
人生で感じるべき感情を
肉体から離れる瞬間に
全て感じる。

感情だけを感じる
って
とっても
酷なことかもしれません。
肉感がなければ
赦しがない。

喜びも
学びも
実感としての
五感があるからこそ
成長に繋がる
はずだと思うのです。

そんな空想。

だったら
やるべきことをやるに
遅い事はないですよね。
今から
変わることは誰にでもできる。

でも
人生で体験するべきモノゴト
なんてのも
誰にもわからない。
けど
それを考えずにはいられない
のです。
特に製作中には。

そんな時に聞くには
いい曲だ
いい曲、だ。

ハナレグミ 光と影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可能性

2011年01月24日 | ヤスさん日記
「男子三日会わずんば刮目して侍すべし」
三国志の呉の将軍呂蒙の言葉です。
人間三日も会わなければ
その間にどれだけ成長しているか
わからないものです。
その可能性を
いっぱいに広げてあげることが
リーダーとしての役割でもある
のかもしれません。

「可能性」
この言葉ほど
ワクワクさせ
希望に満ちた言葉は
ないのでは。
諦めてはいけない
誰にでも
変わるという
変われるという
可能性は
あるものですから。

一見今はそりがあわないとしても
出会った縁
というのはあるはずです。
なぜ出会ったのか
どうしてそこにいるのか
もう一度見直して見るのも
大切なことです。

窓の外を見ていると
雪が降っています。
ふわふわとした雪は
同じ様に見えて
速度も大きさも違う。
障害物があれば
左にそれたり
右にそれたり。

一見すると同じ
でも
違いはある。

もしかしたら
昨日までの隣人と
今日の隣人の中身は
変わろうとしている
かもしれませんしね。
その可能性を
少しでもひきだせればな
と思う今日この頃です。

こころの声と現実は
なかなか一致しません
けど
こころの声がけは聞こえた
だけでも
大きな宝物ですよ。

雪の新潟は
アトリエに篭るのに丁度いい。
製作再開するとしますか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学真行動

2011年01月23日 | ヤスさん日記
未来を明確に描くこと
を考える今日この頃。
イベントにしても
地域のことにしても
私のことにしても
どれだけ明確に先を思い描いているか
そして
それに向かう覚悟があるか
ということなんだなと
思うわけです。

地域のことを考え
未来のことを考え
イベントをしたりしてると
その明確さを問われるものです。
それがないと
振れをきたしてしまい
不安定さを感じさせてしまいます。

でも
ですね。
明確に先を見通していれば
その為の一歩一歩を
確実に歩んでゆけばいいわけで。

言葉だけではなく
想いだけでもなく
今この時に
なにを選び
どんな行動をするか。

いつも私の中に在る
「学真行動」
真を学び行い動くこと。
真というモノが
いつも世間から認められるもの
でもないでしょうが
常識なんてものから
逸脱することもあるでしょうが
それでも続けよう
と思う職人でした。

さて
今日は整理整頓をして
また新しい一歩に備えますか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選べるとしたら

2011年01月22日 | ヤスさん日記
学ぶこと
喜ぶこと
無意識にも有意識にも
そのバランスを取ろうとする
ものですね。
そして
私たちは選べます。
「何を選ぶか」
学びにも
様々な喜びがあり
喜びにも
様々な喜びがある。

陰陽のバランス。
勘違いしてしまうのは
目の前の喜び
だけを追いかけてしまうと
その後から
学びが追いかけてくるでしょう。
そこで
私たちは喜びの種類は選べますが
学びの種類は選べないのです。

そして
逆ならどうか。
ということですね。

選べるものと
選べないもの
どちらもバランスをとろうとするなら
どちらから入るか。

さて
今日は論語に学ぶ会です。
私の選ぶ中国古典から
どんなコトを学べるか
精一杯やってみますよ。
その先にある
喜びを見据えながら。

ながさん
東京はいかがですか?
新潟は
雪の白さに白鳥の白さが
白さの奥深さを教えてくれますよ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする