職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

救われながら担う

2022年08月31日 | ヤスさん日記
ながさん確かに
救いなのでしょうね。
そして
安全基地。
ここに戻ってくることで
自分を
守れる
といいますか
回復できるといいますか。

自分を保てる場所。
そこに
文化があるとは
美輪さんらしく
美しい言葉だと感じます。

大きな枠での文化
その一端を担いながら救われている。
私たちの業は
そこから逃れられない
とも言えますが
そこの救いの一端を
になっている
とも言えるのでしょうか。

8月も31日。
今週は
目紛しくもあり
集中の時でもあり。
安全基地の工房で
今日も始めます。
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想像力のパルマコン的な意義

2022年08月30日 | ヤスさん日記
この28日の
風フェスマルシェを振り返りつつ。工房で仕事に励んでいると
やっぱり
私は東洋思想に戻ってくるな
と感じています。

鼓腹撃壌。
十八史略とゆうChina大陸の歴史の中
最初の最初
堯帝の時代の逸話としてでてきます。
いつか
鎚起銅器職人が
鎚起銅器職人らしく
日々のことに励み。
陽が昇ればまた仕事に励み
陽が暮れれば酒を呑み。
そんな世の中になれば
と思うのですが。

周りの職人からは
「いや、現代もできるじゃないか。」
と言われることもありますが。
想像力を育む器づくりの理念を掲げ
「目の前にあるもの全てに前提があり、経年と共にものごとは変化してゆく。」
と考えているていると。
世の中のこと
環境のこと
政治のこと
など。
「これってどうなんだろう?」
と問うてしまったりします。

想像力の
パルマコン的な意義は
思考停止をさせない
とゆうことでしょう。

そして
どうもおかしい?と感じることと
出会ってしまう。

私の代では無理でも
いついつの日か
そんな世の中が来れば
と願いつつ。
今日も
銅板を叩くことから始めます。

それぞれの人が
それぞれの場所で
それぞれの能力を
発揮できますように。

さて
今週は1ヶ月の出張準備。

納品の瀬戸際。
目の前を精一杯やりきって
旅にでるとします。

鼓腹撃壌

「日出而作、日入而息。鑿井而飲、耕田食。帝力何有於我哉。」
十八史略 堯帝よ
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ギリギリのところで

2022年08月29日 | ヤスさん日記
ながさんお誕生日おめでとうございます。
こうやって
お祝いの言葉を伝えられるのも
今があるからこそ
ですね。
その今を
いつまで続けられるのかわかりませんが
私が生きている限りは
今日とゆう日に
お祝いを届けます。

昨日は
風フェスで初めてのマルシェを
開催したのです。
この良き日に
第1回になる風フェスマルシェを開催できて
よかった。

当日は
参加費
出店者さん協力金
スタッフさん協力金
募金などを合わせて
20万円を越えるお金があつまりました。
このお陰で
次回は20名のお子さんが
毛髪ミネラル検査を受けられることとなります。

きっと
合理的ではない
のだと思います。
実際に
このようなイベントの
費用対効果を考えれば。
でも
その非合理性にこそ
やる意味があるのだとも思います。

その熱量ことが
伝えたいことだとも。

この2年半を振り返ってみれば
心ギリギリでした。
その心ギリギリで踏みとどまれた。
そして
昨日を迎えられて良かった。

単純な言葉ですが
よかったです。
ギリギリで踏みとどまれて。

きっと
私たちもまだ
ものづくりの人としても
何かのアクシデントで
そんな時がくるやもしれません。
そんな時も
お互いギリギリのところで
踏みとどまって
続けましょうぞ。

この一年が
ながさんにとっても
素晴らしき一年であるよう
新潟より祈っております。
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ばらばらであるからこその一丸

2022年08月28日 | ヤスさん日記
今日とゆう日に始まる
新しい一歩。
風フェスも
セカンドシーズンに入った
と言っていいのでしょう。

出張前のこのタイミングで
肩の力を抜いて
準備をできたことも
これまでとは違う
これからの形です。

日々
ばらばらに生きながらも
時として
一丸に生きる。

ばらばらだからこその
一丸。
ゆるい連帯。

絶対こうでなければならない
とゆう言葉からは
一番遠いところにある動き
でもある。

第1回風フェス新潟マルシェ
今日とゆうに日に
願いを込めて。

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自分の至らなさを感じる8月

2022年08月27日 | ヤスさん日記
私は住宅ローンを組もうとしたとき
2000万円も借りられないのか。
そんな自分の至らなさを
この8月は感じております。
いや
別に
今まで借りようとゆう予定も無かったし
借りようと思えば借りられる
くらいの額だと思っていただけに。
自分の至らなさを
重々と感じる日々です。

職人として
個人事業主として
結構頑張ったんだけどな
とゆう心持ちはあります。
でも
今までは
自分の世界の中でやってゆけば
今後も悠々自適に近い人生を送れる
とゆう感覚はありました。

けれども

自分のやりたいことが目の前にあって
それをできる状況があったときに
世の中との擦り合わせをすることで
現実にすることができたのなら。

市民活動をしているだけに
この世の中との距離感は
適切に保っていたいのです。
市民活動をしている
とゆう印象が
陰鬱としている印象にならないように。
自分の才能を発揮して
陽気な上で世の中の問題を解決してゆけるように。

上記
住宅ローンの件も
やり方が悪いだけなのです。
ちゃんと経理のことを理解し
整理整頓すれば
良いだけの話でもある
と思うのです。
この辺り18歳上の先輩にご指導いただき
猛烈に勉強中です。
数字を見るのが嫌いではない私。
職人と市民活動
それぞれの両輪が更に大きく
スムーズに回るように。
しっかりと学ぶタイミング。

さて
自分の足りないところを
重々感じる8月の中。
今日は葉月も新月
今回は乙女座の新月で
「窓の向こうの騒音を心でみる。豊かなる静けさ。」
とゆうメッセージ。
感染症など
様々なことがありますが
自分の中の静けさを大切に。
今日も過ごします。
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50歳を前に小学生を想う

2022年08月26日 | ヤスさん日記
よく眠るよく起きる。
この循環が
どれほど大切かは
50歳を前にすると
ますます実感することになります。

まだできる
もっとできる。
やるなら今しかない。
そんな心意気は
まだまだ
上向いてゆくわけですが
それに伴い
身体の使い方は
考えなければならない。
自分の体力を知る
とゆうことでもあり
体力を保つことでもある
のでしょう。

でも
あの
小学校のときのように
目一杯やって
寝落ちするくらいの状態も
未だにあっていい
とも思います。

この矛盾。

心と身体
50歳を前に
改めて向き合わざるを得ない
テーマ。

時間の使い方
と共に
心の注ぎ込まれるエネルギーが
どれほど
自分の体力を補ってくれるのか。

なんにせよ
人間はひとりでは生きてゆけない
とゆうところに帰ってくるわけですが。
そんなお話もまた。
今日もハードな1日。
変わらないのは
手を動かし
一歩一歩進むだけ。
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よく寝た朝

2022年08月25日 | ヤスさん日記
よく寝た朝は
清々しいものです。
特に
この数日は
秋の深まりを感じます。
「もう秋なのか?」
とゆう心と
「まだ残暑きびしき折りも来るだろう。」
とゆう心と。

秋の空の目まぐるしさを
感じる今日この頃。

暦とゆうものが
どこを基準にしているのか
とゆうこともありますが。
暦上の秋にはぴったりで。

でも
新潟らしくはない。
そんな
寂しさも抱えつつ。

私の
目まぐるしさは
銅鍋づくり体験ツアーまで続きます。
よく寝たことだし。
バリバリと励むとします。
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ヒリヒリ感とは

2022年08月24日 | ヤスさん日記
ヒリヒリ感とは
なんなんでしょうかね。
書いていて
その言葉が
一番フィットするようで
言葉にすると遠のいてゆくようで。


改めて感じるのは
誰かの時間を無駄にしたくない。
とゆうこと。
それは
人の人生を削ること
でもありますから。

そこに
ヒリヒリ感は
あるのかもしません。

でも
何があっても
無駄なんてことはない
と思える仲間たちでもある。
何があっても
どんなことが起こっても。

50歳を前に
人生を振り返ってみれば
そうだんだと
確信を持って言えます。

必ず
何かの意味付けある。
そして
意味付けをできるようになる。

長期出張まであと10日。
こちらも
納期と準備の狭間で
ヒリヒリとした時間が
増えてゆくようです。
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夏のカレーに思う

2022年08月23日 | ヤスさん日記
絶対味覚を持った仲間たちや
二つ星のシェフに家に来てもらう場合。
何を料理するのか。
そんなことを
考える中で。
あの人は特別だから
とゆう言葉は
相手も傷つけるし
自分も傷つける
と思いました。

その隔絶をしてしまうことで
相手の努力を無化し
自分の能力の可能性を狭める。
そんな気がするのです。

あの人は特別だから
と後輩からから言われることが
いつかの日ありました。
その言葉は
職人としての彼の力を
狭めてしまったかもしれません。

そんなことを
思い返しながら
鶏肉のカレーをつくってみました。
トマトと茄子で
夏仕様の。
1回で10食分はできる。
そんなカレーです。

このカレーが無くなる頃。
私は
出張にでることになるでしょう。
いつかの自分が想像もしていないような
西日本ツアーに。
そして
これからも
自分の考えもしなかったところにゆく可能性がある
と感じつつ
相変わらずな工房で叩き始めるとします。
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主催のヒリヒリ感

2022年08月22日 | ヤスさん日記
今度の日曜日。
大きなイベントとは言えませんが
大切なイベントを行います。
今まで続けていた
風フェスとゆう保養を
より多くの方に伝えたいとゆう思いで始める
第1回のマルシェ。

このマルシェは
風フェスに関心を持ってくれて
足を運んでくれた
関西のメンバーが
大阪で同じようにマルシェを始めたのが
きっかけです。

どうしても
閉じしまう活動を
もう一度開いてみよう。
これは
普段から話している
リベラルの閉じられ
保守の開き
の話でもあるのですが。

ついつい
内輪の理論になってしまうものを
もう一度開くことで
動きを出す。
きっと
動きを出せば
批判もあることでしょう。

そして
「これは絶対にいいイベントになる!」
と主催者たちは思っていても
なかなか伸びない参加者さんの数。
そして
出店者さんとの間で
感じるヒリヒリ感。

もうやらなきゃいい
と言えば
それまでなのです。
それでもやる。
それでも
伝えたいことがある。

それを支えてくれるのは
絶対に歩みを止めない仲間たちと
出店者さんやスタッフさんの柔軟な対応
そして笑顔だな
と感じる今日この頃。

あと6日。
このヒリヒリ感と向き合いつつ
より多くの人に伝えられますように。
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