職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

鎚起銅猫

2024年01月13日 | ヤスさん日記
ながさんにも
見てもらった猫。
新潟の
デザイナーさんの立体作品を
オマージュした作品
なのでした。
だいぶ
抽象化されているわけですが
抽象化されているだけに
私のデッサンの稚拙さ
観ることの足りなさを
感じる今日この頃です。

でも
普段は商品づくりを
生業としている私が
今回のように
作品をつくる時間は
また
独特の楽しさがあります。

見積もりをするわけでもなく
図案を書くでもなく。
見本はあれど
自由に自分の好きな時間を
注げる。

自分の商品づくりに
基盤ができたからこそ。
そして
また新規事業を考えているからこそ。
この鎚起銅器の技術を使った
作品づくりに
私の意思が向くのでしょう。

今年は
こんな時間を増やしたい。
ながさんとの
二人展も
こんな作品たちを
出したいと思っています。
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1 コメント

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Unknown (なが)
2024-01-13 15:17:55
大橋さんと猫は、実に大橋さんらしさが滲み出てるなと思いました。作品作りというものは、たとえモデルがあったとはいえ、そのようなものでしょうね。ときにはそんなふうに、好きなように作るのも大切かもしれませんね。
大橋さんから尋ねられたときに、めずらしいなぁと思いましてね。まぁ僕は犬や猫はたくさん描いてきましたんで、餅屋は餅屋に、という感じですが、僕そのとき、こう思ったんですよ。「猫に聞いてみたらどうだろう」って。笑。
実際の猫と、作家の描く猫はだいぶ違いますし、それをまた立体にすることなんて、多次元の宇宙世界のようなものですが。
それでもなお、猫のことは猫に聞け笑。面白くないですかね。猫を愛せば、あちらから教えてくれるもの。聞いてもないのに。
大橋さん、命を作るとは、そのようなものかもしれまさんね。(これは実に個人的な空想考察です。失礼をば)。
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