職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

本日の夏至に。

2024年06月21日 | ヤスさん日記
以前は
よくキャンドルナイトイベントを企画して
静かに過ごす夜を提案していました。
あの時の情熱は
お金は無いけど時間はある。
その環境に支えられ鍛えられたのことが
重要であった
と感じます。

あれがあるから
今がある。
当然なことではありますが
自分の物語の中で
今は戻れないあの時の力強さは
とても強く実感します。

陰極まれば陽となり
陽極まれば陰となる。
この時期になると
松下竜一さんの本を
読みたくなります。

今では
当たり前のように言われる
環境権を明確に打ち出すための
市民たちの運動の軌跡。
裁判を続ける中で
重苦とゆう言葉にも想像できないような
大変な日々であったことでしょう。

しかし
松下さんは
その重苦を書き記すと共に
ユーモアを持った裁判劇も書かれていたりして。

こうやって
掘り起こされ
運動を継続するみなさんの力が
ビシビシと感じられるのが
書籍とゆう物の良さだなと感じます。
デジタルなら
私はこの本と出会ってなかった
かもしれません。
どこかで見つけたり
誰かからいただいたり。
そんなことができる
物体としての力強さ。

そして
電力のことを議論すると
この1970年代にも言われていた
短絡的な反論は
今でも変わらない。
「お前はチョンマゲ時代に戻れとゆうのか?」

0か100かを議論しているのでは無く
もう一度問い直すべきではないか。
私はそれでしかないですが。
問い直すには
一旦生活の中で立ち止まらなくてはならない。
その立ち止まる時間が
1970年代よりも
取りにくくなっているのかもしれません。

多くの情報が流れ
生活も流される中で
立ち止まる機会が少ない。
そんな世の中で
一呼吸置ける場が
やっぱり重要だなと感じながら。

ながさん
7月には
東京に出たいと思っています。
その際は
じっくりとお話ししましょう。
コメント
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