職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

夢の話

2008年05月31日 | ヤスさん日記
久しぶりに見る夢は
無声
誰も声を発せず。
とも
みんなで意思のやり取りがあり。

以前好きだった女の子と
一緒に注文しつつも
走り回っている私
を待っていた為に
冷えきったラーメン。
「わがまま」な
夢でした。

無音
無味
なのに感じている
モノがある夢というモノは
とっても不思議です。

寝ている時の夢の中では
何でも出来そうですが
やはり、ナニカに縛られ
動けないこともあるもので。
起きている時の夢の方が
いろんなことがソウゾウ可能
なわけであります。

肌触り
食べ心地
香しさ
共振
どんなことでも
ソウゾウは可能です。

そういえば
その子には
ほとんどナニも伝えてなかった
なと。

オーガニック
カモミール
薄黄色
こんな土曜の朝にはぴったりの
飲み物です。
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隠者

2008年05月30日 | ヤスさん日記
ナガさん
新潟は朝晩の寒暖が激しく
何時かの半袖も
まだ引き出しの中
もう、6月か
と思いつつ
薄曇りの空はため息まじりです。

論語の中に
隠者が時としてでてきます。
隠者
老子もその一人だったと思うのですが
孔子のような世の中にでて
礼節を説く人と
よく対照的として引き出されます。
そんな隠者さん
自然の中に籠り
季節の流れの摂理を感じ
その中に真理を見いだそうと
していたのでしょうか。

内なる宇宙と対峙してみると
それがどこに向かっているのか
その広がりが
老子くらいの人達だったら
深いなと。

世に出て変化をもたらすか
内なる宇宙を見つめて変化をもたらすか

孔子と老子
明在と暗在
君子と隠士
二人のコトバを併せ読むと
また深みが一層増してくるな
と思う今日この頃。

最近、とてもココロに
沁み入る曲を聴かせてもらいました。

「わたしのこころは灯火です
 あなたの扉を閉めてください
 あなたの綾衣の裾にふるへて
 こころ静かにもえつきてあげましょう」

静かで凛としている歌声は
どこまでも響くようで
カラダの中に留まり
じっくりと味わわせてくれる
そんな曲です。

「わたしのこころは落ち葉です
 しばし お庭にとどめてください
 やがて風吹けば さすらひ人
 またもや
 あなたを離れましょう」

全てのコトがうまくいったら
溶けてしまうくらいが
いいな
と思う職人なのでした.
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見えているか

2008年05月29日 | ヤスさん日記
しっとりとした新潟の朝
窓に囲まれた部屋から見る
よしず越しの空は
何色にでも染まりそうな
そんな白さをたたえています。
こんな日は
静かに動き出したいものです。

ふと、思い出しました。
昔の大河ドラマ独眼竜正宗
正宗幼少期の梵天丸と和尚のお話。
疱瘡のため隻眼になった梵天丸
和尚に紫色の小さな花を差し出され
この色は何色かと問われる
紫と答える梵天丸。
今度は花をむしり取り
何色かと問う和尚
再び紫色と答える梵天丸。
何故に紫と問う和尚
心の目では紫に見えまする
と答える梵天丸。

和尚の大滝秀治さん
の表情が印象的でした。
可視故に見えなくなってしまうもの
それがなくなってしまった
故に強く遺るもの
ですかね。

「身はたとひ
 武蔵の野辺に朽ちぬとも
 留めおかまし
 大和魂」

先々を見据えていた人達の
目線がどこに向いていたのか
そのベクトルの強さ
とか
が気になる今日この頃。

ナガさん
夏に向けての準備は
着々と進んでおりますよ。
icecoffee
バーベキュー
ハンモック
etc。

真っ直ぐな道
白亜の線
青空と海

刻々と過ぎるいつもの場所に
見えるものは
いつかの様々と
見えているもの
これからの様々ですね。
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平和の火

2008年05月28日 | ヤスさん日記
福岡県星野村に在るという
原爆の残り火
広島での原爆投下から
1ヶ月あまり
親戚の家の地下で細々と灯り続けていた
そんな火を地元に持ち帰り
灯し続けてくれた人達がいます。

平和の火
業火の残り火
祈りに包まれた火

昨年の当時にその火を各地に届け
キャンドルナイトが
開催されました。
1pi:ce
沢山の祈りに包まれながら
大切に運ばれ
各地に広がった火。

点が広がれば
そして繋がれば
そのベクトルは
きっと空へと真っ直ぐに
放たれるような気がします。

peace
piece
パズルのピースが
様々なカタチを織りなし
ひとつひとつ繋がってゆく
そんなイメージの
平和の火。

今年も夏至が近づいてきました。
きっと
素晴らしい火が
新潟にも灯される
そんな予感の今日この頃です。
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怖じ恐れる心

2008年05月27日 | ヤスさん日記
アル ゴアさんが認めた著書
「理性の奪還」
理性と恐怖と信仰と
その三角関係のバランス
国家、地域、家庭
そのフォーカスするピントの
違いは在れど
じゃん拳と同じ
回り回って最後は同じ
なのかもしれません。

心の中を恐怖心が覆った時
理性の働きすらも
引きずってしまうのは
人間の性なのでしょうか。
しかし、特定の信仰を持たない
のであれば
恐怖に打ち勝つものは
なんなのでしょうね。

私の中での恐怖への対応策
その答えは…。

そして、信仰を抑制する
理性も。
信じるという大切なコトも
茫漠とした中での信は
糸の切れたタコのように
あらぬ方向へ飛んでゆくものですね。
そこには冷静な理性
が働くことも重要なんだなと。

商品に信仰のみが宿った時
商品に恐怖のみが宿った時
商品に理性のみに宿った時
今の世の中に当てはめてみると
またいろんなことが見えてきそうです。
国の進路に信仰だけが大きく作用した時
国の進路に恐怖だけが大きく作用した時
国の進路に理性のみが大きく作用した時
歴史が沢山のコトを教えてくれます。

青空の広がる新潟
時として姿を見せてくれる虹
が大切なことを教えてくれているのだなと。
今この空を覆っている空気が
多様性に満ちたモノになりますように。
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ココロころころ

2008年05月26日 | ヤスさん日記
新潟も梅雨空の匂い
すくすくと育つ植物達も
精一杯葉っぱを広げ
多くの光を集めようと
生き生きです。

ココロころころな週末
週末といっても
自営業の週末は週末らしくもなく。
街の週末の雰囲気に包まれ
喧噪の中若者達の
騒ぐ姿をぼーっと
観てみたり。

そのチカラのベクトルが
どちらを向いているか
だけなのでしょう。
それぞれの方向に
精一杯の光を集めようとしている
だけで。
周りから見ればいろんな
カタチに見える。

自然界では
そこで調和がとれて
ゆくのでしょう。
人間達もいつかは調和が
とれるような世界に
なるのでしょう。

朝、精一杯手を広げてみます。
空気を掴むように
未だ見えぬモノ
かもしれませんが
少しつま先立ちで。

しばらく続く曇り空が
静かに流れてゆく新潟です。
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煽られていないか。

2008年05月25日 | ヤスさん日記
日々の情報の中で
流されていないか?
時として立ち止まれる場所が在る
ということは
なんともありがたいことで。
余り溢れる日々の中で
ふとしたコトの奥底で
蠢いているモノが
なんなのか。

洞察力と探求力
大元の大元を嗅ぎ分けられる
五感を越えた知覚
もきっと必要なのでしょう。

表面的な情報に
右往左往することなく
させられることなく
事実を追い求めたいものです。

最近のプロパガンダに
流されてないか
煽られていないか。
いや、その新しい情報も
裏付けを出来るだけとらなくては。
だったら
一番近い道のりは…。

ぐるぐると
巡りめく思考は
自分の中で作り上げられた
虚構を打ち壊す
パトスの矛と
ロゴスの盾との応酬です。
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光の先

2008年05月24日 | ヤスさん日記
思考というものを持った人間
人間が思考を持ってしまった
そのプロセスに於いて
幸せか
そうではないのか
とういう問いがうまれてきます。

思考が無い
と言うことは
それだけで幸せなのか?
思考が無いだけに
それでよい
とも考えられますし
思考が無いだけに
幸せという概念すらもない
とも考えられますし。

ただ実感として
今を生きて
あちらにぶつかり
こちらにぶつかりながらも
保っていたいもの
その思考のプロセスは
人としての生には
とても重要なのではないかと。

やはり泥臭いのかもしれませんが
その泥の中から咲く
蓮の花の美しさに
魅せられてしまうものです。

生命の香り
毛布に包まっているときの
腕に感じる肌触り。
新しい色は
きっと希望の光
その先に見える色や表現方法も
また愉しみな今日この頃
今日も光の粒が
柔らかく照らしてくれます。
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降りてくる

2008年05月23日 | ヤスさん日記
新潟の朝陽は
薄曇りのカーテンを抜け
ゆっくりとここまで届いてきます。
静かな週末の明け方は
街の空気も
こころなしか弾んでいるようです。

ラジオの時間。
この春からコミュニティーFM新津さんに
持たせてもらった番組
「週刊ガイア通信」
日曜の10時から40分
4チームが2週ごとに
地球のことについてのお話。

四角いブースの中で
ゲストを迎え3人、4人との
おしゃべりの時間。
話べたでも
何人かがいれば
愉しくお話できるもので。

時間を計り
打ち合わせ通り
収録と放送のタイムラグ
みんなの目の表情

ふっとした時
降りてくるコトバ達
普段想っていること
普段考えていること
普段学んでいること
その瞬間が
上気しているわけでもなく
とても自然に
頭の中を満たしてくれる時。

コミュニティーの中で流れるコトバ
その重さを感じる今日この頃。
もっと沢山知ること
もっと沢山学ぶこと
もっと沢山動くこと
もっと沢山信じること
とても大切だなと。

過ぎ去った昨日が
交ざり合い醸成し
また
新しい引き出しになってくれることを
想いつつ
静かな朝も空気が動き始めます。
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芽吹く

2008年05月22日 | ヤスさん日記
昨日は小満
万物の全てのモノが充ち満ち
生成に向かうとき
沢山の命が花咲く時です。
私の庭のプランターの芽吹きも
沢山のチカラが成長しています。

直線的思考の上では
今はどの辺りにあるのでしょうか。
種を植え
芽吹き
花が咲き
種を遺す
そのサイクルの中で。

まん丸いお月様を観ながら
曲線的思考なら
今はどの辺りにあるのだろう
と。
まん丸なら
いつも今が頂点にあるような
一時間前
三年前
産まれたとき
そしていつかの日も
今その瞬間が
その人生に於いての
頂点。
そこでなにを選択するかが
とても重要なのだなと。

日々水をやりながら
植物達に沢山のコトを
教えてもらえるのだな
と思う今日この頃。
ハートの種も
しっかりと芽吹き始めました。

日記がうまくアップされておらず
ご心配をおかけしました。
そして、ありがとうございます。
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