職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

私なりの恩返し

2023年03月31日 | ヤスさん日記
ながさんとの出会い
中越地震から3年の後。
中越沖地震とゆうものが
柏崎刈羽でありました。
その際
仲間が沢山
柏崎にいたので
私は
一目散に柏崎に
原付で駆けつけたことを
思い出します。

この地震も
私の人生に於いて
大きなターニングポイント。
仲間を支えるための時間が欲しい
でも
サラリーマン職人では
その時間がとれない。

この葛藤が
2ヶ月後の独立
とゆう形になりました。

そして
この春に行われる
統一地方選挙に
風フェスの仲間が挑む。
そして
その立候補予定者を支える仲間も
大切な仲間達。

とゆうことで
私の愛車を
選挙カーとして
提供することになりました。

これも
今私の手元に
2台の車があるからできること。

柏崎への恩返し
とゆうと
たいそうなことのように思いますが
この
世界最大の原発がある柏崎の地から
変わることがある。

思いたい。

その願いを
愛車とゆう形で。

そして
本日より
東京出張。
鎚起銅器を感じてもらうために
励んできます。
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今やるべきこと、未来への準備を行ったり来たり。

2023年03月30日 | ヤスさん日記
パズルのようなタスク。
そして
また入っている
やるべきタスク。

出張前は
こんなもんだ
と思いながら
今日もまた
パズルのようなタスクを
組み合わせています。

そして
この春も
統一地方選挙があるわけで。
仕事に邁進しながらも
仲間達の動きに
共鳴する心はいつもあり。

今回も
柏崎の仲間が立候補する
とゆうことで
愛車を選挙カーとして
提供することになりました。

私の人生を
大きく変えた中越沖地震。
日本の歴史にも
大きな楔なのだと感じています。

その柏崎の
今後を担う
同世代の女性の議員。
そうあって欲しい
とゆう願いと共に
車を今日届けてきます。

そして
今のタスクを終えながらも
未来に向けて準備を整える。
行ったり来たりしながら
足元は
しっかりと踏みしめて。

天気がいい
ことが
心の支えになるな
と思う今日この頃。
さあ
今日も始めます。
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人焉んぞかくさんや

2023年03月29日 | ヤスさん日記
子曰く
其の以す所を視
其の由る所を観
其の安んずる所を察すれば
人焉んぞかくさんや
人焉んぞかくさんや

昨日も
論語に学ぶ会燕。
ほんの3人の
小さな回ですが
でも
ほぼ月1回のペースで進められるのが
嬉しいことです。

それぞれの
気配も感じながら。
文語体の文字を素読する。
明治時代の文語体も
慣れれば
段々と
読めるようになるものです。

そして
今回も3人それぞれの視点から
日々の自分と
論語を照らし合わせて考える。

あるメンバーは
安んずる
とゆう言葉が
とても印象に残ったようで。

その後の
近所での懇親会でも
それぞれの安んずるについて
深め合い
夜も深ける。

論語に育まれたから
世間でも渡り合えるのか。
世間と渡り合ったから
論語に出会ったのか。

そんなことを
考えつつ
それぞれの人生であり
大きな正解なんて
ないんだろうな
と思う今日この頃。

さて
今日も新潟は晴れ晴れとしています。
パズルのようなタスクを
ひとつひとつ。
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修行時代の思い出のラーメン屋さん

2023年03月28日 | ヤスさん日記
歩いて5分
駅前のラーメン屋さんが
今月いっぱいで
お店を閉める
とゆうことなのです。
なんでも
バックパッカーになって
世界を一周するのだとか。

まだ
サラリーマン職人時代
仕事終わりに
料理をする体力も
車を運転する気力も無くし。
駅前に足を運んで
シークワーサーサワーと
味噌ラーメンを食べる。
そんなことが
何度も何度もありました。

そんな風に
修行時代を支えてくれた
ラーメン屋さんが閉まる。

この時代
飲食店のみなさんは
とても大変なときを迎えている
と感じます。
致し方ない。
けれども寂しい。

あの時代。
ただただ
目の前の銅器に向かい合っていた
その先にあったラーメン屋さん。

あと数日
何度か足を運びたい
と思います。

ながさんにも
その味噌ラーメンを
食べて欲しかった。
歳を重ねるとは
こんなことの積み重ね
なのでしょう。
あのとき
ああすればよかった
とゆうような積み重ねが
人生なのでしょうね。

だからこそ
今日もまた
日々に向かい合います。
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笑わば笑え

2023年03月27日 | ヤスさん日記
俵万智さんの
言い切りの強さ。
そして
その覚悟。
私たちも
そうだったと
言えると思います。

笑わば笑え

人生は孤独なものです。
きっと
家族がいても孤独なものです。

そして
その孤独さは
誰にも理解されない
のだろうと思います。

ながさんが
後ろ髪を引かれて
東京に帰った心情を
理解されなかったように。

でも
どこか
その孤独や心情が
誰かと触れ合うことがある。
そんな稀なことが
人生にはいくつか在る
のだろうと思います。

理解されないけれども
触れ合うことがある。

ながさんとの出会いも
その貴重なひとつだと。

またゴールデンウィークに
銅鍋づくり体験西日本ツアーで
鹿児島に伺うことになりそうです。
今回は
もっとゆっくりと
桜島を観て過ごしたいと思います。
ながさん達の原風景である
鹿児島はもうないかもしれませんが
変わらずそこに在る桜島のように
私たちの心意気も
ずっと変わらずに生き切りましょう。
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有耶無耶だとして

2023年03月26日 | ヤスさん日記
有耶無耶
とゆう言葉が
あんまりいい意味では
使われない
とゆうことは感じます。

しかし
そんなにはっきりと
全てが
すっきりとしている。

そんなことでも無いと思うのです。
そんなことで
昨日芋
有耶無耶なまま
進んだ感じはあるのですが。

でも
それこそが真実
とも思ったりします。

私は私の道を行く。
そのクロスロードでの
一点一点が
どう繋がってゆくのか。

昨晩から降り出した雨も
春の深まりを感じさせます。
さあ
今日もお仕事に
行って参ります。
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思い出す涙

2023年03月25日 | ヤスさん日記
ながさんの新聞から
俵万智さんの言葉が連なり。

そして
風フェスを始めた頃を
思い出していました。

今でも
この句を詠むと。
涙が出てきます。

それくらいに
活動を始めた頃の
心の傷といいますか。
周りからの圧力は
癒されるまでの時間は
かかるのだろうと思いますし。
もしかしたら
癒されることもなく
それが
原動力になっている
のかもしれません。

「子を連れて
 西へ西へと逃げてゆく
 愚かな母と
 言うならば言え」

「まだ恋も
 知らぬ我が子を
 思うとき
 『直ちには』とは
 意味なき言葉」

そんなことを
振り替えりさせてもらうきっかけも
ありがたい。

また
1ヶ月後に風フェスが始まります。
どんなことが起きても大丈夫。
そんな信頼感を共に。
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我々生き長らえましょう

2023年03月24日 | ヤスさん日記
ながさん
ほんと私も
心より嬉しく思います。
生まれ故郷の新聞に
あれだけ大きく
ながさんの絵が掲載されること。
そして
私が好きな
俵万智さんの言葉と共に
掲載されていること。

2004年から
もう20年が経つわけですね。
ながさんは公園でゴザの上に座り
私はひたすらに叩き込まれる。

この20年
よく続けてきました。

そして
私はこの時になって
やりたいを続けること

生命を縮めること
を考えているのです。

井田英夫さんが
亡くなって
彼の病棟での絵を
トイレの中に掲げ。
座るたびに
彼の顔を見る。

その度に
やりたいを続ける

生命を縮めること
を考えざるを得ない
のです。

私たちも
仕事と生活のバランスを
ちゃんととっていたからこそ
生命を長らえている
とも言えるかも知れません。

そして
それでいいんだ
と思います。

長生きすることがよいこと
ではないにしても
今この世の中を
切り取るものづくりは
まだまだ
この先の世の中を
見つめながら
つくり続けてゆかなければならない
と感じるのです。

過渡期

いつか時代が振り返ったら
言われるかもしれません。
いつかとは違う
生活と仕事が
溶け合う時代が
これから
また進むんだと思います。

その度に
私たちは
ものづくりとは何か?

問い続けなければならない。

ならない
ならない
ばかりですが。
ならない
のだと思います。

ながさん
ひとつの節目。
おめでとうございます。
そして
生き長らえて
また
時代をつくり残しましょう。
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世代間での技術的な過渡期

2023年03月23日 | ヤスさん日記
「何事の
 おわしますかは
 知らねども
 かたじけなさに
 涙こぼるる」
とゆう
西行の言葉を思い出す朝。

昨日は
地元の職人の先輩と
鎚起銅器の世界の人々と
懇親会を開催しまして。

やっぱり
技術には理由がある。
「何故こうゆう作りになっているのか?」
とゆう理由がある。
しかし
その理由を知らなければ
簡便さに押し流されてゆくことがあるのだろう
と思います。

そんなお話を
板金の世界から
熱くお聞きしました。

伊勢神宮の遷宮を例に
とっても。
技術を残そう
とゆう知恵が
日本人にはあったのでしょうし
今も
あるのだと思います。

それを
どう紡いでゆくのか。
鎚起銅器に於いても。

いろんな鎚起銅器の世界観があってもいい。
その多様な世界観の中で
昔ながらの職人が生きられるような世界があったら
この世の中も捨てたもんじゃない
と思ってもらえるのではないか
とゆうようなことを思っています。

その為には
銅鍋づくり体験も必要だし
経営も必要だし
とゆうことになってゆくのですが
明確に
鎚起銅器の職人として
今ここに在り続ける
とゆう思想が必要なのです。

思想を練る
為には
本を読むことも
考えることも
試すことも必要で。
その環境は
鎚起銅器はつくりやすいのです。

定休日明け。
今日も
また一枚から叩き始め
考えながら
鎚をふるいます。
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庭いじりの晩年がくるのか

2023年03月22日 | ヤスさん日記
春分の日の
第2回風フェスマルシェ無事に終わりました。
とっても
良い陽気の元
石瀬の家の
大きく開かれたイベントも
スムーズに
開き始めました。

玄関先の
庭の梅をが蕾から
開き始めるように。

ひとり
準備を整えている時に
思ったのです。


自分の家の庭木を眺めながら
静かに過ごす
なんて時間を
私の人生に於いて持つ
なんてことは
思ってもいなかったことで。

昨年
転がり込むように
私の手の中に納まった
石瀬の家。
悩むことなく
すぐにここだと思った
石瀬の家。
今まで溜め込んだ
いろんなものを
注ぎ込んだ石瀬の家。

不思議なもんです。
晩年
と言われる時期を
私が持つことがあったら
もしかしたら
この庭いじりをしながら
ゴットファーザーのように
庭でこの世のを終える
のかもしれない。
などと
夢想するものです。

畳の上では死ねない
と思っていた私が。

今日は
閏如月の新月です。
今回は
牡羊座の新月で
「抑圧の解放。新しい花瓶にいける野花を探しに。」
とゆうメッセージ。
今日はまた
明日からの仕事に備えて
整えるとします。

手紙を書いて
会計をして
図案を書いて。
今日も青空が広がり
良い1日です。
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