職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

変化の兆し

2012年10月31日 | ヤスさん日記
ひとつの区切りが
また来ましたね。
10月31日。
日々と同じ流れの一日
なのですが
やはりなにか
変化の兆しを見つけたくなる
そんな一日です。
明日になれば
また月も変わる。
ながさん
東京ではそんな一日を
どんな風にお過ごしですか。

まだまだ
と思っていたものが
もうに変化する。
まだまだ
と思っていたものが
目の前に起こる。
その前に在る
変化の兆し。

何気なく
何気ない今日。
ほんの少しでも
いつもとは違う
行動をしてみる。
そんな
心の変化を
変化の兆しの中に見ます。

足取りをゆっくりとったり
コーヒーの豆を変えたり
食事の質を変えてみたり。
そんなちょっとした変化の中に
心の動きがまた
あるのだと思うのです。

そんな
取り留めもないお話を
書き留めてみました。
今年も
あと2ヶ月になりますが
今年の最初に掲げた目標や想いに
どれほど近づけたのか。
振り返ってみる時間とします。

ながさん
今日の新潟は寒いですね。
東京もあたたかくお過ごしくださいね。
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新しい方法

2012年10月30日 | ヤスさん日記
仕事の流れの中で
取り返しがつかない過程

どう乗り切るか
って考えているのですが
もしかしたら
乗り切るって考えていると
それが
できないのかもしれないな
と思う今日この頃。
ながさん
絵画にもそんな工程はあるのでしょうか。

そこには
戻る事が出来ない
って時に
今ここで
何をするべきか
って考えます。

今はもう
そこには戻れない。
としたら
今最大限に
それを活かすべき方法を
考えるってことなのでしょうか。

やり直す事ができない
って
そこをもう一度
味わい直す
ってコトでも
あるのかもしれません。

そして
さて
私はどうするのか
と。

きっと
新しい方法が思い浮かぶ
はずです。
その新しい方法は
今まで経験した中から
抽出されるはず。

ということで
もう一度試してみるとします。
試しては
試すの職人は
まだまだこれからですね。
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理屈じゃわからないところの

2012年10月29日 | ヤスさん日記
理屈
じゃわからないところの
感覚が
心地よいと言っていたり
危険だと言っていた
その
理屈じゃない所の感覚って
根源的な本当が
あるのだと思うのです。

音楽や
踊りや
ものづくりや。
もっと
日常のあれやこれや
瑣事に至るまで。

大人に成るって
その経験から
そんな感覚を研ぎすませてゆく
ってことなのかもしれません。

理屈
じゃわからないところの
感覚。

眼を閉じてみれば
見えなかった物を
感じる事もありますし
聞こえなかった事を
感じる事もありますよね。

さて
今日はどんな感覚が
研ぎすまされるのか
しっかりと感じてみたいと思います。

終わりに近づいた金木犀の残り香が
心地よい新潟です。
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「どうせ」から「きっと」へ

2012年10月28日 | ヤスさん日記
新しい形を構築してゆく
って中で
枠を取っ払ってみる
って必要だと思うのです。
法律は
できるだけない方がよくて
じゃぁ
何で整うかってゆうと
それは
人心なんですよね。
だからこそ
人心の陶冶が必要なんだろうなと。

法律って
あれば便利なのかもしれませんが
便利なだけに
画一的になってしまう。
法律であちこちを
縛り付けるよりも
真ん中にある人心を
整える事で
そんなものは
必要なくなって。

って
理想。

理想は
考えるうちで最高の事
らしいですが
その最高の事を
目指したいなと。

昨日学んだコトのひとつ
「どうせ」
から
「きっと」
への言葉の変換が
意識に与える影響は
大きいようです。

きっと
まだ間に合うはず。
間に合うならば
走り続けたいな
と思う職人なのでした。

さて
静かな日曜日。
ゆっくりと工房で
想いを形にしてみますか。
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モノ選び

2012年10月27日 | ヤスさん日記
この目の前のモノは
どこからきて
どこへゆくのだろう。
どんな人が
どんな風に作っているのだろう。
どこで使って
どんな人となら
心地よいのだろう。
そんなコトを想いながら
coffeeを居れる朝のひととき。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

コーヒー豆
カップ
ソーサー
ドリッパー
フィルター

などなど
朝のひとときでも
私はこの地球に生きていて
この地球で生まれたものを
使っているのだな
と。

そして
どうせ使わせてもらうのなら
環境に負荷をかけないような
どんなモノ選びをしたいな
と。

売る
という目的で
様々な表示がされますが
本質としてのモノを
選ぶ目を
私たちも持たなければならい
と思うのです。

表層に惑わされない
本質の所。
それをしっかりと掴みたいな
と思う今日この頃です。

さて
穏やかな始まりの土曜日。
今日は
どんな一日をデザインするか
coffeeと共に考えてみます。
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紫のスケジュール帳

2012年10月26日 | ヤスさん日記
新しいスケジュール帳は
紫色。
私の中での紫色は
統合などを意味してくれる色です。
統合する事によって
また新しい視野を持つ事が出来る。
この色に惹かれたということは
これからは
そんなスケジュールに成るような予感。
紫な一年って
どんな一年なんだろう

想像してみます。

スケジュール帳
って
毎日目にする物で
とっても大切なモノ
のひとつだと思うのです。
その
毎日の物の色も
また大切なコトだと。

何気なく何気なく
時々
文房具売り場に行っては
直感に頼って
自分自身に合った物を
何気なく探す。

その直感は
今度の一年を
暗示してくれるのだろうな
と思うのです。

紫色。
自分の殻を打ち破る
ともいわれています。
来年は
どんな視野を手に入れて
どんな殻を破って
どんな自分自身を構築するのか。

ワクワクする
職人なのでした。
さて
先ずは何から書き入れるか
それも
直感に任せてみますか。
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一日を思い。

2012年10月25日 | ヤスさん日記
やっぱり
この鎚起銅器好きで。
現状が
自分の美的感覚とは
かけ離れているようなら
この仕事で
世界を変えられるような
表現をしたいな
と。

一日
仕事部屋に籠ったとしても
世界は
私の中にいつも
広がっているな
と思うのです。

その
広がっている世界の為に
なにか
ひとつでも

手がけているモノで
一歩進められるコトがないか
と思うわけです。

ナニカ
一歩。

一日
外に出ないとしても
今私たちは
私たちの生活を
表現として
扱う事もできますし。
私たちの生活自身が
表現であるはずだと思うのです。

そんな
外に出ない一日を思い。
秋の煮込み料理を
しております。

ながさん
今日一日。
誰とも会わないとしても
私が思っているコト達は
どこかに伝わっているはず
ですよね。
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待ってみる時間

2012年10月24日 | ヤスさん日記
今日は
無性につくりたいって日。
そんな日でも
ちょっと製作を待ってみる
って
試してみます。

もう一段上へ
きっと
空を見上げたり
眼をつぶってみたり
紙の上に筆を投げてみたり
そんな中に見える世界観が
器のデザインを
より高めてくれるのではないか
と。

人間の歴史で
多種多様な器の形が
創案されては
形に成った物もあり
消えていった物もあり
そんな歴史の流れの中での
今。

必要とされる器って
どんなものなのでしょうか。
もう一度
じっくりと
向き合う時間です。

銅の特性

硬さ
しなり
稜線
そんなモノ達を
もう一度見直してみる
きっかけ。

実際
武器としても
使われていた
金属としての
特性を
今の時代だからこそ
人のぬくもりの伝わる
器として
届けたいな
と思うのです。

まだまだ
自分の中の奥の方に
眠っている
新しい形を
引き出せるように
空を見上げてみよう
と思う職人なのでした。

さて
今日は秋晴れの新潟です。
東京の今日は
いかがでしょうか。
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来年と名残と。

2012年10月23日 | ヤスさん日記
ストーブの出る季節は
音も
あったかさを運んでくれる
ような気がします。
ガスストーブの音
やかんの湯気の音
鍋の煮込まれる音
いろんな音が
私をあったかさで包んでくれる。
ながさん
東京のおでんも
美味しい季節なのでしょうね。

新潟の短い秋が過ぎて
もう冬支度。
短い秋の間にも
美味しさは
私の中に積み重なりました。
ほんの短い
季節の名残。
食べれなかった食材は
来年への
糧として
とっておくとします。

来年。
来年が何回くるのか
わかりませんが
来年が来る
って思うと
優しい気持ちになるような。

来年も見られるって思うと
ないがしろにしてしまう事も
あるかもしれませんが
来年もって思える事って
幸せな事
なのでしょうね。

なんとなく
名残を感じる
今日この頃。

ながさん
あったかく過ごしてくださいね。
新潟も
あったかく過ごしますから。
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自分自身の言葉

2012年10月22日 | ヤスさん日記
湯気って
幸せですよね。
それも
食卓の湯気は
本当に幸せで。
その湯気を見ながら
この週末を振り返り
つつな職人です。

みんなで
って
あんまり意識しないのですが
自分自身の言葉を
自分自身で放つって
大切なコト
なのだと思うのです。

自分自身の言葉が
繋がった時に
みんなになる
ような感覚。

だから
自分自身の言葉が
みんなにならなければ
自分一人でも
それを保ち続ける
ってことで。

一人でも保ち続けられる覚悟が
あるのかって
ナニカの拍子に試されて。
その試練に
平静で居られるのも
その自分自身のお陰で。

そんなことを考えながら
一人
家に在る
お風呂や
お酒や
好きな小説なんかを
愛おしく思うものです。

ながさん
東京はいかがお過ごしですか。
新潟は穏やかな秋晴れです。
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