職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

猪突猛進

2006年11月30日 | ヤスさん日記
ポジティブな人に出会いました。
ポジティブな人。
でも私の好きなポジティブな人とは違ったのです、が。
「猪突猛進ポジティブな人」とでも名付けましょう。
来年が猪年でもありますし。

メタ認知できるか否か。
自分のネガティブなところもポジティブポジティブにとらえられるのか。

周りが見えてないと
言葉だけだと
少しがっかりな今日この頃です。

しかし、自分ももっと優しくてなりたいのです。
もっと穏やかな人になりたいのです。
私も足元もしっかり見ないと。

新潟はアラレが降っています。
今日は美味しいモツ煮と日本酒でココロも体もあっためようと思います。
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紅葉の足跡

2006年11月29日 | ヤスさん日記
11月も明日で終わり。
明後日からは師も走る12月ですね。
そして職人ナガも走る。
職人ヤスも走る。

今年一年、やり残したことはないか?
いやいや、あとまだ一ヶ月もあればまだまだできることがありますね。
まずは今週末の燕家2FをOPENを皮切りに今年一杯を楽しみます。

念願の2F改装。
今まで7年も住んでいてなぜか手をつけなかった2F。
きっと今年一年いろいろな事にココロの区切りもついたのかなと思います。
部屋一面がディープブルー。
絵を照らすスポットライトが二つとローソクの灯り。
ただブルーに包まれるそんな空間です。

「青は真実の色」
とはロシアの女帝エカテリーナ
最愛の恋人であり臣下のポチョムキンに贈った言葉だそうです。

私の落ち着ける場所、
皆さんの憩いの場になってもらえれば嬉しいものです。
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作品展終了

2006年11月24日 | ヤスさん日記
本日工芸会小作品展が終了し、
無事搬出もすみました。
御来場下さった方々に感謝です。
本当にありがたいことですね。

狭いコミュニティーの中で良い作品を創る。
名前が前に出ていってしまう。
知られることによって
できなくなることとか
逢えなくなる人とかでてくるのかなー
と少しいらぬ心配をしてしまいました。

ただみんなのココロに響くものを創りたいだけなのですけど。

ヨーロッパでは眼に見えないものを形にする人のことを
錬金術師と言ってたそうですが、
みんなが
気、エーテル、想い、インスピレーション、情熱、etc。
それを絵や言葉や歌や農業や経営や日常の一瞬一瞬
いろんな事で形にしているのですよね。


自分の表現したいことをひとつひとつ確実にやっていく。
いつも酒好きおバカな職人ヤスでもあたたかく見守ってほしいなー。
と思う今日この頃です
おごらず、たゆまず日々精進です。
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ロミオとジュリエットby職人ヤス

2006年11月23日 | ヤスさん日記
いつか観た映画「恋に落ちたシェイクスピア」
大丈夫かくあるべし。(大丈夫とは真の男のことですよ)と思ったのですが…。
今、日本語訳のロミオとジュリエットを読み終わり少し喪失感が。
もっと珠玉のコトバ達がちりばめられている気がしていたのですが…。やっぱり原文でなきゃ伝わらないですかねー。

しかし、その中でも
「恋とはね、いわば深い溜息とともに立ち昇る煙、
浄められては、恋人の瞳に閃く火ともなれば、
乱されては、恋人の涙に溢れる大海ともなる。
それだけのものさ。
ひどく分別くさい狂気、
息の根もとまる苦汁かと思えば、生命を養う甘露でもある。」
ですよね。

恋なくして創造はありえないのですよ。
きっと。
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日韓戦

2006年11月21日 | ヤスさん日記
ふがいない日本はどうしたものなでしょうかねー。勝つ気があるのかないのか。ほとんど内容負けしている試合をして来場しているファン、テレビで見ているファンに対して何も思わないのでしょうか。プロとしてのスピリッツみせてほしいものです。

プロとしての魂は私も大切にしたいですね。
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ポンヌフの恋人by職人ヤス

2006年11月19日 | ヤスさん日記
舞台はパリ。
路上生活者の織りなす恋模様。

眼が不自由になるにつれ彼を求める彼女。
彼女の眼が治ると知りながら一人になってしまう寂しさにそれを隠そうとする彼。

彼女は光をなくす苦しさから彼の愛を求めたのか?
彼は一人になる苦しさから彼女に優しかったのか?

微笑みに潜む寂しさと
愛情に内包する狂気。

自分が必要とされなくなった時、
黙ってサヨナラと言ってしまう男がバカなのか?
それでもと追いすがってしまう男がバカなのか?

いったりきたりの人のココロにはいきつく所は無いのかもしれません。
でもきっと「寂しさを忘れる方法なんて誰も教えてくれない」ものなのでしょうね。


フランスの恋愛映画にワインはしたたかに酔ってしまう組み合わせかもしれませんねぇ。

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作品展初日。

2006年11月18日 | ヤスさん日記
今日から新潟県工芸会の小作品展が始まります。
昨日の搬入、飾り付けも無事終わりました。

今回はとても想いで深い、そして収穫のあった作品になりそうです。
新潟の若手作家に動きをもたらすきっかけをつくる気運を感じました。
相肝照らす人達と出会えたことに感謝です。

我が青春未だ朝陽の如く、といったところですか。
気持ちの高揚で眠れぬ朝のコーヒーはえもいえぬものですねー。

委細また後日。
良い週末を!
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雲が早いです。

2006年11月15日 | ヤスさん日記
新潟の空は猫の眼のようにクルクルと変化しています。
平日の休みはゆったりした午後。
こんなときはサイゼリア。
イタリアンのチェーンですが軽くワインと共に昼食をゆっくり過ごせます。

最近、教育のことが盛んにいわれてますね。
中学もろくに行ってない私に語れることはあまりないのですが、
周りを見ていると、「ナニカ」を感じられるとゆう事が大切な気がします。
きっと同じ物事を見てるのでしょうが
そこから何を感じるのか。
周りにいる人達が何を感じているのか考えられるとか。
うむむ。
職人の中でもそんな人達はのみこみが早くいい品物を作ってるような気がします。


教育。
難しいことはよくわかりませんが
親にしろ教師にしろ愛情をもって接することが第一義のような気がします。

新しい社員の入社直前。
私も大きな愛情をもって望みたいところです。
「有言実行」「知行合一」
今日のゆったり句読点の時を糧に
明日からまた一生懸命職人やりますか。
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フジコちゃん

2006年11月14日 | ヤスさん日記
イングリット・フジコ・ヘミング
彼女の持っている魅力はなんなのでしょうか?
何十歳になっても持っている嫌味じゃない色気と少女のような表情。
ココロからピアノを演奏することを愛しているんだなと、
とことん貫いた人の凄みを感じました。
彼女の詩にこんな一節があります。
「好きな時間は午後の四時。
夕日がさしてきて、それがすっと消える、
その夕焼けの感じが素晴らしいから。
リストにもショパンにもラベェルやドビッシューも
誰にもそういう寂しい気分になるときが
あったんだなあ、と思うから…。」
貫くためには強さが必要なのでしょうけれど
寂しさをも知っている人達が伝える美しさを感じます。


オーケストラをバックに弾く彼女。
慈しむように指をさすっている姿が印象的でした。
ピアノ独奏、リストのラ・カンパネラ。
彼女の中でも別格の曲でしょう。
心地よい音に包まれる感動を与えてもらえたことに感謝します。


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E=mc2

2006年11月06日 | ヤスさん日記
今まで理由もなくなんとなーくアインシュタイン好きで
前々から気になっていた相対性理論。
しかしながら勉学とゆうものを全くしていなかった私には理解不能。
でも、この休日に彼の思考に触れた気がします。
数式自体はまだよくわからないのですが
何気にとった一冊の本との出会いで。
彼のことが気になってた理由が「これだったのかっ!」と分かったのです。
分かったといっても全くもって理系的ではなく
相対性理論=「世の中色んな人がいるしさー、
          それぞれの環境でそれぞれの感じ方をしてるんだよねー。
          時間も人それぞれので流れかたが違うしさー。
          みないなー。」
と、アインシュタインが舌を出していたような気がしただけなのですが…。

「AさんとBさんがそれぞれ乗っているロケット
 宇宙空間ですれ違ったとき
 Aさんの乗っているロケットからBさんの乗っているロケットをみると
 Bさんのロケットの時刻が遅れていて、
 Bさんの乗っているロケットからAさんの乗っているロケットを見ると
 Aさんのロケットの時計が遅れている。」
うーん、そうゆうもんなんすかー。
としかいえないのですが。

世の中いろんな人がいていろんな見方があります。
いろんな縁があり良くも悪くも活かすのは自分しだい。
癇にさわることがあってもそれを活かせる自分がいればいいじゃん。
一歩一歩しっかり前進ですよ。
と、一人納得している職人です。
理系の人には駄目だしをされるのかしらん。


三連休、新潟は快晴続き。ゆったり過ごせました。
一緒に見た夕日や月の美しさの感動は
それぞれのココロの中にしっかり焼きついてるんだろうなー。
と思ながら満月相手にお酒をいただく日曜日なのでした。

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