職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

移住計画

2007年06月30日 | ヤスさん日記
明日の色は何色なのかなと。
本当のココロはどこにあるのかなと。
大切なコトバは
声高に放ってしまうと
もろくくずれそうで。

「まことのことばはここになく
 修羅のなみだはつちにふる」

いつもは、ひとつひとつを
かみ締めながら
伝えているのですよ。
ココロの中の質問は
そのほとんどが
解き放たれることなく、
受け止めまぶたを閉じ
微笑みに変換され表出される。
ようです。

修羅の100億年って
どれくらいの時の流れ
なのでしょうかねー、
そしてどこまで続くのか。

自然の中への移住計画を立てております。
川のせせらぎ
鳥のさえずり
木のあたたかさ
土の匂い
太陽の光
雨水の音
ひとつひとつが愛おしく、
そんな発見の中で
自分も成長できればなと
思っているのです。
そして、
沢山の笑顔とお酒があれば
なおいい。

お盆までにはいい古民家を見つけよう
と思う職人なのでした。
新潟は雨
明日は晴れるといいな。
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大掃除

2007年06月29日 | ヤスさん日記
久しぶりに大掃除を致しました。
カーペットをしまい
もう夏の装いいっぱいな感じで、
キャンドルもガラスの器に水をはり
浮かべるバージョン、
これが良いのです。
キャンドルの灯のゆらぎや
そこに敷いたクリスタルやビー玉を通して
陰影の深さを感じさせてくれる、
そんなキャンドルホルダーです。

そして探していたはずの携帯充電器
やっと見つかりました。
あまりにもあっけない所に在り
そこはないものと思い込みで
探しているはず
探してるふり
だったのかもしれませんねー。
見えているはずなのに見えていない
通り過ぎているはずなのに見えていない。

きっとそんなことが生活の中の
ソコココにもあって
大切な人のひとことや
差し伸べてくれた手や
包んでいる空気、
普段なら感じられているものが
思い込んでいなければ
しっかりと感じられるものが
見えない瞬間。

いかんいかん。
アンテナの錆を取り
潤滑油をくれて
掃除をしてあげなくては。

思い込みが見せる世界は
相手が送ってくれている
大切なものさえ
見にくくしてくれているようで、
思い込みが見せる世界は
自分が想いを馳せている
大切な人さへ
くぐもらせているようで。

またやってくる週末の日々、
リフレッシュ&模様替え
決行かなと思う
雨降りの新潟なのでした。
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どちらのプレゼントかな

2007年06月28日 | ヤスさん日記
そうなのだ。
楽しいときの時間割どおりに
普段もやってみればよいではないか。
そんなことに
ようやく気づいた今日この頃。
ナガさん東京のお天気は
いかがなものでしょうか?

最近は時間の流れ、
なんてゆうものが
やけに渦巻いていて
春眠が未だに去る様子もなく
昼お弁当の後などは
鳥のさえずりを聞きながら
うとうと、うとうと、と。

身体の外の流れと
身体の内の流れ、
その間に渦巻いているものに
揉まれながら
ぐるぐると漂っているのも
面白いものですが。

兎に角と、
山や川
闇夜と蛍
笹の葉と短冊
安らぎと笑顔
美味とお酒
そんなものがあれば
時間はいくらでも
融通をきかせてくれるもので。

しかし、この眠気というものは
天使のプレゼント
もしくは
堕天使のプレゼント。
これも修行のひとつ
なのでしょうねー。
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黒電話ダイヤル

2007年06月27日 | ヤスさん日記
黒電話のダイヤルを回すときの感覚、
幼き日のあの指の重さを思い出しました。
昨今は携帯でのmailやtel
おじさんたは昔は誰が出てくるか
ドキドキで
その時間が大切な時間だったのだよと
よくいってるなー。

今も昔もその気持は変わらず。
携帯の電話帳を検索するとき
mailの送信を途中で止めたとき
ほんの数秒
それは時間の問題ではなく
その中で流れる空気は
きっと今も昔もおんなじ
ドキドキ感なのですよ、
おじさま方。

便利がもたらした
時間の速さは
実は違う角度から
様々の色も魅せてくれるのです。
しかし、やはり「昔は良かった」
のかもしれませんね。
いや「昔も良かった」。

でもちょっと、時間もスローに
日々にアクセントをつけられる位の。
便利はもう良いのです、
機微を感じ分けられるだけの
ゆったりとした時間がよいのです。

平屋をくるむ回廊と
白い障子に射す光。
土に聞いていただく野菜と
あたたかいご飯。
大人も子供も笑顔と
緑と青の自然の声。

必要のない便利から外れたら
どんな色が見えるのでしょうね。
今日の新潟も雨模様です。
雨どいから落ちる雫
水たまりに跳ねる冠
いつもでも見飽きない
こんな美しい世界が
すぐ窓の外にあるのだと
幸せになる朝なのでした。
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ハートがいっぱいに広がる本

2007年06月26日 | ヤスさん日記
「顧客バリューアドバイザー」
として企業支援をしている、
京都の前田めぐるさんの著書が出ました。

Value Seeds100―ワーキングマザーが見つけたバリューのタネ
(前田めぐる著 カナリア書房刊/定価1200円+税)

めくっていくと、
バリューのタネが企画脳を刺激し
発想が広がります。
記事風になっていて
読み物としてもおもしろいです!

6月29日(金)~7月8日(日)に、
購入された方は、前田さんのHPで応募すると、
表紙のハートのタネが、もらえるそうですよ。
先着300名なので、
ほしい方は急いでくださいね!

もちろん、他にも「もれなく」もらえる
オマケがついています。
バリュープロモーションHP


日々楽しみのblogを書かれている
前田めぐるさん
2児のお母さんとして
働く女性としての
優しくてするどい目線、
「ほほほっ」と朝の
ほっこりする時間を作ってくれます。

行間にこめられてる
たっぷりを楽しみながら
この本に宿っている種を
私もしっかり育ててみたいなー
と思う今日この頃です。
ハートの種も沢山咲かせたいですね!
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準備はできている

2007年06月26日 | ヤスさん日記
「転回の準備はできている」
と日々囁いてくれるもの、
全てのつながりの中で
はっきりと見えてきたもの。
そこに踏み出すにはナニカを失うと
思い込んでいるのかもしれませんが
創造の彼方と同じ
いつも生み出すときには苦しみも
伴うものなのでしょうね。

自由な発想で
拘泥されることなく
遺すとゆうことの意味
ナニを遺すかということ

「踏み出す準備はできている」
今の中に未来が内在していて
でも、今までのことに引っ張られる
のは
弱さゆえに見えるものも沢山ありつつ
それを作品に昇華できると信じつつ

ありのままを想像すると
なにがありのままなのか?と、
考えに考えて
考えで頭の中が一杯になた時は
きっとそこには無が待っているのでしょう。

前回の論語にて
天台智ギが唱えた
一年三千論を教えていただきました。
奥が深ーい、深ーい世界
その深みの底の底には
きっとシンプルな世界が
広がっているのかもしれませんね。

さて、今日も
アトリエの香りと
雨の香り
coffeeの香りで
しっとりとした朝が始まります。
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Crystal

2007年06月25日 | ヤスさん日記
新潟は梅雨空で朝を迎え
しとしとと降る雨は
肌寒さと一緒に
少しココロとカラダを
暖めなさいと
囁いてくれているようです。

ひとつの物事を選択したとき
想いを行動にしてみたとき
得るものと失うものの色彩は
本当に微細で
すべてを静かにおさめたいと
願っていても
ナニカを引っ張ると
ナニカが押し出てきたり、
ナニカを押し出してみると
ナニカが引っ張られたり。

いや、しかしきっと
「太陽と月」
のように対のように見えて
ほんとうはそうじゃないってことが
本当なのだと思うのです。
が、人間とはなかなかそうは
うまくゆかないものなのかもしれませんねー。

水の入ったたらいを蹴ったら
同心円の波紋が広がり
思っても見なかったカタチをみせたり。
思っても見なかったトコロまでいったり。
ホントウの願いは
みんなの笑顔
それだけなのですが。

Honesty is best policy
しかし、ときとして人を傷つけるのだったと。

クリスタルを通した光彩が
見せる透き通った色、
それを手に包つつもうとしたら
色を失ってしまうのは
当たり前のことで、
きらきらと光っている美しさは
きっとそのまま
そのままに沢山の色を魅せてくれるよう
触れずにただ光に包まれている。
それがよいのだなと。

さて、一息ついたら
大掃除、模様替えでもしようかなと
思う今日この頃です。
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メガネ燃ゆ

2007年06月24日 | ヤスさん日記
ナガさん、100万人のキャンドルナイトは
今日の20時から22時までですよ。
今日もまったりゆったりしましょうー。

夏至の夜は様々なことが
美味しい赤ワイン
ピアノ生演奏
ピザとスパゲティ
平和への祈り
万感のハグ

そして、メガネのフレームが
キャンドルにて燃えました。
いつからこのメガネをかけていたものか?
はや5年と三ヶ月弱
その間、このメガネを通して
様々なものを見てきたなと。
フレームの鍍金もはげ
ブルーから垣間見る
ところどころの銀色。
とてもお気に入りで
とても一体感のあるメガネ。

いつも一緒にいてくれた君。
君無しでは生活できないのに
君をぞんざいに扱うなんて、
今までの君の大切さを思えば
なんて馬鹿な男なのだろうと。
君を通してみてきた色やカタチ
君を通して感じてきた様々の美しさ。
しなやかさと強さを兼ね備えた
美しい君のフォルム
これ以上、賛美するコトバを知らない
そして大切なものを失ってから知る
愚かな男です。

テープを巻いて補強して
しばらくは付き合ってくださいね。
ナガさんのメガネさんはいかがですか?
次に会うときは私も
新しい相棒かもしれません。

新潟は晴天。
美しい夕日と
美味しいビールが
キャンドルの灯を
刻一刻と深めてくれ、
日曜の夕暮れの寂しさを
あたたかさで包んでくれるようです。
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竹林爽風

2007年06月23日 | ヤスさん日記
新潟は昨日の土砂降りから一転
夏のような陽射しに照らされています。
陽が一番長い夏至を過ぎ
これからは暑さが増すとともに
日一日と夜も長くなってゆくのですね。

夏至の夜
昨日はどれほどの人が
キャンドルの灯のもと
大切な人たちと過ごしたのでしょうか。
あたたかい灯に包まれた空間は
時間が過ぎ行くとゆうことも
頭の隅の隅においやられ、
2時間という時が
ほんの束の間の夢の様に
キャンドルの灯のように
消えたとしても
未だまぶたにしっかりと
いつまでも映っています。

嬉しいあまりの涙
雫が頬を伝うまに
この数ヶ月のことが
瞬く間に過ぎ去り、
今ここにいる仲間が
何時とか何処とか、
そんなことは溶け去って
とにかく今ここに在る
今ここに居るという事が
どんなに大切なことか、
ココロから溢れるものは
コトバよりも早く
伝えたいというベクトルは
きっと
こうゆうものなのだなと。

さて、夏の陽射しは強いです。
竹林に入り込んだときのような
ひんやりと澄んだ空気や
緑に包まれるあたたかさ
そんなものを風とともに届けたいなー
と、思う職人なのでした。

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アメニモマケズ

2007年06月22日 | ヤスさん日記
ナガさん新潟大雨
いよいよ梅雨に入ったようです。
紫陽花が周りの色よりも
一層鮮やかで
紫や青のリズムを教えてくれます。

最近はゆっくりとした時間
とは、かけ離れた時間?
いやいや、体を動かしている時間と
ゆっくりしているとは違うもので。
私はいっつもゆっくりと
時間を過ごせています。
たまには頭の中がグルグルで
気ぜわしそうに見せるときもあるのかも
知れないのですが、
基本はゆっくり、ゆったりと。

仲間と一緒に走ってきたこの数ヶ月間、
夏至に向け
地域のみんなに想いを伝えようと
走り続けてきたこの数ヶ月間、
万感の想いで
今日も一日走り回ってきます。

アメニモマケズ
カゼニモマケズ

夜はやっぱり
静かにゆったりと
キャンドルナイトがいいなー
と思う職人ヤスでした。

さてさてと、
ではいざ出陣です!
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