職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

ZOO

2009年07月31日 | ヤスさん日記
久しぶりの東京砂漠
コンクリートに跳ね返る暑さに
むんむんとしながらも
不忍池の風が優しく包んでくれ
またそんなときのicecoffeeが
一服の清涼剤となってくれるわけです。

久しぶりに行った動物園
20数年来
動物たちが集まるそこへは
いってなかったなと。
上野恩賜公園ある上野動物園
たくさんの動物が居並ぶ中
私はなにを感じればいいのかな
と。

動物たちの寂しそうな目と
容赦なく照りつける暑さと

もしかしたら
私たち人間も今すでに
こんな透明な檻の中に入れられて
そして
目に見えない綱で
繋がれているのかもしれません。

物にあふれる町並み
全てがあるようで
とても寂しさをもつ。
世界の底が抜けるとしたら
そんな街から
始まるのかもしれません。
そしてそれを
受け止められるのは
地方だとしら
私にも
やれることがまだまだ
あるはずです。

そういえばと
思い出した中学時代の曲。
オールナイトニッポン
夜中の静けさの中で
よく聞いていました。
ZOO ECHOES
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最強の矛と盾

2009年07月30日 | ヤスさん日記
雨音香る新潟
新幹線に乗れば
もうそこは東京ですね。
かの人は
何日も歩いて
その距離を
必死で。
必死での行脚は
どんな世界を
見せてくれるのでしょうね。

人間の中には
矛盾と捉えられるものごとが
あるものですよね。
自分でも理解し得ない
感情も在るわけです。

「矛盾」
何でも突き通す最強の矛と
何者も通さない最強の盾。
simpleなら
きっと
どちも必要
ということでしょう。
それを戦わせる必要も無く
それぞが必要で
それぞれがそれぞれで良い。

こころの中に在るそれも
それぞれを戦わせる必要も無く。
そうなんだなと。
そしてそれはいつも
目の前のことに本気で
くもり無き瞳で
見ることができるば
なと。

世界を切り開いてみれば
笑顔にもなれば
憤りもあります。
そんな中で
今日という日もあるわけですね。
そんな今日一日も
どう生きるか。

ナガさん
久しぶりの会合は
痛飲しますかね。
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一編の詩

2009年07月29日 | ヤスさん日記
「自分の人生を一編の詩にする」
そんな言葉が
こころに残る今日この頃。
私の今があるのも
この半生のお陰であり
これから先は闇
そこに光を差すのも
じぶんなのだなと。
ナガさん
東京は暑さも増していることでしょうね。

信の一字
これからの時代を切り開くには
信のベースに思いやりのこころが。
なにものにも代え難く
どんな状況と対面しようとも
ぶれない信の文字
が大切だなと。

見えない世界だからこそ
見通そうと。
そして
あらゆる変化に対峙できるように。

なにものにも
どんなときにも
奪われないモノに
価値をおくコト
だなと。

しなやかに
ふわふわと
そして
真に在るものが
しっかりと。

転回の時節には
いろんなことが起こるものです。
ナガさん
東京もコンクリート熱でしょうね
Beerでもやりますか。


「おれは無事太平な世なら
 きっとそうしている男だろう。
 しかし、今の世にうまれて
 おれは猫になりたくない。
 やはり名のとおり
 千里を征く竜馬になりたい。
 おれは千里の竜馬にならなければ
 日本はどうなる」
  竜馬がゆく 第一巻より
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竜馬がゆく

2009年07月28日 | ヤスさん日記
竜馬がゆくし
私もゆく。
竜馬が竜馬であるように
私の中の龍馬も
龍馬らしくあるようです。

久しぶりに読み返している
司馬遼太郎さん「竜馬がゆく」
かれこれ20年前
その当時の私を熱くしてくれた
ものです。
そして読み物の面白さも
教えてくれました。

今となっては
その当時見えないものが
文章の中から見いだせるのも
また経験を積んだお陰
なのでしょう。
あれから20年
行間からは若々しい竜馬が。

日本中に沢山の龍馬を
素敵に思う人たちがいて
その中に
多大な影響を与えている
司馬さんの竜馬。
この20年間
私の中で育っている竜馬も
しっかりと私の真ん中に
立っています。

執着がなく
一見無愛想で
好きなものが大好きで
何者にも動じない胆識
そして
可愛い。

ありのままの人間として
その当時を受け止め
旅の中で学んだ世界の中に
どうしようもないものの
どうしようもなさに
私を一歩進める。
そんなことを想う新潟の夜です。

ナガさん
久々の会合ももうすぐですね。
今度はどんなお酒の色か
楽しみにしております。
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残照

2009年07月27日 | ヤスさん日記
海上に映り込む花火
空の花火を一層美しく
海の花火が照らしています。
実体はそこにあるのに
実質的な美しさは
こちらにあるもの
なのかもしれません。

花火
ってなんて美しいのでしょう。
一瞬にかける花火師達の
心意気や想いが
ひしひしと伝わってきます。

物質的でありながら
それを超えた価値を
花火は持っているのでしょう。
ものさしのあてかたを
ちょっと変えてあげれば
活き活きといきる
そして
いききるものでしょうし。
その年の空の色や
仲間の笑顔も
必ず忘れないもの
でしょうし。

柏崎ぎおん花火
残照がいつまでも
2009年の夏を
いつまでもと
感じさせてくれる夜
なのでした。

ナガさん
東京の花火も
素敵なのでしょうね。
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泥だらけ

2009年07月26日 | ヤスさん日記
子供達が競技を楽しむ。
新潟はそんな素晴しいイベントも
あるわけです。
普段は入れない
田圃の中で走り回る子供達の笑顔
大人も変わりなく
楽しめるってのは
やはり本物なんだな
と思う今日この頃です。

大人が真剣に取り組む姿
それが
子供達に伝わるもので。
イベントにしろ
応援にしろ
普段の生活にしろ。
ひとときひとときが
彼らに与える感覚を
大切にしたいな
と。

そして
大人といっても
子供と変わらず
どうしようもない部分も
持っていて
どうしようもない
からこそ
そこに楽しみを添加して
白い方向へ持っていければ
それが大人なのではないかな
と思う職人なのでした。

田んぼではしゃぐ子供達を見て
泥の中から素晴しい花を咲かす
あの蓮の花を思い出しました。
そして
全身泥にまみれた大人達の姿も
美しかったですよ。
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その一点

2009年07月25日 | ヤスさん日記
新潟は花火の音が聞こえる
そんな季節となりました。
夜の空に開く花の姿は
一瞬に焼き付ける
そしてそれを呼び起こしてくれます。
2008年長岡大花火フェニックス
その変化と
いつまでもと願う
それは必然なのでしょうね。

あの夏の花火

奔放な表現
だた愛しているという表現が
とてもこころに沁み入る
今日この頃です。
恋いこがれるや
大好きや
その場面を思い起こせる
その一点で
大切なことを
大切にできるのかもしれません。

そんな一点を彩る
美味しい食べ物や
美味しい音楽や
美味しい空間
美しく彩る器や。

今夜の空も
名残惜しさとともに
更けてゆきます。
愛する人たちや
恋いこがれることに
ありがとうな
職人なのでした。
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ひたむきさ

2009年07月24日 | ヤスさん日記
連日の高校野球
新潟県予選も
大詰めです。
準々決勝を終わり
後は準決勝、決勝を残すのみ。
沢山の汗で築かれた
努力の積み重ねが
感動を与えてくれます。

私の応援している県央工業野球部
一人一人の礼儀ただしさと
練習に打ち込む集中力。
ご縁があり
昨年からの一年で
その成長を感じさせてもらえるのは
地域の人間としても
ありがたいことです。

昨年は甲子園一回戦で
強豪報徳学園に惜しくも破れました。
後半リリーフで出場した
当時2年の古村君。
今年は一人でいままでを投げきっています。
あの時甲子園での感覚が
きっと彼の中での
安定したピッチングを
させているのでしょう。
準々決勝も13回を気力を振り絞って
投げきってくれました。

そして今年の目玉は
夏前まで4番を打っていた河合君。
夏予選前の遠征で振るわず
4番を外され
レギュラーを外され
その失意の中から這い上がり
先般の試合では
プレッシャーのかかる
2アウト満塁からの3打点と
その活躍を見て
それまでの流れを知るものとしては
涙なしには
見れないものでした。

県央工業野球部部員
全員の中に在る
信じる力や
あきらめないこと
今度の日曜日には
新潟県私立の名門
文理高校との対戦です。

大きな球場に青空
それぞれのチームの中に在る物語
勝ってもも負けても
精一杯の中に在る
きらきらとした宝物は
いつまでも彼らの中に残るでしょう。

ナガさん
純粋さの結晶が
あそこには在るようです。
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私が私として

2009年07月23日 | ヤスさん日記
乖離している
かの様に見える様々な現象も
包まれる大きな中では
ひとつになっている
ということもあるんだな
と思う今日この頃。

私が私として生きた証は
至る所に芽を出してくれるでしょう。
例えそれが見えなかったとしても
私が幸せだと
いうことに変わりがないわけです。

自然に芽生え
自然に枯れてゆく
一様の流れと同じように
いつかは
その日が来ても
今ここにあるということが
永遠と同じように
幸せだなと思うわけです。

暑さの新潟は
icecoffeeと
甘いクレープの香りが
いい具合にブレンドされて
夏ももうすぐそこ
だなと感じさせてくれます。
ナガさんも
素敵な夏を。
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激甚

2009年07月22日 | ヤスさん日記
珍しい新月の昼
新月ってのは
いろんなコトを引き寄せてくる
ものなのでしょうか。
波の高さに低さに
戸惑いながらも
それは
自然の摂理なのかもしれませんね。

激甚災害。
その言葉がこの季節を刻みます。
またひとつ
なす術がない
なんてことはないんのでしょうが
今の私には
祈ることくらいしか
できないのです。

あまりにも傲慢になった人間達の
しわ寄せは
弱きところに一気に吹き出し
大切なものを奪ってゆく
のかもしれません。

日々できることを
あきらめない。
この新月が教えてくれた
大きな大きなコト。
どんなに目に見えなかったり
カタチになり得なかったとしても
いつかに繋がっていると
信じることです。


何度でも
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