職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

日本一!

2006年07月27日 | ヤスさん日記
いやいや、ナガさんお疲れさまでしたー。
貴重な経験ですね。
富士山5合目までは行ったときありましたが、まさかナガさんが頂上制覇してるとは!
つゆとも知らず私はまた飲んだくれてましたよ。
尊敬の眼差しです。
今度ゆっくり話を聞かせてください。

富士山頂の美しい空、どんな感覚なんでしょうね。
今日の新潟の夕焼けはやけに赤いです。

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でかい背中。

2006年07月26日 | ヤスさん日記
私の工場にもでかい背中がいます。
とてつもなくでかく、尊敬する背中です。
私を育んでくれた背中なのです。
一緒に並んだらみんなにはどんな風に見えるんでしょうね。
自分の背中は見えないですからねー。

自分の道をひたむきに行くだけですね。自然体で。
大自然の森のように全てを包み込み癒せるような男になりたいもんです。


いやしかし、いい男の道は遠いですかな。
こつこつとやりますかねっ、ナガさん!
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「そっか。」

2006年07月21日 | ヤスさん日記
自分の口癖って何かなー?と考えてみました。
そしたら「そっか。」を何気に一番使ってるようで。
何か思い出したときの「そっか。」
感心したときの「そっかー。」
相手のコトバを受け取ったよ、という意味の「そっか。」

でもこの相手に伝えるときの「そっか。」は難しいもんですよね。その「そっか。」の中にはいろいろな事柄が含まれての「そっか。」であるわけで。
そこを感じてくれる人か、そうではないのか。
むむむ。
もっとちゃんとコトバにすべきことがありそうです。


ひとつ思い出しました。
小学校の頃は「どうしたんだー?」が口癖でした。
なにかにつけて「どうしたんだー?」
耳年増な小学生だったのでしょうね。
しかし、今の口癖はなんで「そっか。」なんだろーなーー。


あーなんか大草原をゴロゴロしてハーブティーでも飲みたい気分ッス。
新潟の梅雨はまだまだ長そうです。


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いいんだよ

2006年07月19日 | ヤスさん日記
先日、水谷修さんの講演会を聞きに行きました。
水谷さん、夜の世界に引き込まれてゆく子供たちに夜な夜な声をかけて回る、通称夜回り先生です。
シンナー、売春、ドラッグ。夜の世界の大人たちは家庭や学校に居場所のない子供たちに優しい言葉で近づいては夜の世界に引きずり込んでゆく。金権にまみれた笑顔のサディスト達。
水谷さんはそんな子供たちにこう言葉をかけるといいます。
「いいんだよ。今までのことは今のことも。
これから水谷と一緒に考えよう。」
彼の著書の結びは大人たちへのお願いでした。
どんな子供に対しても、過去と今を認めたうえでしっかり褒めてあげて欲しい。
よくここまで生きてたね、と。
彼は本当に命をかけてるのでしょう。
コトバのチカラを感じました。


いいんだよ。
ココロからの優しいコトバの数々は形となって現れるでしょう。
ありがとう。
綺麗だね。
ごめんね。
おはよう。
美しいね。
その結晶の数々は煌いて伝播してゆくのでしょう。
大人にも伝わって欲しいコトバ達。




私のコトバは伝わっているでしょうかねー?

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トビラ

2006年07月18日 | ヤスさん日記
目に見えないトビラを開けてみた。
その向こうは地図もなく、時間もなく
コトバによっては真っ白に
コトバによっては赤く
コトバによっては透明な世界。

甘く静かで少しの痛みをともなう波、
そこに漂えば只々恍惚の世界。
しかし、ひとたび地に足を着ければ全てが遠のいてしまう、ひとときのトビラ。

ココロにあたたかさと
名状しがたい切なさと
青く輝くカギを残してゆく。
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幸せな日々

2006年07月18日 | ヤスさん日記
昨日は数十回目の誕生日でした。
沢山の人達からお祝いの言葉をいただき嬉しかったです。

ココロ新たな出発の日なのです。
僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる、なのです。
沢山の人に「ありがとう」なのです。
どんなことがあっても日々の祈りはやむことはないのです。

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今日とゆう日に

2006年07月16日 | ヤスさん日記
映画フランダースの犬を観ました。

ひとときの煌めきだとしても、それを永遠にきりとる絵。
生命の温もりが宿る絵。
その絵からナニカを感じられたら、それは幸せなのでしょう。
そんな美しい絵と出逢えたとき、その出逢いに感謝なのです。
それがひとときだとしてもココロには永遠に焼き付くのです。
今日とゆう日に、また明日がくることにありがとうなのです。
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今年の夏も楽しみです!

2006年07月14日 | ヤスさん日記
待っていました!
3年に一度の里山アート。
越後妻有アートトリエンナーレ。
世界一の豪雪地帯、都市から遠く離れた里山に
45の国から330を超える作品が集います。

地域の侵入者アーティストがどう地域と同化しているのか?
そこには異文化交流や国際交流なんて言葉はなく、
その土地の土の匂を感じ、その土地の食物を食べ、
その土地を感じたアーティストと地元の人々との共同の表現の場。

見に行く我々も車に乗ったり、電車に乗ったり、歩いたり。
地元の人たちと会話をし、汗をかき、温泉に入り食事をし。
都市の美術館での気構えは必要なく。普段着の美術祭。


越後妻有大地の芸術祭 三年大祭
2006.7.23~9.10
http://www.echigo-tsumari.jp


ナガさんも小悪魔ちゃんも是非是非、新潟へ。
みんなで歩き、温泉に入り、美味しいお酒と美味しい料理!
東京チームと新潟チーム一緒に回れたら楽しいでしょうねー。
今年の夏は楽しみが沢山なのです!



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コーヒーブレイクとともに

2006年07月13日 | ヤスさん日記
一服の清涼剤です。

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明日は7.13

2006年07月12日 | ヤスさん日記
三条市の水害から2年が経とうとしています。

私のところまでは直接の被害はなかったのですが、手伝いに行った先々では水をかぶった品々がうず高く積まれていました。
あの空気感、すえた匂いはいつまでも記憶の中にとどまり、普段の生活の中でも必要なもの、潤いを与えてくれるもの、不必要なもの等々。色々なものに囲まれている中で考えるきっかけを与えてくれます。

あの時、何を失い何を得たのか。2年という月日が問いかけます。風化させることなく、日々の生活の中でも考えてゆきたいものです。

そう、ひとつ思い出しました。
結構な雨の日、水をかぶった品々を川端まで運んでいたのですが、道すがら小さな用水路がありまして、そこに木彫りのたぬきの置物が流れ着きました。
誰ともなく引き上げてしばらくはそのままだったのですが、次にそこを通ると頭にハンカチがかぶせてあり、次に通ると今度は小さな傘がかけてあり。通るたびに微笑ましく、動力の素になりました。
どんな時でも忘れないココロ、大切にしたいものです。


あれから2年、今日も新潟は梅雨空です。


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