黙って

谷川俊太郎さんと大岡信さんの
対談を読み始めました。
「詩はいつ死ぬのか？」
そんな問いかけから始まり
お二人のやりとりが
なんだか若くて
とっても面白い。
やけに言葉が刺さってくるな
と思ったら
１９７５年
私の生まれた年の対談でした。
といっても
谷川さんも４０代そこそこ。
まだまだ
尖って尖っている頃
なのではないでしょうか。

そして
今朝
「黙って」
とゆう谷川さんの詩をみつけました。
黙って。

今朝の雨音が
雪に変わればいいのに
と思っていた頃で。
真っ白な一面に
黙って鎚音が響くことを
想像してみました。

私は
黙っていたい
からこそ
大きな音のでる
この仕事をしている
のかもしれません。

黙って。
今日も励みたいと思います。
ながさん
立春前です。
くれぐれも
あたたかくお過ごしくださいね。

立場が変われば

弟子に言っていることが
父親に言われていたこと
と同じ言葉で
苦笑することがありました。
あの時は
理由がわかりませんでしたが
立場が変わってみると
わかることがある
のかもしれません。
考えることの大切さを想いつつ
考えることを止めて
兎に角真似る
とゆう職人の修行の始まり。
考えずに
真似て真似て
その環境を把握すること
同じ動作をすること。
同じくすれば
できるはずなのに
同じくしてるようで同じくない
その際を感じること。

考えるな感じろ
とは
ブルースリーの
映画のひとこまですが
まさしく
そんなところ。

ただそれも
考えるとゆう基礎があってこそ。

弟子をとって半年が経ち
私もいろんなところで
学びを深められています。
そんな続きも
また近々。

夢は仙人

「急ぐのか？」
確かに
その問いは
突きつけられますね。
夢は仙人
なのですが
今
そこに向かわない
向かえないのは
どうにもならない状態を
変化させてゆきたい
とゆう欲求からなのだと思います。
そこで
淡々と
淡々と。
でも
時として
声の大きさを考える。

この矛盾が
人間なのでしょうか。

行ったり
来たり
また
行って
帰って。

最近
胃が痛くてですね。
シクシクと。
なんだか
自分の終わりを
身近に感じていたのかもしれません。

でも
前橋でゆっくりして
いろんなお話をしたら。
結構すっきりするもので。

控えていたコーヒーを
今日は
薪ストーブで沸かしたお湯で
いただきたいと思います。

今日の自分を誠実に過ごし
明日に繋げる。
それがいつ途絶えるのか
わかったものではありますが
淡々と。

ながさん
前橋会合を
心より楽しみにしていますね。
きっと
彼も大きくなっていることでしょう。
その成長も
私の人生に於ける楽しみのひとつです。

わかりやすくされた情報

昨日は
友の事務所開きを
仲間と共に作り上げました。
ほんと
情報は
わかりやすくすればするほど
理解されずらくなってくる。
その一端に
十把一絡ってところがあると思うのです。
単調にすることで
伝えやすくはなるのでしょうけど。
そこには
様々な想いがあり
その想いが大切だとゆうのに。

そして
わかりやすくされた情報で
わかったつもりになり
批判を繰り広げる言葉に
傷つきながらも
そこに惑わされない
自分でありたいな
と思う今日この頃。

精を肚に貯め
即席ではないことに
一歩一歩。

昨日から前橋に入っております。
そして
５月に向けて想像を広げております。
ながさん
来月は一緒にお話ししましょうね。
では
今週も佳き１日を。

武蔵と私

武蔵は
焚き火の中で
自分の中に何を巡らせていたでしょうか。
螺旋から降りた彼が
どんな姿だったのか
未だ続編を見ることはできませんが
それが
力量とゆうものなのでしょうか。

今日は
何か寝つきが悪く。
ずっと
悶々と考えていたのです。
様々な方向に。
そして
はたと気づいたのです。

最近の自分には
ユーモアが無かったなと。
少ないのではなく
無かったと。
悶々の中で気づいてのです。

それも
論語に学ぶ会の懇親会で
久々に笑ったから
かもれません。
気がおけない仲間と
美味しいご飯と
美味しいお酒
と共に笑う。

なんだか
胸につかえていた
最近の気になる違和感も
すっと流れたようです。

ユーモア
笑い
それらが流してくれるものごと。
潤滑油としての
それらを
もっと有効利用しよう
と思う今日この頃。

ながさん
今日は前橋に行ってきますよ。
次には是非
ご一緒しましょうね。

あわ雪の

昨日は
いつも使っている道具を
ピカピカに磨きこんで
お手入れの時間をとりました。
いつも使っている
だけに
どんなタイミングで
それをするのか
なかなか
タイミングがとりにくいもの
でもありますすが
よしっ
と腰を据えてそこに向かってみると
精神のゆれを改めることができるものです。
燕市は雪の始まり。
ピカピカに光った金鎚を見て
良寛さんを思い出します。
「あわ雪の中にたちたる三千大世界
　またその中にあわ雪ぞ降る」

深々と降っています。
今日は積もるかもしれません。
ながさん
東京もあたたかくお過ごしくださいね。

自己疎外

「自己が
　自己たりえようとして
　自己たりえない」
そんな言葉が
ぐるぐると
頭の中を巡ります。
新潟の冬は
目紛しい天気。
こんな日は
じっくりと
自分の世界に入り込むものです。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

革命が起きると
そのあとに
どんな世界が広がるのか。
歴史は
見せてくれています。

日本にしても
維新があり
そのあとに明治から
大正昭和平成と
その流れの中で今。

やはり
何か疑問を持つと
太政官時代まで遡るようです。
そして
西郷隆盛の嘆きが
そこにみて取れる。

それを
変えるには
と思うと
やはりまた
とゆう思想はありえるのでしょうけれども
それを履き替えて
今ここで
できることの積み上げを
もう一度再構築してみたいなと。

ほんの一市民が
思うことです。
思うことが想うことに共鳴し
また一歩となるでしょう。

今日は
薪ストーブ焚こうと思います。
ながさんも
くれぐれも
あたたかくお過ごしくださいね。

近くの温泉宿へ

夕方までの仕事を終えて
近くの温泉宿へ。
温泉に入ったり
事務仕事をしたり
上げ膳据え膳の夕食をしたり。
そして
朝ごはんを食べたら工房へ。
たまには
こんな時間をつくるのも
新潟の職人らしいな
と思う今日この頃。
ながさん
そちらの温泉地も
いつかご一緒したいものですね。
東北はいかがお過ごしですか。

そして
なんだか
夜９時から
１０時間くらい寝て。
それでも
まだ眠たくて。
ほんと
疲れが溜まっていることを
胃はおしえてくれていたのだな
と思います。

まだまだ
漠としている
それらも
それでいいじゃないか
と気分を切り替えてみたり。

昨晩読んだ本に
弁証法について書いてあったのです。
ヘーゲルの後世が
簡単に図式化された簡略さに
わかりづらくなるとゆう現象。
簡略化することでわかったように感じ
わからなくなる
とゆうこと。

このさじ加減を
改めて考えてみたいな
と思う今日この頃。
行ったり来たり
その中の実践的な動きこそに
本質があるのでしょうね。

しばらく
断食してみますか。
心身ともに脱する事で
見えてくる世界を
待ってみたいと思います。

胃のこと

最近
胃のことを
ずっと考えているのですが
胃が教えてくれていることは
食べ過ぎと
漠とした不安
なのかもしれません。
この
漠とした状態を
明確にすることで
解決できることがわかる
のだろうな
と。

わかるのだろうな
と思いつつ
それと共に
そのわかったものが
自分一人では解決できない
なんて場合もあるな
と思うことが
漠とした不安を生むのかもしれません。

こんな時は
話してみる
ってことが
心を落ち着かせる方法
なのかもしれませんね。
なのかもしれませんね
と思いつつ
胃の違和感を感じる今日この頃。

今日は良き日です。
良い方向の温泉にでも
行ってこようかと。
ながさんの
東北話しも楽しみにしておりますよ。

ひとり焼き鳥屋

ひとり
ぽつねんと
焼き鳥屋で
しみじみと
ビールを飲む。
ただひたすらに
無言で味わって
味わい尽くす。
そんな
放っておいてくれるお店が
嬉しいな
と思う今日この頃。
久しぶりに出た新潟市のネオン街は
月曜の
なんとも寂しい人通りでしたが
そんな寒風の中を
歩くのも良い時間。

師走満月も
美味しく過ごすことができました。
そして
ひとりの時間の有難さと寂しさを
感じる夜でもありました。

ながさん
ちょっと
ほっとできるように
次の計画を立てましょう。
その目標をひとつに
今日も叩き続けたいと思います。

腕を上げること
この世の中が平和に近づくこと
それを祈りながら。
ながさんの
東北の旅も良き時間となりますように。