肉体の外の神経

一年の計は元旦にあり
とはいいますが
旧暦的一年の始まりは
褌をしめ直し
今年の計画を立て
やるべきコトを一気にやる
そんな一日です。
集中を
そのカテゴリーごとで繰り返すには
手描きと
パソコンの併用が
私の脳には合っているようです。
現代の私の進む方向を
しっかり見つめたいな
と思う今日この頃。
ながさん
東京の年明けはいかがお過ごしですか。

神経
という言葉が
今日は頭の中をくるくると巡ります。
神を経る
私達の身体の中に張り巡らされている
細胞を
私達は何故神経と呼んでいる
のでしょうか。

脳から肉体全部にかけて
この神経を通して
私達は感知して
やりとりをしているわけですが
そこには神が介在している
のでしょうか。

確かに
ふと
この肉体の事を考えると
精妙で愛おしくて
生きているんだな
と思うわけです。

そんなコトを考えつつ
肉体の外にも
神経がつくれないかと
沢山のメモ用紙を前に
考えている職人なのでした。

ながさん
月と太陽のリズムに合わせた
この年明け。
この一年もよろしくお願い致します。

旧暦的大晦日より

他力
に委ねられるが故の
自力
ってコトが今年から来年にかけての
大きなテーマのひとつ
なんだろうな
と思う今日この頃。
今日を明ければ
旧暦的新年ですね。
日と月が合わさって
明るさを感じられるように
今日が明けたら
またひとつ感じられるコトがあるでしょう。
ながさん
東京の大晦日はいかがお過ごしですか。

他力に溺れずに
自力に固執せず
他力に委ねて
自力で立つコト
が出来たらいいなと思います。

自分の直感を信じられる為に
自分の直感を磨く術を確立したいなと。

そして
明確に明確に
明確にした上で
受け入れるコトのできる
そんな人間に成りたいなと思います。

また
意識的に徒然に
意識的に仕事をして
意識的に眠る事を
してゆきたいなと。

あとは
自分の肉体を離れる最後まで
自分で居たいな
と思う職人なのでした。

年が明けたら
また
いろいろお話しましょうね。
ながさん
佳いお年を。

切り取ったモノ

鎚起銅器ってなんなんだろう
と考える今日この頃。
きっと
その立場で違うのでしょうが
私の場合は職人として
鎚起銅器というコトなのだ
と思いました。
そして
鎚起銅器というモノを
お渡しする。
ながさん
新潟は快晴続き
今日も冷え込みは続いております。

鎚起銅器というコト。
つくるというコト
考えるというコト
人生というコト
生活というコト
想うというコト。
その中から生まれて来た器は
鎚起銅器というモノ
だなと。

一連の流れのコト
の中で切り取ったモノ。
そのモノを通して
私の一連のコトを
感じてもらえればな
と。

そして
そのモノは
お渡しした方の中で
どんどん育って
その方のコトの中で
感性を育んでもらえるようなモノ
になってくれればなと。

一連のコトの中から
切り取ったモノが
輝くように。
今日もまだまだ鎚を振るうとします。

ながさん
快晴の新潟の夕暮れですよ。
東京もきっと
佳き一日なのでしょうね。
身体だけにはお気をつけて。

表現の中の輝き

自分を信じる
そんなコトを考える夜。
どんな状況でも
自分を信じるコトができたら
足下を見つめなくても
足下を感じつつ
しっかりとたてるのだな
と思う今日この頃。
例えば
何かを表現する時も
誰かに伝えたいと表現する行為と
私だけはそれを信じれるって想いと
そんな矛盾の中から
輝くものが生まれるんだろうなと思います。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

久しぶりに居酒屋でテレビを見て
私の世界と
ブラウン管の向こうの世界の狭間に
まだまだやれるコトを感じる次第です。

本当のコト
って
どこに在るのかも
定かではないですが。
それを伝えたいという熱量は
誰にも奪われる事のないエネルギー
なんだと思います。

久しぶりのテレビと熱燗と
そして独りの時間。

ながさん
そんな表現の中の輝きを
自分のエネルギーにできれば
いいですよね。
明日もやりましょうね。

一瞬一瞬は

嘘じゃないけど本当ではない事
が
あまりにも多いような気がして
もし後で変わるとしても
その一瞬一瞬は本当でありたいな
と思う今日この頃。
今年の新潟は極端に雪が少ないですが
雪の量と人の言葉数って
どこかで比例しているような気がします。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

発展させてゆく
ってわけでもなくて
のらりくらりと
言葉のやり取りを交わす
って
どうも好きな流れではありません。

私が何を好み
相手が何を好み
今ここで
どんな表現をするのか。
一瞬だとしても
それが本当でありたい
と思うのです。

言葉の責任
ってあると思いますが
それを引き受けた上で
一瞬後の成長が変化をもたらすとしたら
それはそれでいいのだろうな
と。

時には曖昧さも必要ですが
意識的に意識的にと
自分に言い聞かせる職人なのでした。
ながさん
今日も星が美しいですよ。

日本代表としての私

平等
について考える時間。
肉体を離れるコトは
いつも生と隣り合わせに
平等に与えられたもので
それと同じく
今
私たちは最先端を生きていて
日本を創っていたり
世界を創っていたりするんだな
と思う今日この頃。
今
日本を創っている私達ひとりひとりが
どんな選択をするかで
未来をカタチ創ってゆく
それをしっかりと意識したいと思います。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

平等原則
って
なかなか当てはまる事が
難しい事もありますが
死する事と
今を生きている事って
誰にも等しく
そうなんだなと。

そして
今
大人が見せる姿は
必ず
カタチになって積み上げられてゆく
のだと実感した次第です。

実感と実践。
一歩一歩ですが
間違いなく
日本代表としての一人一人が
意識的に選択してゆくのだな
と思う職人なのでした。

今日は風が強く
寒さの新潟です。
ながさんも
あったかくお過ごし下さいね。

自分のリズム

動けば某かのカタチになって
それを捉えて
また昇ってゆくような感覚。
目標と目的の違いとか
そんなコトを意識し直してみる
グレゴリオ暦から旧暦の間は
そんな時間なのかもしれません。
目標だけを目指したら
目的はきっと見失ってしまうコトもある
のでしょうね。
目的の手前の目標と
目標の向こうの目的を
いつも意識していたいな
と思う今日この頃。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

このエアポケットのような
グレゴリオ暦と
旧暦の狭間。
いくつかの暦を行ったり来たりしながら
私に調度良いバランスを考えています。

今までの感覚を手放してみる
って
なかなかぐらぐらするものですが
ここを抜けたらまた新しい世界を
感じられるのだと思いつつ。

こんな時は
目の前に在る銅板が
とってもありがたいなと思うわけです。
この銅板を叩いているリズムは
いつも変わらずに
私のリズムで居てくれる
なと。

さて
あと数日で旧暦的新年です。
自分のベースのリズムと
自然のリズムが調和して
きっと良き年になりそうです。
ながさんも
素敵な旧暦的師走をお過ごし下さいね。

晴れ晴れとクリアーする

人生って
本当にいろんな事がありますね。
そして
その中でも自分の芯をどう保てるか
また成長できるのか
ってコトを考えるこの頃。
自分の足りないところを鑑みつつ
自分の良きところを伸ばせるように
と思う今日この頃。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

自分の足りないところ
と
自分の良きところは繋がっている
ようですね。

仕事をしていると
それらが明確に顕在化してきて
自分の目の前に現れてくるものです。
そして
それをクリアーできていないと
また同じような巡りで現れてくる。

学びの時間は
自分をもっと見つめなさいと
背中を押してくれます。

今日の新潟は快晴です。
今度こそはクリアーできるように
晴れ晴れと一歩を踏み出してみます。
ながさんも
佳き一日を。

時間を活かす

久々に聞いた
時間をつぶす
という言葉。
そういえば
そんな言葉を使う事も
なくなって。
一服している時も
人を待っている時も
全てが
大切な時間だな
と思う今日この頃。
ながさん
大寒を越えて立春へ。
暦の上ではもう春の気配
きっと
あの頃の人達は
この時期にも
心持ちを春に向けていたのでしょうね。

時間を活かすには
って
きっと
ぼーっとする時間も
そこに没頭できるような時間
なんだと思います。

他の何事も入ってこないような
ぼーっと出来る時間
それをつくれるような大人って
いいなと思います。
本を読むにしても
お風呂に入るにしても
その時間を大切にできる大人
いいなと。

その為にも
やるべき時間を明確にして
無駄なながらが
ないのでしょうね。
その時間を明確に自分のモノにしている
ような。

そして
暦のように
先々のコトを考えて
着々と準備を進めているような。

立春から新春へ
旧暦の上では
また新しさの中に包まれるわけですよ。
ながさん
今日の新潟はいい陽気です。

じりき

じりき
という響きが巡る
今日この頃。
自力
なのか
地力
なのか
はたまた他の言葉になるのか
わかりませんが
その響きに応えるように
すこぶる調子の良い一日。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

親鸞さんと触れて以来
他力や自力
について考える事は
多くなりました。
親鸞さんのいう本願
とは違うのですが
他力と自力の感覚が
私に与える影響が
こんなに大きいとは
と。

また
慮るから
想いはかるへ。
想いはどこまで
人間に影響するのかも
大切なところ
でしょうし。

なんとなく
ふわふわと
今日はそんなコトを考えつつ
目の前にある器達と
向き合っていました。

想いはかる。
計る
図る
諮る
測る
と
はかるにも
いろんな漢字と意味が当てはまりますが
どんな想いをどんな風にはかるのか
と考えると
また想像が膨らむものです。

ながさん
今日も佳き一日です。
明日もまた。