職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

祓戸神社にて。

2022年05月31日 | ヤスさん日記
昨日は
五月晴れのお陰で
新緑が目に鮮やかなお弥彦様でした。
弥彦神社の脇に
祓戸神社がひっそりと在るのです。
参拝すると
必ずワンカップが供えられている
そんなお社。
小さくても
とても気持ちが清々する場所
でもあります。

そんな新月に
弥彦の温泉に入りながら
楽しい
とゆう感覚を
実際にはわかってないのではないか?
問題をずっと考えていました。

これは
ずっと考えていることなのですが。

11年前
震災直後の被災地に行った際に
ある感情を閉じざるを得なかった
とゆうことが
起因しているのではないか
と感じているのです。

とゆうことを
先日の盃づくり体験の試飲会の後に話していて
確信に近いところに来ているように思います。

だから
楽しい時ってどんな時ですか?
とついつい周りに聞いてしまいますが
その感情のセンサーを
少しずつ磨くことなのだろう
と思いました。

取り戻す
とゆう表現でもよいのかもしませんが
やっぱり
そこは磨くとゆう表現が
適切かなと。

さて
温泉に入って
映画を観て
ゆっくり眠って。
身体をほぐしすぎると
帰って
身体がいつもの感覚を取り戻すまでに
時間がかかるのかもしれない。
と思いつつ
また1から叩き始めるとします。

ながさんは
展示会最終日ですよね。
良き締め括りになるよう
燕より祈っております。
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夢を心の中の願いとするらなば

2022年05月30日 | ヤスさん日記
昨日のイベントの後の懇親会で
また
信頼できるお姉様やお兄様たちと
恋とはなんぞや?と話しながら。
夜は老けてゆきました。
本日の新潟は五月晴れ。
とゆうことで
皐月新月の定休日です。

新潟は
知事選も選挙も終わり
県議会議員選挙も終わり。
反省の上に立たなければ
変わらないものがある
と思うのです。

今回
一歩線を引いて
見守ることしかしませんでしたが
成功体験があっただけに
その成功体験に固執してしまう
そんなことがあるんだと思います。

それらを
ブレイクスルーしたい。

最近
時間があると開く
私を夢中にしている1冊の本は
くじ引き民主主義を提案する本。

夢を
心の中にある願いを実現すること
とするならば。

夢を
現実に落とし込むには
今私たちが住んでいる世界地図を
ちゃんと理解しなければならい
のだろうな
と思います。

そして
正確で強力な方位磁石を持たなければならない
のだろうな
と。

民主主義=選挙の思い込みを
ブレイクしてスルーする
ひとつの方法として。

私は
この提案を燕市で実現したい
と願っているのです。

そして
仲間に呼びかけて
実現のための手立てを探っている。
どう
形になるのか
形にできるのか。

ながさん
また
見守っていてください。

今日は双子座の新月で
「雲の行方を見守り、一旦たちどまる。」
とゆうメッセージ。
五月晴れの空の下
ほっと一息
つきたいと思います。
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深くなったからこそのお話。

2022年05月29日 | ヤスさん日記
昨日は長岡市での
論語に学ぶ会特別例会。
会場は
かも川さんとゆう
街中にある料亭での開催。
論語に学ぶ会には
企業のリーダーの方々が多く
このように
普段私が踏み入れない場所に
足を運ばせてもらえることも
ひとつの大事な時間。
地元に根付いた会員のみなさんが
企画してくれるからこそ。
また
地元のみなさんが
普段から交流しているからこそできる空間が
そこにはあるのですよね。

その空間で
孔子たちの言葉を輪読する
洪自誠の言葉を噛み締める
背筋を伸ばす時間です。

そして
長岡の街中を
流れに流れて
不思議なスナックの二次会。
今度は
こんな空間で
お酒も深くなり。
深くなったからこそ聞ける
先輩のみなさんの話があるもんです。

論語に学ぶ会に集っている
とゆう基盤がありながら
今を活きているみなさんの深い話。

昨晩の
美味しい料理と美味しいお酒と共に
自分の血肉となる時間を噛み締めながら
今日も職人を始めます。

そして
新潟は選挙。
どんな結果が出たとしても
それは
長年の流れの中でのひとつ。
その流れに
どう竿を差すか。
今日も
新潟は快晴です。
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彫金机の位置の意味

2022年05月28日 | ヤスさん日記
昨日彫金仕事で
1日彫金机に座ったまんま
だったのですが。
やっぱり
この季節の光を
大きな窓から浴びながら
作業を進める時間は
気持ちいいものだな
と思う今日この頃。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

大きな窓は
この工房兼住宅の特徴で
昔の非効率の家
そのものです。

夏は暑く
冬は寒い。
熱をどんどん
入れ替えてゆく
大きな窓。

でも
彫金作業にはよいのです。
彫金机を正面に
右側からの光は重要。
手暗がりにならずに
作業を進められる。

この机の位置にも意味があるのですが
昨今の流れを見ていると
彫金の世界でも
この意味を知っているのは
ほんのひと握り
となってしまったようです。

今ある技術で
補えることも大切ですが
それが何故
そうなっているのかの意味を知らなければ
補うこともできないのだろうな
と思う今日この頃。

今日も青空。
午前いっぱい作業に励んだら
今日は長岡の料亭で特別会である
論語に学ぶ会です。
さぁ
始めるとします。
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古の諺

2022年05月27日 | ヤスさん日記
「早く行きたければ一人で行け、
 遠くへ行きたければみんなで行け。」
とゆう古の諺を
時々思い出したりします。
市民活動に於いて
どんな形にネットワークしてゆくのかは
継続してゆく上で
とても重要なこと。

原発事故からの
保養の活動を通して
世の中の変化の中で。
未知の世界がまだまだ広がっている
とゆうことを実感するのです。

表面的な情報に揺り動かされない
確かなこと。
この10年
風フェスの共同代表として
現地に足を運んで見てきた確かなことを
どう伝えられるのか

いつも考えています。

風フェスも沢山の方々が関わってくださり
私たちは
機動力と意思決定の速さ
組織力と活動の広がり
の間で
できること
求められることが
乖離してきた
のかもしれません。

先陣を切って
今できることを現地で学んでくる。
それを
新潟で形にする。
早く行って観た中で出来るみんなで出来ることがある
と。

新しく立ち上げたことが
着実に
風フェスの継続に繋がりますように。
と願いながら。
金曜の新潟は
大雨の始まりです。
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マスターの言葉

2022年05月26日 | ヤスさん日記
猪苗代から新潟市内へ。
夕方からは
これからの風フェスを考える
ミーティングを行いました。
この感染症下で
いろんなコミュニケーションツールは
発達しましたが
やっぱり
会って話すことで感じられること
ってあるもんですね。

そして
厳しい環境の話だけに
美味しいものと一緒に話したい
とゆうことは
私の理念のひとつでもあります。
美味しさを共有できるって
ひとつ
大切な共感作業。

そうそう。
大切
について。

ミーティングが終わり
古町とゆう繁華街に出て
バーのマスターと
大切とは
とゆうことについて
話し合ったのです。

大切は実践が伴うこと。
とマスターは言われ。
好きとの違い
愛との違い
大事との違い
について
カクテルを重ねながら
2時間ほど話し込みました。

様々な人間を目の当たりにしている
マスターだからこそ。
含蓄のある言葉が
耳に残っています。

二日酔い

まだ
頭はすっきりしませんが
自分なりに
もう一度
実践を伴った大切
について
考えてみます。

街場には学びがある。
けれども
繁華街である古町。
昨晩は閑散としていました。
街の活気は
こういったところにもでますよね。

また
元気に繰り出せるよう。
足元の仕事に
励むとします。
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野口英世ゆかりのカフェより

2022年05月25日 | ヤスさん日記
そして
猪苗代。

いつもお世話になっている
工務店さんのログハウスに
集合がかかり
1年振りくらいに。

また
新たな計画が進んでいるようで
この工務店のみなさんのエネルギーを感じに。

スクラップ&ビルド。
建物の内装を壊して
また新たな表情を与える。
工務店さんの力を遺憾無く発揮している。
そう感じます。

ここでの
エネルギーの象徴が
馬肉だと思います。
馬肉。
桜肉ともいいます。
そして
馬力
とも表現するくらいに
馬とゆう存在は
人間の力との対比で
影響を与えるものでしょう。

工務店の社長さんが
用意してくださった
得上の馬肉をいただき
今回もその力を
充電させてもらいました。

そして
風フェスで事務局をしてくれていた女の子が。
この1年で結婚し子供を授かり。
素晴らしい急展開を見せてくれて。
その赤子を腕に抱き
この子の未来を紡ぐには
我々の相当な努力が必要だろう
と思いました。

こうやって
生命が繋がれてゆく。
身近に触れさせてもらえる有り難さ。

今日は
猪苗代から会津を周り。
転々と事務仕事をしながら
新潟に戻るとします。
まずは
野口英世が医療に目覚めた病院跡のカフェより。
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15年の歳月を知っているTシャツ

2022年05月24日 | ヤスさん日記
最近ファッション
なんて話をしていますが
普段の作業着は
15年前から来ている
オーガニックコットンのTシャツ達
だったりします。

25年前に

80歳になる伯父さんが
「Tシャツが緑色んなるまでやらんきゃ駄目らっや。」
と言っていたことを思い出します。

当時は
硫酸とゆう薬品を使うから
そうなるのだろう
と思っていましたが
どうも
汗と銅粉が混じり合って
Tシャツが緑色になる。

いつの頃から知ることができました。

独立してから15年。
私と共に
ずっと働き続けてくれた
Tシャツは
もう生き物の雰囲気を持っています。

まだまだ
これからも
一緒に働き続けるであろう
このTシャツに袖を通し。

今日も
始めます。
新潟は初夏の趣を深め
コウモリが夕暮れを賑わせていますよ。
今日も
充実した夕暮れを迎えられるように
一所懸命向き合うとします。
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イベントで見えるもの

2022年05月23日 | ヤスさん日記
この土日生まれ故郷である
燕市吉田でのイベントに参加させてもらいました。
主催は
地元の工務店さん。
こういったイベントの際には
私の体験は忙しくない方が良い
くらいの心持ちで
参加させてもらっているのですが
それは
ネガティブな思考ではなく。
全体を見通す学びをする場でもある
と感じるからです。

昨日も
久々のイベント出店とのことで
どんな風に時間が流れ
スタッフさんが動き
来場者さんが来られ
出店者さんが働いているのか
見させてもらいながら。

こういった時は
人が見えるものですから。
その人の学びがある。

そして
自分の真ん中が満たされている人は
柔軟に対応できるもの
でもあるな
と感じます。

私も
真ん中を満たし続けられるように
工房に籠ります。
この安全基地で育まれる時間が
私のそれだと感じるので。

さて
雨の月曜日。
しっとりと
始めるとします。
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46年続く居酒屋さん

2022年05月22日 | ヤスさん日記
昨晩は
燕市吉田東栄町にある実家から徒歩3分の居酒屋さんに。
近所のコーヒー屋さんと
そこでシャツ展をしている作家さんの3人で。

私が
以前寄ったのは
確か20年前くらい。
きっと
代替わりされているのだろう
と思っていたら
あの時と変わらずにお母さんが
厨房に立ってられました。

46年続く
とゆう
鳥っこさん。

子供の頃は
よく父が呑みに行っては
半羽唐揚げをお土産に買ってきてくれたものです。
その身をバリバリ食べるのが
その当時
なんとも楽しみのひとつでした。

今回は
仲間とものづくり談義をしながら
お母さんの家庭的な料理を。

ポテトサラダのかぼちゃ感。
ごぼうチップスのぶつ切り感。
鯖の塩焼きのてり感。
鳥網焼きの胡椒感。
自家製紫蘇酎ハイの爽やか感。
同級生のポスター感。
不揃いの箸の家庭感。

こんな場所で
ファッションについて
レクチャーしてもらえるって
いい街です。
そして
また私はファッションについて
謎に包まれています。

雰囲気を纏う。

雰囲気って
いったいなんなんだろう。
その雰囲気をこそ
経験の中で
知れるものなのだろうか
と思いながら。

今度は
カウンターに
立ち寄ろう
と思いながら
昨日とゆう日は更けてゆきました。

さて
今日も地元での
イベントです。
少しゆっくりと
本を読んだら
出発するとします。
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