職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

変われる

2011年02月22日 | ヤスさん日記
そう
人間は変われるのですよね
ながさん

いつかの自分とは
あきらかに違う自分が
今ここに生きている。
それは
私は変われるコトを
信じるこころが
しっかりと根付いているから
なのでしょう。
確かにそれが根付くまでには
様々な体験をさせてもらいましたが
私が変わると信じてくれている人達
がいたことが
私が変われるという機会を
保っていてくれたのですね。

経験したからこそ
私は
今度は
それを
周りの誰かの変われるを
待つ事が出来る。

私がそうであったように
いつくるかも
わからない
その変われるを
待つことができる。

時として
怒りの感情が
それを阻むときがあるかも
しれません。
そんな時はこの話を思い出します。


ある
禅僧の話だそうです。
修行に来ていた外国人の修行僧が
朝食の白米に牛乳をかけて食べていた。
周りにいた修行僧は
和尚さんがきたら怒られるぞと
思ってみていたら和尚さんが通りがかる。
そしたら
それをみて大笑い。
次の日も外国の修行僧は
白米に牛乳を。
さすがに二日目は怒られるだろうと
周りが見ていましたが
和尚さんはまた大笑い。

他の修行僧が
和尚さんに問うてみた所
和尚さんは昨日の出来事をすっかり忘れていたとか。


まぁ禅の話なので
いろいろありますが
そんなもんで
怒りとは
他の場所にあるんじゃなくて
いつも私の中に在る。

在る場所がわかれば
それをどう活かすかは
自分次第ですものね。

さて
今日の夕陽も美しかった
この風景を未来に遺したいと思う
ってことなんだな
と思う夕暮れでした。
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