職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

やはりご縁を待つか

2024年06月30日 | ヤスさん日記
石瀬の家も
購入してから
2度目の夏。

私の持ち物でありながら
少し開かれた場にしておきたい
とゆうことで
生活感を無くしているわけですが
まだまだ
開かれ方を考えなければならない。

まだまだ
活用しきれてない。
そんな気持ちを強く持っています。
ここの
潜在能力はとても大きいと。

2階もいっそ
事務所か何かにするべきかもしれない
と思ったり。
もっと
活用方法がある
とは思うのですが。

でも
そうなると
常駐してくれる人が必要になる。
株式会社カルチベイトも
やはり
職人より先に
営業職が必要なのだろうか。

いや
ここは
一気に2人か。
いや
それには
今の業績を鑑みて
入社後の業績を計算しても
まだまだだな
と考える。

やはり
ご縁か。
志を同じくする人との
出会いを求めて。
今日も
ぐるぐる。
明日は
ある映画のアフタートークに招かれて
お話をしてきます。
こんな場をいただけることも
ありがたいご縁。
真っ直ぐに今に
向き合ってくるとします。
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劇場文化とは

2024年06月29日 | ヤスさん日記
仕事を
少し早く仕舞って
電車に乗り込んで
新潟市内へ。
白山駅から
バスで2つ。
今回の目的地は
新潟市の劇場付の舞踊団公演を鑑賞に。

時間もあるし
腹拵えをしようと
近くの気になる蕎麦屋へ行く。
板わさと日本酒で
蕎麦を待つ時間は
なんて豊かなのだろう
と噛み締めていたら。
CULTIVATE BIBLEに寄稿してくれた男子が
ふらりと現れる。

やはり
考えることは同じかと
杯を進めながら
少し話し込む。
そして
一緒に会場へ。

そして
公演終わり。
熱も冷めやらぬ中で
劇場から歩いて5分のレストランへ滑り込み
今度は男子3人で話し込む。

個としての技術手練と
社会への開かれ。
私の周りを見ていると
このあたりを考えている仲間が多い。
いや
考えているからこそ仲間になる
のでしょう。

高度経済成長からバブル景気。
時代が変わる中で
情報技術も進歩する。
その中で
未来を重ねてゆくために
思索をしている人たちと話すことは楽しい。
それは
いつも実践を伴っているからこそ。

劇場も
きっと
その周辺環境が整ってこそ
成立するものでしょう。
その環境を
どうつくれるのか。
私には何ができるのか。
そんなことを考えながら
夜は更けてゆきました。

さて
本日の燕は快晴。
今日も
1日励みます。
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仕事が終わったら劇場に

2024年06月28日 | ヤスさん日記
先日の
看板キャンセルのお話。

個人の私が
象徴としての鎚起銅器に見られている
とゆうことで
それは良くないことではなく。
私が
私の所属する会社で
どれくらいの守備範囲を持てているか
とゆう話でもあるのだろう
とも思います。

それが出来てこそ
株式会社を設立した意味がある
のだろうと。
耳目が集まったことに
提供できるものが
あるはずなのです。

個人だったら持てないけど
会社だったら持てる。
とゆうよう。

私個人と
そこから社会に開かれること
については
昨年の8月1日に
東京五反田のゲンロンカフェで
金森穣さんと上田洋子さんが
お話しされた時にも
考えられたことで。

金森さんは
それを実践されている
のだと思います。
私個人の想いと
社会に開かれるための方法について。

あれ以来
youtubeでチャレンジされていると思います。
肌で感じなければわからない
と言われていた金森さん
と多くの方が知るきっかけができている狭間で
いろんなことがあるかと思います。

その間にこそ
一掴みの砂金があるのでは
とも思いながら。

今夜はNoismの公演。
土日イベント仕事の私にとって
平日仕事終わりに行ける環境って
嬉しいものです。
仕事を早目にしまって
服を着替えて
電車に乗って
劇場に足を運ぶ。

まずは
それまでの時間
職人として
私も励みます。
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合わせ鏡

2024年06月27日 | ヤスさん日記
昼過ぎに金沢を出て
夕方には新潟へ。
支援活動を続けるには
これくらいのペースで進めるのが
私たちには
ちょうど良く。
現地のことを思えば
いろいろとできることはある。
できることはありながら
後ろ髪をひかれながら
自分の日常の大切さも大切にする。

帰ってくるまでの
6時間。
風フェスを振り返ることに
必ずなるわけですが
この振り返りこそが
私たちの糧になる。

支援活動されている
各地のみなさんの姿を見ながら
合わせ鏡のように
自分たちも見る。

風フェスが続いているのは
何故なのか。
風フェスの想いは共有されているのか
形になっているのか。

2011年の震災以来
13年間続けていた活動だけに。
これからの土台は
今まさにつくっているわけですね。

今回は
輪島まで行くことができ。
何とも言えない場面と
出会いました。
この何とも言えない
とゆう心持ちから
私がどんな言葉に辿り着くのか。

今日からまた
職人として
叩きながら考えるとします。
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4回目の能登支援

2024年06月26日 | ヤスさん日記
午前4時に
三条燕インター近くに集合して
能登支援へ。
今回で
風フェスとしては5回目
私は4回目。
同行は
共同代表と共に
検査技師さん。

何のために
何ができるのか。
そして
求められることは。

私たちは
正しさを持っているわけではなく。
いつも
これでいいのかと考えています。

多大さを持っていると
尊大になり。
それを
振り回すことになる。

いつも
自分たちが修正できる環境づくりを
しておきたい。
とゆう願い。

1日目を終えて
3時までお酒と共に
議論を深め。
24時間起きる中で
見えてくるのは何か。

何かしたいときに
何かできることがある。
その時間の中に
一掴みの砂金があるわけです。

本日の2日目も
その砂金を胸に進みます。
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論語と天ぷら

2024年06月25日 | ヤスさん日記
毎月1回の
我が家での論語に学ぶ会。
暑くなり
窓を開けていると
声の響きも良いようで。
3人の
こぢんまりとした会ですが
いつも
充実しています。

いつも
1時間30分の会。
昨日は
1節だけしか進まない。
だけれども
それがいい。
サクサクと進めようと思えば
やり方は沢山ある。
でも
このじっくりと
古典を読み合わせる時間が
重要なのです。

澁澤論語と
高野論語を読み合わせながら
自分たちの意見や感じたことを持ち寄る。

そして
終わってからの懇親会は
近所の天ぷら屋さんへ。
この季節を感じさせる
紫蘇巻きと鱧。
いつものお店に通っているからこそ
この季節を感じられるありがたさ。
サクサク
ほっくり
鱧の歯触りと甘み。
そして
5代目がこよなく愛した紫蘇巻の
みその風味。

そこでも
議論が続き
夜は更けゆく。

そんな夜を過ごして
今日明日と能登支援へ。
ながさん
東京での会合を楽しみにしていますね。
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体力とは別のエネルギー消費量

2024年06月24日 | ヤスさん日記
日曜の午後は
強い雨。
そんな日は
彫金仕事が良いのです。
世間と隔絶し
ただただ
工房の静かな空気の中で
鏨を研ぎ
小さな金鎚を振るう。

20年以上前に
師匠と二人
仕事終わりに向き合っていた時間を
いつも思い出させてくれ
背筋が伸びます。

彫金は
今の世の中には
なかなか受け入れ難い技術
なのかもしれませんが
これを
どうにか繋いでゆきたい。


キーボードを打っている中で
自分のアイディアの至らなさを
感じる次第です。
そう
やれることはまだまだあるはず

彫金仕事は
鏨を研ぐところから始まります。
そして
一気に彫り上げると
脳の中の糖分が
足りなくなり
甘いものを欲します。
昨日は
金沢豆半さんの羊羹を。

早目に仕事終えたら
スクリーンを出して
映画に耽る。
良い日曜日。
さて
明日明後日は
1ヶ月に1度の能登支援。
今日中に仕上げるものを整えます。
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前置きはあれども

2024年06月23日 | ヤスさん日記
昨日は
初めての風フェス男子会を
石瀬の家で開催しました。
夕方から
ゆるゆると集まり。
明るいうちから
ビールを開けて
男子だけのお喋りの会。

市民活動に関わっていると
女性の方が多く
それだけ
その方向に響く感性を
多くの女性は持ってられるのだなと感じます。
そんな中で
風フェスに関わってくれる男子たちは
funnyな人たちが多い。

もちろん
これは傾向で
全ての男女がこれに当てはまるわけではない
とゆう前置きを置かなければならないのは
今の世の常かもしれませんが。

これからもまだまだ
息の長い保養とゆう活動は
風フェスも然り
柔軟に形を進化させながら
続いてゆきます。

今日の
午前中は
小皿づくりをし。
お昼は
男子らしく
燕三条のこってりラーメンで締めて。
それぞれの土地へと帰る。

梅雨入りでしょうか。
新潟は
強い雨が降り始めました。
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昨日の午後は、あっとゆうまの時間でした。

2024年06月22日 | ヤスさん日記
天気の良い金曜の午後。
農家をしている仲間夫妻に誘われて
柏崎のギャラリーへ。
その作家さんは
能登輪島で漆師をされていて
この度大きな被災をされました。
漆器は
分業体制が確立され
それぞれの技術を研鑽されています。
それだけに
今回の被災では
それぞれの工程の職人が立ち上がらねば
形にはならないのが現状。

厳しい
自然の中で生き抜いてきて。
今ここで
この試練。

私にできることは
応援すること。
そして
何かできることがあれば
その時のために
力をつけておくこと。

ひとつの小さいお椀と
ディナープレートを
購入させてもらいました。
この器と共に
職人としての志と共に
私も日々を過ごします。

言葉の持つ重さ。
今日も噛み締めつつ。
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本日の夏至に。

2024年06月21日 | ヤスさん日記
以前は
よくキャンドルナイトイベントを企画して
静かに過ごす夜を提案していました。
あの時の情熱は
お金は無いけど時間はある。
その環境に支えられ鍛えられたのことが
重要であった
と感じます。

あれがあるから
今がある。
当然なことではありますが
自分の物語の中で
今は戻れないあの時の力強さは
とても強く実感します。

陰極まれば陽となり
陽極まれば陰となる。
この時期になると
松下竜一さんの本を
読みたくなります。

今では
当たり前のように言われる
環境権を明確に打ち出すための
市民たちの運動の軌跡。
裁判を続ける中で
重苦とゆう言葉にも想像できないような
大変な日々であったことでしょう。

しかし
松下さんは
その重苦を書き記すと共に
ユーモアを持った裁判劇も書かれていたりして。

こうやって
掘り起こされ
運動を継続するみなさんの力が
ビシビシと感じられるのが
書籍とゆう物の良さだなと感じます。
デジタルなら
私はこの本と出会ってなかった
かもしれません。
どこかで見つけたり
誰かからいただいたり。
そんなことができる
物体としての力強さ。

そして
電力のことを議論すると
この1970年代にも言われていた
短絡的な反論は
今でも変わらない。
「お前はチョンマゲ時代に戻れとゆうのか?」

0か100かを議論しているのでは無く
もう一度問い直すべきではないか。
私はそれでしかないですが。
問い直すには
一旦生活の中で立ち止まらなくてはならない。
その立ち止まる時間が
1970年代よりも
取りにくくなっているのかもしれません。

多くの情報が流れ
生活も流される中で
立ち止まる機会が少ない。
そんな世の中で
一呼吸置ける場が
やっぱり重要だなと感じながら。

ながさん
7月には
東京に出たいと思っています。
その際は
じっくりとお話ししましょう。
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