職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

第9回風フェスに向けて

2016年04月30日 | ヤスさん日記
第9回を迎える風フェス。
快晴のもと
本日を迎えられました。
2011年3月11日の大きな震災から
これまで
他にも
どれほどの天災があったのだろう
と振り返ってみるながら
今日
ここに居られる事に感謝の念が湧いてきます。

今現在
九州で未だ家に帰られない方々の
いち早い帰宅を祈りつつ。
東日本大震災でも
未だ家に帰られない方々の
心の安らぎを祈りつつ。
原発事故以来の
多くの方々の健康と
意識の進化を祈りつつ。

ながさん
いつもお心遣いお声掛けありがとうございます。
そんな力づけに支えられ
今日も
二日間を始めたいと思います。
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第9回を迎え

2016年04月29日 | ヤスさん日記
明日からの風フェスも
20組以上のご家族を
70名以上のスタッフのみなさんに支えられ
お迎えする運びとなりました。
第9回を迎え
大きな怪我も無く
大きなトラブルも無く
過ごせた事に
天恵を感じ
天啓を感じる今日一日。
多くの方を迎える代用二人のプレッシャーは
数字では計る事はできませんが
この心持ちを越えた時に
また次回へと繫がる力をもらえるのだろうな
と。

放射線被爆とゆう影響が
この5年を過ぎた今から
どんな姿を現すのかは
まだ予兆としか言えない状態
かもしれませんが
注意深く
一緒に生き続けるとゆう事を
考えてゆきたいと思います。

5年経っても
いや
5年経ったからこそ
素晴らしき仲間が居てくれる事が
私の希望だなと思います。

その希望を次にも紡げるように
明日明後日の二日間。
私の使命を遣り遂げたいと思います。
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人物鑑識法

2016年04月28日 | ヤスさん日記
人を観てしまうこと

習い癖になってしまうのは
心を許す時間が
少なくなるかもしれません。
けれども
深く許すことも出来る
ような気がします。
特に
初めて会う方などは
どうしても観てしまう。
その壁が
もしかしたら
相手にも伝播してしまう可能性もありつつ。
そんな事を思う昼時。

繊細に自分のパーソナルエリアを
大切にしたいと思うからこそ。
自分の時間を大切に使いたいからこそ。
自分を含め
誰に時間を使うかってのは
大切な思考です。

論語や孫子の兵法など
古典では
人物鑑識法がよく出てきます。
2000年以上前から
変わらぬ人物模様。

大切な事を大切にするには
それなりの選択が必要なのだろうな
と思う職人なのでした。

ながさん
今週末は風フェスです。
十二分にはたらいてきます。
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手仕事は優しい美しさだ

2016年04月27日 | ヤスさん日記
会津から猪苗代
各方面を回って
帰って来た燕。
各方面で鎚起銅器の話をして
工房に戻ると
「手仕事は優しい美しさだ」とゆう
言葉が浮かびました。
素材に対する優しさ
時間に対する優しさ。
ながさん
そんな優しさを思いつつ
今日は工房に籠りました。

先ず私が
優しさに包まれつつ
日々を送ること。
丁寧に。
今日も新潟はあたたかです。
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原典に触れる

2016年04月26日 | ヤスさん日記
原典に触れる
この大切さを教えてくれたのは
論語に学ぶ会の先生でした。
「今話している事も私の解釈だから、必ず原典に触れなさい。」
と時々言っておられました。
そう
人の間を廻り回って言葉は
どんな風に変化するのか分からない
だからこと
原点を見分ける力が必要なのだろうな
と思いますし
そことコミュニケーションをとる事が
時間の節約にもなるなと思う今日この頃。

今週末の風フェスに向かい
体調と相談しながらも
自分の出来る事を繊細に繋げてゆきたいと思いつつ。
限られた時間の中で
有効な時間の使い方が更に身に付いていると思います。

原因となるコトを突き止めて
そこに直接コミュニケーションをとって解決する。
そんな能力の向上。
ながさん
今日は安らかなひと時があり
とても佳い一日でした。
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かぎりあれば

2016年04月25日 | ヤスさん日記
昨日からの会津若松。
そういえば
この地は蒲生氏郷の転封された地。
そんな中
氏郷の事を調べていたら
辞世の句と出会いました。
「かぎりあれば 吹ねど花は 散るものを
 心みじかの 春の山風」
そして今の私と同じ歳で亡くなった氏郷と
この季節にこのタイミング再開したのは
なんとも心に響くものがありました。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

自分の最後を思いつつ
今この時を生きる。
特に
今体調が変化の時に
私は
どんな生き方をすればいいのかと
考えていました。

自分自身がずっと
生き続けられていれば
私なりのやり方で
私が関わっていればいい事も
私の生命に限りがあるのであれば
それは
次へのバトンとして
形を考えなければいけない訳で。

その先は
その先の人々が考え動く事。
今の私にできるのは
その姿勢を見せること。

未だに生き続けている
蒲生氏郷の言葉と
会津での出会いに感謝して
猪苗代に向かうとします。
ながさん
こちらは麗らかな時間が過ぎていますよ。
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ソフトランディング

2016年04月24日 | ヤスさん日記
養生しつつも
やらなければならない時や
やらなければならない事はある。
そんな時
自分を奮い立たせるものは
なんなんだろうか
と思う今日この頃。
今日から会津若松への出張です。
本当に春麗らかな一日。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

一日寝ていられれば
大きな回復力になると思うのですが
そうもしてられない時に
自分として
どんな気をつけ方をすればいいのだろうと
そのバランスを考えます。

日々の事をやりながら
ソフトランディングさせる技術。
私なりに
折角に機会に体得したいなと。

体調管理も出来ない男が
世界の何を変えられるのだろう
と思う昼時。
いつでも動けるように
そんな環境づくりの大切さを
痛い程に感じる出張迄の道中。

体力保存と免疫力upと
仕事と運転と。
バランス
バランスですよね。
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シンプルなこと

2016年04月23日 | ヤスさん日記
身体の声を聞いて対処する
これを食べて身体を温めて
これを飲んで喉を労って
これを身につけて保って
そんなシンプルなこと。
こんな時に
ひとつひとつに意味があるのだなと
改めて感慨にふける一日。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

弥生満月
きっと月が教えてくれた
身体の休息のサイン。
無理をしているつもりでもないのですが
どこかで少しずつ貯まったものを
流すひとときなのでしょう。

普段の動きから
7割程の動きで
その速度の中から見える世界を
感じてみようと思います。
更に速度をあげられるように。

満月明けの今日は
穏やかな春の日和。
ながさん
東京も佳き一日を。
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悲しかったのか

2016年04月22日 | ヤスさん日記
そうか
悲しかったのか
と思う朝。
喉から肺にかけての違和感。
肺は悲しみと繫がっている臓器と聞きます。
そうか
悲しかったのか
と自分を確認することで
それへの対処ができるなと。
自分を知り
自分らしく生きる。
そんな事を想う弥生満月の朝。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

「悲しみ疲れたるハートに希望を持ち来すは
 ただ、微醺ただよう玉杯なれ。」
そんな言葉を思い出した満月前夜。
潮の満ち引きと人間の因果は
深いものがありますが
満月近くの夜にはやはり
気持ちが昂るものなのでしょう。

悲しかったのか
と思えば
その悲しい感情と向き合い
解決することもできるはず。

眠れもせじ
早朝から動き出した弥生満月。
今日もまたひとつ学びがありました。
定休日の今日はじっくりしっかりと
自分と繫がろうと思います。
ながさんも
佳き一日を。
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血の系譜

2016年04月21日 | ヤスさん日記
玉川堂200周年のレセプションパーティーは
久しぶりの先輩や親戚の方々との
あたたかいひと時。
一口に200年と言っても
その長い歴史の中では
幾多の職人が関わっていたのだな
実感する時間。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

職人系譜図の末端に
自分の名前があることを発見し
改めて
血の系譜とゆうものを実感しました。
先祖代々
奇跡的な出会いの中で愛が育まれ
子が育ち
また出会い紡がれてゆく。

本当に桁外れな線を辿って
今ここに私は居るのだと
その図を見て
改めて深く感じ入りました。

ご先祖の皆様に感謝して
今ここから
私も更に紡いでゆこうと。

鎚起銅器の職人として
玉川堂メンバーとして
200周年を迎えられないのは
残念なことでしたが
しかし
私なりの鎚起銅器を
私らしく繋げてゆこうと
改めて想った時間です。

ながさん
更に更に励むとします。
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