職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

気兼ねなく

2009年09月30日 | ヤスさん日記
外からの灯り
それだけで過ごす夜も
また一興であります。
薄らとした闇の中には
息を潜めていた
たくさんのモノ達が
動き出しているようで。

2007年
中越沖震災以来
親しくなった仲間。
気兼ねなく
お酒を飲み
地域を語り
世界を語り
その繋がりを語り
そんな
フェアトレードショップを営んでいる
仲間。

気兼ねが無く
しゃべれるということ。

相手を受け入れるということと
自分の意見を意見として
押し出せることのバランスが
とても
合わさっているのかもしれません。
そんな
気兼ねなさが
とても気持ちいいな
と思う今日この頃です。

自分が変わった
という一時
であり一事。
それを共有できたことは
未来へもつながる
ということなのでしょう。

そんな変化の時は
いつどこで訪れるのか
楽しみだな
と思う職人なのでした。
ナガさん
秋刀魚堪能してますかね
新潟もいい感じで
秋の深まりを感じております。
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続・こころの時代

2009年09月29日 | ヤスさん日記
新潟はめっきり寒く
やはり秋
だなと。
さらさらと降る雨が
心地よい音を奏でてくれています。

こころの時代
だからこそ
だなと思うわけです。

だからこそ
身体を使って
どんなことを表現できるのか。

こころは見えないもの
と思いがちですが
言葉にも
行動にも
乗っているもので
同じようなモノやコトでも
その人のこころの持ちようで
だいぶ違う様です。

その人にしか出せない色や
その人にしか描けない線や
そんなものが
ありますものね。

こころの時代
だからこそ
光るものがあり
だからこそ
修養が大切だな
と思う今日この頃です。

ナガさん
展覧会明け
いかがお過ごしですか。
こちらは温泉にも
いい季節となりました。
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こころの時代

2009年09月28日 | ヤスさん日記
一生懸命に手のひらで
風よけを作っても
ローソクの炎は
ばたばたと
瞬きます。
いつ消えるとも知らない
のかもしれない。
それでも
手のひらを痛い程
炎に近づけて
守ろうとするもの
なのでしょうね。

もの時代から
こころの時代へ
とは
よくいわれること
ですが
こころの時代とは
どんな世界が
広がるのでしょう。

様々な人の
こころの様相を
映し出す世界なら
いろんなことを
受け入れなければ
おそろしくもあり。

大いなる意識を
私というフィルターを
通すと
どおしてこんなにもまた
と思う今日この頃です。

新潟は雨
であります。
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人間味

2009年09月27日 | ヤスさん日記
孔子は人間味溢れるコトバを
沢山残してくれています。
その状況に応じて
その人に応じて
その流れに応じて。
だからこそ
弟子達もそのコトバ達を紡ぎ
2500年もの間
読み継がれてきたのでしょうね。

そして自分も律するように
言葉を発していたのかも
しれません。

子絶四。母意、母必、母固、母我。
私心
必遂
頑固
我執

私というものが
人生で伝えたいと思うことと
私に執着をしない
ということと
そのバランスの中で
考えも深まる
のかもしれません。

なんのために進むのか
それには
どんな方法が適しているのか。

久々に席についた
論語に学ぶ会は
顔のほころびが隠せず
ほんとうに
素晴しい空間を共有できて
ありがたいことだな
と思う職人なのでした。

我思うゆえに我有り
そんな休日の始まりです。
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棺を蓋うて

2009年09月26日 | ヤスさん日記
私という存在が
愛と感じてもらえる
そんなことだと思うのです。
その時に
自分の全身全霊を
傾けられる。
傾けるからには
一緒にたおれる
覚悟も必要です。

なんとなく
そんな一日。

「丈夫は棺を蓋うて事始めて定まる、
 君今、
 幸い未だ老翁ならず」

いつか
わかるときがくる
そのために
芯を貫きたいな
と思う今日この頃です。
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あと3ヶ月だとしたら

2009年09月25日 | ヤスさん日記
あと3ヶ月の命だとしたら
今の仕事を続けているか?
という質問に
もちろんと
答えられることは
幸せだな
と思う今日この頃。
職人なら
きっと
終わりに近づけば近づく程
ぎりぎりの線に迫る程
いいものができあがる
はずです。

一日の大半以上を
仕事に費やしたとしても
その精神の軸があれば
なんてことはなく
やりきれるものです。
もし続かないようなら
ぶれを修正する
ことにより
もう一回進めるはず。

静かな仕事場は
やりたいことで
満たされています。

あと何年先に
もしくはすぐそこに
しれがきたとしても
そのベクトルを
保ち続けたいな
と思う職人なのでした。

ナガさん
いい展覧会らしさが伝わってきますよ。
あと数日楽しんで下さいね。
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生きている

2009年09月24日 | ヤスさん日記
生きている
という実感。
息をしている
肌で感じている
考えている
を通り越して
生きている。
そんな実感が人生を
満たしてくれるのだな
と感じる今日この頃。
ナガさん
展覧会の様子は
いかがですか?

人生に使命があるのなら
生きている
と同時に
ポジティブに
終わりにも向けて
走り続けている
わけでして。
ひとつひとつ
使命を果たす毎に
終わりにひとつひとつ
進んでいる
わけで。

でも
それって
とっても柔らかい感触
ですよね。
きっと。
老子の世界のように
柔らかさに向けて
包まれていくような
そんな気がします。

はてさて
人生のspeedってやつは
自分で決めている
のかもしれませんが
日常の隅々を大切にしながら
進んでゆきたいな
と思う職人なのでした。
新潟は今日も青空
ふかふかの布団が
心地よいです。
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微細なニュアンス

2009年09月23日 | ヤスさん日記
微細なニュアンス
をわかってもらえる
というのは
どんなに安心でき
素直になれることか
と思う今日この頃。

曖昧さを
なくすように
努力はするとしても
明快さを
保つように努力
するとしても。
一面では
こころを許すところでは
微細さの違いに
安心できるところが
あるものです。

美しいのレンジが
似通っていたり
美味しいのレンジが
似通っていたり。
手をかざしただけで
伝わるものや
微笑んだだけでも
伝わるもの。

私という場面が
いろんなところで
いろんな様を見せるように
そんなニュアンスがわかってもらえる
ってのも
ありがたいな
と思う職人なのでした。

群馬の100時間フットサルも
最終日
連日の子供達の笑顔に
未来が見えるようです。
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最後かもしれない

2009年09月22日 | ヤスさん日記
こちらのは曇り空
地域の広がる熱気で
フットサルの選手も
気持ち良さそうな
群馬です。

言葉
ことば
コトバ

この人に伝えるコトバ
これが
最後の言葉
かもしれない
最後だったら。

大切だと
大好きだと
それを伝えたら
私がこと切れる
こともあるわけで。

だからこそ
こころを込めて
真剣に
発している
わけです。

本気で向かっている
からこそ
これが最後かもしれない
からこそ
伝えたい
と思う今日この頃です。

最後ってことは
やはり
身近にいつもある
ものですよね。
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住みなすものは

2009年09月21日 | ヤスさん日記
秋晴れの空のもと
未だ秋刀魚を口に出来てない
それだけで
秋の楽しみが大分滅しているな
と思う今日この頃。
ナガさん
いかがお過ごしですか?

「住みなすものは
 こころなりけり」
いろんな道がありますが
正しいといったものは
その人の人生のな中での
選択で。
どれがどうと
いうこともないような。

「面白き
 こともなき世を
 おもしろく」
常道を逸している
としても
その常道が
どこから始まり
どこまで続いているのか
なんてことも
わからないわけで。

それが罪だとしても
言葉が触れた瞬間に
溶けてしまう
ってこともあるな
と思う職人なのでした。

「面白き
 こともなき世を
 おもしろく
 住みなすものは
 こころなりけり」
一息ついたところで
また走ってみます。

[MAD] ルーキーズ GReeeeN  [遥か]


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