職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

地方のご飯

2019年03月31日 | ヤスさん日記
東京から
大阪へと
今シーズンの銅鍋づくりは
都市部から始まっております。
穏やかなコミュニティがあると
その周辺では犯罪が減る
なんて話を聞いたことがありますが
そんな
エネルギー的な現象も
私は信じているのです。
だからこその
銅鍋づくり体験なのです。
そんなことを思いつつ
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

地方に行くと
美味しいものにどんな風に出会えるのか
って大切だったりします。
地元の人の紹介
ってやつが一番信用足りうる
と思いますが
その紹介がない場合
どんなお店に飛び込めば
それと出会えるのか。

この旅では
まだ
美味しいに出会っていないのですが
それでも
貪欲に美味しいを探す。
一件
二件
とめぐり
締めのラーメン。

店構えや内装。
掃除の行き届など
入った瞬間に
その良し悪しは
感じることはありますが
今回は
なかなか
なかなか。
未だ出会えずじまい。

人の胃袋の量は決まっていて
食事の感覚もほぼあって。
その中の冒険は
なかなかなかなか。
そんなことを思いつつ。
今日はホテルにカンズメです。
ネット作業をして
本を読んで
地元を想って。

自分の移動距離を考えると
笑うしかないですが
今年も
本格的なシーズンインです。
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民主主義とは

2019年03月30日 | ヤスさん日記
なんだか
早朝に目が覚めて
7時には
選挙事務所に向かい
なんだか
そわそわとした
みなさんと共に。
10日間の
選挙期間が始まります。

こんな期間は
言葉について
いつも以上の繊細さを持ちたい
と思ったりします。

選挙戦

空中戦
地上戦
など
戦いのイメージを持つ言葉を
よく見かけるわけですが
何と戦うのかな
と。

もちろん
仕組み上は
どちらかが当選して
どちらかが落選する
そうなのです。

けれども
何と戦うのだろうか
と。

武力を使わない戦争。
などと言われるわけですが
そんな雰囲気が充満するからこそ
民主主義からは遠のく形
になっているのかもしれませんね。

アメリカでも
いよいよ民主主義が壊れる
段に入っているのかもしれません。

本日から大阪。
この数日間
新潟から離れるのは
後ろ髪を引かれますが
でも
ここでも労働即ち祈り。
ここでの祈りが
彼の地へ届きますように。
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あなたがやらなきゃ誰がやる?

2019年03月29日 | ヤスさん日記
「あなたがやらなきゃ誰がやる?」
そんな言葉が
小学六年生の頃から
時々
リフレインのように
流れるのです。
六年生を送る会。
卒業生が言葉を繋げて
ひとつの文章にする
ってやつ
ありませんでしたか。
最後の最後
クラスの中で残ったのは
私ともうひとり
どちらかがやらなければ
決まらない。

二人立たされて
「卒業式が無くても良いと思う人は座りなさい。」
と先生は言ったのです。
私が座れなかったのは
言うまでも無く
普通のことだと思うのです。
思うのですが
ひとり立っていたあの感覚を
今でもずっと
引きずっているなと。

必要なこと
でも誰も手を挙げない時に
それはいつも
発動するのです。

そして
今日は
そんな心持ちを同じくする仲間が
統一地方選挙に
立候補することになっています。
福島から避難して
一緒に活動して
どれだけ悔しい思いを彼女がしたか。
どうしても
どうしても
彼女には花を持たせたい。

10日間の無酸素状態が始まります。
ながさんも
東京から気持ちを向けてもらたら
嬉しく思います。
そして
新潟を想いながら
私も大阪へ向かいます。
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桜と雪と

2019年03月28日 | ヤスさん日記
本日は
雪の始まりの新潟。
そういえば
風フェスの初期も
桜が満開でありながら
雪が降る
なんてこともあったなと。
これがなごり雪
ってものでしょうか。
行きつ戻りつして
春は深まってゆきますね。
東京はいかがお過ごしですか。

風フェスも
15回を迎えることになりました。
ながさんにも
いつも心を向けてもらい
ありがたい限りです。

風フェスの活動は
スタッフ参加費とゆうものがあります。
学び合う場
として
参加者さん
スタッフさん
それぞれの立場はあるものの
同じ時代に生きる者としての
同等さとして
それを設定してみたいのですが
初期の頃は
「そんなやり方じゃ、続かないよ。」
ってことを
アドバイスいただくこともありました。

しかしながら
振り返ってみると
そのやり方のお陰で
一定のハードルがあり
そのハードルを乗り越えて集うことで
ここまで続けてこれたのだろう
と思うのです。

絶対無理
って言葉を
改めて噛み締めて
そのアドバイスのお陰で
自分のエネルギーに転化する糧が
できていたのかもしれません。

その先を観る力はそれぞれ
だけれども
自分の思った未来に
自分の足で稼ぎ
仲間を集う。
三国志
信長の野望と
これらは中学時代の漫画やゲームに
培われたのかもしれませんね。

さて
風フェスから
統一地方選挙へと
この春はいろんな動きがあります。
主軸の仕事の合間を縫いながら
ひとつひとつ確実に。

ながさん
体調を崩されたとか。
しっかりとあたたかく
お過ごしくださいね。
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私の民主主義

2019年03月27日 | ヤスさん日記
東京の桜を愛でつつ
新潟に帰ってくると
庭の梅が満開でした。
ほんの束の間
梅から見晴るかす青空に
ほっと一息をつく燕市の工房。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

この春には
統一地方選挙
ってものがあるのですが
仲間が立候補予定
とゆうことで
活動を共にしている
のだったりします。

彼女とは
風フェスで知り合い
おむすびの会
とゆう県議会に対する活動で
様々に意見を交換し
県議会の知識も
一緒に学んできた仲間。
だったりします。

選挙って
とかく対立を煽られ
そんな雰囲気が充満してしまうもの
だったりしますが
でも
そこは対立軸じゃなく
それぞれの主張
なのだろう
と思ったり。

それらの雰囲気に包まれる度に
もやもやが
大きくなってきて。

でも
昨日の彼女のSNSの投稿を見て
とっても安心しました。
ぶれない彼女の言葉
どんな立場でも
一緒にこの街を育んでゆこう
と言える本当の言葉。

もやもやも
一気に吹き飛ばされました。

近頃の対立を煽られる選挙って
民主主義からとっても遠いところにある
ようにも思います。
けど
それぞれの違いを理解しながら
この国を作ってゆく
って
マイノリティの言葉にも
耳を傾けてもらえるって
それこそが民主主義なのではないか
と思う今日この頃。

ながさん

ですね。
春は風が強いのです。
いろんなものを通り抜けて
私の身体も通り抜けて
どこに向かうのでしょうか。

さて
そんなこんなを考えながら
今日も叩き始めるとします。
ながさんも
佳き春の1日を。
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目盛りの精度

2019年03月26日 | ヤスさん日記
東京青山の
コーヒーショップで
ぼーっと
人の流れを眺める
なんてこともしつつ
やっぱり
パソコンでの通信作業が
いろんな方向で展開して
東京の夜は更けてゆきました。
後ろ髪をひかれながら
って
こんな感じなのでしょう。
でも
自分の観察力は
ながさんのゆうように
偏りすぎているのかもしれません。
落ち着いて落ち着いて
焦らずに。
と思いつつ
今日も燕市の工房は
爽やかに開けてゆきます。
ながさん
東京の朝はいかがお過ごしですか。

ご飯を食べながら
聞かれることを丁寧に答えさせてもらっていたのです。
私は車での移動も多いので
その中で
反芻して反芻して
自分の中で消化し昇華してゆく作業が
とても大切な時間。

1から2の目盛りの中に
どれだけ詳細さを持てるのか。
1.1や1.2なのか
それとも
1.11や1.12なのか。
その詳細さを持つには
自分の技術や行為を
言葉にすること
が大切なのだろうなと思います。

その詳細さを持つ為の
頭の中の言葉の反芻だったり。

さて
夜中に家に着き
明らかに寝不足なのですが
F1レースのスタート前のように
エンジンは唸りを上げています。
この数日の糧を
私がどんな器に転化できるのか。
楽しみ楽しみなのです。

ながさん
また再来週も東京です。
何かのタイミングでお会いできたら
ゆっくりとお話ししましょうね。
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自分から開く世界

2019年03月25日 | ヤスさん日記
あられが降ったり
晴れたりと
目紛しい東京の日々。
この二日間も
素晴らしいご縁に恵まれて
とっても暖かい空間になりました。
こうやって
世間へ出る度に。
人間世界の希望を観ることになります。
そして
この世界の成り立ちを
改めて考える。
コミュニティとゆうもの。

ながさんと
出会ったのも
中越自身の際の
ボランティア活動とゆう
なんとも不思議なご縁でしたよね。

自分が普段考えていることが
世界を引き寄せる
そんなことを考えています。

「どんな人と付き合うのか?」
なんて論も聞こえますが
自分から開くのが
この世界。

普段から
何を考え
どんな言葉を使い
実際の行動はどうなのか?
そこから始まる
のだろうなと。

いやいや
今回はながさんとお話しできなくて
残念で残念で。
でも
すぐに東京に来ることになりそうです。

その時
私の心持ちをお伝えしたい
と思います。
今日は恵比寿から原宿へと
2件の打ち合わせが続きます。
帰ったら
また
もっともっとつくりたい
とゆう心持ちとともに。
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ナンバーワンホストを目指して

2019年03月24日 | ヤスさん日記
東京銅鍋づくりも
無事に1日目を終了。
東京の真ん中で
鎚音が響くって
なんとも不思議なこと
だったりしますが
空間に閉じこもれば
そこはもう
私の空間にできる
ってことが
大切なのだろうなと思います。
銅鍋づくり体験の私は
夜の街のホストのようなもの。
空間を把握して
足りないものがないか
どんな風に進んでいて
どんな方向へゆきたいのかを
察するために
全神経を使っている。

集中して
集中して
終わりには
疲労困憊している。
ただ
見守っているだけ
なのですが。

その集中を解放するためには
ビールが最適で。
緩んで
緩んで
今日も自分にお疲れ様で
ひとこと。

そして
今日も
工房の職人は
横に置いておいて
ナンバーワンを目指して
お迎えしたいと思います。

ながさん
折角東京に来たのだから
と思いつつ。
お会いできずに残念です。
また改めて
近々伺いますね。
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それぞれの首都

2019年03月23日 | ヤスさん日記
初めての東京
初めての銅鍋づくり体験。
東京cityと言われる
日本の首都で
この手仕事を通して
どんな風景が見えるだろうか
と創造を膨らませつつ
そこに見えるのは
どんな世界でしょうか。
ながさんは
いかがお過ごしですか。

ながさんに
聞いた話で
交差点で叫んでも
数十秒後には
何もなかったように流れる
そんな話。

確かに
そのスピードは
どんどん上がっていて
ここで何が起きても
すぐに流れてゆく。
時の積み重ねは
どこにあるのだろう
と思ったりします。

情報に触れたいときには
やっぱり集積地としてのここへ
足を運びたくなるものです。
と共に
その情報を持って
いち早く地元へ帰りたい
と思うことも本当で。

でも
ながさん達のように
都心を離れ
穏やかに過ごすこともできる
のでしょうけれども。

パリに行った時も感じましたが
首都の一部
とゆうものは
その国と切り離されて
進化するもの
なのかもしれませんね。
本当に独特の色彩を孕んで。

そんなことを考えつつ
夜の東京に降るあられを
富士そばの前で眺めつつ。
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鎚起銅器kit

2019年03月22日 | ヤスさん日記
念願だった
鎚起銅器kitの販売を
昨日の春分
お届けすることができました。
鎚起銅器
って
もちろん本職にするには
修行とゆうものが必要です。
けど
ものづくりって
もっとハードルが低くなった方が
よいものだとも思います。
ご自身で生み出した道具を
使う喜び。
それをもっと深められるように。

うちに来ている子も
2ヶ月が過ぎますが
まだまだ
銅板を叩くには
真っ直ぐに金鎚を降ろせる
とゆうことができなければ
叩くことはできません。
何故なら
真っ直ぐに金鎚が降ろせなければ
道具を傷めてしまうから。

道具の大切さや
どこに何があるのか
そして
私がどんな風にそれらを使っているのかを
もっと
観察しなければならない
と思うのです。

自分の道具にして
自分で傷ついても治せる
ならいいですが
まだまだ
まだまだ。

でも
鎚起銅器kitは気軽に。
この両面性を
私は持っていたい
と思うのです。

昨日生まれたユーザーさんが
どんな道具を生み出すのか。
楽しみ楽しみ。
さて
今週末の東京イベントに向けて
準備を始めますか。

ながさんも
良き旅の続きを。
そして
それぞれの場所で
素敵な1日を。
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