blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

分かれ道

2016-08-24 21:48:17 | 日記
お盆休みもあって感覚的にはアッという間に過ぎていくかに思えた8月は、今日24日夜の時点で「まだ一週間あるのか」と思うくらいに長く感じている。
あくまでも個人的な感じ方だが、休みが明けてから今日までの一週間あまりが異常に長い。
連日の猛暑を乗り切るのに神経を使っているからか、仕事に慣れてしまって刺激がなくなっているからか、たかが口パクアイドルのために月に4日5日は平気で会社を空ける人間にイライラするからか。
おそらくはどれも間違いではない。
しかし最も大きな要素は、プライベートで追い求めてきた「コレクション旅行」が相次いで完成して、達成感とともに若干の燃え尽き感が襲ってきていることだ。

幸か不幸か、40代半ばの現在に至るまで独りでお気楽な人生を送ってきてしまった。
お気楽な立場でなければ全県訪問や全競馬場踏破は成し得なかっただろうとは思うし、過去は変えることはできないからここまでの歩みにもちろん後悔はない。
ただ、旅に関しての次の目標がまだ定まってきていない現状はある。
一点集中の滞在リゾート型もいいし、宿泊施設にこだわってみるとか、ご当地の生活に触れる体験型のツアーに参加するとか、考えられることは山ほどある。
スポーツ観戦をからめて思い切って国外という手もある。
いずれにしろ今までとは違った内容の旅を志向していくことになるのは間違いなく、ある意味一つの節目の時期に来たと言える。
方向が定まれば行動も起こせるから、今週末あたりはノンビリを決めこんであれこれ思いを巡らすのもいいかもしれない。

節目というなら、これからも独りで生きていくのか、そうではない方向を考えるのかは年齢的にも分かれ道に来ているように感じる。
現実とは生活、生活とはお金、という視点で考えると、残念ながら誰かと一緒になって暮らしを立てていける自信は正直まったくない。
いつ爆発するか分からない体の問題もあり、あえて誰かに苦労をかけるという選択はあまりにも図々しくはないか。
大人になってから挫折の連続で、決して親の期待通りには育つことができなかった私、長い長い雌伏の果てに現在は細々とではあるが自立した生活を送ることができている。
一時のことを考えればここまで来れていることが奇跡であって、これ以上の何かを望むのはゼイタクな気もしている。
今は気を使って口うるさく言わなくなった親には悪いが、かろうじてでも今、故郷は離れたがとりあえず元気で生きていることで許してもらえないものか、と身勝手なことを考える夜であった。
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