ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

介護の界隈

2024年02月15日 02時05分25秒 | ちょっと休憩
世間では「ヤングケアラー」が問題になっています。
身につまされる思いです。

しかし、多くの場合「介護の当事者」になるのは50代~60代。
私の場合、57歳で91歳後半の母の介護を始めました。
母の34歳時の「遅い息子」ですから、まだ体力もありました。

もし母が10年早く私を生んでいたら、介護スタートは67歳ですので随分しんどかったろうと想像できます。

そむりえ亭のお客様もかなりの確率で介護の当事者でいらっしゃって、お悩みを聞くことも多々。

ご自宅で(私もそうでした)面倒を見る人もいれば、施設や病院にお願いしながら介護の現場を目の当たりにする人もいらっしゃる。

昨日は私よりちょっと先輩の方が「先日102歳の母を看取った」と言っておられました。
ご本人には申し訳ありませんが、他人から見れば「大往生」

また、私は親の介護でしたが、少し年の離れたご夫婦の場合は60代のうちにお連れ合いの介護に掛りきりになる方もいます。

なかなか避けられない、いや、避けるわけにはいかない現実が殆どの人にあるのです。

中には「介護認定」も受けてらっしゃらなかったり、「良い施設」「良いケアマネ・ヘルパーさん」に出会ってらっしゃらない人もいます。
だいたい「良い」とはどういうことか?も解らないスタートです。
「初めての経験」が普通なのですから・・・

これから介護の当事者になりそうな方は周囲などに「話し」「聞き」「調べる」ことです。

「後悔先に立たず」
母を看取って6年経っても同じ思いです。


さて今日はカウンター4席とテーブル一卓の空き、明日16日はお休みです。
明けて17日は残り一組分の空き、18日は沢山空いています。
尚、17日18日は「そこそこええワイン」の日でして、まだ余裕があります。
詳しくはブログをご覧ください。

皆様のお越しをお待ちしています。


         樋口誠