表題の「ダイバーシティ」というのは本来なら人に関する「多様性」を論ずる場合に使うのだろうと思います。
そこはご容赦頂いて「ワインのダイバーシティ」です。
少なくても私の若い頃は「ワインというとドイツ、フランス、イタリア、ポルトガル」
少ししてカリフォルニア、スペイン。
そしてチリなどなど・・・
現在においても上記のうちの数か国の優位は変わらないかもしれません。
しかし、そむりえ亭で使うワインのみならず、例えばソムリエ協会の教本に載る国の数もうなぎ上りですし、昔はかのヒュージョンソンさんが眼中になかった日本ワインも現在では彼も認めています。
そして造り方も多様で「その地方で、その品種なら、こんなワイン」という定型文では済まなくなっています。
人によっては「めんどくさいなあ」と感じていらっしゃるのでしょうが、そむりえ亭にはありがたい話です。
もとより「マリアージュ」をコンセプトにする店ですので「お見合い相手」が沢山あって「より面白い」相性を探せるのですね。
本当は昔からあったワインや造り方、全く新しいコンセプトのワイン。
時代とともに「多様性を認める」ことが当り前になってきた、と思いたいものです。
まあ、しかし、ワインの事より「人の多様性」がもっともっと浸透することも願いたいものです。
さて今日19日は2件のご予約。
お越しをお待ちしています。
樋口誠