今日はソムリエ協会の2次試験の日です。
ここで主な課題は「テイスティング」
数種のワインを含む「飲み物全般」が課題として出ます。
「外観」「香り」「味わい」をトレースしながら、品種や年号、そして産地等々を掘り下げます。
それは服屋さんが身体の各所を採寸するのに似ています。
慌てず、上記の順番通りに「デジタル」に進行すればいい点数がゲットできるはず。
今年の特徴はコロナ禍のお陰で「吐器」(口に含んだ後、飲み込まずに吐き出すための器)を使えません。
飛散防止の観点からやむを得ない措置です。
それが吉と出る人と、そうでない人が出るのだろうと推察しますが、全種外観と香りを先に丁寧に済ませれば、そこまでは酔わずにチェックできます。
むしろ、そういう事態が正確性を生み出すのではないか?とも思います。
「味わい」に関しては飲み込まざるを得ないと思いますが、そこは最小限で頑張りましょう。
愛好家が受験する「ワインエキスパート」にとっては決勝、ワインを仕事にする「ソムリエ」には準決勝とも言えます。
しかし、私を含め多くの方が言うように、準決勝でも決勝でもなく、これに合格して「やっと入り口」です。
あ、受験者はもう寝ているかもしれませんね。
もし、朝起きてご覧になられた受験の方は、どうぞ昼ご飯はとらずに空腹でお出掛けください。
満腹や食後の時間を取れていない状態では頭脳が働かないと言いますし・・・
皆さんのご検討を祈ります。
さて、そむりえ亭は最近曜日の感覚がブレブレでして、今日は月曜にもかかわらず、沢山のご予約を頂いています。
20時半には落ち着くと思いますので、お出掛け予定の方はご留意くださいまし。
宜しくお願いいたします。
樋口誠