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 樋口誠

横断歩道=介護の記録

2019年11月27日 02時56分31秒 | 日記
母と暮らし始めるまでは気が付かなかった事です。

歩くことは苦手ではないと思っていました。

何しろ母は70代まで山登り(と言ってもハイキングの延長ですが・・)をしていた事を自慢していましたから、自信があったのでしょうね。

また86歳まで車を運転していましたし、父が健在の頃は20分以上歩いて買い物にも出かけていたのです。(弟談)

ですので「衰えない様に買い物兼散歩をする」という日課を設定しましたが「今のところは楽勝だろう」と高をくくっていました。

しかし、引き取った理由が「認知がある」という事でしたので、注意は必要なのは言うまでもありません。

当然ですが道順など覚えません、というか忘れますし、変な方向に歩きださないかも心配ではあるのです。


前にも書きましたが最初のうちは自力で歩いていました。

その時点で気が付いていたのですが「横断歩道の信号の青が短い」・・・

自力で歩いても青に変わった直ぐに渡り始めないと横断歩道を渡り切りません。

暫くして手を引かなければ危うくなります。

そうなると尚更です。

私が母と歩いて渡った横断歩道は谷町筋と長堀通り。

いずれも片方3車線の計6車線。

衰えた90代のお婆ちゃんには危険すぎました。


以前は気が付かなかったことです。

しかし、母と歩き出して以降は他のお年寄りが渡っておられると「大丈夫か~~?」という目で立ち止まってしまいます。



皆さんもご自分のご両親を含めた身近なお年寄りが横断歩道に差し掛かった時は目を向けてあげてください。


でも、気を付けたいのは「早く、早く」などと急がせない事です。

そうしたところで若い頃の様に運動能力が上がるわけでもなく「はいよ~」とご機嫌に応えられるわけもないですもの。

自信の衰えに悲観的になるだけです。

ですので車道の車に合図を送るとか、いざという時の支えになるとかで良いのだろうと思います。


直ぐには変わらないとは承知していますが、いずれ老齢者やハンディのある方に優しい横断歩道、或いは信号機の進歩、空飛ぶ車などが出来れあいいな、と思います。


さて、今日はお休みを頂戴しています。

お問い合わせはFBメッセンジャーが便利です。

ちなみに今月残り3日の営業日は30日が早い時間満席になりました。

明日28日(通常営業)、29日(19時オープンですが)は空いています。

お待ちしています‼


         樋口誠