ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

忘れてはならない日

2017年08月06日 02時23分43秒 | 日記
私は昭和33年生まれですから、所謂「戦争を知らない子供たち」です。https://www.youtube.com/watch?v=qnBJKKK1eig

その世代の親はまさしく「戦争当事者」です。

我が父は激戦地ビルマで終戦を迎え、母は小さな弟達を守るように東京の空襲を経験。

一度も戦争礼賛の話を聞くことはなく、その悲惨さしか話しません。
こういう歌「まぼろしの翼とともに」も覚えておくべき唄としてリンクしておきます



その酷くて惨めで悲しい第二次世界大戦を終結させたのが、72年前の今日、広島への原爆投下。

続く9日の長崎。


無残です。



そのことを捉えるときに「誰が悪い」と犯人捜しをしがちですが、悪いのは「戦争そのもの」と「相手国のせい」と思わせる「雰囲気」なのですね。


日本人の死傷者が300万人前後と言われています。軍人のみならず民間人も100万人近く死んでいると言います。

しかし世界全体で6000万人から9000万人と言われる人々が露と消えていったのですね。


そのあとには深い悲しみしか残らない。


繰り返すまじ、です。

攻められたから攻め返す、が戦争の始まりです。

話すこと、手をつなごうとすること。

それを幼稚などと言わず信じることが日本の誇る不戦の誓いだろうと思います。


ピカドン、の悲惨さを心に刻む日です。



                 樋口誠