ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

昨日の続き、です。

2014年10月24日 00時35分58秒 | ワインの事
昨日はボトルの形状について、少々苦言を書きました。

パッケージについても同じことが言えますねえ・・・・・


よっぽど特別なワインでパッケージ代を吸収するくらい=せめて数万円する=ワインなら仕方ないとして、数千円から1,2万円のワインで過剰ともいえる個別の箱、場合によっては木箱に入っていたり・・・・

ワインショップで一本のワインを持ち帰るのなら、個別の箱も必要でしょうが、飲食店は飲んでもらってナンボですから、そんなもの要らないのです。

時には12本入りのケースの中に更に一本づつ別の箱に入ってきた日には、梱包を解くだけでも大仕事だったりするのです。
業務用の梱包やパッケージってチョイス、必要です。
いや以前はもっとキッチリと「木箱入りor無し」の確認があったような気もするんですけど、最近は発注すると選択無しに「過剰なパッケージ」だったりするんですね。

さっきは「特別なワインでパッケージ代を吸収するくらい=せめて数万円する=ワインなら仕方ない」と書きました。
確かにそういう一面はあるものの、セラーには箱から出さないと入らないですし、その箱を取って置くってのも大変です。
ですから多くの方には不要なはず、と思うんですけど違うんでしょうか?
それで納価が10円でも安くなれば、もっと皆さんにお安く提供できますし、普及にも繋がります。


昨日も書きましたが、私=飲食店サイド或いはゲストサイドの問題だけではないんです。
エコという点ではパッケージが軽くコンパクトが良い、というのは現在では当たり前だと認識しています。

で、更に安くなる。
良い循環が出来る!!!
素晴らしいじゃないですか。


改めて書きますが「必要な事もある」とは承知しているんです。

が、そむりえ亭では要らないし、おそらく他のお店の御店主も同じ意見をお持ちの方は多いはずです。

これをお読みのインポーター様には生産者に宜しくお伝え頂いたいな、と切にお願い申し上げたい今日この頃です。


                     樋口誠