ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

何度目か判りませんが「スタッフ募集」です。

2014年10月09日 04時19分44秒 | スタッフ募集!!

以前から募集を続けていますが、そむりえ亭のキッチンで坂本君のアシストをしながら、料理の勉強をしたい若者を探しています。



条件は下記


1:勤務時間 14:00から26:00


2:休み    月5回(年60回)


3:通勤    自転車かバイク


4:給料    年齢に応じる 昇給年一回(35歳までは必ず上がります)


5:賄い    一日2回


6:年齢    25歳までの方


7:海外研修 ワイン産地への研修のチャンスあり(現スタッフは全員行っています)


8:経験    フレンチ、イタリアンの経験者求む


9:其の他   健康保険、社会保険あり


         ワインのテイスティング出来ます



どうぞ、我こそはと思われる方、また「こんな若者知っているよ!!」という方、


06-6484-0530 (そむりえ亭 樋口宛て)までお電話ください!!



その他の事は面接の上!!




お待ちしてま~~~す!!!!!!




世界最古の・・・・とか

2014年10月09日 02時35分00秒 | ワインの事
ワインの世界だけでなく、あらゆる分野で「本家宗家争い」的なものはありますね。
ワインですと「世界最古の産地」とか「世界最古の葡萄樹が残っている」「世界最古の樽がある」などなど・・・

こういう話は例を挙げるのに苦労しません。

チョイとググっただけでアルメニア、ジョージア、スロヴェニア、レバノン、ギリシアなどが名乗りを挙げます。
8000年前だ、いや6000年だ、4000年だ・・・・・・
大変です。

私は何処が最古でも構いません。
そういう産地のワインを使う時もありますが「最古の」とは形容しないようにしています。
確かに「ロマン」がありますから「最古の産地と彼らは言っています」と表現を柔らかくします。

ま、これは薬効成分の話も同じですが、確定要素でないことは断定しない、というのが鉄則ですね。

「ここでしかやっていない方法」「唯一無二の」「他では考えられない手摘み」とか宣伝文句は色々ありますが、よくよく見るとアチコチでやっている方法だったり、手摘みが義務付けられている産地だったり・・・・・

お客様は知らなくて当然。
しかし、ソムリエを含む業界の人はよく調べてから発言することが肝要ですね。

葡萄の原種や異呼称に関しても時代とともにDNA鑑定の精度等が変って昔の本と違う事が書かれているものです。
追いかけるのは大変ですが、追いかけざるを得ません。

そむりえ亭は料理との相性を基本としますが、それでも多少の情報はサーブする時に言います。
が、不確定な情報は言わない、が肝に銘じている事です。

私も古い知識が出て行かずアップデートが遅れがちですが、若い人に置いていかれないようにしたいですね。

勉強したことは「何が本当か?」という基準作りには間違いなく役に立ちますから・・・・


                       樋口誠