皆さん、ご来店と共に「泡で!!」とか「シュワシュワっと行こうか!!」という事でシャンパンでお食事をスタートされる確率が高いですね。
そむりえ亭でも殆どの場合はそうです。
多くの場合、決して「シャンパンで」と指定されている訳ではありませんが、そむりえ亭では料理のカテゴリーがフレンチでもありますから、シャンパンで「泡」「シュワシュワ」を提供することが多いのです。
しかし、そむりえ亭を良くご存知の方はお判りかと思いますが、年中を通してフランスワインで、という事ではありません。
比率でいうとフレンスワイン6割、他4割くらいです。
月によっては10割の時もありますし、また月によってはアメリカのワインに偏るという事もあります。ある月はイタリアやスペインが多いこともあります。
という事で泡物もシャンパン以外のものが登場することもあるのです。
3月4月は最初の一杯と言うより、途中で「これは熟した泡物が良いな!!」と感じた時にイタリアのフランチャコルタをお出ししています。
イタリアはロンバルディア地方の誇るフランチャコルタ地区はミラノの東。
シャンパンと同じ瓶内二次発酵で、使う葡萄の種類もほぼ同じです。シャルドネ、ピノネロ、ピノビアンコ。
既定の熟成期間はノンヴィンテージで18ヵ月(シャンパンより長いですね)、ヴィンテージで30ヵ月です。また辛口のブルット(Brut)はシャンパンの様に仕上げの「リキュールデクスペディション」=門出のリキュールは加えません。正真正銘の辛口です。
しかし、しっかりした葡萄と熟成による旨味がありますので辛すぎませんね。
今、使っているものはマジョリーニというメーカーのものですが36ヵ月以上の瓶内熟成(実質はもっと、の様です)を経ており、タイプでいうとブラン.ド.ブラン。
勝った負けたというのは好きではありませんが、これならシャンパンに慣れたそむりえ亭のお客様のお口にも耐えうるな、と思うしっかりした味わい、香ばしい香りです。
色々なものに合わせられるのは、このタイプの特徴です。
「今日はどこかでフランチャコルタを入れて!!」って言って頂くと出てきますよ!!
お楽しみに!!