小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

花風社新刊、ただいま絶賛マンガ&イラスト制作ちう〜暑いんだから、マスク外そうよって話です。

2021-06-09 09:01:14 | Weblog

梅雨明けしたのかな? いや、梅雨入りもしてませんが(笑)。

2週間ほど前は、いきなり梅雨入りしたかの陽気だったのに、6月に入って一転。
今度は夏が来たような陽気になり、水不足から来る野菜のお値段が気になるこの頃ですが、皆様、如何お過ごしでしょう。

小暮ファクトリーは現在、花風社新刊のマンガ&イラストを絶賛制作ちうです。

折しもコロナ禍のもと、その正体が次第に明らかになり、行政や医療の猿芝居だということに気づく人も多くなってきました。
一方では、その猿芝居を鵜呑みにしている人たちもいるのですが、一番多いのは、変だと思いながらも、いちおう行政の呼びかけを聞いてるフリの人ではないでしょうか。

さすがに、最近はノーマスクを白眼視する人は少なくなったようですが、 東京都心では、この陽気でマスクをしている人がほとんどかな。一番わからないのが、自転車乗ってマスクしてる人ですね。

だいたい一般の人が使っているマスクやパーテーションなんて、生の唾液や飛沫がタップリついていて、かえって不衛生じゃなかと思います。おまけに二酸化炭素を植物なみに十分吸えるという…まあ、マスク不要論、必要論は置いておきましょう。

ともあれ、今回の花風社新刊…ラフ原稿を起こしたり、ペン入れをしていくうちに、発達障害の世界と、今のコロナ禍の世界がびっくりするほどかぶるって、実感しています。

残念ながら、まだどんな内容かお見せできないので、今はどこがどうと言えないのですが、みなさまには楽しみにお待ち頂きたいと思っています。

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BSでオンエアされていた「ボヘミアン・ラプソディ」を見ました!〜劇中流れていたマリア・カラスの声が、フレディ・マーキュリーの孤独感とかぶりました。

2021-06-07 09:41:04 | Weblog

昨日、たまたまBSでオンエアされていた「ボヘミアン・ラプソディ」、最初から最後まで全部見てしまいました。

もちろん、この作品は劇場で見たのですが、その時はまったく違った感想を抱きました。

先ず、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーといった、主演のフレディ・マーキュリー以外のメンバーが全員そっくりだってことです(笑)。

やっぱり、フレディのキャラ立ちが突出してるためか、似た人で芝居ができる人が探せなかったんでしょうね。主演のラミ・マレックは良く演じてたと思いますが、唯一無二のフレディ・マーキュリーと、そっくりにすることは難しかったのでしょう。
フレディ候補になった役者を検索してみましたが、やっぱりラミ・マレックで良かったんだろうと思いました。

逆に他のメンバーが似すぎてるんですよね。

姿形だけじゃなく、楽器を弾いてる様子もそっくり!

ブライアン・メイの物理学を専攻していたインテリジェンスな姿や、ロジャー・テイラーの短気な感じはイメージ通りだった気がします。

ラミ・マレックがご本人に似ているかどうかは別にして、フレディ・マーキュリーの孤独感がよく出ていたなあ。
だからこそ、見てるうちに、本人に似てるかどうかが気にならなくなっていくのでしょうね。 そこはさすがだと思いました。

そういえば、日本に来た時にフレディの警護をしていた人が、色々プレゼントをもらった話を聞いたことがあります。けっこう良い人だったんだろういうのと同時に、孤独な人だったのだろうと思ってしまいました。

エイズも今なら治っていただろうに、孤独ゆえに早く神に召されてしまったのかもしれません。

映画の中で流れるクイーン以外の音楽として、オペラ「蝶々夫人」などイタリアオペラの一節が流れますが、歌っているのがマリア・カラスでした(妻が気づいた)。
いや、たしかにカラスの声って、独特の寂しさがあるんですよね。

カラスもフレディ同様、孤独にさいなまされ早くに天に召された天才でしたが、共通した寂寥感がそこにあるような気がしました。

写真はすしざんまい赤坂見附店。6月30日まで、8種類1貫税込66円(トップと真下の写真のみ)のキャンペーン中、お得なのでぜひ足を運びましょう!

 

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「新美の巨人たち 和田誠×清水ミチコ」見ました〜面白かったけど、色指定はこの人の専売特許はありません。和田誠さんの凄さは、ほかのところにあるのにねえ。

2021-06-06 10:48:21 | Weblog

昨日、「新美の巨人たち 和田誠×清水ミチコ」を見ました。

そうそう。
和田誠さんといえば、私が中学校時代に夢中になって読んだ、星新一作品のカバー絵や挿絵として親しんだ人でした。

それから私にとって、和田誠といえば、何と言ってもこれ!

石丸電気レコードサック 和田誠イラスト+田中一光デザイン

表面はベートーベンやモーツアルト、カラヤン、若き日のポリーニなど、クラシックの音楽家。そして裏面は若き日のビートルズ、マイルス・デイビス、渡辺貞夫、ボブディラン、オリビア・ニュートンジョンなど、ポップスの音楽家の似顔絵が描かれています。

いや〜、今見てもムダな線が一つもない素晴らしいイラストですね。石丸電気でレコードを買うたび、大好きだった音楽家のイラストを眺めていたものです。

画家を目指していた若き日の私にとって、和田誠さんは目指した絵師ではなかったものの、自分が好きだったものの周りに、常に居た存在でした。

番組を見て驚いたのが、和田誠フォントの数々でした。

本のカバー絵のフォントは常に和田誠さんの直筆なのですが、私はイラストを描くたびに合わせて文字を描いていたのだと思っていたのですが、もともと自分が作ったフォントがあって、それをイラストに貼り付けていたのですね!

何千種類ものある日本語のフォントを自分で作っていたなんて、本当にすごい!
イラストレーターとしても、デザイナーとしても超一流だったわけですね。

残念だったのは、和田誠さんの色指定を、さも凄いことのように描いた番組構成です。

▼和田誠さんの話の中で、手前味噌の拙作で申し訳ありませんが、こちらをご覧くださいませ。

こちらは私が会社員時代に制作した「色彩百科」という本の中の一部です。

カラー印刷の場合、30年ほど前までは上のように、藍・紅・黄・墨のパーセンテージで色を指定することを、どのデザイナーも普通にやっていました。

もちろん上手い下手はあるにせよ、誰でもやっていたことなのです。

和田誠さんの凄さは、上記のフォントや、ムダのない線だとかいった、もっと他のところにあるのにねえ。
知らない人が見たら安易に驚く、プロなら誰でもやっっていることを、わざわざアートの番組で取り上げているところが、テレビの底の浅さを感じました。

でも、和田家の食卓は楽しそうだったろうなあ♪

 

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英雄たちの選択「闘う“復興請負人” 二宮金次郎」〜コロナ禍に通じる当時の役人の抵抗。

2021-06-03 09:57:05 | Weblog

英雄たちの選択「闘う“復興請負人” 二宮金次郎」、昨日途中から見ました。面白かったですが、NHKらしく、またコメンテーターに高橋源一郎やらが出て、二宮尊徳が“革命家”だったとか、言うてましたね。

偉人の言ったことに、勝手に自分のスタンスをマウントしてくるのは、サヨクの常套手段ですが、それにしても復興請負人に革命家とは、何を言うてるか意味がわかりません。

まあ、そんなことはこの人の平常運転なので良いのですが、やはり今に重なるのが、“役人の抵抗”でしょうか。

農民出身の金次郎に、当時の武士が立ちはだかったのは想像にかたくありませんが、天保の大飢饉の時に、役人が米を出そうとしなかったのは、今の非常事態宣言に重なるものがありました。

民百姓、国民より自分たちのメンツや過去の事例にとらわれるのは、人間社会の常なのでありましょうか。

磯田道史先生は、それを戦国から桃山にかけての武士が、江戸後期の武士になって劣化したと言ってましたが、まさにこれは今に通じる話です。

結局、強引に米を分け与えるなどして、当時の小田原が一名の餓死者も出さなかったのは有名な話ですね。

小田原藩から冷遇されていた金次郎ですが、そのことから幕臣に召し抱えられるわけですが、結局、どの政策も不採用にされてしまったとか。
どれも不採用にするなら、最初から幕臣にしない方が良いだろうに、なぜ幕府は金次郎を召し抱えたのか。

磯田さんは、それを「やってる感」という言葉で断罪していましたが、これまた今に通ず。二宮尊徳を召しかかえることで、幕府はやってる感を出そうとしたということでしょうか。これまた今に通じます。

昔は小学校など、どこでもあった薪を背負って本を読む二宮金次郎の銅像。
ここのところ、見なくなったなと思っていたのですが、 最近またこの人を見直す動きが出てきたようです。

それにしても、コロナワクチンの接種を歯科医にさせようとしたら、医師会の抵抗があったやらという話。金次郎の抵抗に通じますね。

歯科医のように小さな部位を扱う専門職は、注射にしても、その辺の内科医よりはるかにうまいのではと思いますが、どの時代も人の世というのは変わらぬようです。

しかしながら、現代でも志のある者もいないわけでなし。

そんなことを思いながら番組を見てました。

▼写真は先日横浜中華街で頂いた、吉兆の点心コースです。

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昨日は約2ヶ月近くぶりのジム再開で、来ている人はみな嬉しそうでした。

2021-06-02 08:42:18 | Weblog

昨日の夕方は、外でこまごました用事を済ませた後に、約2ヶ月近くぶりに再開されたスポーツジムに行ってきました。

本当はヨガのレッスンがあったら出たいのですが、ヨガに限らず、マスク装着でなければいけないので、ここ1年半はスタジオレッスンに出ずに、ずっとプールで水遊びですね。
エアロビクスにマスク装着なんて、本当によくやるなあと思いますが、プールに来ている人たちは、私と同じでマスクしたまま運動したくないという人が多いようです。

「スタジオレッスン、出てますか?」と聞くと、「マスクがイヤだから出てません」とい人が何人かいました。
スタジオはアリバイマスクで構わないようで、薄いウレタンのものを装着している人が多いようですが、ヨガのように呼吸がメインのものに、どうしても私はする気が起きません。

プールがあるジムで良かったわ。

昨日のプールは、けっこうな人。
そりゃそうだ、約2ヶ月近い休館だったからね。

久しぶりに会った人たちに軽く挨拶をしましたが、みんなコロナにもかからず元気でした。

毎日来ていたような人は、いったい2ヶ月近くをどう過ごしていたんだろ。

ちなみに私は、今まで自転車を使っていたルートを全部歩きで運動量を稼いでいました。目標、1日7000歩。体重は微増でしたが、まあ良しとしますか(笑)。

まったくオリンピックを開催するのに、一般市民の運動を規制する緊急事態宣言って、何なんだよって思いますが、久々ジムに来ている人が嬉しそうだったのは良かったです。久々の水浴びは、やっぱり気持ち良いよね。

▼写真は土曜に横浜山下公園で撮影したニセ海の男です(笑)。

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「学校は教師のために、病院は医者のために、国会は議員のためにある」〜ゴーマニズム宣言「コロナ論3」を読んで思うこと。

2021-06-01 08:14:48 | Weblog

最近、テレビでは(テレビを見ないと言ってますが、ニュースやワイドショーの類は見ないという意味です)、アシックスなどが五輪のCMをしているようですね。

東京五輪開幕まで2カ月「一定の観客いれて」意見強まる

巷では無観客とか、五輪中止なんて喧しいいですが、大相撲だって野球だって観客入れてやってます。感染者なんて出てないんだから、入れて五輪を開催したところで、何の不具合もありません。

前からはっきりはしていたのですが、宣言延長は単なるアリバイ作り、やってます感だってことで、多くの国民がそれを知っているということです。

いみじくも「学校は教師のために、病院は医者のために、国会は議員のためにある」ということが、本当のことだと、白日の下にさらされることになりました。

そういえば先日、花風社浅見社長に勧めらた「ゴーマニズム宣言・コロナ論3」を読了しましたが、その中に、こんな言葉がありました

視聴率しか考えないテレビ。
テレビを鵜呑みにする大衆。
テレビに出たくておもねる御用学者。
データを無視する専門家。
強権パフォーマンスをしたいだけの知事。
政争の具としか考えてない野党。
定見がまったくなく、ただ流されるだけの政権。

いや、よく言われていたことだけど、これってホントの話なんですよね。

それにしても、しばらくぶりにこの人の本を読んだなあ。

初期のゴー宣はアンタッチャブルだったものに忖度せず「正論」が書かれているなという感じで、よく読んでいたのですが、いつの頃からか読まなくなりました。

それは、この人の言ってることがピンと来なくなったからなのですが(なぜかの説明は長くなるので省略します)、今回のコロナ論3に関して言えばは終始、正論でしたね。

リアルタイムを追って連載で書いているため、中川医師がまだシャンパーニュ中川とか、日本寿司会とか言われておらず、あのマスク着用で亡くなった大阪高槻の少年のことも、当然ながら載っていません。

逆に、本の中に書かれていたことが現実になってしまったということでしょうね。
後者は現実に起こってはならないことでありますが、コロナが収束してから読んだら、また別の意味が出て来る本になるかもしれません。

たぶん、この本に書かれていることで現実になることが、まだまだ出てくるな。

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