小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

あんなにいっぱいイベリコ豚があるの?

2013-11-08 09:35:29 | Weblog
メインブログはこちら


昨日は花風社で打ち合わせ。
あ@花さんとけん玉して遊びました。

あ、それって仕事ですよん(キリッ)。

合間に今、問題になってる食品偽装の話になったんだけど、悪いこととはいえ、なんか違和感があるという話になりました。

たしかに、大阪リッツカールトンがフレッシュジュースを、生の果物を使わずに、メーカーから購入した100%濃縮還元ジュースを使って、1杯1500円で売っていたというのは、詐偽に等しい話です。

ただ、食品メーカーの取締役を勤める友人の話では、メーカーと小売りでは表示の基準の厳しさが天地ほど違うとのことで、もちろんメーカーが違反をしたら一発で業務停止になるほど厳しいんだそうです。

それに比べると町の小売りやレストランなどは比較にならないほどユルいんだそうで、ホテルや百貨店とはいえ、小売業の集合体なので、メーカーの基準のようなわけにはいかないんだそうです。
(牛丼チェーンとかフランチャイズ店は、どんなに安く出してるとこでも逆に基準が厳しく、偽装ができないそうです)。

エビの場合だと、バナメイを芝えびと偽装した話ですが、もちろん偽装自体は許せない話なのですが、バナメイエビ自体がわるいエビというわけではありません。

その友人の話では、バナメイの等級というのはピンからキリで、芝えびに勝るとも劣らないものもあれば、そうでない等級のエビもあるとのこと。

そもそも「芝えび」というのは、東京湾、三河、大分で取れた指定の品種以外は名乗ってはいかんそうで、全体の0.1%にも満たない流通量だから、そんなにどこでもあるわけはないそうなのです。

芝えびに負けないバナメイだったら、別の表示をすればいいのに「芝えび」と言っちゃったとこに問題があるのですね。

もちろん、味が変わらないからウソを言って良いものでなし。

また、粘着材で貼付けた肉をヒレ肉と呼んでいたというのも酷い話です(変だと思ってた客も多かったそうですが)。

ただ、芋づる式に出て来る食品偽装問題。
そこまで言っていいのかというものもありそうで、どれも十把ひとからげに報道してるのも問題に思えます。

この話・・・あくまで素人が聞いたことを並べただけですが、いたずらに食べ物屋をメディアがいじめてる部分がなきにしもあらずにも感じます。

一方で、本当にひどい偽装もあるわけで・・・。

以前は淡水魚のナイルパーチをスズキと呼んでいたものが、それはできなくなりました。

シシャモにしても、居酒屋で出されるものは「ししゃも」ですが、スーパーで売られる時は「カペリン」で出されてるなど、素人には何だかよくわかりません。



中で気になるという話題になったのがイベリコ豚で・・・あれってあんなにいっぱいあるものでしょうかね。スペイン産でドングリだけ食べさせた豚がそんなにあるとは思えないのですが。
イベリコ豚の原種と呼ばれるハンガリー産のマンガリッツァ豚というのは、もっと安くて時々みかけますが、・・・。

それとも、意外と基準が緩くって、気軽に呼べるものなのか。私も偽装と思ってイベリコ豚を食べたことはありません。区別がついたことはないもので。

ウィキによれば混血が多いともありますが、どうやら流通してるものの多くはそれなようです。どなたかご存知ならご教示を。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする