小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

稀勢の里、来場所は綱取りへ!

2013-11-25 09:59:17 | Weblog
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昨日の結びの一番、優勝決定戦。
白鵬の足が出ており、日馬富士の優勝というなんだかあっけない終わり方でしたが、われらが稀勢の里クラスタ(房、興味のある人たち、ファンという意味)とすると、昨日の一番より結び前の一番かなという感じでした。

稀勢の里関、いつものように少しづつなんですが、牛歩の進歩を遂げています。
だってそうでしょう。

なにせ千秋楽は、前にも横綱戦を制したあと琴奨菊関に負けた鬼門でもあります。
あの時の相撲のあっけなさに何人のファンが悲鳴をあげたことか。

正直言うと、場内入りをしてきた勝負前の稀勢の里関の表情を見て、「これは大丈夫かな?」とイヤな予感が頭をよぎりました。
目はパチパチしてるし、口を四角く大きく開けて妙な呼吸をしています。

でもあの呼吸の仕方。安美錦やとよのん、日馬富士など、ほかの力士がしているのを見かけたことがありますが、稀勢の里がするのは珍しい。
そう思って見ていると土俵に上がった時には、すでに元の表情に戻っていました。

試しに私も口を四角く開ける、あの呼吸を真似てみましたが、何だか気分が落ち着く感じが・・・(気のせい?)

なんでもヨガにも似たような呼吸法があるそうですし、日本の古武術にも馬庭念流という表情を歪ませる呼吸法があるそうで、もしかしたら大相撲にもそんなものがあるのかもしれません。



しかし、鶴竜との一番は立ち合いが良かったとはいえず、もうひとりの大関に両まわしと取られてしまいました。
いつもなら慌てて墓穴を掘るパターン。

しかし、稀勢の里は落ち着いて動かずガマンして動かず。
じわじわ圧力をかけ、腰を振ってまわしを切り押し出しというガマンの相撲。

ガマンしきれず土俵を割ってしまったのは鶴竜の方。

この勝ちは二横綱を下した相撲と対照的なガマンの相撲。
これは今場所の稀勢の里を象徴したいぶし銀の一番だったかもしれません。

来場所は綱取り。
またドキドキの場所がはじめまります 。



ところで舛ノ山や佐渡ケ嶽三人集など休場力士の多かった今場所ですが、来場所もそのあたりが気になるところ。

特に佐渡ケ嶽部屋で3人もけが人が出るというのは異常事態です。

呪われてるなんて、まことしやかな声がありますが、おそらくは稽古の仕方に何か問題があるんじゃないかな。
素人が言うのも何ですが、琴勇輝は以前も首を痛めるような危ない相撲(本人のせいじゃないけど)を取っていました。

ケガした人に言うのも何ですが、立ち合い前に『ホウッ』と奇声をあげる仕切りは如何なものか。

力士は土俵に上がったら、声を出しちゃいけないんじゃなかったけ?

ともあれ、来場所はみんな元気で土俵に上がれると良いですね。
土俵に上がれなかったら、”どーひょう”?・・・なんて、シャレにならないけどウフッ♪
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