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昨日は朝ドラ「ごちそうさん」を見ながら栗ご飯の下ごしらえ。
3回目の使用となる「栗くり坊主」は鬼皮剥きには抜群の力を発揮しますが、渋皮は包丁でないと剥けません。
鬼皮はあっという間に剥けたものの、渋皮というのはけっこう剥くのにけっこうな手間がかかります。今度、渋皮は重曹を使って剥いてみようかな。
そういえば、最近はめっきり使わなくなりましたが「渋皮のむけた女」という言い回しがあります。
簡単に言うと「一皮むけた良い女」というニュアンスで、それも鉄火肌な女性に使うようで、落語には頻繁に出てきますし、鬼平犯科帳などでもよく使われている言い回しです。
余談ながら、やはり落語に出て来る表現で「小股の切れ上がった」という言い回しもあります(これも色気のある女性を指す)。
女性の脛から膝にかけて切れ上がったように見える、という説がありますが、私が親父から聞いた説明では、足袋を履いた時の「足の親指と人差し指の間」を言うそうです。
小学校6年くらいの時でしたか、覚えたての言葉を使いたく、ガキのくせに「小股の切れあがった女がよ」と言って、大人たちの失笑を買ったことがありますが、今では成人した方でも知らない人が多いかもしれません。
さて、栗ご飯は栗を剥いて、ご飯で炊き込むだけの簡素な料理ですが、とにかく手間がかかります。
栗という食べ物は、フォレスト・ガンプのではありませんが、とにかく剥いてみないとわかりません。
渋皮が身の中まで入り込んでいるものも多く、ていねいに取らないとそれが雑味になるようで、「渋皮のむけた」という表現はそこから来てるのかもしれません。
それこそ中身から磨いて、雑味を落としていった女性というニュアンスでしょうか。
うわべだけ、電車の中でお化粧する女の人に教えてあげたいくらいですが(真顔)。
話は違いますが、今朝方、ヤギを使った除草というのをNHKで放送してました。
土手や公園の除草をヤギに食べてもらうという取り組みで、人件費も削減でき、CO2も出ない、子供やお年寄りにも人気という良いことづくめという番組でした。
まことにけっこうな取り組みですが、これって日本の風土だから出来る話ですね。
ギリシャやスペインなどで岩肌のゴツゴツした風景、あそこは2000年ほど昔は森林や草原だったそうですが、伐採や羊の放牧であんな風になってしまったようです。
日本の風土のように雨が多く土地も肥沃なら、数ヶ月でもとの草原になり、10数年で林になりますが、アルカリ性土壌で雨の少ない地中海では、数千年経った今でもあの風景です。
草を刈り取って、雑草が簡単に生えてくる風土って、世界中そんなに多くありません。
また、雑草というと強いイメージがありますが、雑草も自分の好きな土地と風土にしか生えません。どこでもニョキニョキ生えてくるというわけではないのです。
ヤギを放牧しても、次から次へと草の生えてくる風土に感謝ですね♪
昨日は朝ドラ「ごちそうさん」を見ながら栗ご飯の下ごしらえ。
3回目の使用となる「栗くり坊主」は鬼皮剥きには抜群の力を発揮しますが、渋皮は包丁でないと剥けません。
鬼皮はあっという間に剥けたものの、渋皮というのはけっこう剥くのにけっこうな手間がかかります。今度、渋皮は重曹を使って剥いてみようかな。
そういえば、最近はめっきり使わなくなりましたが「渋皮のむけた女」という言い回しがあります。
簡単に言うと「一皮むけた良い女」というニュアンスで、それも鉄火肌な女性に使うようで、落語には頻繁に出てきますし、鬼平犯科帳などでもよく使われている言い回しです。
余談ながら、やはり落語に出て来る表現で「小股の切れ上がった」という言い回しもあります(これも色気のある女性を指す)。
女性の脛から膝にかけて切れ上がったように見える、という説がありますが、私が親父から聞いた説明では、足袋を履いた時の「足の親指と人差し指の間」を言うそうです。
小学校6年くらいの時でしたか、覚えたての言葉を使いたく、ガキのくせに「小股の切れあがった女がよ」と言って、大人たちの失笑を買ったことがありますが、今では成人した方でも知らない人が多いかもしれません。
さて、栗ご飯は栗を剥いて、ご飯で炊き込むだけの簡素な料理ですが、とにかく手間がかかります。
栗という食べ物は、フォレスト・ガンプのではありませんが、とにかく剥いてみないとわかりません。
渋皮が身の中まで入り込んでいるものも多く、ていねいに取らないとそれが雑味になるようで、「渋皮のむけた」という表現はそこから来てるのかもしれません。
それこそ中身から磨いて、雑味を落としていった女性というニュアンスでしょうか。
うわべだけ、電車の中でお化粧する女の人に教えてあげたいくらいですが(真顔)。
話は違いますが、今朝方、ヤギを使った除草というのをNHKで放送してました。
土手や公園の除草をヤギに食べてもらうという取り組みで、人件費も削減でき、CO2も出ない、子供やお年寄りにも人気という良いことづくめという番組でした。
まことにけっこうな取り組みですが、これって日本の風土だから出来る話ですね。
ギリシャやスペインなどで岩肌のゴツゴツした風景、あそこは2000年ほど昔は森林や草原だったそうですが、伐採や羊の放牧であんな風になってしまったようです。
日本の風土のように雨が多く土地も肥沃なら、数ヶ月でもとの草原になり、10数年で林になりますが、アルカリ性土壌で雨の少ない地中海では、数千年経った今でもあの風景です。
草を刈り取って、雑草が簡単に生えてくる風土って、世界中そんなに多くありません。
また、雑草というと強いイメージがありますが、雑草も自分の好きな土地と風土にしか生えません。どこでもニョキニョキ生えてくるというわけではないのです。
ヤギを放牧しても、次から次へと草の生えてくる風土に感謝ですね♪