GoTo見直しとやらで、首長のみなさまの朝令暮改で喧しい昨今ですが、三連休初日わが家は好天の中で、増上寺参りを致しました。
マスク会食やら4人以下とか、小学校の学級委員じゃあるまいし。
いい大人が真面目に聞いてられません。
ただし手洗い、消毒だけはこまめに、こまめに励行いたします。
東京タワーとのツーショットが、いかにもTHE・TOKYOです。
大門から麻布十番のチーズ屋さんに寄って、東京ミッドタウンまで歩いていきます。
お目当は六本木フジフィルム・スクエアで木之下晃展。
東京メトロの広告があちこちで目立ちますが、実際に行くと壁一面に クラシック巨匠の写真が飾られてる小規模な展覧会です。
でも、その内容はクラシックファン垂涎!
若い頃のリッカリド・ムーティやズービン・メータ、ロリンマゼール。
ピアノの前で仁王立ちしたような姿で弾く、スヴィヤトフラフ・リヒテル。
絶唱するマリア・カラス。
マエストロの小澤征爾の若い姿。
ポスターにもなったアルフレート・ブレンデル先生。
みな、普段見せない表情を写真の中で見せている中、一人だけ役者のように表情をキメているのが、帝王ヘルベルト・フォン・カラヤンです。
カラヤンは撮影を左側からしか撮らせなかったそうですが、帝王は 木之下晃先生の写真をお気に召して、専属カメラマンにならないか誘ったそうです。
でも、それだと他のアーチストが撮れないと断ったそうです(笑)。
ともかくも、クラシックファンなら必見。
無料で12月28日まで開催中です!