昨日はBSでオンエアされていた、「英雄たちの選択〜【地域対抗】プロが選ぶ“最強”の戦国武将」を見ていました。
これは世の男たちが好む「史上最強の格闘家は誰か?」みたいなもので、まったく不毛な議論と知りながら、面白く2時間見てしまいました。
いつもの磯田道史と杉浦アナが中心で、ゲストは小和田哲男や中野信子、千田嘉博、飯田泰之、平山 優、橋本麻里(敬称略)というメンバーです。
「戦国最強の武将は誰か?」をテーマに、歴史研究家や作家、美術家、識者50人にアンケートを取り、九州地方、中国四国地方、近畿地方、中部北陸地方、関東東北地方の5つのエリアで、それぞれ最強の武将を選ぶという趣向です。
戦国時代で既に結果は出てしまっているのですが、テーマは「最強」なので、そこは考慮せず。
5つのエリアでそれぞれの最強の武将ベスト1は次の結果。
九州地方 立花宗茂
中国四国地方 毛利元就
近畿地方 松永久秀
中部北陸地方 豊臣秀吉
関東東北地方 伊達政宗
なんだ、九州なら加藤清正や島津義久はどうしたんだ。
天下を取ったのは徳川家康じゃないかと言うなかれ。
あくまでお遊びの範疇ですが、さすが専門家のアンケート。
まったく聞いたことのない武将の名前が次々に挙げられてきます。
最後はお約束で、各地域のベスト1の中から番組のゲストたちが「最強」を選ぶのですが、これが僅差で豊臣秀吉という結果。
松永弾正や立花宗茂が「最強」に選ばれても不思議ない結果でした。
豊臣秀吉の名前は誰でも知ってますが、松永久秀や立花宗茂なんて、大抵は知らない人の方が多いですものね〜。
いや〜、選挙で変な候補者やロゴやデザインが選ばれるワケがわかりますわ(笑)。あ、タイトルで誤解してほしくないのは、別に松永久秀や立花宗茂がダメだって言ってるわけじゃりませんよ。
全部、ベスト1で総当たり戦をやると、こういう結果になるのですね。
まあ、テレビのお遊びなんで罪はありませんが、世の中、こういう仕組みがいくつもあるのですね。