小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展を見たあと、赤坂「砂場」で昼のみ〜意外にお安く、味はさすが老舗の至高の蕎麦でした!

2020-07-26 08:43:46 | Weblog

久々の美術館めぐりに、上野西洋美術館で開催中のロンドン・ナショナル・ギャラリー展へ行ってきました。

今や美術館は予約制。ネット予約で日時を指定し、入場料も1700円と高めの設定ですが、人の少ない分ゆったり見ることができます。

この日は11時半から12時入場のチケットを購入、軽めの朝食を食べた後、どこか蕎麦屋さんで昼のみをしようという、あらかじめスケジュールを決めて行動致しました。

蕎麦屋で昼のみは江戸前の習慣で、広島出身の妻のかねてからの憧れです。
今はなき杉浦日向子先生の本を読んでから、ずっとやりたかったそうですが、私も蕎麦屋で昼のみは人生で数えるほどしか経験がありません。

この日は満を持しての蕎麦屋昼のみです。ロンドン・ナショナル・ギャラリー展については明日以降、記事にしますので、しばしのお待ちをお願い致します(笑)。

選んだお店は、かの有名な赤坂の名店「砂場」さん。

赤坂砂場は蕎麦一枚が少なく、何枚も頼まないと腹がふくれないことで有名です。そんなわけで、実は私も敬遠していたのですが、ネットの評価を見ると、飲んだ時のお値段が意外に安く、反対にお味の評価は高いのです。

昔、父が砂場の蕎麦を食べて「少ない」と苦言を呈していたのが、頭にあったので行かなかったこともありますね。まあ、あの人は家のご飯でも少ないと腹を立ててましたからねえ(苦笑)。

西洋美術館でロンドン・ナショナル・ギャラリー展を見おわったのは、2時過ぎくらい。上野はザーザー降りのひどい雨でしたが、赤坂につくと雨は止んでおり、絶好の砂場日和(何のこっちゃ)。昼から蕎麦屋でいっぱいなんて嬉しいなあ♪

コロナの中でも平日は行列の絶えない赤坂砂場ですが、さすがに連休土曜の3時前はお客もまばら。清潔な店内に期待は高まります。

▼通されたお座敷には奥村土牛(おくむら・とぎゅう)のリトグラフがありました。

先付けにアサリが出され、私たちはマニュアル通り日本酒を注文。
合わせて、板わさやお海苔も頂きます(トップ写真参照)。

▼焼き鳥は塩とタレがありますが、ここは蕎麦屋。迷わずタレですね!

▼注文してから20分かかるという茶碗蒸しも出てきます。

入店してから1時間ほど。真打のお蕎麦を注文。
全粒を使った一番蕎麦と、真ん中の白い部分を使った更科蕎麦を大盛りで頂きます。

▼こちらが更科。実に上品なお味に、おおおおおおお!

▼こちらが全粒を使った一番蕎麦。いわゆる原材料は田舎蕎麦ですが、舌ざわりがやさしく喉ごしも最高!

いやいや、さすがに老舗蕎麦屋、 看板はダテじゃありません。
今まで何で来なかったんだろう?

これほどのお蕎麦、食べたことがなかったと言っても過言じゃありません。

お蕎麦の量も思ったより十分で、何枚も頂こうと思っていたのですが、先におつまみを頂いてたこともあって、蕎麦湯をいただいた段階でお腹の具合は満足でした♪

お会計はお銚子3本頂き、二人で7,500円足らず。たしかに昼に蕎麦だけ食べに来たら高く感じるかもしれないけど、昼のみだったらその辺の居酒屋より安いくらいです。

この蕎麦をこの値段でいただけるなら、十分にコスパ良しと言えるでしょう。

いや〜馬勝った。牛負けた・・・なんて、ウフッ♪
大満足の蕎麦屋昼のみでしたので、これは再訪アリ。次回は天ぷら蕎麦ですね。

満足しすぎて、酔いがまわっただらしない顔を撮られてしまいましたが、美味しかった! ご馳走さま、また行きます!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする