▲こちらは前菜、自家製スモークサーモンの炙り焼き、有機野菜添え。
一昨日は両家実家の家族で、赤坂「かえりやま」のランチを堪能しました。
赤坂は意外にフレンチの激戦区。そもそも入ったことのないフレンチ選びに苦労したのですが、ネットでも評価の高いこのお店は大当たりでした♪
シンプルを旨とするイタリアンと違い、フレンチというのは実に手が込んでいます。
上の自家製スモークサーモンの炙り焼きにしても、鮭を過剰にならない程度の燻製にし、炙り焼きにします。その上で、一品一品手をかけた有機野菜を付け合わせ、バルサミコとオリーブオイルを合わせたソースをかけています。
つまり、幾重にも手をかけた食材どうしを掛け合わせ、一皿にまとめるということをしているのですね。それでいながら、不味くなるような手の掛け方を少しもしておらへん(ふろむニセ土井善晴先生)。
白身の魚をパイ皮で包むのはフレンチの王道ですが、パイ生地の中は真鯛とお野菜が程よい加減で入っています。
ソースの名前は忘れてしまいましたが、実にバランスが良く美味。
優しいほっとするお味です。
何時間も赤ワインで煮込んだ牛ほほ肉と、ポテトピューレやキノコを合わせた、フレンチの王道直球料理。
シェフの帰山さんはおそらくは昭和30年代か40年代生まれでしょう。
昭和のなつかしい味覚を感じるのですが、それでいながら王道フレンチに新しさも加わった、言うところなしのコースでした。
ほかにも鴨リエットや、自家製パンなどが間に出てきて楽しいことこの上なし!
最後のデザートも2品ついて、両家の母も大満足。
いや〜、美味しいものを食べて怒る人はいませんよね〜♪