昨日は横浜大倉山で花風社主催の愛甲修子さん質問会でした。
相変わらず風通しの良い講演会はいつものことでしたが、昨日少し様子が違っていたのは、重い質問が多かったためか、会場はかなり真剣な雰囲気です。
会場には、花風社の講演の常連も多く、見ると神田橋先生の処方、栗本さんの施術などを通じて、生活のクオリティを改善した人、しつつある人の様子も多々見られたのですが、それだけに「治そう」という意欲が会場の雰囲気を、さらに真剣なものにしていました。
わたしのダジャレも慣れてスルーされるのか、真剣な雰囲気にそぐわないのか、ほぼ空振り(苦笑)♪
そんな中、ちゅん平の処女作であり、まだアスペ全開だった藤家寛子さんの「他の誰かになりたかった」 の復刊もあって、「治る」ためのステップが数多く揃っていた講演になりました。
そんな中、門前の小僧習わぬ経を読むではありませんが、シロートのわたしが感じたことを一言。
自閉傾向のある人のハイパー律儀もあるのですが、講演参加のみなさまには正解幻想が強いと思いました。
例えば栗本さんの金魚体操にしても、神田橋先生の8の字体操にしてもそうですが、みなさん「正しい形」を知りたがるのですね。
でも、考えてみてください。
これら一連の”いかがわしい体操”の目的は、みなさまの心身を楽にするためのもの。
だから、手を当てる部位とか動き方というのは、実はみなさま本人でないとわからないのです。肝心なのは自分が「気持ち良い」と感じるかどうかだと思うのですね。
わたしの親しい人が神田橋先生から頓服薬を出された時、こう言われました。
「症状が起りそうな時に、これを飲みなさい。飲むタイミングはあなたにしかわからないから、”何か来そうだ”と思った時に飲みなさい」
そして効かないと思ったら、さっさと止めてほかのことをすれば良いのです。
それはあなたにもう必要ない行為なのですから(どのみち、お金が1円でもかかるものでなし)。
なんてエラそうに言う立場ではないのですが、会場に来ている多くの人が「正解幻想」でムダなエネルギーを使ってる気がしたので、差し出がましく申し上げた次第。
正解はあなたの体の中にあり。
栗本さん、そうですよね?
・・て、昨日の二次会はいつもツッコミを入れる栗本さん不在だったので、普段はキレているダジャレも、今一つ冴えませんでした(苦笑)。
今度はゼヒご参加を。市ヶ谷の釣り堀は行きませんけどね(笑)。