たまには食べ物の写真ばかりでなく、作品のUPも(苦笑)。
↑ こちらの絵はコカコーラカンパニーの重役の肖像画。水彩で描きました。
クライアントはコカコーラの仕事を請け負っている米国人社長で、モデルの方の来日中にプレゼント用に描いてくれという依頼。カリカチュア(curicature:戯画、ポンチ絵)風の水彩による肖像画がお望みとのことでした。
条件は富士山とコカコーラの工場を絵の中に入れること。
この方はなかなかの日本びいきで、富士山には3回登られてるとのことで、マウント・フジはどうしても入れてほしい。そして、富士の麓にあるコカコーラの工場も、その方の立場上、入れないといけないということです。
さらには、彼がアメリカに帰国するまでの1週間で描いてくれという、なかなかタフな依頼でした。
急に舞い込む話がある時というのは、だいたいにおいて仕事が立て込んでる時ですが、この時もまさしくそれ。とは言うものの、そんな時こそ集中力が高くなるもので、額装まで入れて何とか帰国前に完成いたしました。
はたして、依頼した会社もご本人もたいへん満足していただいたということで、良かったです。
水彩は短期間の依頼で、しかもリーズナブルに依頼をお引き受けできます。
ご希望の方がいれば額装まで含めていたします。
仕事の進め方としては、先ず下絵の提出です。いきなり完成品を出して、相手の思ったイメージと違っていたら大変です。
見ての通り、顔の部分とバックは切り貼りでコラージュしました。
こちらをお見せしたところ、「カリカチュアだったら、もう少し特徴を強調した絵に」ということで、別の下絵を一枚。
↑ 実はこちらの方が、はるかにご本人にそっくりです。
ところがクライアントのクライアントに両方をプレゼンしたところ、何と最初の下絵の方でやってくれとのこと。
直して、また直したら、最初のやつが良かったというのは、こういう仕事ではよくあるパターンです。
しかし、描き直したものはムダにならず、完成品はよりモデルの実像に近いものになったと思います。
これを機に肖像画の仕事の幅を広げられればいいなと思っています。
ご希望の方はご連絡くださいませ♪ リーズナブルにお引き受けいたします。