小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

花風社セミナー「自閉っ子、幸せになる力」!

2014-12-07 09:08:11 | Weblog

 

もりしーさんとちゅん平さん。ちゅんの笑顔がやや、引きつっているのはもりしーさんがこわいからじゃありません。実は一枚葉の下駄に乗って歩いているからです。もりしーさんに補助してもらってるんですね~。

昨日は新横浜ラポールのシアターで、もりしーこと森嶋勉さんとニキ・リンコさんのセミナーが開催されました。

ちゅん平こと藤家寛子さんも佐賀から駆けつけ、なんと会場の重たい椅子を設置したり、受付嬢をつとめるなど大活躍。

さすがはドラッグストアで後輩まで指導するというちゅん平、会場設置はみなで「チーフ」「チーフ、これはどこですか」と呼んで、誰よりも働いておりました。

10年前には人ごみにいるだけでフリーズを起こして倒れていたというのがウソのようですが、これはやはり花風社さんが言うところの「体を元気にする」ことによって、「治っていく」ということなんだと思います。

花風社にはもりしーさんと栗本さんという、いかがわしいおっさんの二大看板がおりますが(おまいう)、その中でもりしーさんは大阪でチットチャットという、体を元気にすることで、自閉っ子や障害者をどんどん元気にしていっているスポーツ塾を経営されています。

で、今回のもりしーさんのセミナーは10月の台風で流れたリベンジ版。

自閉っ子の場合、定型発達の人に比べて体のつながりが悪く、けん玉や卓球をやらせても動きが大ぶりになってうまく行きません。

もりしーさんは、最初からそういう子には卓球のルールに従わせるのでなく、その子のレベルに合ったやり方で指導するのですね。

どういうやり方でやるのかは、花風社さんの本を買っていただくとして・・・

↑ もりしーさんの考案した、卓球のデカラケ。
まな板を改造したものですが、これなら多少動きのつながりに問題がある子でも、小さなピンポン玉を打ち返すことができるというわけです。

自閉っ子相手にもりしーさんの アイデアは変幻自在。
まさに、自閉っ子相手のファンタジスタや~(ふろむニセ関西人)♪

なんと、壇上に集まった子どもたちを机の上に乗せ(会場の許可アリ)、突然電車ごっこをはじめました。

不安定な動くテーブルの上で子どもたちは、倒れたりしないよう、自分の体をコントロールするのですが、これには子どもたちも会場のお客さんたちも大喜び。

さすが、もりしー! 千両役者!
ちゅうか、ほんまもんの千両役者は子どもたちやで(さらに続くニセ関西人)。

たった2~3分の遊びの間に子どもたちの体は、何をどう動かすのか学んで行くわけですね。逆に言うと、数分あれば子どもたちは学ぶことをできる。
自閉っ子には、そういう力があるということでしょう。

午後はニキさんの講座(そちらはまた後日)、6時間にも及ぶ長尺のセミナーは飽きることなく、和やかな雰囲気の中で終わり、夕方はいつもの芳香園で懇親会。

今回は20人近い方のご参加でしたが、みなさん、花風社の懇親会は楽しいですよ~。

花風社さんの客筋の良さはもちろんなのですが、なにしろ懇親会の中で、治っていく人たちを間近で見てお話できるのですから!
機会があれば、ぜひご参加することをオススメいたします。

名古屋から来てるお客さんも電車の時間を気にすることもなく、素晴らしい時間を共有することができました。

みなさん、ありがとうございました!

 
コメント
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