小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

関東大震災~朝鮮人虐殺はあったのか

2014-10-20 09:58:03 | Weblog

家でアチャールを漬けてみました。アチャールはパパイヤやマンゴーの青い実をスパイスと塩で漬けたインドのピクルス。自分のキャラに名前を冠したものの、作るのは初めてでした。

 

 

昨日、NHKで「カラーでよみがえる! 東京100年の映像物語」にすっかり見入ってしまいました。映像のすべてが真実ではないものの、そこに写った建物や人々は、まさしくその時代に生きていた現実です。

その中でも関東大震災の映像ですが・・・意外というのもおかしいのですが、当時の被災者が東日本大震災と同様、まかないにきちんと列をなしていたことにわたしは少々驚きを覚えました。

その前に、松平さんのナレーションで「関東大震災では流言飛語で、朝鮮人が虐殺された」とありましたが、まかないに列をなす人たちが、本当にデマにまどわされて人殺しなどするかな? という疑問を覚えたのです。

朝鮮人が井戸に毒を入れたとか、放火して暴れている

真実かどうかわかりませんが、それは当時の新聞に掲載されています。
その情報が飛び交う中、疑心暗鬼となった日本人の被災者が、朝鮮の人たちを虐殺したという話ですね。

この話は、私が小学生5年の頃に南京大虐殺の話と一緒に、当時の担任の先生から聞かされました。当時の私は中国人も朝鮮人も区別がつかず、朝鮮半島に2つの国があるなんてことも、よくわからない子どもでしたが、その話を聞いて「日本人がずいぶん酷いことをしたんだな」と思ったものです。

さて真実や如何に?
と言っても、今となっては本当のことはわかりません。

ネット上では、当時の朝鮮人が本当に放火をしたり、略奪をしていたという情報もあり、日本人が虐殺をしたなんてウソだという声もあります。

もちろん列をなす日本人の被災者を見た限りでは、あの人たちが朝鮮人に手をかけたことはなかったでしょう。
ただ、当時からそういう礼儀正しい日本人ばかりでもなかったこともなかったことは確かです。

一方で戦後の日本では、日本が敗戦国となったとたん戦勝国気取りで暴虐の限りをつくした朝鮮人も多く、それはあの左翼マンガ「はだしのゲン」にでさえ描かれています。
実際にそういう目に遭った人の話も、何度も聞いてますから、それは本当に違いありません。

しかし一方で、今赤坂にあるコリアンタウンの先達たちは、あの地で商売をするのに、日本人に遠慮して当時赤坂見附駅から遠かったあの地に店を作ったと言います。
だから日本人も朝鮮人も一つではないということです。

私の個人的な考えでは、互いのイザコザで殺し合いがあったのほ本当じゃないかと思います。日本人による朝鮮人の虐殺があったと取り上げるなら、朝鮮人による放火があったとも取り上げるべきではないか。

そんなことをふと感じた次第です。

それにしても貧乏な頃の日本人・・・良い笑顔でした。
今の日本人。4~5年前よりは表情が明るくなりましたが、 これからはそのあたりも考えて暮らして行きたいと思いました。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする